魔法使い 2018-07-08 20:11:25 |
通報 |
俺に事情があるように、あんたにも事情はあるだろ?言いたくないなら聞かないし、聞いてほしいなら聞く。
(ディラの腕を自分の肩に回して立ち上がる。自分が負担がかかりすぎないぐらいに体重をかけてくれているのか、少し重みを感じるくらいで歩くのに支障は出なかった。先程ディラが指さした方へゆっくりと歩き出す。その途中で相手の問いに自分の本心のままを伝える。あと付加えるとするならば、ディラの専門分野を聞いても自分に持っては摩訶不思議すぎて理解できないかも、という思いがある。ディラさんを守れることは出来なくても、支えることはできるようになりたいと、疲れているディラを見て考えていた。)
ほら着いたぞ。ドア開けるからな。
(歩いて少しすると重厚感のあるドアがあった。多分ディラさんの部屋だろうと憶測をつけ、ドアを開ける許可を待つ間もなく扉を開ける。すると予想通りと言うべきか本が積み重なって部屋中においてあり、辛うじて道ができていた。それを見たリーシェは表情を無にし勢いよく扉を閉めて)
トピック検索 |