匿名さん 2019-10-23 22:21:13 |
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結局それが目的かよ。
(頼れるところは頼ってほしい。相手がそう言ってこれからも頑張ろうと頼もしいことを言ってくれたのだが、最後の最後には相手の本音が漏れてはその様子に、相変わらずだなぁと微笑ましく思いながらツッコメば「わかった。約束するよ。美味いパンをミルファにずっと食べさせるって。」と、明るく微笑みながら相手の頭をわしゃわしゃと撫でて。小麦粉が濡れる前にあの小屋に避難しなければ。そう思って荷車を引いているとなんだか軽くなって。後ろを見ればどうやら相手が手伝ってくれてるらしく「ありがとうミルファ!」と礼を伝えればそのまま小屋に避難して。落ち着いたところで小麦粉を確認すれば、相手が竜族特有の翼で覆ってくれていたため、なんとか無事らしくほっと一息つけば「雨、長くなりそうだな。」と、小屋の中から立ち込める雨雲と降り注ぐ大雨を眺めながら呟いて。)
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