【3L】 炭酸水 に 溶ける夢 o｡O [ｱｲｽﾊﾞｰｽ/特殊設定注意/ｽﾄｰﾘｰ重視/ﾛｽﾄ有り/背後相性重視]

>55 芦屋 園


いいえー。
(礼を述べて立ち去ろうとする相手に軽く返事をすれば、目元は涼やかでも頬は静かに綻ばせ、内心どこか浮き立った気持ちでヤカンに向かい合う。緑茶に使うお湯なら、沸騰はさせない。大言を吐いた身だからこそ、一層気を配ってお湯を温め、湯呑みに注げば、それを急須に通し。妙に綺麗なキッチンに視線を流すと隅にトレーを見つけたので、それにたった今入れたばかりのお茶を乗せ、テーブルへと運ぼうとすれば、ソファーで顔を覆っている相手の姿が目に入り。少し驚くと、トレーを手に立ったままだが、小首を傾げ、如何にも心配そうに相手の顔色を伺いながら)
……あれ、芦屋さん？ 具合でも悪いんですか？




(/またお越し頂けて何よりです^^ とても嬉しいですよ！>< ご多忙だったようでお疲れさまです。返信のペースについて承知しました。それでも、無理はなさらないでくださいね。あと、ロルは長短ご自由に。馬鹿長いなんてことはなかったですよ…！(笑) むしろ、今回こちらが今までと比して短めで、物足りなかったら済みません。元々、字数の振り幅が大きい人間なのですが、要望を頂いたら安定させますので、お伝えを。

そう言って頂けると背後としてもとても嬉しいです。有難うございます…！芦屋さんも終始可愛くて、毎回癒しを頂いていますよ(笑) こちらが相談した内容については、色好いお返事を感謝します。それでは期を見て、そういうロールも織り交ぜていきたいと思います！

良いですねぇ(笑)← 展開はこの後も時折、相談させてくださいな。ゆったりのんびりでも、お気持ちの続く限りはお付き合い頂けると幸いです。また、何かあれば仰ってください…！今回も長々と話してしまいましたが、特にそちら様から何もなければ、この辺りで一度、引っ込ませて貰いますね。/この背後発言は蹴り、ご自由に)

>56 雪原晴斗

___あっ、ううん、大丈夫!
(近頃コンクールでも作品展でも味わったか解らない謎の切迫に支配されている脳に、彼の伺うような声が響いて、思わずはっとして反射的な笑顔で上記を述べて。不思議だ。幾ら人柄に惹かれていて嫌われたくないと言ったって、何故公園で出会ってお互い名前しか知らない青年に絵を見せるのにこんなに緊張しているのか。自問自答の中、気を抜けばばくばくと鳴り出しそうなレベルの心臓を心の中で鎮めていると、ふっと相手の持つトレーが目に入り。自分では生成不可だとさっき思い知ったばかりのそれは、美しく透き通り小さく湯気を立てて、あるべき姿でそこにあった。思わずわあ、と感嘆を洩らし「ありがとう、凄く美味しそう。」と笑顔で言っては男同士だしいいか、とソファの隣を彼に勧め。相変わらず頭の片隅には緊張があるものの、彼の顔を見るとなんだかそんな気分も和らいでしまうのだ。矛盾しているようで不思議に成り立っているこの感じに、軽く既視感のような、しかし新鮮な感覚を持ちつつ。早くこのもやもやを終わらせねば。冷めないうちにお茶を飲みたいし、美味しく飲みたい。彼に気に入ってもらえることを祈るしかない、お茶でも飲みつつゆっくり見てもらえばいいのだ、等と思い立って、決心したように頷き。緊張がばれないように努めて笑顔で平静を装いつつ、すっと横の絵を手に取り、裏返しのまま彼に差し出し。)

雪原君、お茶のお供に…って事で、約束してたもの。なんか、こんなタイミングでごめんね??

(/ありがとうございます！毎度労いのお言葉も身に染みて感謝しかありません…!!
ロルに関しては私が大変返しにくい描写で返してしまったので、こちらが謝りたいくらいです!!汗
私としては、お互いその場で出た長さが丁度良いのかなと思っています!
此方も何か要望や指摘あればどんどん言って頂きたいです!!

