北波 狂介 2013-07-06 16:01:59 |
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・・・ん・・?(朝起き上がれば隣に居たはずの相手はもう居なかった)あぁ・・、学校行ったのか。(一人呟くと起き上がる。昨日よりは大分マシだ。体ももうそんなに怠くない。)まァ今日は一日寝てるか・・。(ぽふ、とまた寝転がって目を閉じる。)
狂介?あー、今日は休みだけど。何か怠いんだってさ。
(授業を適当に聞き乍事を終えて今現在昼食時間となった。はっきり言って、凄い眠い。食欲も無いし身体が重いし…熱中症か、なんて窓の外を見つめ乍時間を潰そうと思ったら隣から“彼女”の声が。『ねぇ、今日は北波君休みなの?』と、問われては上記の言葉で応えて。正直此の子とは関わりたく無いのだが…。暫くの沈黙の後数回頷いて決心したかのように彼女は目を輝かせれば『じゃあさ‼今から一緒にどっか行こうよ!』と。生憎今日は午後の授業は無く勿論暇と言えば暇なのだができれば彼女…莉奈とは行きたく無い。「いや、俺用事有るし…」苦笑いを浮かべ乍嘘を吐いてみたが彼女は自己中のようで、『私の誘いを断るなんてあり得ないから。じゃ、下で待ってるよ。』先程の笑顔とは反対の無表情で莉奈は前記を言うとさっさと教室から出て行って。)……顔は可愛いのに性格は捻じ曲がってんだな…。狂介の飯は置いておいたから良いとして…帰るの遅くなったら怒られるかなー…まぁ、言い訳考えておくか…。(昼食時間はとっくに終わっていて自分も教室から出ようと支度すれば溜息を吐いて上記。言い訳を必死に考えながら彼女の元に向かって。)
(目覚めて起き上がった頃は、外は暗くなっていた。自分の隣に置いておいた携帯の画面に表示される時刻はとっくに夜の八時を指していた。)彼奴が帰ってくるなら鍵開けてやらないとな・・。なんだか何時もより遅え気がするけど・・。(疑問を持ちつつ携帯でメールを。『帰ってくる前になったらメールしろ。鍵開けてやる。』)
…いや、だから。嫌だっていってんじゃん…。
(大分日が落ち、暗くなって来て帰ろうとするのだが其は莉奈によって止められ、そして次に彼女から発せられた言葉は『私と付き合って。』勿論、それは断って。それでもしつこく言う相手を振り払い乍上記を。)じゃ、俺帰るから。(早足で相手から離れ携帯を確認すれば彼からのメールが。其は一時間前に来たもので慌てて「今からそっちに向かう、」と返信すれば彼の家まで全速力で走って行き。)
(ピロリん、とメールの受信音が鳴る。メールを開けばそれは帰りを待っていた彼からで。これから帰るならそろそろ開けとくか。とふら、と立ち上がれば思い足取りのまま玄関へ。認証を終わらせてアンロック状態にしておけばまたふらりと歩き出し階段を登って自室を目指す。)
っは、はぁ…開いて、る…
(全速力で走った末直ぐに相手の家につけば息を切らしながら中に入って。彼は怒っているだろうか。そんな不安を抱えながら彼の自室に行って見て、)
・・・(パタン、と暇つぶしに読んでいた本を閉じれば階段を上がってくる音に耳を澄ます。自室のドアが開けば)遅かったな。風呂沸いてるから入っていいぞ。(眠たそうに目をこすれば特に相手を咎める事も無く軽く言いのけて。するとまた本を読み始め)
……え。あ、うん。ちょっと用事が…じゃあ先失礼するな?
(相手の反応が予想外で目を丸くすれば風呂にはいれ、と言われ微笑みながら片手を振ればまた階段を降りて風呂場に行き。彼はあまり怒っていないようだ、安堵の息を吐けば服を脱いで風呂に入り)
(/寝落ちすんませんしたあああ←やってしまった・・・!!
