In the sanctuary / 〆

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魔法使い  2018-07-08 20:11:25 
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お相手様決定済みです




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  • No.41 by リーシェ  2018-07-11 00:29:25 


そっか、そりゃあいいや。
(押し付けられたトートバッグを持ち、ディラの用意ができるのを待つ。やがて扉が開かれると聞こえてくる人の声と広がる海の香りが漂ってきて、場所が繋がったのだと知る。そういえばどこかに移動する時にはいつもドアについているダイアルを回していたと思い、そのダイアルを見てみる。これを操作すればどこにでも行けるのだろうと仮説を立て、少し触ってみたいような気もしたが、下手に動かして外に出れば暗闇の中に取り残されるのは明白でやっぱりディラさんと一緒に行こう、と考えを取り消した。ドアの外では賑やかな人の声と和やかな潮の満ち干きの音が聞こえてくる。街に居る時には聴くことのなかった音に珍しさを感じる。)
街の朝市には行ったことはあるけど海のは初めてだな。どんなものが売っているんだろう…
(海側と外側では売ってるものが違うのか、珍しいものが売っているのか、自分の興味が尽きず目をキラキラと輝かせる。うちだからやはり魚や海藻類が多いのだろうか。本でしか見た事のない奇怪な魚や大きな魚も見てみたい、と朝市を楽しみにして)

(/ご連絡ありがとうございます!
また明日もよろしくお願いします!)

  • No.42 by ディラ・マズロー  2018-07-11 07:57:14 



…賢明な判断だ。それは扉の空間調整ダイアル、扉を開けたまま弄ると亜空間に吸い込まれる可能性もあるし、何が飛んでくるかわからない。死にたくないのなら触らない方が得策だ
(扉を出て振り返ると相手は扉横のダイアルを弄ろうとしていて、それを制止しようとする。が、その前にダイアルをそっとしておくことを決めたようだ。薄く笑いを浮かべながら脅しのような発言をしておこう。怪我をするにしても亜空間に放り出されるにしても助けにいくのはディラなのだ、手間は少ない方がいい。パチンと指を鳴らすとディラの服がぐにゃりと曲がり、ケルト民族衣装から爽やかな青いシャツと白色ズボンの姿に変わる。これで街中を歩いても奇抜な衣装で目立つことはないだろう)
そのバックにものを入れると食堂のテーブルに転送されるようにしておいた。金はここに。好きなものを買え、食料も生活用品も…ここならなんでも揃う。こういう場所は初めてじゃないだろ?私の分は適当な果物をいくつかだけで構わない
(相手に手渡したバックにも魔法がかかっているようで重い荷物を持ち運ぶ必要はなさそだ。朝市には海産物か多いが、野菜や果物を売る店もありそこそこ賑わっている。自分は調理の必要ない果物だけでいいと告げるとあとは相手について行くことにした。)

(/おはようございます!昨晩の分返しておきますね!今日もよろしくお願いします)

  • No.43 by リーシェ  2018-07-11 11:28:52 


んじゃ、適当に買わしてもらう。
(魔法がかかっているトートバッグなので重さが変わらないのはありがたい。最初に買うのは雑貨品にして、次に果物や野菜、最後に痛みの早い魚や生物にしようと考える。あまり多く買いすぎても腐ってしまうので程々にして、無くなりそうだったらまた買い出しに来させてもらおう。また、雑貨品はどれだけあの家にあるのかはわからないが、思いつくだけ買ってみよう。ある分には困らないし、多くなったら倉庫とかに保管しておき、のちのち使えればいいかと考えて決める。)
なぁ、もう外出ていいのか?
(勝手に出てはなにかまずいかと思い戸外に出なかったがワクワクとした感情は止められない。ディラの服装も海の街に近い爽やかな服装になったので、見た目は怪しくなくなった。この格好なら町の娘がきゃーきゃーと黄色い声をあげるだろうと思い、あまりそばを離れないようにしようと考えた。)

(/おはようございます。こちらこそ今日もよろしくお願いします!)