これからも双方でやりたいことや、シナリオの進むベクトルを話し合っていけたらいいなと思っています!
了解です、それでは此方もここはドロンさせて頂きますね…!!)

>57 芦屋 園


そのお菓子に合うと良いんですが…。
(相手の様子は少し不思議であったが、取り繕うかのように向けられた笑顔は今まで通りで、具合が悪いようには見えなかった。内心、ほっとしていると、トレーのお茶を褒められ、控えめな笑みを浮かべて返答する。その後、テーブルの上に相手の分のお茶を置き、自分のはどこに置くべきかと一瞬、逡巡すれば、丁度そのタイミングで相手に隣を勧められたので穏やかな声音で「じゃあ、遠慮なく」と答え、お茶を置くのと同時に自分も席につき。

目に入った手土産のお菓子は、丁寧に素朴な和風の皿に乗せられている。彼にだけ食べて貰えばそれで良かったのだが、これは明らかに自分も食べて良いということなのだろう。相手の心遣いが嬉しくて、クスと笑みを零しては、暖かな気持ちのままお茶に口をつけ。

そこで不意に、ソファーの横に立て掛けてあったらしい絵画を相手が差し出してくれば、お茶を一度テーブルに置き、そっと慎重に両手で受け取り、裏返しにされていた表面をチラリと見て。……すぐに相手が先程まで相手の側でそうしていたように、まじまじと見ることはせず、自分の隣に置き直し。

内心、垣間見たプロの画力に、頬に朱が射すような気分の高揚を感じる。少し見ただけですごく綺麗だった。美しく、透き通るような色彩なのに、確かにその中に温度を閉じ込めた絵……これだけのものを、しかし、相手はまるで大したものではないかのように、緊張も傲慢さも感じられない、ただ爽やかで素直そうな笑顔で渡してきた。いやいや、これはそうやってホイと手渡すようなものではないんじゃないのか？ 一瞬の間に様々なことを考えれば、即座に相手に向き直り、だけれど、ちょっと、目のやり場に困っているかのように視線は逸らして「芦屋さん、この絵はお茶請けに見るようなものではないでしょう……」と言い。そこで再び絵画を手に取り、改めて両手で持ってじっと見ると、しばらく黙ってから、相手に視線を戻し、次は笑顔で)

素晴らしいです。本当に僕の好みの絵だ…。是非もっとちゃんとお礼をさせてくださいね！

>58 雪原晴斗


_良かった…
(絵を見る彼の顔を凝視、したいのは山々だが、どうにかこうにか我慢し、平常なふりをする事にする。次に発せられた遠慮がちな相手の声に、気に入らなかったかと一瞬焦るも、何か弁解…と考える間もなく、絵を眺める相手に気づき心身を停止させる。すっとこちらを向き直った優しい笑顔に続いて発せられた言葉に全身の緊張が解れたのを感じれば、隠し切れず嬉しさの溢れてしまっているだろう顔で控えめに上記を述べる。好み、嗚呼良かった。安心しすぎてうっかり天にも召されそう。「いやお礼なんて。雪原君が喜んでくれるのが一番だよ、」なんて余裕ぶっておじさん臭い返答をそのまま続けてみれば、照れ隠しのように思わず手を伸ばした緑茶に口をつける。そしてまた吃驚、「美味しい…」と、思わず口から零れ。美味しい緑茶は更に頬を緩ませて、なんともえも言われぬ多幸感と言った所。彼の方に向き直り、お茶の感想と賞賛を述べようとして、ふっと考えが過ぎり。思いついたという感じであ、そうだ、とお菓子を飲み込み零せば、お礼の話について下記を笑って述べ。彼にまた会いたいし、彼とご飯が食べられれば絶対楽しい…し、食生活のためにも、と思うのだ。)


絵のお礼、いらないって言ったけど…
たまにでいいからご飯、一緒に食べてもらえないかな…?
人と約束して食べないとまるで酷くて。

>59 芦屋 園背後様


(/背後発言のみで失礼します。今回も読んでいてとても楽しい素敵な切り返しをありがとうございました♪ わくわくしつつ、どう返そうかなーと、色々考えてみたのですが、良かったらまた、次レスで場面転換をさせて頂けませんか？

