狐の嫁入り。 / 1:1 / 募集 

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贄の子  2016-11-11 23:13:29 
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とーりゃんせ、とおりゃんせ。

 
行きはよいよい、帰りは怖い。
怖いながらも、とーりゃんせ、とおりゃんせ。





「あんたが、妖狐様…ってか?」
少年は目を細め、問うた。

「お前は、贄に選ばれた人間か」
妖狐は、感情のない顔に僅かな悲しみを見せた。


 己を捨てた同種を憎みながらも身を犠牲にすること決めた贄の子。
 人間嫌いではありながら冷酷になりきれない心優しき妖狐。

 不器用な、恋の噺。




 __暫しの間発言を禁ずる。

  

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  • No.181 by 朔夜  2016-12-01 19:46:31 




そんでも、顔色わりぃって…。

(大丈夫だと、気にするなという口調もいつに泣く気力がなくて、表情も青白く見え堪らず心配そうな表情を。駆け寄ってきた使用人が、休んでくださいというもそれを聞こうとせず。そして、なぜか自分の方を見つめ、甘えた態度を見せ。正直に言って看病とは何をすればいいのかわからなかったが、少しでも自分の力になれることがあるならばと、「…わかった。それで、お前が少しでも楽になるなら」こつんと額を合わせて。)
 

  • No.182 by 白  2016-12-01 20:01:10 




よし、そうと決まれば・・っと、

( 相手の承諾に上記を述べれば立ち上がった後ふらっとしてはそれに驚き呆れたのか「 私も歳をとったか 」と小さく笑い使用人は心配そうに見つめて「 朔夜様、後でお粥でもお持ちします。 」と朔夜に小さく告げれば空気を読むように居間から出て行きすれば白は使用人を見送れば眉を下げ「 すまない、朔夜、肩を貸してくれんか 」と情けないばかりか小さく言って )

  • No.183 by 朔夜  2016-12-01 20:06:56 



いいぜ。少しぐらいなら体重かけてくれても構わねぇから

(使用人に小さく声をかけられれば、相手に聞こえぬようにありがと、と返し。居間から出て行くのを見送り。相手に、肩を貸してくれと頼まれ、申し訳なさそうな表情に、気にすんなと言いたげに笑みを返し、相手の方へ右肩を出して。相手が自分の右肩に捕まるのを見つつ、ふと思い出したことがあって、「お前の部屋ってどのへんだ?」今まで行ったことがないため、道が分からず。念の為に聞いておこうと。)
 

  • No.184 by 白  2016-12-01 20:12:05 




すまない、助かる。居間を出て真っ直ぐのところだ。


( 体重を掛けても良いと言われても、この身長差のためか出来るだけ体重を掛けないよう遠慮して相手の肩に腕をかければ「 朔夜、感謝する、ありがとう 」といつになく素直に礼を言えば自身の部屋からガタガタと騒がしい音がして )

  • No.185 by 朔夜  2016-12-01 20:28:23 




…なぁ、おい。お前の部屋、騒がしくないか?

(いわれなれないお礼の言葉に、少し照れたり、自分のことを配慮してあまり体重をかけない相手にため息をついたりと、少しずつ廊下を歩いて相手の部屋の前へ。襖越しに聴こえてくる騒がしい物音に、何があったんだと相手の方を見上げ。)
 

  • No.186 by 白  2016-12-01 20:41:25 




はあ.....。ちょっと待っててくれ。

( それだけ告げればガラリと音を立てスパンと引き戸が鳴れば其処には妹であるスイの姿。何やら色々察して来たのか布団を引いているようで引き戸が開けばびくりと肩を鳴らしあはは、と何処か焦っているような苦笑いを浮かべては「 スイ、其処で何をしている 」と何処か怒っているような表情を浮かべて )

  • No.187 by 朔夜  2016-12-01 20:48:43 



あっ、お前!

(先に入っていった相手が発した声に、ひょいと後ろから中を覗き込めばいつかの、妹の姿に声を上げてびしりと指を突きつけ。しかし、相手の持っている布団を見ればコイツも心配しててたのだろうかと思いあたり。何故か怒っている相手の横をすり抜けて、中へと入り。「まぁ、白、怒んなよ。こいつだって、お前の事心配してたんだろーし」未だ、認めたわけではないけれど今日ぐらいは庇ってやろうと。)
 

  • No.188 by 白  2016-12-01 20:56:55 




私は朔夜と...まあ、良い。スイ、朔夜に免じて許してやろう

( ひょいと現れた朔夜の言葉に直ぐ様いつもの表情に戻れば上記を述べスイに近づき頭を撫でてやれば「 に、兄様、後、これを届けようかと迷ったのですがやはり目を通した方がよろしいかと思ったのもありスイは参りました。 」頭を撫でられ照れながらも封を握りながら渡したくないのか恐る恐る渡そうとして白は心底面倒くさそうな表情をすれば「 ああ、分かっている。いずれは来るかと思っていた。にしても、懲りん奴だ、ありがとうなスイ 」とそれだけ告げればジィッとスイは朔夜を見つめ )

  • No.189 by 朔夜  2016-12-01 21:02:11 




(自分が間に入ったおかげか、そこまで悪い空気にはならなかったようで。何時もどおりに見える会話に、ほっと安堵の息を付いて。相手の方へと手渡された封筒。その面倒くさそうな顔に、そういえば以前から届いていたなとふと思い返し。ふと気づけば、妹からの視線。「な、なんだよ」顔を合わせば、兄様、兄様と騒がしかったくせに逆に何も言われないのが気まずいのか少したじろぎながら問いかけ。)
  
 

  • No.190 by 白  2016-12-01 21:09:21 




朔夜!兄様困らせたら承知しないんだからね!?わかった?!あ、それからこれ、式場の案内状。兄様には渡ってると思うけど、兄様のことだから読まされてないと思って!

