そのパンはしあわせの味/〆

そのパンはしあわせの味/〆

匿名さん  2019-10-23 22:21:13 
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この世界は私たちが知っている世界とは違う世界。その世界には、魔法や様々な種族、そして魔物が存在している、いわゆるファンタジーの世界。人間やエルフ、人狼やケット・シー、吸血鬼に龍人と様々な人種がいて、ときには手を取り合ったり、ときには争ったり、種族の壁を越えて結ばれたり。

そんな世界のある穏やかな村で、一人の青年と一人の少女の幼馴染同士が営んでいる、それは大層繁盛しているパン屋、「le・berry(ル・ベリー)」がありました。ル・ベリーのパンはとても有名で、郊外の村や王国からも買いに来るほどでした。
店から元気な声が聞こえる。
「おはようございます!今日もしあわせのパンは美味しく焼きあがりました!」

これは、そのパン屋の二人が繰り広げるほのぼのファンタジーNL生活です。

(/25613様お待ちしてます!)


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  • No.21 by ミルファ  2019-10-27 11:44:21 

はーい、お任せください
(辺りにパンの焼き上がる食欲をそそる香りが漂い始める頃にはこちらの開店に向けての準備も粗方終わっており、ちょうど手の空いたタイミングでパンの焼き上がりを告げられると早速それらを店内の陳列棚へと並べるべく厨房へと受け取りに向かい、種類ごとにカゴへと詰め替えれば店頭へと次々お手際よく並べていき。そしてなんといっても今日の目玉商品であり新商品のメンタイフランスは店内中央の1番目立つ位置に置いて『新商品』とデカデカと書かれたポップを添えるとひとまず試食用に一、二本切り分けることにして、焼きたてでカリカリの生地にメンタイコを使ったペーストがジュワッと染み込んだその逸品に思わず生唾を飲み込んで、いけないとわかっていても一口だけなら…という悪しき誘惑には抗えず一切れぱくりと頬張れば口いっぱいに広がる美味しさにほっぺたをおさえてなんとも幸せそうな表情を浮かべてみせたのも束の間、やはり罪の意識も大きいのか深く反省をして)
うぅ…私はいけない子です…と、とにかく仕事の続きをしましょう

(/そうですね、せっかく色々考えたんですから全部実現させてやるぐらいの気概を持ってやっていきましょう!今後とも末長くよろしくお願いします)

  • No.22 by シエテ=イグニス  2019-10-27 13:08:53 


今の、ミルファのお給金から引いておくねー。
(厨房と売り場は一つの窓口からお互いに覗けるようになっており、ふと、売り場の方を向けばそこには竜族の幼馴染みがつまみ食いをしている現行犯を目撃して、たかが一切れのつまみ食い分の給金など微々たるものだがしっかり目撃したことをからかい半分に告げて。その間にもどんどんパンが焼き上がり、店に並べるパンとは別に予約のパンを焼き上げると、「そろそろ開店しようか。ミルファ、開店の札出してくれる?」と、そろそろ頃合いかと思い立てば、売り場の相手へと声をかければ一旦一息ついて。)

(/こちらこそ、末長くよろしくお願いします!)

  • No.23 by ミルファ  2019-10-27 14:34:36 

あぅ…ご、ごめんなさい。あまりにも美味しそうでまるで誘われるようについ、手がですね…
(先程まで厨房で忙しく作業をしていたはずの相手に、まさか決定的ともいえるタイミングで犯行現場を抑えられるとは思いもよらず、肩をビクッと大きく跳ねさせて恐る恐る首を後ろに向けて振り返れば胸元で指先を合わせて俯き上目がちに反省の弁を述べて、当然問題は給金が引かれることなどではなく自身の失態が見咎められそれをネタに揶揄われてしまっているということで、純粋に恥ずかしいやら情けないやらで精神的なダメージを受けていて。思えば先代の彼の祖父の元で手伝いをしていた時もこんなことが何度かあったなあとどこか懐かしく、我ながら進歩していないなあと思う自分もいて内心苦笑してしまって。しかしそんな思い出に浸る間も無く開店の時間となればすぐに気持ちを切り替え、気合を入れ直すと「もうこんな時間ですか、わかりました。それじゃあ今日も一緒に元気に頑張りましょうね」最後にもう一度相手を振り返って意気込みを口にすれば店先のドアに『Open』の札をかけて)

