地底摩天楼戦記(戦闘/初心者途中参加OK)

>レミュダさん
そ…それはすまなかった。確かにもう少し早く動いていたらもっと何か掴めたかもしれないな。よし、利害の一致ということでお互いに協力しよう。……それと、オレの本当の名前はリーパではなく神羅だ。
(進展してないという言葉と不貞腐れる相手を見ては自分の力不足を実感して謝罪し、相手の能力は頼れると感じれば協力するように言い、自分の本当の名を伝えては握手を求めて)

>神羅

…お前言ってること全部嘘じゃん！

(相手が本名とやらを名乗ったことにカチンと来て、握手の手を払い相手の頭を軽く警棒で叩くツッコミをかますと)

早速協力してほしいことあるんだけどさ。シエラってそんな強い人なの？お礼したいなら、いっそ会っちゃおうよ。

(茶番をここまでにして、真剣な表情で次どうするかと話を持ちかけると)

>レミュダさん
ハハッ、きみが信用できるかどうかわからなかったからね。……シエラさんにか。強い人かどうかは会ったことがないからわからないが、実力は本物と聞いている。彼女には感謝もしているしお礼もしたいが、敵対勢力の1人であるオレが彼女のシマに入るのは果たしていいのだろうか？
(ツッコまれると冗談めかして笑いながら答え、真剣な表情になる相手を見れば察知して此方も真面目な顔をしては今の気持ちを伝えて)

>神羅

なおさら会いやすいじゃん。いっそそのシマに入って、シエラさんに会いに来ました。って言えばいいじゃん。

(作戦にもならない作戦を堂々と相手に伝える。大雑把すぎて伝わっているか危ういが、どうやら神羅が敵対勢力なのを利用して、その反応でシエラに会おうと言いたかったようだが、自分は変に自信を持っている様子でいると)

「邪魔するぞ。おい！ここに"シエラ"っつう女がいるはずだ」

(昨日、自分をゴミ箱に放り込んだギャングが数を増やしてホテルにずらずらと入店してくる。ここでもレミュダは偽名を使っていたのか、聞き覚えのある名前を指し、男集団は周りを脅しまわっていると)

>レミュダさん
恐らく彼女の場所に辿り着く前に部下の許しが得られないだろう。彼女達の組織に多くの犠牲者を出してしまったのは、オレ達の組織のせいなのだから……ん？またヤツらか…しつこい連中だな。というかきみ、あの連中にもシエラさんの名前を使っていたのか？これは面倒なことになりそうだ。……おい、あんた達…このホテルで暴れまわってもらうのは困るんだが。
(未だに会いに行くことを躊躇っており、俯きながらどうするか考えていた所に怒鳴り声が聞こえたため頭を上げれば見覚えのある顔を見るなり肩を落とし、面倒くさいといった表情をしながら呟けば集団の前に立ち塞がり一言を発して)

>神羅

だーかーらー。適当に名前作って、ほんとに居ると思わなかったんだよ。

(騒ぎを起こした張本人は、頬を膨らまして再びふてくされていると)

「兄さん！"シエラ"だけじゃじゃねぇ！こいつだ！こいつにも用があるんだ！」

(熊の爪の跡が大きく付いた構成員の一人が慌ててリーダー格の男に伝える。思い出したように、構成員は神羅を指さし)

>レミュダさん
とりあえず、ここできみに熊になられても困るからオレが何とかこの場を収める。……昨日は少し情けをかけたが、今日は最初から容赦はしない。
(後ろを振り向いては任せてほしいといった顔で相手を見て、再び集団の方に向けば服の左ポケットからトランプケースを取り出して、手のひらに54枚のトランプを乗せると膝をつき1枚1枚をサソリに変化させていき)

>神羅

「な、なんだあれは……あいつもバケモノだ！」

(ギャング達は二人相手をリンチにするはずが、見る見る増えるサソリに壁に追いやられる。しかし、ギャング達は戦闘体勢に入っており、怒号を発して向かってくると)

ここじゃなかったら、いいってことー？……ええと、あ、居た！

(呑気に行儀悪く座りながら、ギャング集団に振り向き、何やら集団の中から誰かを探している様子。見つけると相手の忠告を半ば聞かずに、サソリ軍団の間をすり抜け駆けていく。自分に見覚えのある２人の構成員をひょいとホテルの外をつまみ出そうとすると)

