In the sanctuary / 〆

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魔法使い  2018-07-08 20:11:25 
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お相手様決定済みです




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  • No.61 by ディラ・マズロー  2018-07-12 18:10:13 


___あぁ、ただいま。そうだな…肩を貸してくれると助かる。
(おかえりと言われると、ハッとしたように顔を上げる。また瞳が揺らいだ。その言葉を言われたのは遥か昔のこと、だが誰かが共にいることを思い出す言葉だった。胸がまた詰まる感覚に陥るが、今度は目をそらさずにただいまを返す。この言葉を口にするのも久方ぶりだった。その言葉に今度は胸に安堵が広がる感覚があった。いい加減ここから動かなければと両足に力を込めて立ち上がる。ふらつく程ではないが、歩くのは少々億劫だ。いつもならばこの屋敷に帰ってくるときに使ったゲートを自室に繋げるのだが、今は大人しく相手の言葉に甘えて肩に手をおく。今は無性に誰かに支えてもらいたかった)
…聞かないんだな、私が何をしていたか
(少しだけ相手に体重をかける体勢になると、自室はあっちだと指さす。何も言わずに迎えてくれたのは嬉しかったが、リーシェの本心は分からない。自分のこの様子をみて内心怯えている可能性だってある。他人の思考を読むことは魔法を駆使すれば容易だが、そんなことをして相手の気を悪くしたくはない)

  • No.62 by リーシェ  2018-07-12 19:43:02 


俺に事情があるように、あんたにも事情はあるだろ?言いたくないなら聞かないし、聞いてほしいなら聞く。
(ディラの腕を自分の肩に回して立ち上がる。自分が負担がかかりすぎないぐらいに体重をかけてくれているのか、少し重みを感じるくらいで歩くのに支障は出なかった。先程ディラが指さした方へゆっくりと歩き出す。その途中で相手の問いに自分の本心のままを伝える。あと付加えるとするならば、ディラの専門分野を聞いても自分に持っては摩訶不思議すぎて理解できないかも、という思いがある。ディラさんを守れることは出来なくても、支えることはできるようになりたいと、疲れているディラを見て考えていた。)
ほら着いたぞ。ドア開けるからな。
(歩いて少しすると重厚感のあるドアがあった。多分ディラさんの部屋だろうと憶測をつけ、ドアを開ける許可を待つ間もなく扉を開ける。すると予想通りと言うべきか本が積み重なって部屋中においてあり、辛うじて道ができていた。それを見たリーシェは表情を無にし勢いよく扉を閉めて)

  • No.63 by ディラ・マズロー  2018-07-12 20:13:33 



…そうだな。私の事情をお前に話せば、少なからず私の事情に巻き込むことになる。それは避けたい。そうだな、でも…私がこんな風に帰ってきた時は、またおかえりと言って欲しい
(相手の言い分にそれもそうだと納得する。そもそも昨日首を突っ込むなと言ったのは自分の方だ。それに危険を伴う自分の事情にただの人間である相手を巻き込めるわけがない。まだ出会ったばかりで知らないことも多いリーシェだが、だからこそたまだまだ彼のことは知りたくて、そのためにも彼を失うわけにはいかなかった。だが、先程言われた「おかえり」は今までにないほど心地よく安心する言葉で、体が少し軽くなるような気もする。今のこの気持ちをまた抱きたくてリーシェにおかえりをまた望むのだった)
…おい、なぜ扉を閉めた。ここは私の部屋であっているのに
(そんな気持ちに浸っていたのもつかの間、自室につき扉が開けられ歩みを進めようとするが、すぐにその扉は閉められてしまう。怪訝な顔で相手を見ると、自らの手で再び扉を開け放った。扉の中身は変わっていない。大量の本の中にできたベッドへの1本道をフラフラ進むと、そのままの格好でドサリと体をベッドに投げだした。リーシェが一体何故あんな行動をとったのかは全く理解できていない。部屋の状態など気にすることもなくディラは深く息を吐いて脱力していき)