  • No.24 by シエテ=イグニス  2019-10-27 15:02:08 


はは、冗談だよ。でも、ミルファがそう言ってくれるならメンタイフランスは大丈夫そうだな。
(どうやら相手は反省しているようで、その様子が見られると、それこそつまみ食い、それも試食分の給金など微々たるものなのでそれくらいサービスだと言わんばかりに先程のことは冗談だと述べて。そういえば、祖父がまだ現役の時も2人で手伝っていたときに2人でつまみ食いをしてゲンコツを食らっていたななどと懐かしめば「ミルファはミルファのまんまだな。」と、からかうように言って。「うん、今日もがんばろう。」と、こちらを振り返って切り替える相手にそう答えると、店が開店した途端、客がドッと押し寄せて。次々と減っていくパンの様子を厨房から見ながら、どのパンをどのくらいの量、どのような順番で焼き上げるかを頭の中で組み上げていけば「ブルーベリーデニッシュ、ラズベリーのスコーン、アップルパイ、あとバゲット上がり。焼き立てでーす!」と第2波が焼き上がり、窓口で相手に渡しながら売り場の客にも聞こえるように焼き立てだと宣伝して「この調子だとすぐに店閉めないといけないや…」と、朝のラッシュはやはり強敵だと呟けば、「メンタイフランスはどう?」と、本日目玉の新作はどうであろうかと問いかけて。)

  • No.25 by ミルファ  2019-10-27 20:13:29 

いらっしゃいませ、焼きたてのパンはいかがですかー?新商品のメンタイフランスを是非ご賞味ください。あっ、ありがとうございます。……おはようございます、クレアさん!ご予約の食パンですね、少々お待ち下さい!
(開店と同時に沢山の客で賑わう店内、特に朝は朝食の為にパンを買いにくる客で混雑し目の回るような忙しさだが、これも毎日のことなのですっかり慣れたものでレジ対応、焼き上がったパンの陳列、新商品の売り込み、予約していたお得意さんの対応など一つ一つの仕事をテキパキと淀みなくこなしていき。この店があるのは決してそこまで大きな村ではないはずだが、それでも毎日沢山の客で店内がいっぱいになる、これだけの客を虜にする彼のパンはやはり凄いなと、ただただ感心するばかりで。試食を用いた宣伝の甲斐もあってか新商品のメンタイフランスは人気商品の果実を使ったパンに次ぐ売上でみるみるなくなり完売御礼の状態となり、他のパンも次第に売り切れとなる商品もちらほら見受けられるようになると、いくら材料の備蓄に不安があるとはいえお昼ぐらいまでは大丈夫だろうと考えていた見立てはもしかしたら甘かったかもしれないと思い直し「お陰様でメンタイフランスは完売です、試食も好評でしたからリピーターも期待出来ると思いますよ。あ、それとパンは今焼いている分でもう最後ですよね?このペースだとお昼まではとてももちませんよ」新商品の感触と店頭のパンの売り上げの様子を相手へとありのまま伝え、これまでの経験則、今の調子だと見立てよりも早く店じまいをせざるを得ない状況だと説明し)

