In the sanctuary / 〆

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魔法使い  2018-07-08 20:11:25 
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お相手様決定済みです




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  • No.1 by 魔法使い  2018-07-08 20:15:08 


(その夜は雨だった。家を無くした初日にこんな天気とは自分の不運にはほとほと呆れる。腹が鳴くが財布の中身を確認する行為さえしない。中身は空っぽであることをとうの昔に知っているからだ。とにかく雨宿りをと人気のない路地を進む。明かりがなくなり一層陰鬱とした道を進むと、ポツンとひとつ壁に扉が取り付けられていた。ボロボロで立て付けが悪そうで、もしかしたらあそこから建物の中へと入ることができるかもしれない。淡い期待を寄せてドアノブに手をかける。鈍い音を立てながらドアノブは周り、扉が開いた。良かった、これで雨宿りができる)

…誰だお前は、どうやってここに入ってきた

(扉の先は先程までと全く違った世界。澄んだ空気と神聖な雰囲気、仰々しい階段を中央に添えたそこは大きな屋敷の玄関ホールのようだった。外からの見た目では考えられないような内部。そして階段中腹あたりからこちらを見下ろす男が1人。その男はケルト民族が着るような奇抜な格好をしていて手には分厚い本を持っていた。この男がこの先の運命を変える人間だったと今はまだ知る由もない)

〇1~2日につき1レスのペースでお付き合いいただける方。何か事情がある場合はお知らせいただければお待ちします!お時間合えば即レスも可です
〇ロルの長さは中ロル(200~1000字程)。当方小説ロル使用します。上のサンプルロルもご参考下さい

《迷い込んだ一般人》

リーシェ/24歳/男
さっぱりした顔に少し目はタレ目。瞳の色はワインレッド。黒髪で肩くらいまであるので適当な紐で結んでいる。身長175cm、体重は身長に対して少し軽め。体格は細めで、服装は薄汚れた白いシャツにボロボロの黒のズボンと靴。
世話をやくのは得意で炊事洗濯なんでも出来る。懐に入れたら誰にでも甘く、頼られるのは好き。料理は簡単な料理からフルコースまで。また、子供や動物に懐かれることが多い。
家をなくした理由は仕事先の豪邸(元執事)で冤罪をかけられ拷問されかけたところを逃げてきたため。
一人称は「俺」、二人称は「あんた」や「○○さん」


《気難しい魔法使い》

ディラ・マズロー/28歳/男
端正な顔つき/ほりが深く鼻筋が通っている/瞳の色はライトグリーン/黒髪ショートでオールバック/唇は薄いピンク色/身長183cm/スラリとした出で立ち/黒シャツの上に濃紺のローブを羽織る/腰に金の紐ベルト/黒ブーツ/
浮世離れしている/基本的に偉そう/生活能力ゼロ/魔法以外に興味なし/拗ねると子供っぽい/手のかかることは文句をいいつつやる/時々甘えた/初期は一人称「私」二人称「お前」

  • No.2 by リーシェ  2018-07-08 20:26:01 


どわ!び、びっくりした…どっからってこのドアですけど…?てかここ人いたのか…(雨の中を走ってきたが家の中に入れたことに一安心する。だが突然声をかけられビビりながら声のした方を向くと、あまり見慣れぬケルト風の服装をした男が立っていてまたもや驚いた。相手の問いに今先程入ってきたばかりの扉を指させば内心ここは入っちゃまずかったのか?俺殺されるんじゃね?とガタブルしつつ本心を述べる。一見すると廃屋のように見えた家だったが、よくよく内装を見ると使った痕跡のある暖炉やセンスの良い絵画がある。…しかしそのほとんどが埃をかぶっており内装もほぼ廃屋に見えてしまい趣味悪いな…とも思っていて。)


(/お声がけさせて頂いた者です!よろしくお願いします!(この文は蹴り大丈夫です))

  • No.3 by 魔法使い  2018-07-08 20:28:30 


(/ご移動ありがとうございます!そしてお返事の文もこちらに乗せていただきありがとうございました。始める前になにか追加でご要望などありましたら教えていただけますか?なければ早速お返事書かせていただきます!)