今回、芦屋さんは世話焼きの晴斗にとって聞き捨てならないことを言っておりまして笑、快諾するのは勿論でしょうが、きっと"何がどう酷いのか"興味も持ってしまうと思います。
追求するロールを回すのも有りかと思ったのですが、そうなると少し単調なロルになりそうかな、という気もしてしまいまして。

背後様に希望の流れや理想があれば、それに沿わせて頂きたいのですが、もし特に…ということなら、この後は>49と同様、二段分割のロルで、上段を快諾＋良ければ、冷蔵庫の中を見せて貰ったり詳しい食料事情を聞いたりして危機感を持った描写、にし、下段を会う頻度が一定して、互いに結構慣れた頃、お惣菜の差し入れ兼一緒に食事をしようと家に遊びに来たところ、等にするのは如何かと…！

ここまで双方遠慮がちで来たので、場面転換後は気安げな会話も楽しめるといいかなーなんて…。あくまで私が勝手に考えてみただけなので、気乗りしなければ遠慮はせずに蹴ってください。今回はとりあえず、相談のみで失礼します。お手数ですが、お返事をお待ちしています)

>60 雪原晴斗 背後様


(/こんにちは!!
こちらこそ毎度マイペースで拙いながらとても楽しませて頂いています!

気乗りがしないなんてとんでもないです!!主様の提案通り、場面転換をする方向でロルを回して頂けたらと思います…!!

食生活が"酷い"理由としては、以前の通り絵への没頭と生活力の無さですので、晴斗君の楽しみにお世話お待ちしております。笑
その期間ででろでろな駄目な大人になっているだろう芦屋の方も晴斗君の精神的な面にちょっとずつ気付き始めたりしているような感じにしていけたらなあ…と感じます。


今回の様に展開や場面転換などの相談はとても楽しいですし、積極的にしていきたいと思っていますので、今後とも宜しくお願いします!!

)

>>61 芦屋 園背後様


(/お返事をありがとうございます！乗って頂けて嬉しい限りです。今後の理想の展開についても承知しました♪それでは、次で場面転換をさせて貰います。
ただ一つ、聞いておいて申し訳ありません…(汗) 書き始めてみると上手く分割ができなかったので、やっぱり一区切りのロルで失礼します…(沈) 二枚舌ですみません。
また、直前の申告ながら、個人的には緊張が和らいだこのあたりで少し会話を重視してみようと思っています…！ 相対的に心情ロルの方が控えめになるかもしれないので、もし物足りなく感じられたら言って下さいな。では長々と失礼しましたが、再び引っ込ませて貰いますね。毎回拙いロルばかりでお恥ずかしいのですが、貴方様とのやり取りはいつも楽しませて頂いています！ こちらこそ、今後ともどうか宜しくお願いします！)

>59 芦屋 園


晴斗でいいですよ。
(視線は再び手元の絵画へ戻していた。その状態で"雪原君が喜んでくれれば"という相手の言葉が耳に届くと、全く無意識のうちにそんなことを言っていて。思い返してみても、何故ああいう台詞がつるりと口をついて出たのか、よく分からない。その後、相手の提案を切っ掛けに覗かせて貰った冷蔵庫の中身が、ほぼ空に等しかった衝撃で記憶が曖昧になってしまったのだろうか。……いや、さすがにそれはないか。とにかく"一人でいると食生活が酷い"と言った彼の言葉は、簡単に確かめてみただけでも偽りがなさそうで。謎の使命感に駆られ、度々夕食をともにするようになり、もう一ヶ月は過ぎただろうか。今日もこれから行けるから、ご飯だけは炊いておいてと電話で伝えておいたものの、最近は筆の乗りが良いと言って制作に没頭している様子であった相手は、果たして覚えていることか……。手作りの惣菜を片手に、もうすっかりそこまでの道順も覚えてしまったアトリエの玄関ブザーを鳴らして)

芦屋さん？晴斗です、来ましたよ。

(/付属トピックにてお声かけ頂き、始動が決定した物語りのあらすじと、キャラクターのPfを転載させて頂きます)


