心咲美羽 2013-03-20 22:17:26 |
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ん...、
あぁ!!、隼人くん、
(目がトロンとしていて頬がほんのり紅い。どうやら熱があるようで、性格が一変しているようだ。「...だぁい好きぃ、」と言い乍相手の首に腕を回し、お土産屋さんの前だというのに唇を重ねて、
んっ…!、
…はぁ…、しょうがないな。
( いきなりの口付けに流石に驚くもののぽんぽん、と相手の頭を撫でて唇を離すと周りの目線が気になるが構わずにひょいっと相手をお姫様抱っこで抱き上げ、急いで家に帰るか…、と考え乍歩き出して
ふふっ、
隼人くんにお姫様抱っこなんて...、
(そう言い乍緩く微笑み、最後まで言い終わらないうちに寝てしまったよう。「...ん...、」と相手の胸らへんのシャツを赤ちゃんみたいにぎゅっと握り締めれば安心したようにぐっすり寝息をたてて眠り、道行く人々はこの異様な光景を見て、吃驚しているようだ、
…本当に子供だな、お前は…。
( いつの間にか眠ってしまった相手に視線を落とし、呆れ半分で溜息を吐きながらもどうやら相手の服は一応乾いた様で安心した様に見て。周りの視線を感じつつ少し早歩きで寮の部屋までつけば片手でドアを開け、急いで相手の部屋まで行きベットに下ろそうとするがシャツを掴まれて離せず「…美羽、手を離せ。」と囁き
...ん...ぁ...、
(耳元で囁かれてピクンとして、目をちょっとずつ開けては、「...あれ?、何でベッド...、」と自分が寝ているベッドを触り、相手を見上げて首を傾げては、どうやらあのキスや、お姫様抱っこ等は覚えてないようで、
…取り敢えず寝ろ、熱が下がったら全部話してやるから…。
( 相手が起きた事に安心し、様子を見れば相手は覚えていない様子なので呆れつつも今動揺させると逆に熱が上がるのでは…?、と気になってしまい結果的に何も話さないことにして。「暫く寝ろ…水とか持ってくるから。」と言って立ち上がり
ん...、
じゃあお言葉に甘えて...、
(そう言い乍目を瞑り、夢の中へと旅立つ←。毛布を顔ぎりぎりまで被り、気持ち良さそうに眠る、時々寝息等を立てて寝返りを打ち、今までは独りだったので看病とかしてくれる人が居なかったが、今は彼氏とお父さん代わり的な事をしてくれる相手に起きたら御礼を言おうと決め、
ふぅ…、やっと寝たか…。
( 疲れた様子で息を吐けばリビングまで行って薬と水を用意しつつ自分も適当に着替え、相手が起きた時の事を考えて台所へ行くと先ほどの忙しさや焦りがなくなって何処か眠そうに欠伸しつつもお粥を作り始めて
...ふぁ...、
ん...、
(変な寝息をたて乍寝返りを打てば、今お粥を作ってくれてるなんて知りもしない様子。いつも隣に居る人形の太郎←、が今日はぎゅぅっと抱き枕にして握り締められてるようで、太郎はきっと窒息死するかもしれない、
起きたら食べれるか…。
( コトコトとあっさり卵粥を作れば一応冷ます為においておき、相手の様子を一旦見に行こう、という事で部屋まで戻ってベットに居る相手を覗けば案外大丈夫そうに眠っており、安心した様子で目を細めて頬を緩め
―40分経過―…
...ん、
(目を擦りながら上体を起こし、「あれ?、私寝て...、」とキョロキョロ部屋を見渡し、取り敢えず隣のテーブルに置いてあった水を口に含み、今いる状況がいまいちよく分からない様子で、
…ん、起きたか?
( 相手の隣に椅子を置いて眠そうにぼんやりとしていれば相手の声が聞こえて顔を上げ、「体の調子は大丈夫か…?」と言って相手の額に手を置いて
うん、熱はもう下がったみたい、(目を細め乍相手を見上げ、「看病してくれたの?、ありがと、」と緩く微笑み乍御礼を言えば、眠そうな相手を見て、よっぽど疲れちゃって眠いんだろうなぁ...、と申し訳なく思い、
ん…大丈夫そうならよかった。
( 眉を下げて頬を緩めれば立ち上がり「ちょっと待ってろ…、粥作ったから持ってくる。」と言うと台所まで戻り、火をつけて温めて、心の中では相手が大丈夫そうでよかった、と考えて
ん、ありがと、
(頬を緩めて御礼を言えば、あぁっ!!、と何かを思い出し、バッグからガサガサと何かを探し、「ん、あったあったー、」とクラゲのキーホルダーを持ち、それを携帯に付ければ微笑ましそうに見て、クラゲのもよもよ←、の所をつんつん、と人差し指で指せば、
どうかしたか…?
( 声がした気がして盆に粥を乗せたまま相手の部屋に入って不思議そうに相手を見れば取り敢えず先ほどの椅子に座り相手の膝に盆を置いて。相手の携帯を見れば「つくづく面白いよな、それ」と呟き
このもよもよが可愛い、
(ニヘラ、と緩く微笑み、携帯を持ってベッドに向かえば座り、相手が作ったお粥を見て、「わぁ、美味そう!!、」と言い乍舌舐めずりをし、丁度お腹が空いていたようで、ナイスタイミングだなぁ、と思い、
可愛いかどうかはよくわからないけどな…。
( 改めてキーホルダーを見れば複雑そうによく見て首を傾げ。「味は悪くないとは思うけどな…。」といいつつ大丈夫か…?と考えながら相手を伺って
...美味...、
凄く美味い!!、
(一口ぱくり、と食べると卵が口に入ると溶けて、凄く美味い。「隼人も食べる?、」と首を傾げ、相手にスプーンに乗っけたお粥を持っていき、あーん、と言えば、「美味い?、」とまるで自分が作ったような言いぐさで、
…なんだそれ。
( 調子の戻った相手を見て少し吹き出し、「はいはい…あー…。」と言って食べてみるとそこそこにおいしいと思い、「ん…今度俺が風邪になったらお前が作ってくれよ?」と言って相手に手を伸ばし、優しい手付きで髪を撫でて
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