  • No.4 by リーシェ  2018-07-08 20:35:45 


(/特にないので大丈夫です!反対になにかこちらにご要望はございますか?)

  • No.5 by ディラ・マズロー  2018-07-08 20:51:53 


…そんなはずはない。そのドアは私以外は開けられないように封印式を施しているはず。…目的はなんだ、私の命でも狙いにきたか?
(雨に濡れ服装はボロボロで汚れたもの、なにか隠された力を持っているとは考えにくいがあの扉をくぐり抜けてきたのは確かだ。手にしていた分厚い本をパタンと閉じる。するとその本は渦に巻き込まれるように歪んでいき、やがてディラの手元から姿を消した。警戒するようにゆっくりと階段を降りながら相手を見定めるような鋭い視線を向ける。化けの皮でも被っているのだろうか、魔力の気配は感じられないし、その他の脅威とも一見は思えない。やがて階段を降りきり、同じ高さに立つと静かな口調で尋問を続けて)

(/リーシェくんに対してはこちらも特にありません!2人が暮らすこの場所についてはディラからおいおい説明していきますので、とりあえず洋風の屋敷のような内部構造になっていると覚えておいていただければと思います!それでは改めましてよろしくお願いします!(こちら蹴り可です))

  • No.6 by リーシェ  2018-07-08 21:15:35 


封印式…なにそれ、んなもんあったかなぁ…
(本が消えていく様を見ればすっげぇ、と思うが警戒している相手の様子にがりがりと頭を掻く。視界の悪い森の中を走ってきたため石やらなんやら蹴飛ばしてきた感じはあったが自分的には心当たりがなく首を傾げる。)
てか、あんた命を狙われるってそんな高貴な身分なの?こんなボロ屋に住んでるけど…どっかの亡国の王族サマ?
(自分が狙われる覚えはあるが、最近の街の噂では誰かが命を狙われている、なんて聞かなかったはず…と記憶を辿る。よく幼い頃は国を追われた王族が廃屋に逃げ込み生活したり、仲間と出会い旅に出る。なんて本を読んだことはあるが所詮物語は物語、んなことは普通ありえない、と自己完結しつつも相手に問うてみて)


  • No.7 by ディラ・マズロー  2018-07-08 21:43:04 


魔力は本当に持っていないようだな。だがそれならばなぜ私の封印式を破られた?綻びでも…いやそんなはずはない
(どうやら目の前の相手は本当になんの力も思惑も持っていないらしい。いい加減に買いかぶるのはやめようと頭をふるとリーシェを追い越し入口扉の方に近づいた。扉に手を這わせ何かを確かめる動作をしたあと、扉脇にあるダイアルのようなものをクルクルと動かす。それも異常がないのか首を傾げまた相手の方へと向き直った)
…ボロ屋だと?ここは世界の監視者たる私が住まう屋敷、サンクチュアリだ。神聖な知識と技術が詰め込まれた場所。お前が見たのがどの扉からの風景かは知らないが、屋敷の外見と中身は同じではない。ついでに言うと私は王族でもない、魔法使いだ
(眉をひくつかせて不快感が顔に表れる。プライドの高い魔法使いは自分の屋敷を馬鹿にされるのも気に入らないらしくここが聖なる場だと説いた。そのわりにはそこら中埃だらけで本はバラけているし、辛うじて蜘蛛の巣ははっていないが、暖炉もまっ黒焦げで前回手入れしたのはいつなのか分からない。相手の真正面に立ち見下ろすようにしながら威圧的な態度を崩さずにいて)