着想の概要

特異な体質に生まれてしまったが、好きな人ができたアイス。思いきって告白してみると、なんとOKを貰えたうえに自分も消失しなかった。幸せいっぱいで交際がスタートするが、やがて実は、恋人は"ジュース"で両想いの相手を消失させてしまった過去がある、ということを知る。しかし、自分はアイスのはずなのに、相手と一緒にいても消失しない。そこから考えられる最も信憑性のある答えは一つで、つまり……相手は自分を本心では全く愛していないということ。

アイスのPF

名前 : 入夏 蓮（いりなつ れん）
性別 : 男性
年齢 : 19

外見 : 身長は男性平均よりやや低く、それを誤魔化す為厚底の靴を好む。髪はくすんだ暗いブルーに染めているが、自分の技術が足りないため色はまばら。前髪だけ伸ばしピンで留めている。
映画や講義など特別な場合に限り、黒縁のメガネをかける。普段は基本裸眼で、人違いも屡々。
服装は若者らしく流行り物が好きで、黒を基調とした独特なデザインが多い。いつもリュックを背負っているが、大した物は入っていない。

性格 : 一人称は"オレ"だが、気を抜くと使い慣れた"僕"が出る。ほとんどの時間を教科書や携帯と過ごして来た為、礼儀も協調性もいまいち。
明るくノリが良い素直な子で、新しい物には興味津々。今まで友達らしい存在が作れなかったため、人と話すのには積極的だが、会話を繋げるのはやや苦手。
感情の起伏が激しく、顔に出やすい。また、子供らしい所や少々常識外れな言動が目につく。本人は極力気を遣っているつもりで、嫌われるのを恐れている。

備考 : 幼い頃から親に厳しく、かつ過保護に育てられたため、友人と楽しく遊んだ記憶はあまり無い。代わりに成績は優秀で、実家から遠いそこそこ良い大学に受かった。
親から離れたとたん開放され、今はかなり好き放題している。親を黙らせる為大学には一応入ったが、適当に済ませては、バイトを入れて憧れの専門学校の為に貯金している。生活費が中々削れないせいで、頭を抱えている。
恋人はおろか、好きな人すら出来た事が無いので、自分がアイスである事についてはまだ軽い気持ちで居る。

ジュースのPF

・名前： 天清 依澄（あますが いずみ）
・性別： 女性
・年齢： 23

・外見： 身長は平均よりやや高く、どちらかと言うと、スレンダーな体型。髪色はカッパーブラウンで、髪型は肩よりも少し長いぐらいのセミロング。黒鳶色の瞳は切れ長で鼻筋も通っており、そこそこに整った顔立ち。視力は低いが、眼鏡は使わず、コンタクトレンズを着用している。学内での服装は飾り気のないワイシャツと綿パンで、その上から白衣を羽織っていることが多い。しかし、本来、服の類は見るのも着るのも大好きなので、プライベートでは今時の若者らしい格好をすることもあるし、新品から古着まで幅広く着こなしている。

・性格： 一人称は"私(わたし)"。真面目で、集団内では基本的に落ち着きがあり、あまり自己主張せず、やるべきことは黙々とこなす傾向にある。大人しい人間に見られることもあるが、自分の意見ははっきり述べるし、不正や不実を嫌うしっかり者。シビアな現実主義者でもあり、表面的には冷徹な側面も持つ。だが、根はお人好しで、困っている人を見掛けると素通りできないし、自分の対応のせいで関わった相手が傷ついた素振りを見せようものなら、とても慌てるところがある。また、振るまいから与えがちな印象に反し、嬉しい時や楽しい時は素直にその感情を表に出すし、可愛いものが好き。辛いものも食べられるが、甘党であり、好きな色はピンク。趣味は映画鑑賞とウィンドウショッピングだが、健康志向で身体を動かすことも好む。嫌いなものは虫、苦手なものは暗闇と生き物全般で、後者については離れて見る分には平気だが、猫や兎でさえ触れない。

