準備中 2017-06-01 00:45:54 |
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ジョニー様
かしこまりました…何か?(銘柄、飲み方。それでも個性的と評される種だからか余計に相手のことは見えないまま。手元のグラスにそっとウイスキーを注ぎ込みつつ、こちらを見る視線には横を向いたまま「何か他に用か」という旨を孕んだ言葉を投げかけ。グラスに注がれたそれを、カウンターに置けば「どうぞ」と口元に三日月を描いて見せ)
あまりに整った顔立ちだから見惚れてた
(思っていたことを正直に話せば、眉の端をあげ笑みを浮かべ、明らかに店には他の従業員の姿はなく貴女がオーナーであることは一目で分かり、その風貌から随分と若い女性が何故このような店を開いているのかとグラスを傾けながら考え)
ジョニー様
では鑑賞代でもいただきましょうか…勿論冗談ですが。この店は趣味ですよ…お客様は何故ここに?(毒気が抜かれるような言葉を告げられ、性格の曲がった自分はひねくれた言葉を返し。ふと、思案するような視線に何度も過去に説明した通りに店の説明をすれば目を細め一瞬、獲物を付け狙う獣のような光を目の奥に)
おいおい、お堅いなー
(わりと真剣な表情で鑑賞代をと言われれば、苦笑い浮かべつつ黄金色に輝く大好物を一口、二口と飲み進め、問われた質問には静かに目を伏せ笑みを浮かべながら、それはもう少し仲良くなったらねと妙に淡々とした口調で告げ、気を取り直したかのように顔を上げれば、お姉さんいくつ?と尋ねて)
ジョニー様
…オカタイのはお互い様ですよ(来店理由をはぐらかされれば、小さく笑い、客と向き合えばお互い様だと言う。踏み込まれまいとする飄々とした壁を持っている辺り、お堅いだろう、ある意味。その壁を壊すのに時間はかけるべきだ、と理由を聞くのはそこまでに、顔を上げ尋ねられた質問には「21です。お客様は?」と返し)
27。名前はジョニー。
うちのクルーにも君と同じくらいのがいたな。
お姉さんっていうよりはお嬢ちゃんか
(ふと垣間見えた笑顔はとても自然で愛らしく年相応のそれに見えたようで、目を細めるも相手も何かしら自分に隠していることがあるのはその様子から感じ取れたようで、深入りは無粋だろうとあまり詮索はせず、空いたグラスを前に差し出し同じのをと告げ)
ジョニー様
27、先輩ですね…お嬢ちゃんだなんて可愛いものにはなれませんよ、ジョニー様(名前、年齢、近い歳のクルー。その口から紡がれる単語を脳内で整理して、相手の身元を知ろうとするのはこの店にいる時の性。差し出されたグラスを受け取り流しに置くと、別のグラスに同じものを注ぎ再度カウンターへ。情報屋、裏社会、勿論酒に薬を混ぜれば簡単に情報なんて手に入る世界だけれど、そんな味気ない事はしない主義だ)
ん?俺に興味持ってくれてるんだ
嬉しいね
(俺からしたら充分に可愛いらしいお嬢ちゃんさと冗談めかして告げるも、こちらを見る視線は先程の笑顔とは異なり何かを見透かそうとするもので、眉を上げれば静かに笑みを浮かべるも、仕事柄動揺することもなく出されたウイスキーに手をかけて)
ジョニー様
隠されると知りたくなるのが人の性というものでしょう…場慣れしていますね(武器をチラつかせて、吐けと脅すような人間ではない。お嬢ちゃん、そう呼ばれるほど可愛げのある店主では無いだろうと緩く笑っては動揺も無い相手に場慣れしていると告げ自分は背を向け背後の棚からグラスを取り拭き始め)
場慣れか...
その様子じゃお嬢ちゃんも相当場慣れしてるようだけど
(得体の知れない客と物怖じ一つせず会話する貴女こそ場慣れしていると言葉を返せば、携帯電話の音が静かな空間に響き届いた上司からの連絡を確認すれば、財布を出してお代をカウンターにのせ、俺の可愛いハニーから連絡だとおどけてみせ、そのまま店を後にして)
(/お相手ありがとうございます。今日はこの辺りで失礼します。)
ジョニー様
…またのご来店、お待ちしております(店を去る相手の素性は珍しく明かせぬまま。おどけた言葉と、カウンターに置かれたそれを片付け次の支度をすべくグラスを水につけて、閉じた扉を横目に笑ってみた)
(/お相手ありがとうございました、またのご来店お待ちしております)
やぁ、お嬢ちゃん
暫く通えば
俺も常連リストにいれてくれる?
(店に入るなり少々上機嫌な様子で貴女に声をかけ、昨日とは異なりきっちりとしたモスグレーのスーツ姿で現れ、こんばんはと挨拶をしながらネクタイの首元を緩めて)
(/こんばんは。二日連続でもお相手お願いできますでしょうか?)
ジョニー様
いらっしゃいませ。これは、また(昨日とは違う服装、やや軽口のそれに軽く目を瞬いては常連リストという単語に口角を上げ。「…どうぞ、今日は何にいたしましょう」とカウンターの向こうから小首を傾け尋ね)
(/いらっしゃいませ、こんな店主でよろしければ是非お相手していただきたく思います)
今日は、ボウモアの12年を
ストレートで
(常連リストの件は華麗にかわされたたもいかにも残念という表情をしてみせ、ジャケットをコートハンガーにかけると、カウンターに腰を下ろしカウンターに並ぶ銘柄を眺めて口を開き)
(/ありがとうございます。暫しお付き合い願います。)
ジョニー様
畏まりました…そうですね、もう少し貴方様の事を知ってから常連様として扱わせていただきましょうか(自分は大概意地が悪いと思う。言われた通りの銘柄をグラスに注ぎ、カウンターに置いては緩く微笑んだまま上記。「例えば、ご職業とか、ね」と乾いた声音で続け)
俺の職業?
薬の密売人
(ウイスキーのグラスを揺らしながら貴女の言葉に耳を傾けていると、よほど自分の職業が気になるのかと首元のネクタイをスルッと外せば、シャツのボタンを開けて胸元に大きく彫られたライオンの墨を見せて)
ジョニー様
…匂いを感じませんでしたので、てっきり表の人間かと思っておりましたが(目の前で外されたネクタイと、胸元の人為的な装飾にまるでその言葉を信じたかのように告げ。「大胆ですね、人前でそう肌を晒しては傷を付けられても文句は言えませんよ」と、まるで悪い子供を咎めるかのような言葉を続け)
その白くて細い腕は傷をつけるためにあるものじゃないだろ
(諭されてしまえば、わざとらしく肩を竦めてみせるも口から出た言葉にはいつもの気怠げな雰囲気ではなく妙な真剣さを纏っており、全く動じる気配のない貴女に完全に信じきってもらえていないことは明白であり、胸元の模様を指で擦ればみるみるうちに、模様は消えていき、ジャケットの胸ポケットから手帳を取り出し、中をみせて)
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