  • No.8 by リーシェ  2018-07-08 22:07:06 


まほうつかい…魔法使いねぇ…
(相手の言葉にふと1度耳にしたことのある噂を思い出した。どこかの外から見れば廃屋、中は豪邸の家に力の強い稀代の魔法使いが住んでいる。という噂、その時はそんなの子供の作り話だろうと思っていたが今の状況はその噂にぴったりだな、と考える。だが、魔法使いというものはもっと綺麗なところに住んでいるのではないかと周りを見てもしかしてこいつ生活力がないのか?と思い直して)
神聖な知識と技術が詰め込まれてるって…こんなホコリだらけじゃ神聖も何も無いんじゃねぇの?こんなホコリだらけじゃ、その神聖なものとかあんたの本とか、ネズミとかにすぐ食われるぞ
(ふと近くにあった曇ったガラス窓に近づき窓枠を指でなぞる。するとすぐ指は灰色に染ってしまい、どれだけホコリが溜まっていたかがわかる。それを見てうん、と頷いて何かを決心したかのように相手に向き直って)

  • No.9 by ディラ・マズロー  2018-07-08 22:26:27 


あぁ、しまった…2回も埃だらけなんて言うな。その気になれば部屋はすぐ綺麗にできる。今は気分が乗らないだけ。それに、本来ならネズミ1匹たりともこの屋敷には侵入できないから本が傷つくこともない…おい、勝手に触るな
(つい自分の正体を口にしてしまいため息と共に眉をひそめた。続いた言葉にはさらに苛立ちを募らせる。掃除は自分の気が向いた時にだけ行う主義で生活に困るレベルにならない限り掃除に手をつけることはない。きちんと歩くスペースが確保されている分今の屋敷はまだマシな状態だ。勝手に窓の埃を確認する相手にピシャリと言葉を投げつつ腕を組んで相手を睨む)
それで、お前はなぜそんな格好をしている。ボロボロで雨にも濡れてこんな人里離れた場所まで…まぁ、どんな理由にせよ早々にここから立ち去ってもらわなければ困る。早く家に帰れ
(何かを決心したような顔をする相手に先手を打つように屋敷から出ていけと告げた。ここで変に反論されたとしても意識を奪い記憶を改変してしまえば近くの街に彼をおいてそこで関係は終了だ。今はまだそんな冷酷なことを考えながら一応義理としてなぜこの屋敷にきたのか聞いてやって)

  • No.10 by リーシェ  2018-07-08 22:47:13 


帰れって言われても俺屋敷から逃げだしてきたから家無いし…
(家に帰れ、と相手から告げられるも自分は冤罪をかけられ逃げてきた身。今更街に帰ったところで捕えられ拷問されるのがオチ。痛いのは嫌だし、かといって冤罪を認めるのも嫌、自分の生家はもうないし…と腕を組み考え、ならばさっき考えてみたのが得策か、と思い直す。睨みつけられても元の杵柄で恨まれようが、憎まれようが、睨まれようが特に気にはならない。相手の鋭い視線をものともせず両腕を広げ敵対心はないことを相手に示して)
な、あんた俺を雇わないか?これでも俺、炊事洗濯なんでも出来るぜ
(何度も屋敷の中を見てみると生活力は無さそうに思える。幼少期から下っ端として掃除の仕方、食事の用意の仕方、洗濯の仕方など全てを教えられてきたので特に苦にはならない。どうにかこうにか言いくるめてせめて1年くらいは居候とでもいいから置かせてくれないかなー、と考えて相手に提案する。ぶっちゃけ、この屋敷内を探検してみたいというのもあるし…というのは心の奥底に隠しておく)

  • No.11 by ディラ・マズロー  2018-07-08 23:05:03 


は?待て、今のお前には聞きたいことが多すぎる
(先程から一切怯むことなく自分のペースで進み続ける相手に、そろそろ我慢の限界だと思っていた矢先に思わぬ言葉を耳にした。屋敷から逃げ出したとはどういう意味なのだろうか。それを聞く前に続けざまに自分を雇って欲しいと話が発展する。そもそも相手のことを信用したわけでもなく、ここに住むのは自分1人で十分だ)
…まずはお前が家から出た話を聞かせてもらおう。話はそれからだ
(この屋敷には生涯1人で住むつもりであったし、そうでなければいろいろと不都合が出てくる。だからこそ相手の事情など聞かずにとっとと記憶を奪ってしまえば良かったのだが、なぜかディラはリーシェに対して問いを投げてしまった。もう何十年かぶりにまともに人と会話をしたせいかもしれない。パチンと指を鳴らすとディラの後ろに1人がけのソファが現れディラが腰を下ろすとちょうどディラが座る位置へと移動する。ディラは足を組み、腕を組むと相手の返事を待って)