  • No.64 by リーシェ  2018-07-12 20:31:14 


うん、あんたが望むなら何度でもおかえりを伝えるよ。だけどこれは許容できないな。こんなホコリや本だらけの部屋であんたの体が休まるわけないだろ!
(こんな部屋で寝るなんてとんでもない!と思わず叫ぶ。フラフラとした足取りで部屋に入った時からやっぱりかと思ったが、これはやばいと自分も本の海の中へ足を進めていく。ベットの側まで来ると脱力しているディラのことを背負いドアへと向かっていく。どうやらこの部屋から違う場所へ移動させるようだ。脱力した体は少し重たかったが背負えない重さではないと、足を進めていく。)
俺の部屋に行くからな。ここよりは俺の部屋の方がマシだ。
(そう言うと扉をガラ悪く足で開け自分の部屋へと続く道を探す。朝見た廊下の風景には絵画があったような気がしたのでそれを目印に廊下を進んでいく。少しして目当ての自分の扉を探し当てれば、またまた足で扉を開け朝自分が寝ていたベッドにディラを優しく放り投げる。そしてパンパンと手の汚れを落とすかのような動作をすれば「さっさと寝ろ」と声をかけて)

  • No.65 by ディラ・マズロー  2018-07-12 21:05:38 


勝手に決めるな。私はこの部屋で十分休息できているし他の部屋のソファで寝ることもおお…おい!僕を荷物扱いするな!
(リーシェはある意味で予想通り、部屋の汚さが気に入らないようだ。向こうから飛んでくる言葉はどこ吹く風で目を閉じてそのまま休もうとする。そもそも体を横にできればどこでもいいのだ。ベッドでもソファでも、疲れきった時は床でも。一切取り合う気がない態度を見せていると、ふいに体が引っ張り上げられる感覚があった。そして無理やりベッドから引き剥がされ、相手が自分を背負っていることを理解する。強行手段をとる相手にムキになって抗議するが相手の歩みは止まりそうもない。ついでに素の一人称が出てしまっていたが、本人は気づいていないようだ)
おい、行儀が悪いぞ。もっと丁寧にドアを開けろ…私の部屋のベッドとなんら変わらないじゃないか…
(途中で完全に諦めたのか相手に担がれるままリーシェの部屋にたどり着く。足で扉を開け閉めする様には一応苦言を呈しておいたが、そもそもそんなに綺麗にしている屋敷でもない。ベッドに放り投げられるとまるで昨日の逆だなと思いつつ、不満げな顔を浮かべてベッドに体を沈める。ベッドの柔らかさも別に変わらないのに、この部屋に移動する意味はあるのかとやはり不満たらたらな様子だ。だが寝ろと言われればため息をひとつついたあとに目を閉じて)

  • No.66 by リーシェ  2018-07-12 21:48:39 


両手ふさがってるんだから足で開けるしかないだろ。あんたが次起きた時には軽い食事ができるよう準備しておくから、ゆっくり休め。
(目を閉じた頭の近くに座ると優しく頭を撫でる。髪がオールバックになっているため少し指が引っかかるが、頭皮が引っ張られないよう慎重に撫でていく。寝て起きたあとなら少しは食事ができるだろうと思いそう伝えた。サンドウィッチは食べたから何か違うものを用意しよう、果物を中心に甘いものでも作ろうか、と思いながら無意識に小さな声で歌を紡ぐ。その戦慄は子守唄のようにゆっくりで、少し高い声で歌われていた。)
〜♪
(時折ディラとリーシェの話す言語ではないような言葉も聞こえてくるが、意味はなさそうに思える。恐らく子供でも歌えるような簡単な歌詞なのであろうと推測されるが歌詞の意味もわからず歌っているのだろうか。歌うリズムに合わせてディラの頭を撫でていた手は、曲が終わるにつれより遅くなる。ふと、ディラは眠ったのだろうかと気になり撫でる手を止めるとそっと顔を覗きこんでみて)