  • No.26 by シエテ=イグニス  2019-10-27 23:47:13 


(レジ対応、パンの陳列、予約商品の対応など、テキパキとそつなくこなす相手を見ていれば「成長したなぁ」などと感心しては、「そうだな…材料がないのはどうしようもないから、お客さんには悪いけど今日はこれまでにしよう。」と、これほどまでに早く売りあがるのは珍しく、予想外であったと思いながら、今日はこれまでにすると相手に告げて。最後のパンも焼き上がり、そして午前中に売り切れになれば「ふぅーっ」と長い一息をついてバンダナを解いて。冷蔵庫の中を確認すると卵、小麦粉、バター、果実がからっぽでミルクも明日を乗り切るには不安な量になっており、今回の買い物は大量になりそうだとため息をついて。そして、相手と自分のまかないが出来上がれば「ミルファー、一息ついてから買い出しに行こうか。」と、売り場の相手に声をかけて。)

  • No.27 by ミルファ  2019-10-28 07:43:41 

仕方がないですね、でも偶にはこんな日があってもいいと思います、いつもは朝から晩まで慌ただしい毎日ですから多少なりとも気分転換は必要です
(本来ならこれでもようやく一つの山場を越えたといったところでまだまだ本番はこれからというところだったが、朝のラッシュを乗り越えた後に待ち構える昼のラッシュを戦い抜くだけの余力がない以上はやはり店を閉めるという選択をするしかなく、それに関しては相手も同じ認識であるようでバンダナを外して戦闘態勢を解いたのを見れば「お疲れ様でした」と労いの言葉をかけ。実際こんなに早く店を閉めなければいけなくなるのは想定外のことだったが、日頃休む間もない程に忙しい毎日、商売人としてはこの上なく嬉しい事ではあるもののそれでも偶には息抜きとなる時間も必要だろうと思うのもまた事実で、この買い出しも仕事の一環ではあるがそれでも普段とは違う二人での外出にウキウキしつつも、最後に買い出しに出た日から逆算して足りなくなってるであろうものを推定したりと事の本筋は見失わずに)
そうですね、久しぶりの買い出しですし今日は結構荷物も多くなりそうですか?

  • No.28 by シエテ=イグニス  2019-10-29 00:21:50 


うーん…定休日とかもうちょっと考えたほうがいいかな?
(多少なりとも気分転換は必要だと指摘されると、真面目に考え始めて。少しは定休日を設けているのだが、それでも足りないだろうか、もしかしたら相手にも無理をさせてしまっているのかもしれないと心配になって問いかけて。お昼は少し胃に溜まるように、自分はバゲットサンドを、そして相手にはご要望の、小山のように盛られたミックスベリーのベーグルを持ってきて、「そうだなー、ミルクの量も赤信号だし、荷車持っていくかな。」と、どうやら籠だけではすまない買い物になるようだとバゲットサンドを頬張りながら答えて。)

  • No.29 by ミルファ  2019-10-29 03:05:46 

こういうのは言葉通り偶にあるからいいんですよ、それに私はここでの仕事も大好きですから、だから心配は無用です
(何やらこちらの思いの外深刻に考え込んでしまっている相手の様子に、自身の言葉にそこまで真剣に悩ませてしまうような意図はなく単に仕事の合間に一緒に買い物へ出かけたりといった些細な楽しみがこうしてあることが嬉しいということを言いたかっただけで、仕事や今のスケジュール自体を苦に感じたことは一度もないのだと誤解を解こうとして。材料もギリギリだったろうにリクエストにキチンと応えてまかないとして用意してくれたミックスベリーのベーグルの山に、ぱあっと笑顔を咲かせれば「ありがとうございます、いただきます」と例をいうが早いか一つを手に取るとモグモグと食べ始めて「…ふふ、美味しいです。私にはこれさえあればどんなに仕事が忙しくてもどんなことがあっても全然平気です、重たい荷車だって私にお任せですよ」本当に幸せそうな顔で次々ベーグルを口へと運んでいき、やはり荷物が沢山になりそうだとわかればやる気満々な様子でグッと肘を曲げて腕を強調してはみたものの見た目には全く力こぶはなくむしろ細腕といってもいい程で、しかし竜族の血を受け継いでいるだけあってこの小さな身体には人並み越えたパワーが詰まっており力仕事はお任せだと微笑んで)

