年下幼馴染 2020-06-17 18:14:54 |
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(冬馬の性格を考えるのなら、真月には時間を早めに指定してもう2人で来てるかもしれない。そう思って適当にぶらついて2人がいないか軽く探し歩き)
…もしかして
(レジャーシートに座ってるカップルらしき人を見かけ、近くまで通りかかり顔を見るとピンクの服着てる冬馬と浴衣姿の真月だった)
やっぱり、もう来てたんだ
(邪魔をしていいのか悩んだがいい雰囲気の2人を見て我慢できず平静を装い声をかけ)
しんちゃん!
(慎平を見るとぱっと笑顔を向けて、立ち上がり駆け寄って)
無事合流できてよかったぁ
しんちゃんは勉強あるから19時にくるって冬兄ちゃんに聞いたけどお勉強早く終わったの?
しんちゃんの浴衣久しぶりに見たね(にこり笑って、似合うねと声をかけて)
………
(いつもと雰囲気が違う真月に見惚れて言葉を失い)
…っ、そう。思ってたより早く着いてしまって
(話しかけられて我に返り普通に話をし)
真月も浴衣似合ってるよ。大人っぽく見える
いいな、たこ焼き。俺にも一口ちょうだい
(冬馬が持っているたこ焼きに目をつけると、じっと真月を見つめ食べさせてくれと言うように口を大きく開け子供の頃みたいに甘え)
はいはい、ほれ、あーん
(勿論俺にしてほしいわけではない。わかってる。
立ち上がり慎平の口に入れ込む。)
美味いだろ?
(ニカッと笑い子どものように戯れ)
座って食いなよ、真月も。
(ズルして抜け駆けしたのを少し反省した俺は、慎平に席を譲ることにしてたこ焼きのトレーごと渡し)
…チョコバナナ買ってくるよ。
そうなんだ!
よかったよかった
みんなで花火楽しめるね(お勉強お疲れ様と付け加えて微笑み)
えへへ
そう?ありがとう
大人っぽいっていうか私は大人だからね(ふふっと首を傾げて笑って)
あ、しんちゃんもたこ焼き…
冬兄ちゃん…(食べる?と言おうとしたところに冬馬が慎平に食べさせている様子を見るとクスッと笑って)
ひとりで行くの?
私も一緒に行こうか?(チョコバナナを買いに行くと言って去ろうとする冬馬に声をかけて)
ありがとう、真月は優しいね。
けどまあすぐそこだから。
(ほら2人ともたこ焼き食ってろよとレジャーシートに座らせ)
慎平は2本目いけるよね?
(ニヤリと笑い、口の端を触る仕草をする。)
チョコついてるよ。
(笑いを堪えながら財布をズボンのポケットに入れその場を後にし)
うん、久しぶりに3人で花火見れる
(今日楽しみにしてたからと照れ臭そうに言い)
え…美味いけど
(まさかの冬馬に食べされられ不服そうな顔をして口に入れられたたこ焼きを食べ)
ん、いってらっしゃい。すぐ帰ってこいよ
(トレーを受け取ってから真月の隣に腰掛ける。
チョコついてると指摘されきまりが悪そうに口を拭い冬馬の後姿を見送り「チョコバナナ懐かしいよな」と真月に話しかけ)
うんっ
私もすごく楽しみにしてたんだぁ
(にこり笑って応えると、チョコを拭っている慎平を見て、かわいいなと思いながらくすっと笑って)
そうだね
昔みんなで食べたの思い出して、しんちゃんと合流したらみんなで食べようって話してたの
今年は3人で来られて良かったよ(少し遠い目で、賑わっている会場を見ながら話して)
うっわ、すげ並んでるじゃん。
(チョコバナナの屋台には長い行列が出来ていて、その最後尾で待つことにし)
こんなに待つなら慎平に行かせればよかったよ…
(2人きりにしたことを悔やんでも後の祭り。俺って昔から爪が甘いっていうか肝心なところでポカするんだよな、ははっと情けなく笑ってみた)
(あと1組で俺の番。横を通り過ぎたカップルが花火もう上がるよねと話したその時アナウンスが流れた。)
え、マジかよ…
(一発目、俺は1人チョコバナナの屋台前で眺めることになり)
あ、もう始まる…
冬兄ちゃん大丈夫かなぁ?
