山姥切国広 2016-12-29 11:35:55 |
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ほら、ここ(クスクスと笑いを零していたが、相手に失礼だなと思えば手元にあったティッシュを取れば口元にあった汚れを拭き取ってやり「よし、かっこよくなったよ」と微笑み)
ん、…すまない、ありがとう。久しぶりに物を食べて…うまかったものだから、つい(相手に触れられる間ぎゅっと目をつむりそれが離れると溜めた息を吐き出して助かったと礼を述べ)
やっぱり美味しいよね、僕もお気に入りの食べ物なんだ(礼を述べられると、ニコリと笑みを浮かべそう言って。また食事を再開し出しては黙々と食べ進めていき)
…彼奴らにも、食べさせてやりたかったな(スピードを落とすことなく食べ進めながらなんとはなしにぽつりと呟きを落とし。食べ終えてしまった皿に満足気なためいきもらすとそれを片すためか椅子を引いて立ち上がり)
君が彼らの分まで楽しんで生きたらいいんだよ、僕は償いにもならないけどそう考えて毎日を生きてる。(亡くなってしまった命は帰ることはない、それは自身が一番分かっている事であり。ふと目を伏せそう告げると「あっ、食器は僕が洗っておくからお風呂の準備でもしてきたらいいよ。準備が終わったら先に入っててくれて構わないからね」と続け)
…あんたとそうして暮らしていけたら良いな。分かった、風呂が沸いたら…先に入るといい。俺は後でいいから(相手の言葉を噛みしめるように目を瞑ると開いて立ち上がる。片し始めた相手をいたわるよう提案をすると席から離れ)
えっ、そうかい?じゃあお言葉に甘えるとしようかな(彼の言葉に素直に頷いては例を述べて。彼なりに自分のことを労わってくれたのかな、と内心で思えばどこかほっこりとした気持ちになり。彼の準備が終わる間に全て片してしまおうと片付けていき)
…風呂の準備、できたぞ(相手の言葉に頷き厨を出て行くがしばらくすると入口から顔を覗かせては声をかける。まだやることがあるなら手伝おうと中へ入れば相手の隣にたち)
あ、ありがとう。僕もちょうど片付けが終わった所だったんだ(片付け終わると椅子に座り少し休憩していて。そうしているうちに彼が戻ってきてそう言われると頷き立ち上がり「それじゃあ先に入ってくるね」と告げ)
そうか、助かった。風呂の場所は…わかるか?(座っていた相手に軽く例をして感謝述べると相手の出る隙間を開けながら首をかしげる。わからないなら案内する、と先を行こうとして)
あ...そうだね、じゃあ教えてもらおっかな
(確かにまだこの本丸は把握出来ていないところも多く、それだけではなく外は薄暗い為に夜目の利かない自分だけでは迷うだろうと思えばこくりと頷いて)
ああ、此方だ。…見えるか?(答えられた言葉に外へ出ると先へ歩き始める。ふと太刀と打刀の違いを思い出せば足を止め後ろを振り返り相手を伺いつつ声をかけ。
ううん、あんまり…あっ、こうしたらいいんじゃない?
(隻眼の上に、太刀となればやはりこの暗さは不利なようで。ぼんやりと見える姿と気配を追うようにしてついて行っていたが不意に前の彼が止まって。苦笑を浮かべその問に答えるとぱっと彼の手を繋ぎ「どう?これなら離れることもないし…かっこ悪いけどね」と続け)
ふ、……仕方がないな。(聞こえた答えにそのまま足を止め相手を待つも繋がれた手に一瞬目を見開き。暫くして小さな笑い声ひとつ落とせば応えるように触れられた手を握り返しては再び歩き出して)
ありがとう、助かるよ
(自身の提案を快く受け入れてくれた彼に感謝の意を示し礼をのべ。これなら音信だと歩き出した彼の歩調に合わせ自身も歩き出して)
太刀だと…本当に見えないんだな(相手の体がどこかにぶつからないようゆっくりと進みながら声をこぼして。わずかに振り返っては視線を合わせ)
うん、それに僕ってほら...隻眼だからさ、他の太刀よりも不利なんだ
(夜戦や暗いところが苦手な太刀の中でも一層劣るのは自分であり、こんなの格好つかないよなぁ。と苦笑を浮かべてはそう言って)
…そのハンデがある中で…他の刀と、同じように戦っているあんたは、…格好いいと思うぞ(わずかながらも弱気な発言に少し歩調を緩めると迷いながらも言葉を紡ぐ。言い切ると照れを隠すように布を深く引っ張り再び早く歩き出して)
へっ...?
(自身の弱音をまさか逆に取り、格好いいとは褒めらられるとは思ってもいなかったようで驚きから変な声をあげてしまい。その恥ずかしさと照れで視線を落としながらも「そんな、ありがとう」と礼を告げ)
…事実を述べただけだ、気にするな(落とされた視線のためか遠くなった声に首をかしげつつ相手を振り返る。垣間見えた表情に混じる照れた様子に僅かに口角上げながら答え)
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