・備考： 三人姉妹の末っ子だが、二人目の姉はだらしない性格で反面教師としてきたことに加え、身長の高さ、四月生まれで同年生まれの人の中では毎年一番に誕生日を迎えてしまうこと等から、同い年の人とつるむとお姉さんのようなポジションに立たされてしまうことが多く、本人の性格もそれに適応してしまった節がある。
　大学院生であり、研究に勤しむ日々。金銭的にはあまり余裕がなく、隙あらば研究室が斡旋してくれる補助業務や大学生時代にアルバイトをしていた塾からの誘いに乗り、臨時収入を得ている。研究と生活費の工面にばかり熱を注いでいることは、うっすらと親にも把握されており、特に母親には「いい歳して浮いた話の一つもないのか」と心配もとい、落胆されていた。だが、両親には黙っていただけで、高校生の頃には両思いだった相手がおり、アイスであったその相手を失ってしまった過去を未だに引きずっている。実は研究に没頭しているのも、過去を振りきれず、一人残された現実を直視できないがゆえの逃避という面がある。これまでにも何人か声をかけてくれた男性がいたが、異性として好印象を持てる人とはもう二度と距離を詰めたくないし、そうではない人は面倒臭そうだったり、人としても好印象を持てない()ようなタイプだったりして発展しなかった。

ざっくりまとめ

○º○º○º○º○º○º○º○º○º○
゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜

＞1,＞2
└トピのベーシックデータ
＞3,＞4,＞5
└アイスバースとは
＞6,＞7
└トピの主旨と参加への流れ
＞10 付属トピへの案内
＞12 サンプルシナリオ

｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡゜｡
○º○º○º○º○º○º○º○º○º○


【進行中の物語り】

□芦屋×雪原
＞＞12 着想の概要
＞＞30 PF：芦屋 園
＞＞20 PF：雪原 晴斗
＞＞63 絡みの最終レス

□天清×入夏
＞＞64 着想の概要
＞＞66 PF：天清 依澄
＞＞65 PF：入夏 蓮
＞＞XX 絡みの最終レス


※PC名の表記は「ジュース×アイス」にしているだけで、受け攻めを意味するものではありません。

新年度。薄い青に染まった春の空には雲も少なく、浮かんでいる太陽は優しげで、敷地内の桜は無事に入学を果たした新一年生たちを祝福するかのように、今年も花を咲かせている。慣れ親しんだ大学ではあるが、かくいう自分も実は新一年生だ。尤も、学部生ではなく大学院生としてであるが。そういった事情で多くの在学生にとっては休日の今日も、前々から学校に来ることが決まっていた。そこに目をつけられ、入学式後に行われる学部生向けのオリエンテーションで、サークルを紹介する係に任命されたのはいつのことだっただろうか。他にも沢山のサークルがあるなかで、与えられた時間は僅か数分。印象に残る紹介をできたかと問われれば、正直、微妙なところだ。そもそも興味を持ってくれる学生は名前に引かれるのではないだろうかとも思う……。まぁ、それでも引き受けた以上は簡潔明瞭な解説を心掛け、無難にこなしたつもりであるが……――




>65 入夏 蓮


前から決めてたの？

(無駄に熱血な部長やその他の有志とともに、体育館の壇上でサークルの活動内容を解説してから、まだそんなに時間は経っていない。入部希望者が現れるにしても、明日以降になるだろうと踏んでいたのだが、部室に戻って仲間たちとちょっとした後片付けをしていれば、扉を叩く音がして。開けてみれば、相手は新一年生で、何とこのサークルに興味を持ったから、早速、見学に来たとのこと。感激した部長に招き入れられた少年は、興味を持ったというよりも、既に入部を決めているかのような雰囲気で。部長は、彼を誰が持ち込んだのかも不明なぼろけたソファーに通すと、少し雑談を挟んだ後に入部届けを差し出し。同時に"珈琲のお代わりを煎れてくる、判らないことがあったら隣のお姉さんに聞いてね"と勝手なことを言って席を立ち。それまではただ黙って様子を見ていたが、渡された用紙に早速、筆を走らせ始めた相手を見ていれば、浮かんでいた疑問を何の気もなく、無表情かつ平坦な声色で口に出して)




