将校 2018-09-02 16:18:57 |
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──別に黄昏てないし、不機嫌でもない。俺の事は何でもお前の耳に入るな……あの新人兵、お前が指導したんだろう?動きが良くなった。
(ノックの音と声が聞こえた方に視線を向けると想像通りそこには相手の姿。橙色の光に透ける彼の髪が眩しくて、少しだけ目を細めてそう答え。自分の情報は逐一相手の所に行くようで、呆れたようにそう言いながら再び窓の外に視線を向けると問い掛けて。時折この窓から外を見ると兵士達が訓練をしている様子を目にするが、この新人兵達は随分と動きが良くなっている。流石だと相手に視線を戻して僅かに笑みを浮かべると、椅子に腰掛けて再び机に向き直り。地図を見つめつつまた数回指先で机を叩いて。)
…静かなのは良いが何せ此の所やる事が無さすぎる、朝から晩まで地図と睨み合いだ。
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