  • No.67 by ディラ・マズロー  2018-07-12 22:17:41 


ん……まだ私に何が食べさせる気か?もう今日の分はサンドイッチで十分だ…
(目を瞑ったところで相手がベッドに腰掛ける気配を感じ、1度目を開けた。直後相手の手が自分の頭に降りてきてまた頭を撫でられると自然と目を閉じた。自分より少し温かな手が頭を撫でる度にゆっくりと眠りへと導かれるようだ。睡眠もディラにとっては必要だからとるもの、それに善し悪しもなかったが、こうやってリーシェに頭を撫でられ眠りにつくのは今までになく心地良かった)
子守歌なんて……僕を、子供扱いするなって…言って……
(意識がゆっくり沈んでいくなかで相手の歌い声が小さく優しく響く。どこかで聞いたことあるような歌、何か別の言語圏の歌だった気がするが、それを思い出せるほどディラの頭はもう動いていなかった。眠りにつく直前に反論しようと言葉を捻り出すが、言いきる前に意識は眠りへと落ち、しばらくしてから定期的な寝息が聞こえ始めた。)

  • No.68 by リーシェ  2018-07-12 23:02:31 


……よし、掃除やるか。
(定期的な寝息が聞こえ始めると、ほっと息を吐く。完全に寝たことを確認するとベッドから立ちあがって自分の仕事を始めようとする。今のこの部屋とディラさんの部屋は出来ないが、台所と昨日食事をした場所くらいなら起きるまでに出来るだろうと考える。足音で起こさぬように音を立てずに歩き、扉を静かに開け閉めすると食材が転送されている台所へ向かった。といってもまだ台所の場所を聞いていないので探り探りになるのだが、掃除する場所を把握するためにもいいだろうと、手当たり次第に扉を開けては中を確認して閉めるという動作を繰り返した。何回目か扉のない場所を見つけてはいるとそこが台所であった。)
おお、ほんとだ買ったやつ全部来てる。
(台所のテーブルの上にあったのは市場で買った山ほどの商品。冷蔵庫もあったのでその中に冷蔵しておかなければならないものをちゃちゃっと閉まっていく。常温で保存できるものをしまう前に棚とかを掃除してしまおうと、掃除用具を手に取る。そのあとはコンロや換気扇、棚や机など汚れている場所を素早く掃除し始めた。棚整理なども含め台所の掃除が終わると昨日食事をした広間へと掃除用具を持って移動する。そしてまた掃除を始めたのだった。)

  • No.69 by ディラ・マズロー  2018-07-12 23:36:04 


(リーシェが掃除を始めた時、チリンチリンと音を立てて羽の生えたベルが飛んできた。そしてふわふわとリーシェの周りを浮かぶ。今朝ベルがしてみせたように、今後はリーシェが行きたい場所にこのベルが導いてくれるようだ。冷蔵庫はそもそも何も入っておらず、たっぷり購入した食材を入れるのに十分なスペースがあった。コンロの類は長い間使われておらず、埃を被っている。台所周りの棚は食器棚以外の場所はほとんど空っぽで何も入っておらず、いかにディラが食事を撮っていなかったかが分かる。食堂もテーブルだけは辛うじて綺麗だったが周囲には空き箱や空き瓶、各所に埃が溜まってしまっていた。ディラが行動するであろう範囲だけはものが退けられていて、移動できればそれで良しとしていたようだ。)

(一方でディラは深い眠りの中にいた。ここ数年の中で1番深い眠り、疲弊して意識を手放したわけではない、純粋な睡眠を堪能していた。ディラが目覚めるのはもう少し先になりそうだ)

  • No.70 by リーシェ  2018-07-13 00:35:56 


……。
(リーシェは食事するところの掃除を黙々と行っていた。食事をするところであるためなるべく清潔にしようと机と椅子を端に寄せ床を掃いてから雑巾がけする。燭台や窓、シャンデリアなども椅子にのったりして高いところまで綺麗にしていく。年単位でホコリが積もって汚れていたのかなかなか汚れが落ちなかった。それでも綺麗になれば満足そうに息を吐き、次の行程へと移っていく。それを繰り替えしていくとしばらくしたらその部屋は見違えるように綺麗になった。その部屋が綺麗になったことで達成感を感じ、額の汗を拭う。とりあえずここが終わったので台所へ戻り昼食及び夕食の準備をしようと思った。)
…パンケーキでも作るか。
(廊下を歩いているとその周りをチリンチリンと音を鳴らしながら台所までの道を誘導する。無事に台所につけば棚からパンケーキに使う材料を取り出す。取り出した材料を計り、ボウルに入れて混ぜておき、できたタネは焼き上げるだけにして、放置しておく。次に夕飯の準備としてミニストローネに使う野菜を切っていく。トントンとリズミカルに野菜が切られ、鍋の中に増えて言った。その中にトマト缶や水、コンソメなどスープができるよう調理していく。しばらくすると鍋の中には美味しそうなミニストローネができ、蓋を閉めておく。それさえも終わってしまうと次の行程へと向かっていき、その手は休むことがない。)