(/お待たせしました。拙いと思いますし、勝手に行動を確定してしまったところもあり、もしも、不快に思われたらすみません…() 一番上のは導入文で初回のみです。また、心情ロルや状況描写の多さ、その他にも気にかかった点があれば教えてください。さらに一応、息子様が"一人で来た"とは書かなかったので、場合によっては設定を足して頂き、誰かと一緒に来た、ということにして貰っても構いません。モブは部長も含め、自由に使ったり創作したりして頂いて大丈夫なので、そこもご了承願います。もし、宜しければ、この先もどうか宜しくお願いします…！)

>68 天清 依澄


うん？何が？

(今まで部活とは無縁に過ごして来たので、やっと部室を見つけノックするまでは面接やテストがあるのかと少し緊張していたが、部長は良い人そうだし、意外と簡単に入れて貰える様で感動する。入部届を受け取ると、ワクワクしながらザッと目を通しすぐに書き始めた。隣から声がするのは聞こえたが、目の前の作業に集中しているせいで目を合わせないし、敬語すら咄嗟には出てこない。本当なら先輩方に怒られても良い所だが、自分にはそんな意識が無く、少し考えた後すぐにばっと顔を上げて。)

あっ、映研に入る事を、ですね？うーん、前から決めていた訳じゃないんですけど…映画は一応好きです。
でも決め手はさっきのサークル紹介なんですよ。お姉さんが説明してましたよね？

(思えば、数年前に親からスマホを貰うまでは、家庭教師の大学生が部屋でこっそり見せてくれる映画が数少ない楽しみの一つだった。よって映画が好きなのは本当だが、サークルの活動内容に惹かれ入部を決めた訳では無く、先程体育館で説明していた人に、一目見ただけで入部を希望する程惹かれたのが本当の理由。そして、その人が今隣に居るのだから、胸は高鳴る。
本当なら始めから話し掛けたかったが、内装や部長の話に気を取られ、タイミングが分からず、相手から口を開いてくれたので 待ってましたと言わんばかりに喋り出す。裸眼だからといって、こんなに存在感のある人を見間違う事は無いだろうが、一応訊ねてみてはにっこりと笑顔を向ける。)




(/素敵な絡み文有難うございます！色々考えて返してみたのですが、拙く分かり辛いロルで申し訳ない…。心理ロルや状況描写は、自分では上手く書けないのですが、見るのは大好きなのでむしろ嬉しいです/// 此方こそ、ロルに改善点などありましたら教えて頂けると助かります！初っ端から失礼な発言をする息子ですみません(;w;)ガッツリ一目惚れしているが、本人は今の所まだ恋愛感情だと分かっていないので、そこの描写は少ないかもしれないです…増やして行きます。此方こそ、どうぞ宜しくお願いします！

>69 入夏 蓮


うん、そう。

(問い掛けてみれば、相手は入部届けに視線を落としたまま、あろうことかタメ口で切り返してきて。しかし、生意気だとか害意を感じるような態度ではなく。どちらかと言うと、天然……言うなれば"坊や"という印象を受けた為に厳しく叱りつけるほどのこととは思えず。ただ、こちらの質問の意図が伝わらなかったのだろうかと再度、口を開きかけると、それよりも一歩早く、察しをつけたらしい相手から確認が返ってきて、結局、肯定の言葉のみを返す。続けて、何ともなしにこちらを向いた相手をじっと見ながら、語られる話に耳を傾けていれば、途中でつい、ふっと吹き出してしまい。半ば無意識のうちに片手を軽く口元に添えると、それまで特に感情を浮かべていなかった表情を少しだけ緩ませ、おかしそうに「お姉さんってね……ここはもう大学だよ。知らない上級生は"先輩"って呼びかけておけば、大体間違いじゃないわ」と繋ぎ。その後、相手の手元にちらりと視線を送ってはそこに書かれていた文字を辿り、再び相手の方を見ると、最後はやや首を傾げ)

私は天清依澄。まぁ、覚えなくても忘れたら先輩って呼びかけてくれたらいいよ。君は……入夏蓮君ね？ さっきは確かに説明係をしていたけど…？




(/返しにくかったらすみません…！; そういう時は本当にいつでも言ってくださいね。そちら様のロルには一切気になる点もありませんでしたし、もし、こちらにも特に問題がなければ、このあたりで背後は一度、引っ込ませて貰います)

