地底摩天楼戦記(戦闘/初心者途中参加OK)

>レミュダ
…いったい何が起こりゃあんなことになるんだ?店ん中酷ぇことになってんじゃねーか。あの女、ただの酔いどれってわけじゃねーらしい。
(/崩壊した店の中を覗見たことで相手が何者か興味を抱き、相手が隠れた路地裏が望遠鏡で見えるよう僅かに距離を詰めて)

>神羅
ほぉ、ハエねぇ…まさかそんな方法で身バレするとは。やっぱ素顔で出歩くもんじゃねーな。御察しの通り、俺が情報屋の蒼覇だ。最もローブ着てねぇ時は情報屋じゃなく俺個人で動いてる時だが…何の用ですかな?お客様。
(周囲に他の人影が無いことを十分に確認すると、着流しの中に隠していたローブを素早く身に纏って顔を隠した後、ようやく相手の方に振り向いて)

>神羅

グオォォ！ガルル！！

「神羅……！今…！！」

(レミュダは隙有りと言わんばかりに野生の力をむき出しにして、木々やゴミの間から直接襲いかかろうとすると、ブラッドの緊急の血の壁に阻まれるが、その時シエラが合図を送り)

>蒼覇

……グルル…グオォォ……

(酒の酔いで能力まで制御できなくなっており、動物園から逃げたストレスの溜まった、かつフラフラな熊が、人目のない路地裏で彷徨っており)

>蒼覇さん
お隣失礼しますね。また雅な格好を……お似合いですよ(屋上のヘリに足を投げ出して座る相手の隣を陣取れば傘で見えなかった顔を確認すれば意外な相手で少し驚きながら感想を言い)
>レミュダさん
かしこまりました。ではレミュダさんをお借りしますね。(クスッと笑えばとりあえずは制服の工面ですかねと自分の替えの制服を相手に渡せばある程度摩天楼から離れた土地にある白く綺麗な西洋風の建物、私立典世学園に案内して)
>神羅さん
大人げなくなどないですよ。では貴方はどうして平和な摩天楼を求めるのでしょうか？平和って何ですか？(落ち着いた相手にそう答えれば自身も紅茶を口につけて再び世間話を再開しようとして)

>柊

うわ…いかにもお嬢様学校。

(普段から清楚とは縁遠い髪色と生活のせいか、制服のかなり違和感を感じるが、何事もなかったように着て柊と一緒に学校に繰り出すと)

>レミュダ
熊…?何だってこんなとこに熊なんざ。つーかあそこ、あの女が入ってった路地か。あの辺見る限り食われちゃいねーらしいが…まさか。
(熊の様子を目のするや、ふとある可能性に思い当たり、確証を得るべく観察を続けて)

>柊
そういうお前さんは、少しばかり顔色まともになったか。久しぶりだな。息災なようで何よりだよ、家出娘。
(隣に座った人物が自身のよく知る相手とわかり、口元だけで小さく笑みを作って見せて)

>蒼覇さん
会えて嬉しいよ。あなたからも色々と聞きたいことがあったんだ。勿論、情報を生業としている人だ…タダで聞こうとは思わない。…これでいいかな？
(数匹のハエを相手に見えないように自分の背中に止まらせ、能力を解除すればハエが数粒の米に戻っていくと同時にそれらが地面に落ち、相手にゆっくりと近づきながらジャケットの内ポケットから50万円は入っているだろう厚さの封筒を取り出すと相手の懐にスッと封筒を持った手を伸ばせばそれを渡そうとして)

>レミュダさん
ヤツの血を吸い尽くせッ！

ブラッド「ナメるなよ…これしきのことでぇェェ！！」
(神羅はシエラの合図とともに吸血コウモリをブラッドの方に向かわせるも、血の壁で防いでいたブラッドはそれに気がつくと手に持っていた血の槍を熊に変身しているレミュダの口内に叫びながら突き刺そうとして)

>柊さん
誰もが安心して暮らせる…なんてことは言わない。ただ、この地底で…この摩天楼で苦しんでいる人間が安心して暮らせる場所を確保してあげたいんだ。そして、平和とは良バランスな世界だとオレは思っている。
(相手の質問になるべく簡潔に述べようとし、最後に自分の考えを伝えた所で残っていた少量の珈琲をグイッと一気に口の中に含んでは飲み終えて)

>蒼覇

…グルル……グォ！！…うぅ…

(制御できない能力のまま暴れ回り、最終的に電柱にぶつかってようやく獣化が解け人の姿に戻り、ぐったりと雪崩るように持たれて座り込み)

>神羅

………？！………がぅ…。

(血の盾からのカウンターを喰らい、致命傷となる槍の先端が迫るが、大量の吸血コウモリはこちらも捉えており、しめたと性格の悪いニタリと笑う小熊に変化。体格差で槍を交わし、さらに盾も解けて無防備になると)