(アナウンスが聞こえて、冬馬がどこにいるか探すと、屋台に行列ができているのが見える。
心配そうに列の先頭の方を見るが、ここからではよく見えない)
わぁ……
きれい(1発目の花火が上がると空を見上げて、ぽつり呟き)
まあ、そのうち来るだろ
(冬馬の方ばかり気にしてるようなので嫉妬しつつ、一発目の花火を見ながらそっと真月の手に触れる。
手を触ったのなんて何年ぶりなんだろう。
意識してからは冬馬のように自然に触ったりできなくなった。
花火も綺麗だが花火の光に照らされてる彼女はもっと綺麗に見えて。なんだか緊張してしまいぎこちなく手を握り)
そうだね
(にこり頷いた後に空を見上げて)
花火、きれいだね
ここからだとよく見える……
…………
(手を握られるとハッとしたように慎平を見て、すぐに恥ずかしそうに俯き、握られた手はそのままで視線を夜空に咲く花火に戻して)
……受験勉強どう?
無理してない?
(照れる気持ちと複雑な気持ちが入り混じっているからか、ぎこちなく話しかけて)
うん、昔からこの場所は変わらないな
(恥ずかしがってる真月の手を握るのをやめる気はなく、そのまま繋いで花火を見て)
頑張らないと真月と同じ大学に行けないから
…っ、今まで言えなかったけど、前から決めていて
(つい口が滑り言ってしまう。彼女がどう思ってるのか内心ドキドキして顔が強張り。
手を握る力を緩め視線を花火の方ではなくじっと真月を見つめ)
……えっ
しんちゃん、私と同じとこ受けるの?
(突然聞かされた事実に驚いたように振り向くと、ぱちりと目が合い。
しばし見つめ合うと、ハッとしたように目線を前に戻して)
知らなかったよ…
…なんか嬉しいな
同じところを目指してくれるなんて
同じ大学なら前みたいにもっと会えるかもね
(ふわり微笑みながら嬉しそうに話して)
本当は合格したら言うつもりだったけど
(予定より早かったが嬉しそうな真月が見れたので伝えられてよかったと思い)
一緒に大学通えるの楽しみにしてるから
(照れ臭そうにはにかみながら傍に寄る。独り占めしたい欲が出てきてしまいなんとか我慢をし、これ以上何もせずに真月の横顔を眺め)
(/遅くなってすみません)
うんっ
私も楽しみにしてるから
頑張ってね(慎平の方を振り向きにこり微笑むと、より一層花火の音が響き、驚いたのかビクッとして空を見て)
わぁーー
近くだとやっぱり迫力があるね
花火の音ってこんなに大きかったっけ…
【とんでもないです!ありがとうございます!】
(チョコバナナを3本、器用に持ちながら2人がいる場所まで歩く。姿が見えてきて安堵したのも束の間、)
なんだよいい雰囲気じゃん、許せねー
(つかつかと近寄り慎平に声をかけ)
お待たせ、はいよ。
(油断しているであろう慎平の口にチョコバナナを押し入れ、真月の隣に腰を下ろし)
何話してたの、楽しそうじゃん。
(そう言いながら真月にもチョコバナナを渡すと自分もひと口齧る。)
すげ甘いね、これ。
(花火が続けて上がる。音量と迫力に圧倒され、ただ空を見上げることしか出来ずにいて)
冬兄ちゃんありがとう
並ばせちゃってごめんね
(チョコバナナを受け取り、先程何を話していたのかという問いかけに答えて)
しんちゃんが受ける大学の話だよ
受験勉強たくさん頑張ってるんだって
…んーおいしー!
久しぶりに食べたけどやっぱり懐かしいなぁ
(ぱくりと一口食べるとチョコバナナの甘さにホッとしたような笑顔で話して。花火の音が響き、同じく空を見上げて花火に見とれると、きれいだねと呟くような小声で)
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