  • No.12 by リーシェ  2018-07-08 23:32:30 


ん?わかった。じゃあ俺が逃げてきた話な。とりあえず俺の前職は執事。この近く…かな?でっかい街にある豪邸のご主人様に仕えてたんだ。俺は割と小さい頃から色々躾られてきたから腕をかわれて結構いい金額で仕えてたんだけど、何日か前に『屋敷の宝石が盗まれた』らしくなぜかその罪が俺に向いた。んで拷問されかけたところを見張りのやつをぶん殴って逃げてきたんだ。
(相手の仕草で現れたソファーに何度目かわからない驚きを示すと自分の話を促される。それに頷くと近くの壁に寄りかかって腕を組み、自分がここまで逃げてきた経緯を話す。話す度に思い出も蘇るが、同時に辛かったこと嬉しかったことなども思い出し、そういえば最後の給料貰ってないと思い出す。また、だんだんと話していくうちにイライラが募ってきて最後には舌打ちをする。)
絶対冤罪かけたの同僚なんだよ。あいつ何かと俺のこと目の敵にしやがって…
(はぁー…とわざとらしく深いため息を零すとがりがりと再び頭を掻く。捕えられ3日か4日薄暗い牢屋の中に捕えられていたため自分が不衛生で仕方がない。雨の中を走ったからか少しはさっぱりしたような気分になってはいたものの、少しずつ体が冷えてきて無意識に腕をさすり)

  • No.13 by ディラ・マズロー  2018-07-09 00:17:51 


…聞かなければ良かった。つまり、お前は現在逃走中の身であり、今も命を狙われている。拷問されていたからボロボロで、その身なりか……とりあえず風呂に入れ。ここはお前がいた世界とは次元がズレた場所にある、奴らはここまでお前を追ってこれない
(大きく息を吸いゆっくりと吐き出す。心中は口にだした言葉と同じだ。聞かなければ良かった。この男は単に家がないだけでなく追われる身。もしこの状態で再び拷問を受けることになれば、彼の命は保証されないだろう。この屋敷から出ることはほぼ死を意味する。ソファから立ち上がり、すいと手を横へスライドさせるとソファはだんだん小さくなってやがてその姿を消す。再びリーシェの前に立つと顎でついてこいと合図をした)
…私はディラ・マズロー、先程も言った通り世界の監視者であり、この世で最も力ある魔法使いだ。腕は期待していいんだろうな?私の期待に添わなかったら即叩き出す
(相手の返事を待たずして歩き出しながら背中を向けたまま自己紹介をする。仰々しい肩書きを並べつつ、ちらりと相手の方を振り返る。明確に雇ってやると言わなかったのは結果的に相手の思惑通りに言ったのが気に食わなかったからだ)

  • No.14 by リーシェ  2018-07-09 09:23:16 


へぇ、そうなんだ…。あんた凄いな…
(次元がズレていると聞けば改めて力の強い魔法使いなのだと改めて認識する。また、もう命を狙われるって心配がないのだと分かると小さく「ありがとう」と感謝の言葉を述べ、安堵の息を零した。言葉にはなかったが雇い入れてくれるということでの二重の意味もある。)
俺の名前はリーシェ。これからよろしくお願いしますよ、ご主人様。それともディラさん?
(前に進む相手の背中を追って自分も歩き出す。その背中に向かって自己紹介をし、一応躾られた通り仰々しく胸に手を当て頭を下げる。ついでにとばかり相手の呼び方を呼びながら問うてみる。
その道中、理由を聞いて雇ってくれるなんて優しいんだな、と思うが口に出すと即刻叩き出される気がするので胸の奥にしまい込んだ。せっかく屋根のある家に住めたのに、また雨の中走って風邪をひくのはちょっと自分のプライドが許せなかった。あと、雇われたからにはこいつの食生活やなんやらを改善してやる、とも考えていて)

(/おはようございます!昨晩は寝落ちしておりました、すみません!
返させていただきます!)

