リナリー・リー 2016-06-05 23:02:44 |
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>リナリー
でしょ?あ、ここ利用してるの内緒ですよ(自分もこの場所を見つけたのは偶然ではあったものの、今では秘密裏に利用しており。本と資料がどっさりと入った段ボール箱の上に明らかに高級酒が入っていると分かるであろう紙袋が乗せられていて。苦労して手に入れた酒をここまで来て割ってしまいでもすれば元も子もなく、それこそ師から大目玉を食らうであろう事は明らかで。その紙袋を手に取れば、少しばかり申し訳なさそうに差し出しながら)
リナリー、申し訳ないんですけどこれだけ持ってもらえませんか?
>アレン君
分かった、内緒にしておく(相手の言葉にこくこくと数回頷き。危うく兄にでも便利な場があると伝える所だったが彼の秘密場所となればそのような事をするのは止め。高級酒が入ってるであろう紙袋を受け取れば彼の持つ段ボール箱に目を遣りつつ勿論、と応え)折角来たんだから何か役に立ちたいもの。寧ろ、これだけで大丈夫?そっちも重そうだけど…
>リナリー
ありがとう。よっと…大丈夫です、こうして教団まで持って来た訳ですし問題ありません(快く引き受けてくれた礼を述べると、良かったと安堵の笑みを浮かべて。段ボール箱に手を伸ばし資料が沢山入っているだけにそれなりの重さはあるものの、両腕に力を入れ持ち上げれば落とさない様にと自分の膝を使い持ち直して)
>アレン君
如何致しまして。そう…やっぱり男の子だねぇ、アレン君は(釣られ此方も緩りと笑みを浮かべて。その見た目からも分かる位の重量感がある段ボールを両手で持ち上げる様子に普段の比較的華奢な身体からは余り想像のつかない力が彼にはあるのだと再認識しては)
>リナリー
えっ?一つ確認したいんですが、リナリーの中の僕のイメージって…?(師の部屋へと向かおうと一歩踏み出そうとするも、相手の発言に少し引っかかるものを覚えこの際だからと問い掛けを。散々他の仲間からモヤシだの、女っぽいだのと言われている為そんなイメージを持たれているのだろうななんて半ば諦め気味に表情を引攣らせて)
>アレン君
えっ、うーん…何て言えば良いのかな、男性っていうより男の子って感じ…(相手の問い掛けにきょとり瞳瞬かせては考え込むように眉を寄せて。自分の中での彼のイメージを改めて考えると中々ぴったりの言葉が浮かばず頭を捻りながらぽつぽつと頼り無く言葉を紡ぎ。次いでは、と顔を相手に向ければ慌て弁解する様に)ほら、アレン君は私より年下だし…!
>リナリー
ははっ、まあそう、ですよね…(年下である事に変わりないのだが男性、と言うよりも男の子という捉え方なのだと相手なりのイメージを知り、他の仲間から呼ばれている名よりはマシかと思いつつも少しばかりショックを隠せず苦笑いを)
>アレン君
ち、違うの。出会ったときの印象が強いだけで最近のアレン君は全然、そんな事無いから(苦笑い浮かべる相手に失礼な事を言ってしまったと思い慌てて前言撤回するも最近本当にそう感じているのだという事が伝わるように真面目な顔で上記述べて。手に持っている荷物を見て当初の目的を思い出せばこれ以上相手を不快にさせないためにもと話を逸らすように)そ…そういえばクロス元帥に早く荷物渡さないとね。
>リナリー
…へ?あ、ありがとうございます?(ショックの所為か荷物が少しばかり重く感じ肩を落とすも、慌てた様子の相手の言葉に顔を上げれば真面目な表情を瞳に移して。その様子から本心なのだろうと感じ取り、こう言う時なんて答えたら良いか分からず例を述べるも語尾に疑問符を付けて。何だか気を遣わせてしまった気さえするが、そろそろ師の元へ急がねばと頷けば多少なりとも早歩きで)そ、そうですね。急ぎましょう。
