北波 狂介 2013-07-06 16:01:59 |
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あ、え?否、其はないと思うよ…?だって莉奈彼氏居るし…(行成抱きつかれて肩をびくっ、と跳ね上げらせれば恐る恐る相手の顔を見つつ上記の言葉を。確か、居たはずだ。後輩の彼氏が。そこそこ顔立ちも良く周りの子にはモテる、と小耳に挟んだことがある。実際会ってみたが其の話は本当だった。イケメン好きの彼女に限ってそれは無いだろう、帰らないか、と誘われたときは正直驚いたりもしたけれど。必死に思い出し乍目を泳がせれば、)だから、別に莉奈と特別な関係とかじゃないで?な?(相手を宥め乍首を傾げれば軽く微笑んで、)
お前は分かってねぇよ。(大きく溜息をついては相手から離れる。それから相手の目をじっと見て)なぁ考えてもみろよ。彼氏いる奴が男に一緒に帰ろうなんて誘うか?(此奴があまりにもなんもなさそうに笑うから罪悪感がわく。けどそんな罪悪感なんてお前を好きって感情がいともたやすく押しつぶしてしまう。)
え?何が…?
(離れる相手を目で追い乍上記の言葉をぽつり。首を傾げて相手の言葉を待ってみては、)あ…、で、も、俺そんなに顔良く無いし莉奈が目を付けた、ってゆうのは無いと思うよ…?(少し青褪めて目を見開いては両手を胸の前で振ってなんとか誤解を招かない様にしてみては。)
もうお前の言い訳は聞きたく無いんだよ・・。(乱暴に手を引っ張っては自分のベッドへ導いて押し倒す。そんな顔すんなよ・・、俺の決意が鈍るだろ?)お前が何処にも行かない様に、俺がちゃんと捕まえておかないとな。(口角あげては覆い被さって首元にキスをする。でもお前もお前だろ?怯えた顔してるけど、俺にこんな事されても一つも抵抗しないんだから。)
へ、ちょ、わっ…っ、
(相手に言い返そうとするも其は彼の行動によって阻止されて。自分より身長が低いくせに力は強いのは何故だろうか。彼の力に驚き乍思考をぐるぐると巡らせて、ベッドに投げ出されては驚いた様な顔で相手を見、)は…?意味わかんな…ッ⁉(彼の表情に凍りついては引き攣った笑みを。段々体温が下がっていくのがわかる。相手の行動に目を見開いて、抵抗をしようとするも相手は、愛しい彼。抵抗して傷つけてしまったら多分立ち直れないだろう、何て考えていれば相手から目を逸らして)
(案の定此奴は大人しくされるがままだった。この体制のまま手を伸ばしてあるものを取れば相手の手を上で束ねてかちゃんとそれを嵌める。)俺からプレゼント。良く似合ってんぜ。手錠のプレゼントなんてされた事無いから新鮮でいいだろ?(新鮮、なんて問題じゃないが。俺の思考はもうとっくにおかしくなってしまっていたのかもしれない。)
な、に此れ……嫌だ……、
(プレゼント、と言われて手に掛けられたのは本物の手錠。テレビとかでよく見たことがあるが本物は初めてだ。何かの冗談だろう、自分を焦らせるつもりなのだろう。自分自身にそう言い聞かせるもやはり身体はそうもいかないようで。青褪めながら首を横に振れば上記の言葉を小声で呟いて)
嫌・・?はは悪ぃお気に召さなかったか・・(からりと笑っては相手の拒絶にもう吹っ切れてしまったのか長いキスをしたあとに)お前が悪ぃんだろ、他の女なんかに・・。でもまぁ此れで俺達は離れる事はないだろ?ちゃんと必要最低限な時は外してやるよ。(なんて薄ら笑いを浮かべて言えば
当たり前だ…んっ…ふ…や、め…っ
(相手を軽く睨もうとするもそれも呆気なく阻止されて。今回は何時もより強引な彼に正直驚けば相手の肩を軽く押して抵抗をしようとすれば)だ、からっ、誤解だって!本当に何の関係もねぇから…っ(必死に首を横に振り且顔を青く染めれば相手に許しを得ようとしてみては。)
残念だけど俺にはそうは思えねぇんだよ。それとも、俺とずっと一緒ってのに・・不満でも感じる?
(先程のキスを相手に拒絶された事にイラついていたのかその目に光はなく眉間に皺が寄っていて)どうなんだよ?答えろ。
な、んで…っ。……そんなこと、ない…不満なんか感じねぇよ…、
(自分の事を信じてもらえなくなったのだろうか、目を見開いて声を絞り出すように呟き且相手の表情に完全に怯えては顔を伏せて相手をなるべく怒らせないように言葉を慎重に選び乍応えて。)だか、ら、此れ外せよ…(顔を伏せたまま手錠を相手に見えるようにしては外してもらう為頼んでみて、)
んー・・。それはちょっと無理・・。あ、でも寝るときと飯食う時と風呂入る時は外してやるからそれまで我慢な。(ククッと笑えば相手をあやす様に頭にポンと手を置く。その行為は優しさからくるものだったが)そういうわけだから、大人しくしてろよ。
ひっ…嫌、だ…やだ…、
(相手に撫でられればビクッと肩を跳ねさせれば腕で顔を覆い、その状態で首を横に振れば相手の服を掴んで。何時もは強気な性格なのだが今は全く逆の状態。逃げる方法などはないのか、と必死に頭を捻っては。)
俺から逃げようなんて思ってないよな?光輝。(相手の名前を呼んではまたもククッ、と笑って見せる。)此れはお前への愛の形だから、受け取ってくれよ?(そう言えば抵抗出来ない相手の胸元にそっと手を置きうっとりとした目で相手を見つめる。暫くしてその手を離すと)でもまぁ此れから飯だし外してやるよ。(かちゃ、と手錠を外して
つ…思って、ねぇよ…
(相手に見抜かれたか、と目を見開くも多分気づいてはいないはず、と自分に言い聞かせては目を逸らし、)こんなの間違ってるって、絶対…っ(彼に対抗する為軽く相手を睨みながら小声で前記の言葉を。手錠を外されては目を丸くさせ玄関から外に出れないか、と目を其方の方にやれば)
お前さァ・・分かってねぇな・・。目は口ほどに物を言うんだよ。(口角あげれば相手の心情を見抜いた様に。まぁ実際は読んだわけではなくただ相手の目がキョロキョロしてるから大体こうだろうなって思っただけだけど。図星だったみたいだな。)飯食うぞ。何が良い?
は…?
(相手の言葉に表情が固まれば、やっぱ、見抜かれてる
。と内心で呟けば軽く舌打ちをしてしまい。)いらねぇ…(何が食べたいか、と聞かれるが此方は全く食べる気がせずに首を横に振り。数秒考え込んだあと彼に食事を作ってもらえば隙が出来るはず、と考え込んでは)やっぱカレーが食べたい(と。相手に目を向けながら付け足して言い。)
あーはいはい。手間かかるの選んだなー。まぁ作ってやるけど。(なんて悪気も無く無邪気に笑って見せる。愛情表現は歪んでしまっているけれど相手へのそのものの愛は変わっていない。好きな気持ちは変わらないのだから。だから今だって文句は言うものの一応要望はのむのだ。いらないと言われたら食べると言うまでどうにかしてやろうとも思っていたが手間が省けて良かった。と)
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