山姥切国広 2016-12-29 11:35:55 |
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ふふ、よく言われるよ。刀のくせに人間地味ているとか...それでも僕は本分を忘れたことはないよ。(料理に凝るだけではなく、格好を気にしてこだわってみたりいつでも恥じない姿を見せるそれは仲間にもよく言われる事ではあるがやめるつもりもなく。くすりと笑みをこぼせばそう言って)
そうか…あんたは、優しい…んだな(少し考えると言葉探すように間をあけ、しばらくすると己の考えをすべて載せるように優しい声で相手への賛辞をおくり。それに格好いい、といつもの姿と言葉思い返せば付け足すように唇から紡ぎ)
ふふ、それはありがたい言葉だ。(相手に微笑みかけ、その言葉を受け止めると頬を撫でて。相手からそっと離れると「さ、片付けも済んだし食事でも作ろうか」と提案し)
、?ぁ、…わかった…(撫でられた頬にくすぐったそうに目を細めつつ相手にかけられた声に不思議そうな表情を見え隠れさせる。しかしそれは一瞬で直ぐ頷くと素直に相手へ従い)
食材はいくつか持ってきたし、心配しないでいいよ。何が食べたい?(ここに来る前に食材をいくつか買ってきていた為そう言うと、相手の好みも知っておこうと問い)
ぁ、え、…わからない、すまない(問われた言葉に困ったように視線を彷徨わせるとその口から落ちるのは料理の名ではなく。そのまま布に視線隠しては謝罪の言葉をこぼして)
別に平気だよ。んー...それじゃあみんなに大人気な“はんばーぐ”でも作ろっか!(謝る必要はないと首を振り微笑むと暫し考え込む仕草をし。ぱっと閃いたものは多くの刀剣に支持されているもので、笑みを浮かべ)
はんばぁぐ…とは、なんだ?(明るくかけられた声に視線上げ、聞いたことのない名だったのか首をかしげる。人気との言葉にその声には僅かな期待がこもり)
外の国から来た料理で、野菜とかの具材を混ぜた肉を丸めて焼くんだ。それがまた美味しくてね...(厨へ向かいながらやはり知らないか、と内心で思い。大まかな説明をしては早速準備を始めて)
外つ国の料理……そうか、…楽しみだ(与えられた情報であれこれと考え想像しては自然に笑みを浮かべつつ長らく入ることのなかった厨を見渡す。そのうち作業を始めた相手に何か手伝うことはあるかとその手元を覗き込み)
ゆっくりしてくれてて構わないよ、僕はこれからこの本丸にお世話になるんだし...厨担当くらいやらせてもらうよ(トントンとリズムよく野菜を切りながら手際よく調理を進めていって。これからは食事や本丸管理はをしながら審神者代理のことをしていかないといけないなと思い)
だが、……そう…か、写しの俺は役立たずだということだな…(少しくらいは手伝いをしたいと言い募り言葉を続けるもそれをふと止め先ほどの力強い姿勢は何処へやら、一転背を丸め椅子に座り込み。そのまま布を深く引き下ろすと饅頭のようになりながら呟いて)
えっ、いやそういう訳じゃ...!(まさか気を損ねられるとは思っていなかったようで。驚きを隠せないようすでアワアワとしていたが、ならば手伝ってもらおうと思い彼の目の前へと行き顔をのぞき込むようにしゃがめば)それじゃあ、丸めるのを手伝ってもらおうかな?折角だし...ね?
いい、俺はこうしておとなしくしているのがお似合い…、(丸まったまま小さな声で呟いていたが故に相手が移動したことに気が付かず、突然目の前に現れた姿にがたりと椅子を鳴らし後ろへと下がる。そのままぱちぱちと瞬きすると己を気遣ってなされたであろう提案にゆっくりと頷いて)…俺に、できるなら
ふふ、助かるよ。(自身の提案に乗ってくれたのを確認すると内心でほっと息をつき。服が汚れるかもしれないから腕まくりしてた方がいいよ、と忠告するとわかりやすく教えていき)
…わかった(言われるままにもそもそと袖をまくるも揃わない折り方に次第に下がってくる。眉を寄せると力任せに引き上げこれで良しとばかりに相手へ視線を向け説明に聞き入り)
一通り説明はしたし、僕の真似をしてくれるかな?
(しばらく説明をし終えると、実際にした方が分かるだろうと一人分の量を手に取ると丸めていき)
ああ、……ねとねとする(相手の手元見つめながら先ずはと塊をつかむもそのままぴたりと動きを止めなんとも言えない表情を浮かべては呟き)
ふふ、そうだろう?でもこれがね...(なんとも言い難い感触に戸惑うのも無理はないと思いながら手際よく丸めていくと「ほら、まとまってきたでしょ」と得意げに見せて)
ん、ん………こう、か?(自分の手の中にあるものとは打って変わって綺麗にまとまった形に目を見張り相手の手元を見つめては見よう見まねでまとめ始め)
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