  • No.71 by ディラ・マズロー  2018-07-13 00:46:47 


(/お返事頂いている状態なのですが、本日はそろそろ落ちます;また明日にお返事致しますね!お相手ありがとうございました!)

  • No.72 by リーシェ  2018-07-13 10:10:36 


(/おはようございます!こちらこそ落ちのご連絡をせずにすみませんでした。返事はお時間がある時で大丈夫なので、無理しないでください!本日もよろしくお願いします!)

  • No.73 by ディラ・マズロー  2018-07-13 10:31:07 


……ん…
(どれくらい眠ったかは分からないが、ディラは眠りから覚めて目を開けた。ゆっくりと体を起こす。まだ痛む箇所はあるが、それでもいつもより随分と体が軽い。リーシェに付けたベルの音を探り、相手が台所にいることを知る。時計を見ればどうやら昼時のようだ。ベッドから立ち上がると自分の服を払うような仕草をする。すると服はみるみる元に戻っていき、傷一つない状態となった。扉に手をかざしクルリと回すと、部屋の扉が光り食堂の扉と空間を超えて繋がるのを確認した。そして最短歩数で食堂へと入る。が、目の前に広がっていたのは全く知らない光景だった。隅々まで掃除された食堂、いつも薄暗く埃っぽい場所だったのに食事をするのに相応しくすんだ空気を放ってる。戸惑いながら台所へと足を向け、相手を探そうとするが台所の前で足が止まった)
……この匂い……何を作ってるんだ?
(台所から溢れ出してくるのは様々な食材と調味料とが溶け合う匂い。台所が動いていること自体久しぶりなのに、さらにそこから料理の匂いが漂ってくるなんて、遠い記憶の片隅にしか覚えがなかった。台所へと足を踏み入れるとそこには綺麗な台所があり、本来はこんな姿だったのかと唖然とする。調理中の相手に声をかけつつ、ミネストローネの匂いが鼻をくすぐり、自然と顔には笑みが浮かんで)


(/おはようございます。ごめんなさい朝に時間取れずに返信ゆっくりになってしまいました;本日もよろしくお願いします!)

  • No.74 by リーシェ  2018-07-13 14:49:10 


んお、起きたのか、おはよう。今作ってんのはミートパスタのソース。
(鍋の中でにんにくとひき肉を焼いていると扉から物音がする。それに振り返ってみるとディラが起きてたっていた。何を作っているのか聞かれたので、2つ目の並べて作っているソースについて述べた。ジュージューと肉が焼ける音と食欲をそそる匂いが台所に充満していた。まな板の上には刻まれた人参と玉ねぎが乗っており、床の上には大玉のトマトが何個か置いてある。コンロの上には蓋の置いてある鍋がもうひとつあり、その中からミネストローネのいい匂いが漂っているようだ。)
今パンケーキ焼くから食堂で待ってろなー。
(そう言うとフライパンをコンロで熱し始め、バターを溶かす。そしてそこにパンケーキのタネを入れる。丸く形を作るとぷくぷくと表面が泡立っていく。そこからポンポンとパンケーキを焼いて言った。こんがりと美味しそうなきつね色に焼き上げていくと、皿に2枚、3枚、と乗せていく。)

(/大丈夫ですよ!私もゆっくりになってしまうので気にしないでぐださい)