  • No.44 by ディラ・マズロー  2018-07-11 12:31:32 


___あぁ、もちろんだ。
(扉は開き向こうから爽やかな潮風が吹いてきているのに動こうとしない相手を疑問に思い始めた頃、リーシェから予想外の言葉をかけられた。相手の方を見てみると期待に満ちた輝かんばかりの目をこちらに向けていて、思わず笑みを零しながらひとつ頷く。自分の合図を待っていたのだ、忠義心に溢れるやつだなと苦笑したまま扉をくぐり抜けた)
…リーシェ、私は確かにお前を雇った。だが…これは私の勝手な推測も含むが、私はお前を支配しようとはしない。もっと自由に、暮らして構わない
(相手の境遇を全て聞いた訳では無いが、リーシェが人として不当な扱いを受けてきたのは何となく察しがつく。主人の言葉を待ってくれるのも構わないが、あまりにもその主人とやらに縛られた生き方である気がした。過去に触れられたくないというスタンスでもなさそうだが、デリケートな話題ではある。朝市が開かれている大通りへと足を進めながら、顔だけ相手の方に向けて反応をうかがった。)

  • No.45 by リーシェ  2018-07-11 12:58:47 


そう言うなら、なるべく自由に生きられるよう努力してみる。
(思いもよらない言葉に目を丸くする。今までご主人様に縛られ続けてきた人生の中で唯一逆らったのが拷問から逃げ出した事だった。自由に暮らすことにあまりまだ慣れてはいないが、ディラさんがそう言うなら自分を縛ることは無いだろうと、努力することをくしゃりとした笑みをしながら伝える。扉をくぐって前へと進むディラに続くように、自分も外へ少し早歩きで足を進め、隣へ並んでみる。これはさすがに怒られるか?と自分の上にある頭を盗み見て)
ディラさんは果物でいいって言ってたけど好きな食べ物と嫌いなものあるか?
(食材を買うにしても嫌い食べ物ばかりでは食事が出来なくなってしまう。かといって好きなものばかりだと偏食になってしまうし、食べ物の把握がしたく、聞いてみた。これで果物以外全般嫌いだと言われても困るが、どうにか食べやすいよう料理すればいいか、と考える。菜食主義とかならそれはそれで料理を考え直してみよう、とも思っていて)

  • No.46 by ディラ・マズロー  2018-07-11 15:19:23 


あぁ、そうしろ。私は召使いを雇うよりも、同居人ができたと思える方が気が楽だ
(隣に並ぶ相手を見れば小さく笑ってみせる。突然それを叱りはしない。これで彼を縛り付けている過去を少しでも断つことが出来ただろうか。今まで広い屋敷でたった1人生きてきて、それを寂しいと思うことはなかったし誰かが必要だと思うこともなかった。しかし、誰かと共に暮らすことを少しずつ前向きに受け入れつつある。遠い記憶が呼び起こされるようだった)
あまり食に対して興味がない。好きも嫌いも、特にないな。食事はただの栄養補給だろう?まぁただ…昔飲んだミネストローネはまた飲んでもいい
(食の好き嫌いて食に興味が無いと答えるのは相変わらずで、生活能力がないのは食に対する興味のなさも要因のひとつかもしれない。ただひとつ生きてきた中で、もっと食べたいと願ったものを思い起こしそれを伝えておいた。食の思い出が頭に浮かぶなんて今までにはなかったことだ。これもリーシェとのやりとりの影響だろうか)

  • No.47 by リーシェ  2018-07-11 19:10:07 


そういっちゃ元も子もないんだけどなぁ…ミニストローネな、じゃあ夕食にでも作ってやる。
(食事を栄養補給扱いするディラに苦笑いする。確かに栄養補給ではあるが娯楽としてもあっていいだろうと、ディラがそう感じられるように自分の食事で変えてやろうと思う。ディラの発したミニストローネは初めて聞いた要望でもあった。ならばそれで初めは満足させてやろうと必要な食材を頭の中に書き出して)
しゃがいも、人参、にんにく、オリーブオイル…安いのは何があるかなー。
(薄暗い路地を出て賑やかな通りに出る。ミニストローネに使う材料を呟きながら、店に出ている商品を見物する。途中見たことのない食材が置いてあり、それはなんだろうと興味を持つ。また、安そうな食材が置いてある店は特徴を覚えておき、後々回って買いに来ようと考えた。するとふと、道を歩いている時に肩に小鳥がチチ、と鳴いてとまる。すりすりと擦り寄ってくる小鳥の顎あたりを撫でると気持ちよさそうにするので、その仕草が可愛らしく思い、微笑んで)

  • No.48 by ディラ・マズロー  2018-07-11 19:46:20 


待て、食べるとは言ってない。腹を満たすと体の動きが鈍……そんなに食料を買うのか
(確かに唯一食べてもいいと思ったものはミネストローネだが、今日食べるかは別の話。いらないと断ろうとするが、その前に相手の口から出た食材の数々に目を開く。料理に興味がないとその中身が何であるかも全く知らず、軽く口にした料理には想像以上の食材が使われていたようだ)
よくそんなすぐに食料が出てくるな…前に仕えていた屋敷でもよく買い出しをしてたのか?
(相手の肩に小鳥が止まり、それを愛でる様子を盗み見ながら、微かに笑みを浮かべた。料理のための買い出しなどやったことがないディラにとって、手馴れた様子で買い物をする相手はまさに魔法を使うように不思議であり、手に取ったこともない品々を眺めながら聞いてみて)