ーー
あー、おう。いってらっしゃい。(手をひらりと振れば本に集中し始める。特にハマっているわけでもないが暇を持て余すのには充分だった。誰も居ない部屋を寂しいと感じる事も無い。もともと寂しいなんて思うのは心が弱いからなのか、なん考えつつ本のページをめくる。)
(/大丈夫でございますよおおおおお‼←自分もやってしまったことあるんで…←)
(頭や体を洗い終れば湯に浸かって今日の出来事を思い出す。彼女に今日呼ばれた理由は結局のところただの告白で。自分は彼女の事は恋愛面では見ていないのでそうゆう感情は全く無いのだが。まあ、明日詳しく聞いてみよう。なんて考え乍風呂場を出て私服に着替えては頭にタオルを乗せ乍彼の元へ、)ただいまー、眠くないのかー?
(/すんませんありがとうございます以後気をつけますぅううっ!!)
おう、お帰り。あぁ、もう熱も下がったし眠気もひいた。なぁ、(ちょいちょいと相手を手招きする。此方に従い近づいてきた相手にぎゅ、と抱きつく。相手の体温を感じるとやはり落ち着くのか小さく溜息を零せば)学校楽しかったか?
(/いやいやいやいや‼‼全然寝落ちばっちこいなんで…‼←)
そっかそっか…よかった、
(相手に近づいて行き乍安心したのか軽く微笑めば抱きついてくる相手の頭を撫でて。)ん?あぁ…。まぁ、楽し、かったかな。(楽しかったか、と聞かれては一瞬言葉に詰まるが相手に不安を与えないように軽く微笑んで前記を。)
(/ありがとうございます・・!!恩にきります!!)
そっかそっか。そりゃ良かったな。(ふ、と口もと緩めては相手の頭にポンと手を置く。楽しかった・・か、俺にはあんまりそう見えねぇよ・・。何かあっただろ。顔をみればぎこちない笑顔が直ぐにわかる。だがそれを俺にははなしてくれはしない。なぁ、何でだ・・?)
(/いえいえ‼‼大丈夫でございまする…‼)
ん。あ、狂介ノート見る?今日の分のやつ…
(苦笑いを薄く浮かべながら頷いてみれば話題を変えようと持ってきた鞄を見ながら相手に問うて)今日の授業めっちゃ暇だったんだぜー?もう寝そうだった、(鞄に近づきながら余談をすれば軽く笑ってみたり)
ばぁか、なに不真面目な事考えてんだよ。(お前らしくねぇな、そんな言葉が浮かび上がるが流石にそれはまずいか、とすぐに引っ込める。)ん、じゃあノート移させてもらうわ。(と軽く言い放っては自分の鞄からノートと筆箱を取り出す)
(/寝落ちすいません;;)
不真面目言うなー阿保ー、
(軽く溜息を吐き乍苦笑いを浮かべればノートを相手に渡して。彼の言いたい事も分からなくはないが、今日は何故か自分らしさが無くなっている。そんな事を考えつつ椅子に座れば)おうおう。もうすぐノート提出だしちゃんと書いとけよー(相手の頭を撫で乍頷いては、教科書を鞄から出してペラペラとページを捲り、)
げっ、まじかよ・・つーかお前最近俺のことナメてるだろ・・。(ノートを写しつつ軽くジト目で睨む。そして書く手を止めればがばっと覆いかぶさる形に。)ちょっと疲れたから癒してー・・(と相手の胸に顔をうずめて
ーー
(/いえいえ平気ですよー
マジマジー。…いーや?そんなことないけど、
(頷き乍相手の問いに応えれば、ナメているのか、と問われ、数秒考えた後首を横に振り、)おぉっ、どーぞ。(覆いかぶさる相手の頭をぽん、と軽く叩いては微笑んで頷き、)
(/有難うございます…‼;;)
んー、ありがと。(相手の微笑みを見ればそれだけでこちらも表情が緩み緊張感が解けて。ゆっくりと距離を縮めて軽く触れるだけのキスをする。お前と居るだけで癒される、そう思うが口に出さない。そんな事流石に言えねーわ。と苦笑)
どういたしまし…て、…
(微笑み乍応えるが、相手の行動に少し驚いて、まだ慣れないのか顔を赤くすれば目を逸らし照れ隠しのつもりで相手の頭を撫でてみたり。)
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