>レミュダさん
バケモノとは心外だな…オレは普通の人間なんだが。それはそうと、そのサソリは地底にいるサソリの中でも一番毒を持っているサソリでね…少しでも毒を注入されれば命はない。
(向かってくる集団のくるぶし辺りを刺すようにサソリを操り、戦闘に夢中になっているため相手の行動まで把握できておらず集団の方をずっと見ており)

>神羅

…さてと、あそこで暴れたら怒られるから……ｺﾉ…ﾏｴﾉ…ﾂﾂﾞｷ…ﾀﾞ…！！グオオアア！！

(つまみ出した構成員は、自分をゴミ箱に放り込んだ男と、前々日にふっかけてらしい男であった。見る見る体から毛を生やし、二回り大きい熊に変わる。男二人は涙目になりながら、熊の振りかざす腕に叩き潰されていると)

>レミュダさん
あと数人ってところか……よし！とりあえずは片付いたか。すまないが、ここのくたばっている連中を外に出すのを手伝って……ん？どこに行ったんだ？そういえば見覚えのある敵もいなくなってるぞ。まさかッ！
(サソリに刺されたギャングの集団がバタバタと倒れていき、床で痙攣している者や呻き声を発している者で埋め尽くされると能力を解除しサソリがトランプに戻るのを確認すれば後ろを振り返って相手に手伝ってほしいと伝えようとするも、昨日の敵も含めて姿がないため攫われたのではないかと危機感を感じれば急いで外に出ようとし)

>神羅

…ヴォフ……グルル…

「ひ…こうなったら…死んじまえ！」

(ギャングらは金品を奪うために来ていたが殺す予定はなかったようで、追い詰められた最後の一人が、獣の弱点とも言えるピストルを発砲。命中して熊のまま高い声で鳴き)

>レミュダさん
銃声！？…レ…レミュダさんッ！キサマァ！！
(外に出れば銃声が聞こえ、その方向に目を遣ると弾丸が命中した相手を見るなり激昂し、ハンドガンをホルスターから取り出せば構えて相手を撃った敵の額に目掛けて2発、発砲して)

>神羅

…グオオアア……っく！…最悪…。

(ピストルを持っていることを想定してしなかった甘い読みで負傷し、熊から人間の姿に戻る。最後の１人は神羅に倒され、これで全員が倒されるが、こちらも重傷で膝をつくと)

>レミュダさん
おい、大丈夫か！？……少し傷口を見せてくれないか？
(敵が倒れるのを確認すれば膝をつく相手の背中を支え、心配そうに相手を見れば傷の状態を確かめようと尋ねて)

>神羅

大丈夫…しくじった。

(相手にもたれかかり、押さえていた手を傷口から一旦離す。一般人はざわつくどころではなく逃げ周り恐らく目立ってしまうことは不可避だろうと気づくと)

>レミュダさん
一応意識があってよかった！…とりあえず中にある弾丸をまずは取り除かなくては。少し痛いかもしれないが我慢してくれよ。
(周囲のことは眼中になく、相手の傷口一点に集中すると自分の右中指を傷口の中に突っ込み、弾丸に中指が触れればその弾丸をコガネムシに変化させ、スポッと中指を傷口から引き抜き)

>神羅

……っ！…うああ！…あぁ！！

(素直に言うこと聞かず、応急処置の痛みで足をバタバタさせているが何とか銃弾が抜かれ落ち着きを取り戻すと)

>レミュダさん
これでまずは大丈夫だが、止血もしなければいけないな。それと、一応病院にも行った方が良さそうだ。…しかし今動くとまた出血するかもしれない。今回は我儘はダメだよ。
(相手を一旦寝かせ自分の羽織っていたジャケットを脱げば相手の傷口に巻き付けて縛って止血し、再び相手の背中と両脚に手を回しゆっくりと起こしながら横抱きしようとし)

>神羅

…ふぅ……え？…あれ何…？

(わがままを止めろという無茶なことを、今はやむを得ず聞くしかなくされるがままになっているが、見ている先に不穏な集団の姿を見つける。何やら先程倒したギャングらと風貌が似ており、新手が来たのかと軽く絶望するが)

「まだ息がある人の手当をして……。大丈夫…？」

(現れたのは黒髪、蛇のような鋭い目をした女性。自分に近づき上記尋ね / 我慢が出来ませんでした…。)