  • No.49 by リーシェ  2018-07-11 20:41:44 


作り方は一通りじゃないからな。ただの例えとして挙げてみた。
(ディラの言い方で食べている料理には何が使われているのか知らないことを知った。確かに料理を作る人でもないと何が使われているのかなんて知らないだろう。自分だって過去に知り合った料理人に教えてもらわなければ知らないことは多い。一人一人の料理に隠し味があったりし、料理の方法がひとつ違うだけでその作り方は幾多にも及ぶ。自分が今口に出したのも教えて貰った調理法のひとつであり、手の込んでいる方法の一つでもある。だが実際はもっと簡単なものを作ろうと思っているので、それほど材料はかからない。)
よく、ではいけど時々な。小さい頃なら荷物持ちで付き添ったり、大きくなると料理するように言われたこともあったから。おじさん、これとこれとこれ、いくら?
(物珍しそうに店を見るディラにくす、と笑みをこぼす。記憶の中で比較的幸せだった記憶を呼び起こして語る。料理をする時厳しかったこともあったが、そこで味わった味を味わうという幸せ、作る時の楽しさ、美味しいと言われた時の嬉しさなど、食を娯楽として認識できた出来事だった。また、ある雑貨品店を目に止めると店の主に品物を頼み、金額を聞く。言われたとおりにお金を渡すと受け取った品物をトートバッグに入れ店主にありがとう、と述べる)

  • No.50 by ディラ・マズロー  2018-07-11 21:40:37 


そういうものなのか…ただ口に入れるだけなのに、複雑だな。理解できん
(料理にも個性があるとの言葉にもやはり理解を示すことはなくて、小首を傾げた。口に入ってしまえば同じなのに工夫をする意味とはなんだろうか。食を楽しむ経験を持たないディラは次々と食材を買っていくのを眺めていることしかできず、どれが何に使うかもさっぱり分からなくて頭には疑問符が浮かんでいた)
…お前は料理が好きなんだな。前の屋敷では嫌な思い出ばかりでもないらしい
(料理のことを語る相手はどこか楽しげだ。以前いた場所はリーシェにとってひたすらに辛い場所なのかと思っていたが、どうやらその中でも救いはあったらしい。次々と買い物を進めるのを止めることもなく、ただ相手についてまわっていて)

  • No.51 by リーシェ  2018-07-11 22:04:14 


料理が好きっていうか、家事全般が好きなんだ。やりがいがあるって言えばいいのか、達成感が楽しい。
(掃除の時には汚れていた場所が綺麗になる、洗濯ではお日様の下で真っ白なシーツを乾かせる、料理では美味しいと言ってくれた笑顔がある、そんな日常の中の些細な幸せを感じることが楽しくて家事が好きになった。確かに最初は嫌で嫌でしかたなかったが、ありがとう、というその言葉が自分の荒みきった心に染み込んだことがきっかけにある。生活していると苦しいことも辛いこともあった。それでもあの初めて見た小さな笑顔が心の支えとなっていたことも事実である。)
料理の複雑さなんて誰にも理解できないさ。けれど食の楽しみは生きる糧にもなる。それを知らないならこれから知っていけばいい。あんたは魔法使いなんだろ、知ることは好きなはずさ。
(ある店に売っていた小さなサンドウィッチをディラに差し出す。白く柔らかそうなパンの間には、レタスやトマト、ベーコンなどが挟まれて小さく切られていた。ひょいひょいと買って入れ、買って入れを繰り返していた中でいつの間にか買ったのかリーシェの手にも少し大きめのサンドウィッチがあった。何かを知るということは魔法使いであるディラにも有効な手段ではないかと思って渡そうと思った。これで食べなければ自分で食べればいいし、食べればそれはそれでラッキーくらいの心持ちで試してみたのだった)