  • No.30 by シエテ=イグニス  2019-10-31 14:00:11 


そういってくれると助かる。
(自分はパンを焼くこと以外能がないのでなんとも思わないが、朝から晩まで、戦場のような忙しさのパン屋を毎日手伝わせている相手には申し訳なく感じており、それでもここの仕事が大好きだと言ってくれると心が軽くなると微笑んで。しかし、女性にあの労働量は大丈夫だろうかと思えば「人増やすべきかな…。」と、少しでも相手の負担が軽くなるならばとボソリと思わず呟いて。持ってこられたミックスベリーの山を前に相手の笑顔が咲き誇れば、「ほんと、好きなんだね。」と、その様子を微笑ましくそう言い、この後の力仕事も竜族の力にお任せと言われると「女の子に荷車引かせてたら俺が白い目で見られるよ。」と、いくら竜族とはいえ、男は何もせず、女の子に荷車引かせる姿はあまりよろしくないだろうと苦笑して言い、バゲットサンドの最後の一口を口に放り込み、水で流し込むと立ち上がり。)
じゃ、準備してるからミルファはゆっくり食べてていいよ。

(/ひとまず、これから買い物ということですが何かイベントを起こしますか?帰り道で雨を降らそうと思っているのですが…。)

  • No.31 by ミルファ  2019-10-31 21:30:36 

私は現状維持で全然平気ですが…でも、私だけでは戦力として不足だとシエテが判断するのでしたらそういったことも考慮しないといけませんよね…
(ちゃんと自分が相手の助けになることが出来ているのならそれでいい、そんな一心でこれまで共にやってきたつもりだったが新しく人を雇おうかといった意図の相手の呟きが聞こえると、もしや自分一人の力では足りていなかったのだろうかと悪い方向に考えてしまって。それでもこれからのle・berryの為に必要なことならば受け入れようと冷静に判断しようと思う一方で、やはりこれまで二人で頑張ってきた日々がもしかしたら自分の力不足が原因で変わってしまうかもしれないと思うとショックだったようで、後半は俯きがちで少し声の調子も元気がなくなっていて。パンをほくほく顔で食べながら、確かに自分の力さえあれば平気かもしれないが、それでも自分一人で荷車を押している姿は周りからの心象的に決して良いものではないかもしれないと考え「…確かにそうですよね。それでは、荷車はシエテにお任せします。でも、帰りの登りの坂道はせめて後ろから押すぐらいのお手伝いはさせてくださいね?」それならばと男性である相手を頼りにさせてもらうことにし、それでもせめてこれぐらいはと申し出る口調は穏やかながらも有無を言わさない様子で。一足先に食事を終えて立ち上がった相手を目で追って)
はい、私もお昼が済んだら荷車をお店の前に出しておきますね

(/いいですね、雨が降って道中の小屋で一緒に雨宿りをする展開とか素敵だと思います。それでその後日どちらかが風邪を引いてしまって看病するというのも面白いかもしれないですね)

  • No.32 by シエテ=イグニス  2019-11-05 13:50:50 


違うよ、ミルファはよくやってくれてる。
(どうやら相手は自分の呟きを間違えた方向に受け取ってしまったらしく、ショックを受けたように俯く相手に慌ててそれは違うと否定して。実際相手がいないとこの店は回らない。かなり助かっている。「俺は、ミルファに無理させてないか心配だったんだ。」と、慰めるように相手の頭を撫でながらそう言って。「わかってる」と、せめてと手伝おうとする相手にそれくらいは任せようと微笑んで。予め残しておいたパンを数個紙袋に包み、動きやすい格好に着替えて外に出ると、なにやら雲行きが怪しく、暗い雲を眺めれば「降りそうだな…。」と心の中で呟いて。そして、荷車を用意してきた相手がこちらまでくると。)
じゃ、行こうか。

(/返信が遅れてしまい申し訳ありません。本体の方がバタバタしていて顔を出すことができませんでした。
ありがとうございます。それではそのようにいたしますね!)