>レミュダさん
ええ、いかにもお嬢様学校です。さて、それじゃあ少しバレないように待っていましょうか(中に入るが意外にも警備員とかに止められる事はなく下駄箱までたどり着くとある生徒の下駄箱に何処から調達してきたのか葉っぱが三つついた白薔薇を下駄箱に入れれば待ちましょうと敷地内普通の木に身を預けて)
>蒼覇さん
生憎息災なんですよね。意外と私はまだ生きていろという事らしいですよ(笑みを浮かべる相手に苦笑をしながらどうも神様というのは残酷なようでと軽口を叩きながら眼下に広がる町を眺めて)
>神羅さん
なるほどなるほど。なら簡単ですよ。適当に勢力を作って適当に人々を庇護すればそれで完了です。私なんかを相手にするだけムダですよ(相手の答えに自分もズズズと紅茶をすすれば自分なりの答えを出して何事もなかったかのよう拳銃を返せば出口に向かい)

>神羅様
…良いでしょう。いったいどのような情報をご所望で?無論私が十分な情報を提供できなかった場合、此方はお返しすることになりますが。
(差し出された封筒を手にし、中身を確認すると、軽く頷いて取引に応じる姿勢を見せて)

>レミュダ
やっぱりあの女、シエラと同じ獣化の能力者か。あいつと違って制御は甘いように見えるが…となると例の実験の成功例があいつか…?
(相手の姿が熊から人に変わったことで自らが考えた可能性が正解だと確信を持ち、ふと何かを思い立ったのかローブを纏わずに近くまで降りて行って)
こりゃまた妙な女が居たもんだ。まさか人間が熊に変わるとは。

>柊
別に神なんぞは信じちゃいないが、お前さんが生き長らえてることは俺にとっても僥倖だ。生憎と、お前さん以上に面白いことをしでかしてくれる奴には会ったことが無くてな。
(喉を鳴らして軽く笑いながら冗談っぽく告げれば、何処からともなく取り出した缶ジュースを相手の頭の上にヒョイと乗せて)

>柊

なにやってんの？

(待ちましょうと言われるが、相手の薔薇を添えた行動にも疑問を感じ、しつこく尋ねるがなんだかんだ相手の言うことを聞いて素直に待ち)

>レミュダさん
ブラッド「何ィ！？こ、こいつ…小熊にも変身できるのか！…ハッ、しまった！！」
(ブラッドは相手が小熊に変身できるという情報を得ていなかったのか驚いた表情をし、血の槍が交わされてしまえば急いで体勢を立て直そうとするも既に複数の吸血コウモリがブラッドを包囲しており、血塊で防ごうとするも一手遅くコウモリ達がブラッドに一斉に襲いかかり)

>柊さん
アドバイスありがとう…きみの意見は非常に役に立ったよ………。
(返された拳銃をホルスターにしまえば自分も立ち上がり片手を上げて店員を呼べば代金を渡すとともに何かを受け取り、相手に見られないようにそれを右ポケットに入れれば相手の後を追うように小走りで出口に向かい)

>蒼覇さん
それで構わない。オレが今一番知りたいのは郷魔の組織についてだ。ヤツは既に何者かによって殺害されているが、それによって分裂した組織の1つである郷魔を心酔していた者達が作り上げた新組織がどうもキナ臭い動きをしているんだ。この組織の実態がどうしても掴めない…それであなたに頼んだワケだ。
(まるで郷魔の死は自分とは無関係といった口調で説明した後に最も知りたい情報を相手に伝えるとともにその理由も付け加えて話し)

>神羅

「諦めなさい……コウモリは…まだ大量につかえてる……。まぁ……小熊にも変化できるのは…私も初めて知ったけど……」

がうがう。

(シエラは大量のコウモリに囲まれもがくブラッドを見ながら、囮役を果たした小熊のレミュダを手で招き、ひょいと抱きかかえると)

>蒼覇さん
それは買いかぶりすぎですよ。それに今の私じゃ以前蒼覇さんを楽しませられませんよ(缶ジュースにつめたっと反応すれば相手の誉め言葉にはありがとうございますと礼は言うものの死の淵に立っていた当時程は多分無理ですよと苦笑して)
>レミュダさん
あれは今時珍しい待ち合わせの作法ですよ。古風過ぎて誰もしませんが。そしてあれは陽動ですしね(先程行った行動を解説すればしばらく待ってから校舎内に入り生徒会室をまっすぐ目指して扉をノックし明ければそこには明らかに人が良さそうな金髪の少女が目を瞑って座っており)
｢あら、これはずいぶん珍しい方がいらっしゃいましたね。そちらの方は……心拍数が常人の方より少し異変がありますね｣
>神羅さん
それは嬉しく思いますわ。全てを庇護しようなど土台無理な話です。一のとても不幸な人間を作った方が上手くいくものですよ。とても不幸な人間がいれば不幸な人間は不幸に気づかず幸福でいられるのですから(手をヒラヒラと振りながらそういって店を出れば相手とは反対方向に足を進めて/一区切りでしょうか？)

>柊

え？ウチのこと？

(柊に付いていき、金髪の少女のいる部屋に入ると、突如掛けられた言葉に困惑しながら、人の良さも全く受け取らずに無礼に聞き返し)