  • No.52 by ディラ・マズロー  2018-07-11 23:07:42 


なるほど。料理で達成感が得られるという点は理解できないが、達成感が得られるから楽しいという理屈は分かる。私も日々感じることだ
(どんな思い出を思い出しているのか、家事が好きだと語る相手は実に楽しげだ。ディラにとっては面倒で仕方がない日々の家事はリーシェにとっては違うらしい。ますます不思議なやつだと思う。自分が自分の使命を果たすのと規模は全く違うが、心境としては似ているのかもしれない)
いつの間に…お前はどうしても私に食事をさせたいみたいだな。腹は空いていないのに………まぁ、悪くない
(唐突に差し出されたサンドイッチを見ると驚いて目を開いた。相手が買っていたものをそこまで注意深く見ていたわけではなく、朝食を買っていたことには気がついていなかった。しばらく呆れた目で相手を見ていたが、そのうち折れるようにため息を吐くとサンドイッチを受け取って口へと運んて1口かじった。新鮮な野菜に香ばしいベーコン、きちんとした食事は長いこと食べておらず、朝日のもと食べるサンドイッチは薄暗い屋敷で食べるのとはまた違った趣だった。それとも、誰かに貰ったから、美味しいと、そう感じたのだろうか)

  • No.53 by ディラ・マズロー  2018-07-12 00:29:20 


(/本日はそろそろ落ちます!今日もお相手していただきありがとうございました!)

  • No.54 by リーシェ  2018-07-12 07:17:16 


ま、最初は軽くな。栄養補給だけじゃなくて娯楽としてでも食べられるようにやってこそうぜ。
(ディラが自分の手からサンドウィッチを取って食べるのを見て満足そうにする。自分もサンドウィッチを齧って咀嚼すれば、瑞々しい野菜の食感や脂の甘いベーコンがパンの柔らかさとあいまって美味い。作るにしても簡単だし、食べやすいこともあるのでサンドウィッチは好きな方である。また、白パンの欠片を小鳥に近づけるとピィピィと鳴いて突っついて食べている。)
あとは魚と肉かぁ…良いとこねぇかなぁ…。
(残りはそれだけなのだがなかなかいい店が見つからない。するとふと、船の音が横から聞こえた。隣を見てみるとすぐ側が海になっていて木でできた柵が、海に人が落ちるのを防いでいた。それを横目に見ながら歩いていればだんだんと和やかな気持ちになる。魚が捕れるから猫も多いのか時折箱の上でまどろむ姿が見られる他、魚が猫に盗まれてもすぐに笑い声が聞こえてくる。ここの港町は上手く猫と人が共存しているのだとほっとした)

(/おはようございます!昨日は寝落ちしてしまってすみません。返しておきますね!)

  • No.55 by ディラ・マズロー  2018-07-12 09:54:47 


食事が娯楽なんて…腹を満たすと思考が鈍るし体も重くなる。お断り……
(リーシェの肩に止まった鳥がサンドイッチをつつくのを見ると鳥までも自分の意見に反対なのかとため息をついた。また文句を言われる前に仕方なく二口目を食べる。海沿いを歩けば猫がそこら中に転がり、潮の匂いが鼻をくすぐる。のどかな風景を眺めていると普段の喧騒を忘れそうだ。食事を腹いっぱいに取ることを拒否する旨を伝えていたその時、ディラの眉がピクリとなにかに反応するように動いた。ふと意識を別の場所に飛ばすように海の向こうを眺めたあと、ちらりと後ろ側に目をやる)
…私は買ったことがないが、あの坂の先にいつも人だかりができている肉屋がある。先に行っておいてくれ、私は買い忘れを思い出した。もし買い物が終わったら屋敷から来る時に使った扉をくぐって戻れ。お前は通れるようにしてある。それでは
(早口でまくし立てるようにしながら事情を説明すると、食べかけのサンドイッチを相手がもつバックに無理やりねじ込んだ。サンドイッチは食堂のテーブルへと移動していることだろう。海沿いの道を折れた坂を指さし場所を示すと、返事も待たずに踵を返し、全く別の道へと進み始め、リーシェを置き去りにしたのだった)

(/おはようございます!いえいえお互い日を超えたあたりで落ちるのが分かってきましたので大丈夫です!今日もよろしくお願いします)

  • No.56 by リーシェ  2018-07-12 11:19:25 


え、あ、ちょっ。
(いきなり雰囲気が変わったかと思えばディラはどこかに行ってしまった。止める日まもなく行ってしまったディラにポカンと口を開けていたが、あの様子だと何かあったのだろうと思い追いかけようとした。しかし、前に言われた魔法使いであるディラにしか相手にできないことであるかも、と頭の隅で思う。そうなれば追いかければディラは怒るであろうし、自分の仕事を全うした方がいいのではないかとも考える。自分が雇われた理由はディラの身の回りの世話である。ディラを信頼して待っていることも大切であると思うので、追いかけようとした足が止まる。)
…うん、待とう。それで掃除と食事の用意をしていよう。
(そう決めると先程ディラが言った方向へと足を進める。確かにディラの言った通り坂の先に人だかりの多い肉屋があった。そこに入り良質の肉が多いことを確認するといくつか肉を買って行く。その帰りに魚屋へ行き、そこでも新鮮な魚や海産物を買って扉のある裏路地へと帰ろうと歩いていき)