  • No.15 by ディラ・マズロー  2018-07-09 11:08:12 


ふん、当然だ。私のことはディラでいい。他人に敬われるのには慣れていない。お前が呼びにくいならどう呼んでくれても構わないが
(素直な褒め言葉には薄く笑いを浮かべて答えておく。1人でこの屋敷に住んでいたために他人から褒められるなどもう記憶にもないほど久方ぶりで、気分は少し上向きになった。深々と頭を下げる相手をちらりと見やりながら、あしらうように手をひらりとふる。そもそもこの屋敷には1人で住んで随分と長く、他人と暮らすこと自体が異例中の異例だ。その上に主人扱いまでされると息がつまりそうになる。ただ、相手は元執事。となると主人がいた方が自然体であるかもしれない。そこまで考えてため息をついた。どうして屋敷に転がり込んできた男にここまで気を使わなければならないのか。先程自分の身に起こったことを話した相手は苛立ちをみせ舌打ちもしていて、怒らせると面倒なことになるのは察しがつく。屋敷の埃を確認したあたり、細かいことを言い出さなければいいのだが)
ここが浴室だ。着替えはとりあえずこの服を元へ戻しておく。私の服だとお前には大きいだろうからな。あとは…風呂に入り終わったらこのベルを鳴らせ。
(浴室前の脱衣場に着くと扉をあけ中に入れと促した。1人で住むには十分すぎる広さの浴室にはシャワーや広々としたバスタブが設置され、清潔な白色で統一されている。カビの類は殆どなく、他の場所に比べて清潔さは保たれているものの様々なボトルや瓶が床に転がっていて散らかりはしていた。さらさらと常識に反する説明を並べたあと、手元をくるりと回しベルを棚の上へおく。それがどういうものか説明することもなく「それでは」と一言言うと扉から出ていってしまって)

(/大丈夫ですよ!お気になさらないで下さい。こちらもあの後寝ましたので…即レスでお相手していただいている時は落ちのご連絡させていただきます!)

  • No.16 by リーシェ  2018-07-09 12:58:26 


わかった。じゃあ最初はディラさんって呼ぶよ。徐々にさん付け無しでも呼べるようにする。
(廊下等のホコリや汚れている場所を確認しつつ頷いて答える。確かに汚れやホコリなどが目立つがねずみ穴や大きな破損は見当たらない。ただ目の前にいる相手以外に人の気配は感じられず、静かな屋敷の中で1人で過ごし、寂しくはなかったのかと考える。しかしそう考えたと同時に先程の態度や今の態度を見ればこいつは1人でも生きては行けるけどそのうち倒れて孤独死しそう、とも考えている。)
ベルな、わかった。うわ、ひろい浴槽…
(白く、他と比べれば清潔そうな浴槽に目をきらきらさせる。床に転がっているビンやボトルを歩ける範囲に立てて集めておく。用意されたベルがどこに置かれたかを確認し、相手が出た言ったのを見届けると自分の今着ている汚れた服を脱ぐ。浴槽に湯を貯め手で温度を確かめるとそっと全身を沈めるとふー…と息をこぼす。殴られたり蹴られたりした傷に湯がしみて時々表情をゆがめるが、じわりじわりと暖かくなる体に安心し始めて)

(/了解です!私も寝落ちする時はご連絡します!)