>アレン君
その…御免ねアレン君(何とか相手に本心が伝わった事が分かればほっと胸を撫で下ろして。疑問符を付け応える声にふと笑み零しつつも如何致しましてと言える何かをしたわけでもなく。寧ろ相手に失礼な事を言ってしまったのだからと謝罪の言葉を述べては相手に付いていくように此方も早歩きで)怒ってないと良いけど。
>リナリー
大丈夫、例え怒っていたとしても全て僕に来るでしょうから(酒と女性に弱い師。どんなに怒っていようと女性に怒鳴る姿は今までに見た事がなく、その矛先は周りの男性かもしくは自分へと向けられてくることの方が殆どで。暫く歩いて行くとドアの外からでも感じ取れる異様な雰囲気に、足が竦み一気に気が重くなり。それでもここまで来たのだから腹を決めるしかないと、一度荷物を置きふっと息を吐き気を引き締めドアをノックして)師匠、アレンです。只今戻りました。
>アレン君
それって大丈夫なのかしら…(元帥の怒りが丸ごと彼にいく場面を想像しては苦笑い浮かべ。元帥の怒りを少しでも鎮め彼に全てが振りかからないよう、出来る限りの努力はしようと心に決めつつ同じく感じる雰囲気に僅か身体強張らせながらも隣に立てば念の為と、次いで自分の名前を)リナリーです。
>リナリー
……師匠?開けますよ(中から返事がなく嫌な予感が頭を過ぎりながらもドアノブに手をかけ、ゆっくりと回し開け。師匠の愛用タバコの匂いが染み付いた部屋を覗くも、目的の人物は居らずガランとしていて)居ない、みたいです。
>アレン君
また何処か行っちゃったの?(予想してなかった言葉にほ、と肩の荷が降りるのも束の間、又何処かへと失踪してしまったのではないかと新たな不安がじわり胸の内に広がるも行き場の無い荷物を抱えたまま如何したものかと頭捻らせて)
>リナリー
き、きっと会議か何かで居なi…(嫌な予感が頭から離れず引き攣り笑いを浮かべるも、取り敢えず荷物を運ばなければと荷物を再度両手で持ち部屋の中央まで進めば師のイラストが描かれた白い紙を見つけ。これは嫌な予感が当たったかもと確信に変わりつつ絶句しては鈍い音を立て荷物を床に落とし)
>アレン君
会議…ってアレン君大丈夫?!(それなら仕方が無いかと小さく溜め息吐いては後に続くように高級酒の入った袋を持ったまま部屋の中へと進み、途端前方からの大きな物音にびくりと肩を震わせつつ其処へ視線を遣れば彼が持っている荷物を落としたのだと気付き慌て相手の安否を確認して)
>リナリー
……前言撤回します(恐る恐る手を伸ばし机上の紙を取れば、そこに書かれている内容に心底怒りを覚え普段よりも少し低めの声色で上記を)
>アレン君
前言撤回って…あ、(何が起こったのか分からない侭緩り首傾げるも彼の持つ一枚の紙と其れを見た瞬間の相手の反応で書かれていた内容を察しては言葉を噤み)
>リナリー
ふ、ははっ…言われた通りの物を手に入れて戻ってみればコレですよ(怒りと共に呆れさえ覚え不気味に笑えばメモには「退屈だから女の所に行ってくる」と言った内容が書かれており。また自分宛に残された請求書の束を見ては青筋を浮かばせ、メキメキと二つの角が生え)あのバ カ師いいいいっ!!
>アレン君
(目の前で何時になく怒りを露にする彼の様子に軽く狼狽えながらもメモの内容を覗き見、次いで其処にある請求書の束へと視線向けては呆れ気味に溜め息吐いて。同時に彼の負担を如何にかして減らしてあげないと、と小さく意気込んでは)もう、あの人は本当に… 兄さんに相談してみる、一人で抱え込む必要無いよアレン君。
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