  • No.33 by ミルファ  2019-11-05 15:32:00 

…そうでしたか、私ってばてっきり…でも安心してください、もしも辛かったらその時はシエテに正直に言います。限界まで無理をしてその結果トラブルを起こしたりそれで迷惑をかけるようなことになったら嫌ですから
(まるで自分のことを労るように優しく頭を撫でてくれるその男らしい大きな手の温もりと真摯に訴えかけるその言葉に、自分は大きな思い違いをしていたのだと気づいて。これまでの言葉が全て相手の優しさであることを知った上で、いざという時もしかしたらその厚意に甘えることもこの先あるかもしれないが今は本当に平気なのだと、もう少しこのままで頑張らせて欲しいと己の気持ちも真っ直ぐに伝えて。「シエテ、ありがとうございます。本当に優しいですね、昔から…」改めて再認識したのはシエテ・イグニスという人間の温かさで、相手へとふわっと微笑みかけるその表情には叶わぬ想いに対するほんの僅かばかりの寂しさも混じっていて。支度をして外へ出るとさっきまではあんなにいい天気だったというのに薄曇りの空に空気が湿っているのに気づき、もしかしたら雨が降るかもしれない、そんなことを思えば早めに行って早めに帰ってきた方が良さそうだと考えながら荷車を引いていくと自分よりも一足早く支度を済ませたらしい相手が既に待っていて、出発を促す相手の言葉へと頷けば先程話した通り荷車は相手に任せて)
そうですね、行きましょう。雨が降りそうですから気持ち急いだ方がいいかもしれません

(/いえいえお気になさらず。リアル優先で無理のないペースでお返事いただければ大丈夫ですよ)

  • No.34 by シエテ=イグニス  2019-11-09 01:14:01 


…俺は優しくないよ。
(ふわりと笑みを浮かべてこちらのことを優しいなどと賞してくると、照れ臭いのか視線を逸らしながらそう言って。相手に限らず、人からよく優しいなどと言われるが自分はそうなのであろうか。まぁ他人がそういうならそうなのだろうなと今まではなんとなくに納得していて、しかしこうも正面から言われるとむず痒いものがあり。「そういうミルファはバカ真面目だよな。」と、限界がきたらすぐに伝えると、そこまで気負わなくていいのにと苦笑しながらそう言って。荷車を引くこと20分弱。祖父の代から世話になっている、いつも材料を仕入れてる雑貨屋につけば「こんにちわ、マデラ。いろいろ買いに来たよ。」と言いながら店に入れば『おやシエテ、それにミルファも。いらっしゃい。」と、店のカウンターには店主と思われる老婆がおり、その老婆に欲しいもののメモを渡せば『ちょいと待っとくれ。』と、店の奥から商品を取ってくるようで。『新しい品種の小麦なんだけど、今の小麦と比べると、ちと香りが弱いねぇ。その分コクが強くなってるよ。』などと説明をうけ、目当てのものを卸し、荷車へと積めば「いつもありがとう。あと、これ。」と、パンが数個入った紙袋を渡して。)

(/お優しいお言葉ありがとうございます。)

