（ ＊ 狐と猫 ＊ ）／ 非募

　こんこん、と。遅くなって悪ィな。良い子にして待ってたか？(頭に手乗せ/)

　

はいっ（ 黒耳ぴん 、）斉さんに、温かいココアも用意していましたのですよ（ 誇らしげにずいと差し出し ）

　気が利くな。丁度 体が冷えてたところだ。(受取、口含み/)──うン、美味い。ありがとうな。(頭 撫々し/)

　こんな時間だが大丈夫か？眠かったら俺のことは気にしないでいいから、ゆっくり休めよ。肩ぐれェは貸してやるからさ。(隣座り/)

　

ん …… （ ぱち、り ）… わわっ、いつの間にか眠ってしまってましたっ。しかも肩までお借りしてしまって … ! （ はわわ 、）ごめんなさい、重たくなかったですか ? （ しゅん 、）

　おう、おはようさン。いいや？寧ろ軽いぐらいだった。それにアンタの寝顔もじっくり見れたしなァ。役得っつ-感じだったぜ。(ニヤり笑顔浮/)

　

へ 、変な顔してなかったですか ?（ あわわ 、）… 恥ずかしい、です …（ ぁぅ ／ 両手で頬を覆いつつ 、）

　ん-、そうだなァ。口を開けて気持ち良さそうに寝てたぜ？(くくく/)まァ、そんな姿も可愛いと思ったけどな、俺は。不覚にもドキドキしたじゃね-か。(貴女の額ピンと指で弾き/)

　

にゃ …（ 額ピンに思わず両目瞑り 、）… か 、か 、可愛くなんか ないですよっ （ てれ 、）きっと斉さんも眠たくって 、寝ぼけてたんですね ! （ 額さすさすしながら 、）

　はっ、そうかもなァ。寝惚けていたせいで普段より可愛く見えたのかもしんね-。(うんうん頷き/)──なァんて、な。冗談だよ。可愛かったってのは本当だ。(口角上げ/)

　

うぅ …… （ 笑顔に敵わず何も言い返せなくて 、）それなら 私も斉さんの寝ているお顔を見てみたいです（ きりり 、）私だけ 、はずるいですっ（ 顔ぐいと近付け 、）

　う-ん、俺の寝顔ねェ……。(顎に手を当て考える素振り/)そうだなァ、俺は膝枕に弱いから萌さンの膝で寝られたら思わず眠っちまいそうだ。(ニヤり、悪笑浮かべ)

　

膝枕なんて 、したことないですっ（ ぁゎゎ 、）上手にできる気がしませんっ 。きっと へたっぴで 、斉さんに失望されてしまうかもですっ（ 未知の世界に頭ぐらぐら 、）

　ははっ、たかが膝枕に上手いも下手もあンのかねェ。(くっくっと笑い/)まァ、俺も鬼じゃない。無理に、とは言わね-。つーわけで、残念だが俺の寝顔は諦めまショウ。(計画通り、なんて顔で/)

　

…… はぁい …（ しょぼん 、）… でも いつかきっと 、斉さんの寝顔を …（ ぐっ ／ 一人決意したように呟き 、）

　しかし今日は中々頑張るねェ……。もう夜中の２時──ちょっとだけ、ヤベェかも。(ごしごし目を擦り/)

　

わ 、ごめんなさい 、夜更かしさせてしまって（ はわ 、）無理せず ゆっくりお休みください（ にぱ ／ 何処からか毛布用意し肩に掛けてあげて 、）

　いや、俺は夜型だからこのぐらいの夜更かし問題ねェが……今日は妙に眠てェ。つーわけでお言葉に甘えてそろそろ眠るかね。なァ、寝顔が見てェんなら近くにきて抱き枕になってくれよ──なんてな。(ふああ欠伸一つ零し、瞼閉じ/)んじゃ、おやすみ。

　

ふぁ …（ 目が覚め小さな欠伸ひとつ 、）… 斉さん 、寝てる …（ じぃぃ ）ふふ 、綺麗な お顔（ 眠る彼の頬に そっと手を触れてみて 、）

──よう。念願だった俺の寝顔を見れた感想はどうだい？(パチり瞳開けて/)つっても、もうこんな時間だからまた直ぐに寝ねェと。悪ィな、来るのが遅くなっちまって。

　

えへへ 、とっても素敵でしたよ（ ふや ／ 想い出せば幸せそうに 、）いいえ 、私はのんびりここで 待ってますから 、気になさらないでください（ にこり 、）