( ブラコンであるスイは人差し指をビシッと突き立てれば上記を述べ、恥じらいもなくその封を渡せば満足げな顔をしては兄に向かい「 じゃ、兄様後はヨロシクしといてくださいな。スイは帰ります 」と告げ、ふわっと煙になり消えれば白は満足げな顔をしたスイに呆れたのか安心したのかやれやれと言わんばかりの顔をすれば「 騒がしくてすまないな 」と朔夜に詫びの言葉を言い )

  • No.191 by 朔夜  2016-12-01 21:13:55 




…嵐のごとく、だな。

(受け取った案内状を片手に、何事もなかったかのように過ぎ去っていった彼女に、ポツリとそんな喩えを。受け取ったそれを、ぼんやりと見つめ、以前にも式だ云々の話をしていたような気がするなと。「別にいいぜ。あいつが騒がしいのはいつものことだろ」読みながら答えているせいか、上の空になりながらも相手の言葉に返答し。)
 

  • No.192 by 白  2016-12-02 13:13:20 




まあな、朔夜にあんな事を言うだなんてスイも素直になったもんだ

( 今までを思い返せば縁側にて柱に背を預け空を見上げれば結界を張った場所を確認して静かに目を閉じサラサラと長い髪は下に向かって流れていくように落ちて行きそれをかき上げれば手を床につけて相手を見れば微笑みながらポンポンと叩いて )

  • No.193 by 朔夜  2016-12-02 16:25:18 


あれでも、素直になった方なのな…。人差し指突きつけられたぞ、俺。

(今までの騒動のことを思い返しては、遠い目でどこかを見つめて。われに返って、手に持っていた案内状を手頃なところに置けば縁側で柱にせをあずけて座る相手の姿が目に入り。せっかく用意してくれたのだから横になっておけと言おうとして、髪をかきあげる仕草に目を奪われ。はっと気づいたのは、相手がこちらを見つめ隣に来るように催促している時で、「隣に、座ればいいのか?」首をかしげつつ近寄って隣に座り。)
 

  • No.194 by 白  2016-12-03 18:02:19 




それもアイツの愛情表現みたいなものだ。そう、朔夜、おいで?

( 妹の事を思えばそれを言い、相手が素直に訪ねてきては嬉しく思い、ふふっと小さく笑えばまたも床をポンポンと叩いて「 朔夜、私は人間が苦手だった。でもお前は違う 」と優しい表情になりながら本心を言えば煙菅を袖から近くにある棚から取り出せばそれを口に含み )

  • No.195 by 朔夜  2016-12-03 18:13:47 



そういえば、前にも言ってたな。…つか、よくもまぁ人間嫌いのくせに俺をここに置く気になったもんだ。

(愛情表現と言われれば、そんなものかとなんとなく納得し。向けられる優しい眼差しが、どことなく気恥ずかしくて目線を床へと落とし。そういえばと、出会い頭のあの会話を思い出しつつ今となっては遠い昔のように感じながら返して。「なぁ、それ、美味いのか…?」再び口に加えられる煙菅をじぃ、と見つめて。己のように貧乏人には、話には聞くものの、見かけないものなのか少し興味ありげな瞳をしていて。)
 
 

  • No.196 by 白  2016-12-03 20:15:34 




なんか、な。お前にどうやら私は惹かれたようだ。

( ふと当時の事のように思い出し一人浸っていれば煙管に目を向けた相手を見ればお、と少しばかり驚いて「 朔夜はまだ駄目だな、身長止まるぞ? 」と相手の背丈を思い出せばふと笑い )


  • No.197 by 朔夜  2016-12-03 20:21:37 



身長止まんのかよ!?なら、嫌だ。

(やってみたいという好奇心はあったものの、身長について指摘され、ぐっとそれを押しとどめて我慢することにしたようで。それでも、完全に抑えることは無理だったのかちらちらと視線は送り続け。はた、となにか重要なことを思い出し、「ってかお前、こんなことしてねぇでさっさと寝ろ!まだ疲れてんだろーが。折角布団も用意してもらったんだし」すっかりと話を流されてしまっていたが本来の目的思い出してば、その場に立ち上がって。)
 

  • No.198 by 白  2016-12-03 20:32:25 



ふ、まあ私は両親共々背が高いからかこの背丈だが。


( 相手の反応を見るや、クスっと笑い自慢じゃないがと思いながらもそれを言い、「 一緒に寝てくれないか? 」と無意識かちらりと相手を見れば眉を下げ恥ずかしげもなく伝えれば煙管をカタリと置いて温もりが恋しくなったのか急に相手を抱きしめて )

  • No.199 by 朔夜  2016-12-03 20:40:31 



俺の親も、普通に身長はあったけどな!

(負けじと言い返すも、自分で言ってなんとなく悲しくなり。けれど、こうして憎いと思っていた両親のことを口に出すことができる日が来るとはと自分でも少し驚いていて。突然包まれる相手のぬくもりと、無意識のうちに発したであろう甘えたい気持ちが詰まった言葉。こうした言動が時折ずるいと感じながらも、結局は断れない自分も大概甘いと内心息をついて、「…わかったから、さっさと寝ろ」ぽんぽんと、背中を軽く叩いて。)
 

  • No.200 by 白  2016-12-08 19:13:14 



....ん。そうする。

( ふと微笑みを浮かべれば、立ち上がり静かに足音を鳴らさないよう布団に潜り込み、ぬくぬくと温まり隙間を開けるよう掛け布団を開けて来いと言わんばかりに相手を待ち )


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