【3L】 炭酸水 に 溶ける夢 o｡O [ｱｲｽﾊﾞｰｽ/特殊設定注意/ｽﾄｰﾘｰ重視/ﾛｽﾄ有り/背後相性重視]

>48 芦屋 園


アトリエ……本当ですか？ 遊びに行っても良いのなら是非。
(相手の誘いに笑顔で答えたのは、先週のことだったろうか。その時、相手から受け取った"連絡先の書かれたメモ"は今も手元にある。自室のベッドの上で仰向けに転がっては、それを暫し眺めてみて。不思議な人だった、何だか初めて会った気がしなかった──そういう所感を得ると、自嘲気味に一人、笑みを溢し。約束の日は明日。休日に誰かと過ごす予定があるのは、かなり久々だがその相手が公園でたまたま出会っただけの人だとは、なかなかシュールで奇妙な気もして。あの日は連絡先だけを交換して別れたが、帰宅後になって名前さえ教え合っていなかったことに気付き、最初に送ったメールではそれを聞いたのだった。相手は──芦屋さん、というらしい。それが本名なのかも分からない、何と気軽な縁だろう。流れでアトリエにも訪問させて貰えることになったが、仮にもし何かの切っ掛けで喧嘩をするようなことがあっても、すぐに切れる縁。……そこまで考えて、フッと溜め息をつき「……そもそも喧嘩する切っ掛けも思いつかないって。絵を貰いに行くだけなんだからね」と独り言を呟いて。いつの間にか周囲に壁を作るようにしていたが、何かを失うリスクもない軽い関係であれば、楽しむこともできるのかもしれないと、微かな期待を抱くと静かに瞳を閉じ、いつの間にか眠ってしまい)


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さてと、ここで合っているよな…？
(明くる日、金銭は受け取って貰えないかもしれないと用心して購入した手土産入りの紙袋を片手に、指定されたバス停で下車をすれば、周囲を軽く見回して。相手のアトリエはこのバス停のすぐ近くらしい。メールで到着したことを知らせてみれば、相手からは"迎えに行く"との返信があったが)



(/モノローグが多くて鬱陶しかったら、申し訳ありません; 場面転換させて頂きました！ また勝手に"迎えに来て貰える"ことにしてしまいましたが、このような点も気にかかった際は伝えてほしいです。
この後は、このままバス停のシーンで繋げて頂いても構いませんし、移動シーンを飛ばしてアトリエでも、どちらでもご自由に。

アトリエの詳細も把握しました！そのような情報を公開して貰えるのは有り難いし、楽しいですw イラストもゆっくり楽しみにしていますね…！)