  • No.57 by ディラ・マズロー  2018-07-12 12:30:25 


___……はぁ…
(リーシェが扉を開ける直前の屋敷内、玄関ホールに青白い光の輪が現れる。それは人一人分のサイズに膨れ、光の輪の中からケルト民族衣装に身を包んだ男が現れる。ディラだ。服は埃まみれで所々切れたあとがあり、顔には何かに切られたのか、赤い筋が小さくひとつ入っていた。ディラが通り抜けたあと青白い光の輪は消えさり、ディラはそれを見届けると階段へと体を落とすようにして腰掛ける。そして大きく息を吐いた。全身に疲労を感じる。両膝に両肘をつくようにして体をささえた)
まだ帰っていないのか
(どうやらリーシェはまだ帰っていないらしい。屋敷にはまだ相手の気配がなかった。それまでに服を整え治癒薬を塗っておきたいところだが、まだ疲労で軋む体を動かす気にはならない。項垂れるように脱力すると、目を閉じた。)

  • No.58 by リーシェ  2018-07-12 13:02:18 


ただい…ディラさん!?
(肩に乗っていた小鳥を空に返したあと扉を開けて中に入る。つい癖でただいまと言いかけたが階段で脱力したように項垂れるディラを見つけバックを放り投げ、急いで駆け寄る。その服は出会った当初のケルト風のものへと変わっていたが、薄汚れところどころ切れていた。眠っているかはわからないがこんな場所にいたら体を痛めるだろうと、ディラの肩を優しく揺らす。別れたあと誰かと何があったのか、知りたいような知りたくないような気持ちに襲われながら、頬についている汚れを指で拭う。)
…お疲れ様。
(本人の職業上自分が聞いてもわからないことだらけだろうと思い、あまり聞かないことに決めた。ただ一言、「お疲れ様」と聞こえているかわからないが伝え、そっと微笑む。あまり無理をして欲しくはないのでその微笑みは辛そうだったが、前に自分がしてもらったようにディラの頭を撫でてみた)


  • No.59 by ディラ・マズロー  2018-07-12 15:16:01 


…あぁ、やっと帰ったか。扉は閉めておけよ、お前みたいなのが増えては困る
(階段に座り動かないままでいるとリーシェが帰ってきてしまった。当然相手は驚きこちらに駆け寄ってくる。それに大丈夫だと軽く手をあげ答えておいた。相手は何を思うのだろうか、突然いなくなり疲労して帰ってくる…おかしな奴だと思われても仕方がない。頬を指で拭われたところでようやく顔を上げると相手と目線を合わせた。そして次に相手から出た言葉に驚きの表情を浮かべることになる)
______あ、ぁ………そんなことを言われたのは、初めてだ
(相手を見る瞳が揺らいだ。今まで魔法使いとしての使命を何度も果たしてきた。その活動はこの世界で誰にも知覚されることはない。使命を果たす度に傷も負ったし、立ち上がれない時もあった、心にダメージを受けたこともある。ただ何があっても、いつも1人だった。誰もいない屋敷に帰り疲れてそのまま眠って翌日傷を治す。そうやって孤高であることも自分の使命のひとつだと思っていた。当然誰かに労われたことなどない。だから、自分の行為を労われるなんて初めての経験だった。なぜか胸が詰まる感覚に襲われる。感情が溢れそうだった。それを沈めるために目線を逸らすとポツリと呟く。なぜかリーシェの顔を見ることができなかった)

  • No.60 by リーシェ  2018-07-12 16:19:40 


うん…あ、あとひとつ言い忘れてた。おかえりなさい。
(自分から目を逸らしたディラにどうしたのかと首を傾げると、思い出したように声をこぼす。そして「おかえりなさい」と、自分が言われ、聞きなれた言葉を相手にかける。礼儀として言い忘れると何度も怒られた言葉は今や癖になってしまった。それでも言われると嬉しいことを自分は知っているので頭を撫で続けたまま述べた。ディラはただいまと言えないかもしれないけれど、また自己満足ではあるけれど伝えた。誰かにそれ伝えることは無事に帰ってきてくれてありがとうという意味を持つ感謝の言葉でもあると、昔教えて貰った覚えがあった。)
ディラさん、歩けるか。部屋まで肩貸すか?
(とても疲れている様子のディラにここでは体が休まらないだろうと思い聞いてみた。自分より身長が高いディラだが多分行けるだろうと考える。歩けないようならおんぶしていくことも考えている。)


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