>70 天清 依澄


あぁ、そっか…そうですよね！先輩、すみません。

(自分の話を聞く相手がじっとこちらを見てくるので、何故か我慢出来ずに目を逸らしてしまう。笑った気がしてちらりと覗くと、前までの冷たい表情とは違う柔らかい笑みに見惚れ。注意されている事にやっと気付くと、慌てて返事をして謝る。上級生をお姉さんと呼ぶのはダメなのか、と知識としては覚えたが、何故いけないなのかは良く分からないので、恐らくまたやらかすだろう。)

天清さん…綺麗な名前、似合ってます！そう、好きに呼んで下さい！
さっきね、天清さんが説明してるのを見て、素敵だなと思って入ろうと決めたんです。何というか……なんだろう、説明が超上手かったのかも？

(言い慣れない先輩と言う言葉よりは、彼女の名前の方がずっと呼びやすそう。素直過ぎるゆえ、満面の笑みで似合っていると褒めたが、気持ち悪がられても仕方ない。心の中で忘れない様に数回繰り返しては、本人同様美しく良い意味で冷たそうな名前だと思う。
確認が取れると、ぱっと目を輝かせ相手を見つめる。確かに相手にひどく惹かれたのだが、何故そう思ったのかと考えると言葉につまる。説明している姿はかっこよくて、内容も 自分は彼女に気を取られていて良く覚えていないが きっと分かりやすくて、光に照らされた髪はキラキラしてて…。どうしても分からず、冗談で誤魔化してみるが、だんだん不思議に思えてきた。)




(/一切問題ありません！了解しました、では背後は引っ込んで、何があれば出させて頂きます。

>71 入夏 蓮


天清先輩。

(それとなくしてみた指摘への反応にも素直さが伺えるし、くるくると表情を変える相手の様子は何だか新鮮で微笑ましささえ覚えてしまい。それでも、次に続いた台詞……名前に対する誉め言葉は、言ってみただけの社交辞令かなと判じて特に気にとめなかったが、"さん付け"の呼び方のほうは、これも学内ではあまり一般的でないように思え、端的に訂正を入れて。しかし、それとほぼ同じタイミングで珈琲を両手に持った部長が戻ってくれば、すかさず『あーあー、堅苦しいなー』とクレームをつけられてしまい。呆れたように半笑いを浮かべつつ、機嫌も良さそうな部長は、テーブルに珈琲を並べながら『皆のこと、好きに呼んでいいよ。特に依澄ちゃんは今日から院生だし、天清さんって呼んでる人、他にもいるから。そんなお堅いサークルじゃないからね』と恐らくは彼に向けて付け足し。確かに"自分にとっては下の学年"という点だと、彼と変わりない部長が今のように呼んでいるのだから、学内の風潮はともかく、この場でするには説得力に欠けた指摘だったのかもと考え直せば、さっき、相手が名前以外のところも誉めてくれていたことを思い出して。ぼーっと自分の世界に浸っているうちにまた、無愛想な雰囲気に戻りつつあった表情に、再びほんの僅かな温情を取り戻せば、相手に向けてごく控えめな笑みを浮かべ)

そういえば、説明を誉めてくれてありがとう。ここでは映画の自主制作もやったりするから、君もそのうち、人前で話すのに慣れると思うよ。

(/一部参加者様との最終レスより、本日で二週間となりますので、お知らせも兼ねて一度上げておきます☆)

(/ほぼ同上。本日で最終レスから一週間になる方がいらっしゃいますので、報告を兼ねて一度上げておきます…！)

×お知らせ×

本日で全ての参加者様との絡みが中断状態となりました。以降は実質的にトピックそのものを休止させて貰いますので、返信は保証できません。

しかし、レスを禁ずる気はないので、気の向いた折にはいつでも書き込みをどうぞ！ また、このトピックで私が動かしたPCは、セイチャのイラスト系トピックでの利用可です。参加者様については、ご自身のPCなら同様に利用して貰って構いません。これまでのお付き合いを有難うございました。