  • No.17 by ディラ・マズロー  2018-07-09 15:39:17 



(しばらく浴室前で待機していると、リーシェが風呂に入る音が聞こえ、手をくるりとその場で回した。するとリーシェの服が手元に現れ、ストンと手の中へ落ちてくる。リーシェの服を見てみると土汚れの下にいくつも血が滲んだあとがあり、赤茶色に変色していた。切り裂かれた跡や殴打によって破れただろう場所もある。この仕打ちを受けても心が折れていないとは相当精神力が強いのだろうか。自分が今まで通り好き勝手やっても少しくらいは耐えられそうだなと内心思う。それでも自分と過ごすのに耐えられなくなって出ていくのが先になるような気もするが。服を撫でるように手を動かすと、服の破れは塞がり汚れはみるみる消え去って服は元へ戻った。今度は指を鳴らすとリーシェの服は手元から消えて戻の場所へと戻る。拷問のむごたらしい跡が頭から離れないまま、その足で食堂へと向かった)
…困ったな
(キッチンへと立ち食料棚をみて思わず独り言がこぼれる。大きな棚があるのに中身はほとんどなく、棚の端にも埃が積もっている。辛うじてバスケットに入れられたりんご数個と恐らく賞味期限ギリギリであろうピクルスくらいしかない。だがそれでも何も食べていないリーシェの腹の足しにはなるだろうとバスケットにピクルスの瓶を放り込みテーブルへと移動する。綺麗な皿はおそらく存在しない、全て埃を被っているだろう。とりあえずはこれで晩餐の完成だと開き直ると椅子の前にバスケットをおき、自分はティーセットを持ってきて紅茶を飲み始める。あとはリーシェが風呂からあがり合図するのを待つだけだ)

  • No.18 by リーシェ  2018-07-09 17:06:37 


…っは、さっぱりしたぁ…。
(体があたたまり、浴槽から出ると適当に会ったバスタオルで体を拭く。ふと近くを見ると来ていた服が綺麗になり置いてあったのでそれを着ると、新品のような肌触りだったので何度か触って楽しんでみる。触るのに満足するとそういえば風呂から出たら鳴らせと言われていたベルのことを思い出し、置かれていたベルを鳴らす。)
いい音色だな…
(澄んだ音色に心を和ませると、ふと目に付いた所々に散らばるビンやボトルが気になってしまった。勝手にいじってしまうのは申し訳ないかと思うが、いじるなとも動かすなとも言われていないので、どうせ来るまでと考え、色ごと、容器ごとに分ける。容器には読めない字や滲んたものがあり特に深くは考えずまとめてみて)

  • No.19 by ディラ・マズロー  2018-07-09 18:28:11 


…終わったか
(魔導書を片手に紅茶を楽しんでいると何かに反応するように顔をあげた。浴室と食堂は離れていたがディラにはベルの音が聞こえたようだ。食堂の入口扉に向かって手をかざし何かを捻るような動作をする。すると食堂の扉が淡く輝きはじめ、それと同時に浴室の扉も輝いた。誰が手を触れることもなく扉は勝手に開く。すると遠くに位置するはずの浴室と食堂は互いの扉で行き来できるようになっていた。リーシェから見れば扉をくぐった先が廊下ではなく食堂に変わっていることになるだろう)
夕食だ、好きなだけ食べろ。私はこれで十分だ
(好きなだけ、と言ったもののテーブルに置かれているのは数個のりんごとピクルス入りの瓶だけでとても夕食とは言えない。だがそれを悪びれることもなく、魔導書を脇にやるとまた紅茶のカップに口をつけていて)

  • No.20 by リーシェ  2018-07-09 19:35:50 


うわ、魔法ってこんなことも出来るのか…
(扉が淡く輝いたと思ったら開き、目の前には椅子に座って紅茶を嗜むディラがいた。端正な顔立ちで紅茶を飲む姿は一種の絵画のようにも思える。扉を興味津々に見ながら潜り抜ければテーブルの上にあるりんごとピクルス、紅茶にピシッと固まった)
え、あんたそれで足りんの…?
(優雅に紅茶を飲むのはいいが、それだけは栄養価やらなんやらが良くないだろうと思い、言葉をかける。確かに今まで罰として良い食事をさせてもらえなかったこともあったが、これは酷い。どんな欠食児だと思いつつ、今は何を言ってもダメだろうと諦める。溜息を零しながら椅子に座ればリンゴを齧ったり、ピクルスをつまんだりし、今後の生活改善案を頭の中に巡らせて)

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