  • No.35 by ミルファ  2019-11-09 02:55:48 

うーん…そうでしょうか?でも、現状ではシエテの相棒として働けるのは私だけですから、その自覚は最低限持って働かないとって思うんです…って、こういところがバカ真面目と言われてしまう所以なのでしょうか?
(自分のやれることはどんなことも全力で、もしも全力を尽くしてなお自分の力の及ばないようなことがこの先あったとしたらその時は早めに後進の育成や引き継ぎのことだって考えなければいけない。それらの思考の全ては彼のことを想い、そしてそんな彼の大切にしているle・berryを守るためというのがまず一番にあって、自分にとってそれは当然のことであるためバカ真面目という評価にもピンと来ない様子であったが、力を入れてこんな風に話してしまうこと自体がバカ真面目だと言われてしまえば確かに否定は出来ないかもしれないと照れ臭そうに笑って。そんな他愛のない話しをしているうちに目的地である馴染みのお店へと到着すれば相手の後に続いて店内へと足を踏み入れ「こんにちは、お久しぶりですマデラさん」店主であろう見知った顔の老婆へとにこやかに挨拶をし、相手の買い物が済むまでの間にそういえばいつも使ってるフライパンがそろそろ買い換えどきだったなと思い、良さげなものはあるだろうかと店内の食器や調理器具の置いてある棚を品定めして「すみません、マデラさん。こちらも一緒にお願いします」どうやら気に入る品があったようで相手の購入品と一緒に耐久性が特に高い特殊な金属を使ったというフライパンの会計をお願いし、その分のお金を払って)

  • No.36 by シエテ=イグニス  2019-11-15 12:52:12 


そういうところだよ。
(こちらがバカ真面目といえばそれに対して自己解析をする相手に半ばツッコミのように指摘して。自覚はある様だが相手のことだから無自覚なのかもしれない。店やこちらのことを考えてくれているのはありがたいが、そうやって過ぎるほどに考えるのは窮屈じゃないのか。「ミルファはさ、もう少し肩の力を抜きなよ。俺はミルファには楽しく働いてほしいな。」と、自分の気持ちを話して。マデラにパンを渡すと『ほう、どれどれ…。』と、早速食べてもらい。『うん、美味くなってるじゃないか。ただ、まだジジイのには敵わないねぇ。』「うん、まだまだこれからだよ。」と、厳しい評価を下されるも肩を落とすことはなく前向きに返せば買ったものを荷車に乗せて「また来るよ。」と、店を後にして。家までへの帰路の途中。店でフライパンを買った相手に「それでパンケーキとか焼いても良さそうだな。」と、新品のものを見ると自分のものでなくともなんだかワクワクしてきて。)

  • No.37 by ミルファ  2019-11-15 16:47:15 

シエテは心配性ですね、それこそ無用な心配というものですよ。色々考えすぎたりすることはあるかもしれませんが、これでも私は毎日お仕事を楽しんでます…お年寄りの大事な生き甲斐なんですよ、ふふ
(仕事へ真摯に向き合うあまりに余裕が無くなってるんじゃないか、きっと相手はそのことを心配しているのだろうと考え、自分はこんなにも普段から大切に思われてるんだなあと再び喜びを噛みしめながら相手を混じり気のない笑顔で見やり、口元に指先を立てて長命な自身の年齢を自ら揶揄するようにして、そうおどけてみせて。店内でのマデラと相手のやり取りを黙って見守っていた己は店から出てその帰路「まだまだ認めてもらうには先は長そうですね…でも大丈夫です、シエテなら必ずやり遂げてくれると私は信じてます。だって私はシエテのパンが大好きですから」店を継いだばかりの頃よりは好意的な反応に変わったとはいえ、それでも先代の味に追いついたと言われるのはまだ少し先になりそうだと客観的な意見を述べつつ、自分は他でもない相手のパンの大ファンでありその可能性を信じているのだと胸の前で握りこぶし二つ作っては心からの気持ちをぶつけてエールを送り。先程買ったフライパンへと話題が及ぶと「それはいいですね、ふっくら美味しいパンケーキ。是非とも新たなレパートリーに……あっ、雨が降ってきました」新たなレパートリーを増やすことには大賛成で夢を膨らませていると、不意にポツリと頬に冷たいものが当たり、出かける前から不穏な雲行きだと思っていた空からいよいよ雨が降り始めたようで)

