へし切長谷部 2017-07-13 04:11:33 |
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あれから具合が悪くなったりしてないか?
( 横に寝転がったのを見れば、彼の方へ身体を向けると今朝の様子を思い出しあれから暫く時間が経ったので少し心配なのか聞いてみて )
ん?ああ、平気だ。
( 横になるとこちらの具合を気にしているらしく尋ねられては同じ様に彼の方を向いて。「この調子ならもう走り回れるかもしれないな」と冗談交じりに微笑んで )
ははっ、そうか。ならよかった!
( 彼もこちらを向いたことで目が合えば、冗談を言えるくらいの元気はあるそうで。思わず笑ってしまうと安心しきった表情で上記を述べれば「だったら俺と庭で走り回るか?」と冗談に冗談を重ねて )
ふっ、俺の機動をなめてもらっては困る。
( まさか庭で走り回るのか、それを見た仲間達はきっと驚くだろうと思いクスクスと笑い零して。自身の自慢でもある機動の速さには自信があるようで、もしそのようなことをするなら負けるつもりは無いと告げ )
そうなると、俺はきみより遅いからなぁ。
( 自信ありげに返答を返され打刀と太刀、その中でも機動力が高くて速い彼に当然自分が敵う筈もなく眉を下げて笑み。しかし、ずっと本丸内に篭ってばかりではあまり身体に良いとも言えず「退屈だから外に出て身体を動かすか!部屋に居てばかりは良くないだろ?」と尋ねて )
ん?それは別に構わないぞ
( 身体も動かさずにいると鈍ってしまうのもあり、彼の意見に頷いては起き上がり。「それで?何をするんだ?」と続けて )
そうだなぁ…二人でするなら手合わせか?
( むく、と起き上がり意見を出したものの二人でとなると結構絞られる訳で、身体を動かすという意味で稽古を提案してみて )
ふむ、手合わせか。受けて立とう。
( 彼の提案は手合わせらしく、それならば二人でもできる上に腕もなまることはないだろうとその提案に乗って。それでは早速移動することにしようと告げては立ち上がり廊下へと出て )
ああ。…いやぁ、長谷部と手合わせするのは久しぶりな気がするな。
( 提案に乗ってくれた様で短い返事を返してこちらも立ち上がり、部屋の外に出ては最後に襖を閉め。玄関方面へ繋がる廊下を彼と共に歩き出しつつぽつりと呟き零し )
( 手合わせなど、いつ振りだろうかと思いつつ玄関のほうまで向かい。靴を履き替え外へと出ては適当な場所へと移動し「…よし、このあたりで構わないか?」と告げ )
おう、問題ないぜ。
( 後について行けば手合わせする為、周囲の広さを確認しては一度頷いて。続いて稽古をするならば蔵から木刀を持って来なければいけないので「じゃあ、俺が木刀を取ってくる」とそう言うと蔵のある方へ向かい )
ああ、頼んだ。
( 適当な場所で手合わせすることにしては彼が木刀を持ってきてくれるらしく頷いて。彼が戻ってくる間に軽く体を動かしていて )
持ってきたぞ、ほらよ。
( ここから蔵まで取りに行くだけでそう時間はかからず、数分もしない内に彼の元へ戻って来ては片方の木刀を差し出し )
感謝する、それでは…始めるとしようか
( 数分後に木刀を持ってきた彼から受け取ると、早速手合わせを始めることにして。身構えては彼の準備が終わるのを待ち )
ああ。いつでもかかってきていいぜ?
( こちらも軽く体を動かした後、木刀を構えてながらここは年長者らしく先に先手を譲れば彼が動き出すのを待っており )
それでは…いかせてもらう!
( 先手を譲られては、グッと足に力を込めそのまま駆け出して。手合わせといえど手加減などするつもりは毛頭なく、彼の前へと来ては中腰になり脇腹を狙うかのように振りかざして )
はは、甘いな!
( 一瞬で目の前に来たかと思えば、脇腹を狙うのか木刀を振り翳す動きにさせまいと即座に彼の背後へと回り込み。足を崩すのが狙いなのかしゃがむと木刀で突こうとし )
っ、そう簡単に勝てると思うなよ
( 振り翳した木刀は命中せずに、それを避けた彼は自身の背後へと回って。小さく舌打ち零すとくるりと後ろを向き突いてきたと思えばそれを木刀で打ち軌道をずらして )
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