美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)嬉しいんだな。なら、
美月は、麗奈の首筋を舐め上げた。
美月)これは...どうなんだ?声など我慢する必要ないぞ。ここには誰行いのだから。其方の声を聴いているのは私だけだ。
美月は耳元で甘く囁いた。
美月)何度聞いても、可愛らしい声だな。着てくれたものを脱がすのは、少々気が引けるが、
美月は帯の結び目をほどいた。
美月)一つずつ外していくのも一興か?
美月は帯をほどき、着物を脱がした。
美月)綺麗な肌だ。
美月)これ、儀式の途中だ。それに、目を蕩けさせながら言うとは...煽っているようにしか見えんぞ。
美月は耳たぶを軽く舐めた。
美月)ふぅ...
美月は一息つくと、麗奈にまた着物を着せてやった。儀式は終わりだ。すまんかったな。でも、麗奈。麗奈は私の物だということだけは絶対忘れないでくれ。もう一人は嫌なのだ。
美月はぎゅっと抱きしめた。
美月)すまなかった。だが、麗奈が誰かに気を許すと嫉妬してしまうし、誰かの物になってしまうんじゃないかって思ってしまうのだ。
美月の手は少し震えていた。
美月)もう一人や嫌!おいて行かれたくない!ずっと一緒にいたい!またこうやって巡り合えたんだもん!また離れ離れになるなんて、ほんとに心が死んでしまう!嫌だ、死んでも一緒!朽ち果てても一緒にいたいの!
美月は涙を流して、麗奈を強く抱きしめた。いつの間にか、美月の姿は、いつもの姿に戻っていた。効力が切れたのだろう。
美月はそれを聞いて、涙を拭いて優しく抱きしめた。
美月)ありがとう、麗奈。
すると、寝室の前に誰かの気配がいた。
美月)準備が出来たのか。そうか、分かった。
美月は式神と話をし戸を閉めると、麗奈に笑った。
美月)麗奈来てくれ、見せたいものがある。
美月はそう言って、麗奈の手をひいて寝室を出た。すると、庭には一面の色とりどりの風車がカラカラと音を立てて回っていた。
美月)すごいだろう、式神に頼んて置いたのだ。
(落ちます)
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