  • No.75 by ディラ・マズロー  2018-07-13 17:48:14 


あぁ…そうか…そっちは、ミネストローネ?
(まな板には綺麗に切られた野菜、買い出しに行っても手に取ることも無かったトマト、同時に2つもコンロが動き、台所中に華やかな匂いが漂っている。ずっと暮らしていた場所なのにまるで別世界のようだ。目の前に広がる光景をまた呆然と眺める。長年食事をろくにとっていなかった腹は漂う香りに反応して空腹感を訴えはじめ、腹がなりそうになる。それを腹に手を添えることでなんとか我慢するも、ディラはただただ美味しそうな料理を目を丸くして眺めるしかなかった)
あぁ…わかった……まるで魔法みたいだな
(どこか上の空で返事をしつつ、食堂で待っていろと言われたのに結局そこから動かずにリーシェが料理するのを見ていた。ふっくらと膨れるパンケーキが出来上がる様を興味深げにじっと眺めていて、自分では到底なしえない手さばきに思わず魔法みたいだと他でもない魔法使いが口にして)

(/ありがとうございます…!そして本日夜なのですが予定がありまして即レスできそうになく…重ねて申し訳ないです;お返事は夜遅い時間か、下手すると明日になるかもしれません…お待たせすることになってしまい申し訳ないです…)

  • No.76 by リーシェ  2018-07-13 20:05:21 


何言ってんだ。魔法を使うのはあんたの方だろ?
(ディラの言葉に思わずクスリと笑う。魔法を使うのはディラの方のはずなのに、自分の方が魔法を使っているのだと面白いことを言うものだと思った。そう笑いながら皿の上に乗せられたパンケーキにバターをのせる。焼きたてのパンケーキの熱でバターがとろりと溶け、表面に広がっていく様子は食欲をそそるようだ。蜂蜜は好き嫌いがあるのでかけなかったが、蜂蜜の入った瓶を別途に用意する。ディラの分と自分の分を用意し終わるとフォークとナイフも二人分出す。パンケーキの乗った皿、食器、蜂蜜とお盆の上にのせると持ち上げる。)
ほら食べに行くぞ。残してもいいから少しは食べろよ。
(おぼんを持ったまま歩き出すとディラの隣を通りベルの導く食堂の方へと進む。掃除をして清潔になった食堂につくと机の上におぼんを置き、ディラの方と自分の方と皿と食器を配り、机の真ん中辺りにはちみつの瓶を置く。そしておぼんを持ち直すとコーヒーを持ってくることを告げ、それと一緒に先に食べてていいと伝えて。)

(/それくらい大丈夫です!ご自分の予定を優先してください!私もお待たせすることが多いので、自分の方こそ申し訳ないです…)


  • No.77 by ディラ・マズロー  2018-07-14 09:35:55 


ものの例えだ。私が寝ている間にここまで変化しているなんて
(笑う相手になんとなくムキになってすかしたように言い返すが目線はパンケーキへと注がれていた。じわりと溶けだすバターをみているとまた空腹感がディラをつつく。食堂へ行こうと言われてついていくと、大人しくテーブルへと座った。清潔さを取り戻した食堂に2つ並べられたパンケーキ、2人の間に置かれた蜂蜜の瓶…同じ食堂のはずなのに椅子に座った場所から見える風景はまるで違っていた。向かいの席に誰かがいる風景、暖かい食事、長年この屋敷に住んでいるはずなのにここは別世界のようだ)
……いい香りだ
(コーヒーをいれにいったリーシェを見送ると、蜂蜜の瓶に手を伸ばす。パンケーキの上に蜂蜜を垂らすと甘い香りが広がった。ナイフとフォークでパンケーキを切り分け口に運ぶ。パンケーキの柔らかさと一緒に蜂蜜の甘さが口に広がる。パンケーキを食べる事にディラの体にまだ残っていた疲労を洗い流していくようだった。気がつけば1枚目のパンケーキを食べ終えてしまっていて、しばし間をおいたあとまた蜂蜜の瓶に手を伸ばして2枚目を食べることを決める)

(/大変お待たせいたしました!結局こんな時間に返すことになってしまい申し訳ありません…本日は時間に余裕がありますのでいつもくらいのペースてお返事できると思います!本日もよろしくお願いします)