  • No.38 by シエテ=イグニス  2019-11-21 14:01:25 


ミルファにとってはお年寄りって年でもないだろ、
(相手の見た目は自分と変わらないくらいの年だがこう見えて自分の10倍近く生きている。人間と竜人族は寿命が違うため、自分からしたら相手は年齢的にはお年寄りかもしれないがそんなことは一切感じたことがなく、それに相手は竜人族にとってまだまだ若者だろうと、おどけてみせる笑顔にこちらも笑みを浮かべながら「ま、楽しんでるならいいや。」と、どうやら自分の心配は杞憂だったようだと安心したようにそう言って。発酵させる時間を短くするべきだったか、水を減らすべきか、あと3回生地をこねるべきだったか。荷車を引きながら先ほどのパンの反省をしていると隣の幼馴染みからエールが。「…そうだな、ウチには立派な味見役もいるし、いつかは越えられるよ。」と、自分だけ頑張るのではなく、少しだけ食い意地の張る相手のことをからかいながら幼馴染みの力も必要だと言って。もし、パンケーキを出すなら暖かい、出来立ての状態で食べてもらわなければ。うちのパン屋の商品のように置いてしまうとパンケーキは萎んでしまうだろう。商品として出すには工夫が必要だな、と考え込んでいればふと、自分の頬に雨粒が。まずい、他の食材はともかく小麦粉がダメになってしまう。もう少しで本降りになりそうな雨足にそう思えば、ちょうどそこには小屋があり。「ミルファ!とりあえずあそこに避難!」と、気持ちダッシュで小屋に荷車を引いて。)

  • No.39 by ミルファ  2019-11-21 18:52:54 

はい!ですから、これからも私に頼れるところはどんどん頼ってください。…そのかわり、これからも毎日美味しいパン期待してますからね
(無理せず、それでもできることは精一杯ということでどうやら納得してくれた様子の相手にこれまでもこれからも二人三脚で店を切り盛りしていこうという想いを真っ直ぐに伝え、自分としてはそれで毎日相手の焼いたパンが食べられるのならそれはこれ以上ない幸せなのだと相変わらずの食い意地を発揮しつつはにかんだような笑みを見せて。自身を揶揄するような立派な味見役という言葉にもむしろそういった部分で力になれるのも幼なじみである自分だけの特権だと前向きに考えているようで両手のこぶしを胸元でグッと握り「ふふふ、味見なら私にお任せです。シエテのパンのことなら毎日沢山食べて知り尽くしてますから」などと得意げに言い切って。降り出した雨が先程買った小麦粉には大敵だということをこれまでの経験で理解しており、考えるより先に地面を蹴って翼をはためかせると低空で飛びつつ荷車へと手をかけて飛行の推進力を使って後押しをし、同時に荷車の真上で大きく広げた翼を用いて少しでも荷物にかかる雨を避けるようにして小屋まで急ぎ「シエテ、私も手伝います!とにかく急ぎましょう」大事な商売道具の命運がかかっている以上ここはこれが最善策と言えて)

  • No.40 by シエテ=イグニス  2019-11-26 22:22:23 


結局それが目的かよ。
(頼れるところは頼ってほしい。相手がそう言ってこれからも頑張ろうと頼もしいことを言ってくれたのだが、最後の最後には相手の本音が漏れてはその様子に、相変わらずだなぁと微笑ましく思いながらツッコメば「わかった。約束するよ。美味いパンをミルファにずっと食べさせるって。」と、明るく微笑みながら相手の頭をわしゃわしゃと撫でて。小麦粉が濡れる前にあの小屋に避難しなければ。そう思って荷車を引いているとなんだか軽くなって。後ろを見ればどうやら相手が手伝ってくれてるらしく「ありがとうミルファ!」と礼を伝えればそのまま小屋に避難して。落ち着いたところで小麦粉を確認すれば、相手が竜族特有の翼で覆ってくれていたため、なんとか無事らしくほっと一息つけば「雨、長くなりそうだな。」と、小屋の中から立ち込める雨雲と降り注ぐ大雨を眺めながら呟いて。)

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