>神羅様
成る程。ではとりあえず、組織の構成人数と所在地でも出しましょうか。郷魔とはそれなりに因縁もございましたから、それなりのことは掴めておりますよ。…誰が奴を殺したのか、なんてことも勿論存じ上げております。敢えて誰とは申し上げませんが、奴に心酔するような輩が奴を殺した男を許す筈もございませんよねぇ…?
(言葉に含みを持たせながら言うと、メモ帳を取り出してサラサラと情報を書き込み。ページを千切って相手に差し出して)

>柊
死に向かう者と生にしがみ付く者じゃ全く別の面白さがあるもんだ。命を棄てる気が無くなった分以前のような派手さはねーんだろうが…何やかんやでお前さんはこの摩天楼を面白おかしく沸かせてくれるんだろうよ。そういう素質がねー奴を、俺は助手になんかしねぇ。
(相手が自分の期待に応えるだけの素質があると確信しているのか、相手を横目に見ながらはっきりと断言して)

>レミュダさん
一応紹介しますとここの生徒会長です。……自分が弱者であるために自分の目と足を潰すくらい危険な人です(一応といった感じで少女をレミュダに紹介すればあまり話とか聞かない方がいいですよと相手に忠告し)
｢紹介された通り目が見えませんから音は良く聞こえまして……貴女、心臓の拍動がときよりずれますね。まるでもっと大きな体に血液を送るような、そんな拍動をされますね｣(/このまま会長と話しても構いませんし学生コンビで情報について話を進めてもいいですがどうしますか？)
>蒼覇さん
……そう言う点については鋭いですよねぇ。おっしゃる通りですが、まあ適当に＊＊るなら……って感じですね。(相手の鋭さにスッと目を細めれば流石ですねと口にしあとは自分の死に様を演出するのが今の目標ですかねと遠くを見つめ)

>レミュダさん
ブラッド「血が…俺の能力が…ぐっ、このままでは…やられてしまう。何の成果も得られないまま…やられてしまう。あの方は俺を希望だとおっしゃってくれた…。ただでは死なない…あのお方の目標達成に少しでも近づけるのなら…あのお方が望む未来になるのならッ！！」

まずい！全員何かで身を守るんだ！
(吸血コウモリに血を吸われていくブラッドは能力も発動できずにいるが、このままでは倒されてしまうと判断したのかコートの中から手榴弾を取り出してはピンを抜いて自爆しようとし、それを見た神羅は何か危険だと感じては全員に対策を取るよう指示するもその瞬間に爆発が起これば飛散したブラッドの無数の血がまるで大量に放たれた弓矢のように降りかかってきて)

>柊さん
一の不幸な人間…か。確かにその通りだよ…だが本当に不幸な人間は果たして誰になるかな？
(此方も反対方向に歩いていたが、少し離れたところでピタリと足を止めれば先程店員から4つほど受け取ったパンの切れ端を毒を持った蜂に変化させ、放たれた4匹の蜂は相手の首や腕と足に目掛けて襲いかかろうとして/実は暗殺しようとしてました…。でも一区切りでもありますしここで一旦終わらせても大丈夫ですよ。)

>蒼覇さん
さすがは情報屋だ…ほとんどの情報が載っている。だが気がかりな点もいくつかある。…まず、郷魔を殺した人間を知っているだと？それを最初に説明してもらいたい。
(相手からメモ紙を受け取り読んでいけば自分が掴めなかった情報まで書いてあることに感心するも、読み終わったメモ紙を折って胸ポケットにしまえば相手をジッと見て含みを持った言葉の意味を聞き出そうとして)

>柊

なぁなぁ…生徒会長。そんな耳のいいあんたに聞きたいことあんだるんけど。

(半ば自分の招待が見破られれば、動じずむしろ悪そうな顔浮かべ、柊の制止も聞かずに、生徒会長に生意気に尋ねると/せっかくですし学生コンビで話進めたいです！)

>神羅

…………………。

「………あいつ…自爆を……。……！…レミュダ…！？レミュダ！」

(一瞬の出来事のあと、辺りは一気に静かになり、シエラはまだ自分の意識があることに気づくが、何やらふかふかな毛かつ大きな体に包まれていることには遅れて気づく。レミュダは血の矢をもろに受け、シエラが冷静を欠きレミュダの名前を呼ぶが返事がなく)

>神羅さん
何もされないわけはないですよね。そりゃつけられますよね。ですから(そう言えばジグザグに摩天楼内を走り出して洗車をしている横を走り抜ける等逃走を工夫して撒いて)
>レミュダさん
｢なんでしょうか？柊さんが巻いてくれた私の兵隊がそろそろ帰って来ちゃいますよ｣
(レミュダの言葉に人の良さそうな笑みを浮かべたままに尋ねてきたレミュダの方を向けば声音から推測しつつ耳を傾けて)

>柊

摩天楼の外、人を動物兵器にしようと人体実験してる研究所を探してる。何か聞いた事ない？

(柊が巻いてくれた兵隊も気になるところだが、時間がないことを迫られ、簡潔に用件を伝えると)