  • No.78 by リーシェ  2018-07-14 10:17:29 


お、ちゃんと食べてるな。
(マグカップにコーヒーを淹れて戻ってくると美味しそうにパンケーキを食べている姿見えた。1枚目は既に食べ終えているようで、2枚目に蜂蜜をかけようしている様子に満足そうに笑顔を見せる。コーヒーを淹れたマグカップをディラと自分の方へ置く。よく見てみるとディラの方は黒いままのコーヒーだが、リーシェの方はミルクが入っているようでカフェオレになっている。また、ディラの方にはミルクピッチャーとシュガーポットを置く。そして配膳が終わると自分も席に座った。)
うし、いただきます。…ん、美味い。
(手を合わせていただきますをいうと1枚目は蜂蜜を付けずに食べる。ふわふわに焼かれたパンケーキにバターのしょっぱさが相まって、美味いと零す。新鮮な食材で作ったのためか、それともディラと食べているためか、いつも食べていた味とは少し違ったように感じた。業務的に堅苦しい空気の中で食べていたのとは違い、暖かな空気の中食べるはハッとするなと思っていた。)

(/いえいえ、お忙しいところありがとうございました!本日もよろしくお願いします!
それと申し訳ないのですが本日午後5時30分頃から9時30分頃まで用事があるのでお返しできないと思います。終わりの時間は前後するかもしれないのですが、用事が終わり次第お返しさせていただきます。いきなりご連絡もなしに落ちるかと思いますので、先にご連絡しようと思いました。本当にすみません…。)

  • No.79 by ディラ・マズロー  2018-07-14 10:53:56 


たまたま食事をとってもいいと思っただけだ ………ありがとう
(こちらを満足げにみて微笑む相手に、あれだけ食事を拒否していた手前、リーシェにしてやられた気分になり素っ気ない返事をする。だがパンケーキを食べる手は止まることがなく、蜂蜜を2枚目のパンケーキに掛けていた。先ほどよりも少し多めの蜂蜜がパンケーキに広がっていく。少し甘すぎたかもしれないとちらりとコーヒーが入ったカップを見るとディラの分はブラックでリーシェの分はカフェオレになっていることに気がついた。まだ相手にコーヒーの好みを伝えたことはなかったはず、だからブラックを持ってきたのかと理解すると、リーシェの気遣いに思わず感謝の言葉が漏れる。その言葉を口にすると今度は気恥ずかしい気分になりナイフを動かし始めた)
…昔、蜂蜜をかけすぎだと怒られたことがあったな
(ナイフを使ってパンケーキを切り分けようとするとかけすぎた蜂蜜がパンケーキの上から溢れて皿へと落ちた。その時に、今と同じように2人でテーブルを囲み食事をとった記憶を思い出す。記憶の欠片をこぼすようにポツリとそう呟くとパンケーキを口に運んだ。案の定パンケーキは蜂蜜のせいで甘くなりすぎていて、ある程度咀嚼したあとにブラックコーヒーを口にする)

(/承知しました!では夕方から夜にかけてはお忙しいんだなと思って返事お待ちしております!もし終わり時間が伸びましたらお返事明日になっても構いませんので…!)

  • No.80 by リーシェ  2018-07-14 11:45:47 


どういたしまして。…ていうか、あんたにも誰かに怒られる経験があったんだな。
(感謝の言葉にどういたしましてと返すと、ポツリと零れたディラの思い出話に目を丸くする。普段の態度から誰かに怒られる経験などがないと思い、子供の頃から腫れ物のような扱いをされていたのではないかと実は密かに考えていた。だが今の発言で昔は誰かと暮らしていたのかとわかり、その人の前ではどんなふうに生活していたのか、そしてその人は何故ここにいないのかと、不思議に思った。しかもよくよく考えてみればこの家は1人で住むには大きすぎ、誰かと住んだ方が大きさ的には丁度いいサイズだなと掃除しながら思っていた。)
そのあんたを怒った人ってどんな人だったんだ?もちろん言いたくないなら言わなくていいんだけど。
(2枚目を食べる時には蜂蜜をかける。バターと蜂蜜の色のコントラストは見るだけでも楽しくなる。その時ふと気になったディラを怒った人について聞いてみたくなった。自分より前に目の前にいる人物と生活していた人、女性か男性かもわからない人だがディラと過ごせるのだからある意味面白い人だったのかもしれないと興味で聞いてみた。)

(/本当にすみません、ありがとうございます!)

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