北波 狂介 2013-07-06 16:01:59 |
通報 |
よ、かったー…。皆に会えるのか…、
(思いっきり胸を撫で下ろしては頬が緩んで。またクラスの皆と話が出来る、とゆうことに安堵しては早く学校に行きたい、なんて思ってみたり。)ありがと…(断る訳ないじゃん。と付け足して言えば微笑んで。)
(そんなに俺が嫌かよ、なんて思う反面喜ぶ顔が見れて良かったとか、俺は矛盾してる。けどまぁ、いいか。此奴は俺の手元に居て、それでいて笑ってくれるんだから。けどあの女には注意しないとな・・)
あ、でも教科書とか向こうに置いてきたままたぜ?、
(ふと、思った事をを口に出しては軽く首を傾げて。制服とかも彼方にあるし、私物は携帯のみで。携帯をちらりと見やればメールが数十件ありその大半が友人からで慌てて相手にばれない様其を確認し。)
んー、どーすっかな・・。(相手の行為には気づかずまた悩み始める。まぁ俺の見張りの元なら別にかまわねぇよな。妹ちゃんも見てみたいし・・・)行くなら俺もついてく。それでもいいなら・・。(相手をちら、と横目でみては。さっきの事もある。充分に脅しておいても流石に少し心配だ)
ん…、
(メールを送ってきた全員に返信しながら彼の言葉に軽く相槌をして。)別に俺は構わねぇけど…、(相手の言葉に頷くものの今家に妹が居ない為先程吐いた嘘が暴露る、と内心焦れば顔を軽く歪めて。)
そうと決まれば早速いこーぜ、(立ち上がり伸びをする。まー、移動中に此奴が逃げ出したとしても平気だ。俺も中学のとき陸上で全中いったしな。心配はいらない。)
んー、じゃ、行くかー…、
(自分も立ち上がれば軽く頷いて、玄関の方に向かうが自分では開けれないことに気が付いて、「あー、頼むわ、」と苦笑いをうっすらと浮かべ相手に頼んでは。)
あー、はいはい。(指紋認証をするとがちゃりとドアが開く。しくみは明かしてしまうことになったが指紋認証だ。俺以外の誰にもこのドアを開けることはできない。一回閉じればオートロックされるし問題ない。)
うげげ…指紋…、
(その光景をみながら顔を顰めては上記の言葉を。彼の指紋じゃないと開かないって事か。数回頷きながら納得すれば)あ、じゃあ行こ。こっから遠くねぇし、(彼の腕を軽く引っ張っては道の先を指差し、相手より先に前へと進んで行き。)
おう。(軽く頷いては相手に引っ張られ見慣れない道を行く。沈黙もあれだし、何か話でもしようか。)なぁ、お前の妹ちゃんどんな感じ?やっぱりお前と似てんの?可愛い?(なんて質問攻め。でもやっぱ気になるよなー。)
優希は…あー、俺の妹の名前優希って言うんだけどさ。彼奴は親父似だから俺とは似てねぇな。んー、性格は俺とは似ててなんつーか男っぽいな。
(相手の質問に首を軽く傾げ乍応えては苦笑いを浮かべて。名前のせいでもあるのか彼女はなんとなく男っぽい感じが偶にする。其所を含めて可愛いんだが、なんて惚気ては「んー、可愛いぜ?」と妹の事を考えつつ応えて。)
へー、お前に似てんなら俺の好みかもなー。(なんてぽつんと上を向いて呟いてみる。此奴に性格が似ているとしたら誠実で良い子なんだろう。益々会いたくなってきたな。)つか・・結構歩いたけどもうちょい?(ひたいの汗を拭って尋ねる。相当歩いた筈なのだが一向に着く気配が無い。)
なーんだそれ。ま、意外に相性合ったりして。
(自分も相手に釣られて空を見上げれば苦笑いを浮かべ上記の言葉。なんだかんだ言って自分等は男だから女に目が行くのは当然だろう。けど、何か虚しく感じ、空から目を下げればなんだろうな、と呟いて。)ん?あー、っと此処此処。(彼の言葉で現実に戻ってこれば丁度自宅の前を通り過ぎるところで。慌てて立ち止まっては自宅を指差して軽く微笑んでは玄関の鍵を開けて中に入り。)
おう、此処か・・。光輝らしい家だな、なんか。(クス、と笑えば妹ちゃん居るの?とチラ、と中を覗いて見て。だがまぁシーンとしてるし誰もいないぽいな・・。高1なんだし遊びにも出るよなそりゃ、と一人で疑問を解決して)じゃー俺ここで待ってるから。
どうゆう意味だよばーか。……あー、居ない、と思うぜ、
(苦笑いを浮かべて相手の顔をみては妹は?、と聞かれて一瞬言葉が詰まれば直ぐに嘘をカモフラージュしながら上記の言葉を言って。)んー、分かった。(頷きながら上の階へと上がって行けば自室に入り溜息を。とりあえず制服と教科書などを鞄に入れては、私服は___一応持っていった方がいいのか?と首を傾げれば数枚だけ鞄に詰め込んで。ちらりと机に目をやれば封筒が数枚か有り溜息を吐きながら其を手に取り其の中身を確認すると女性が書いたであろう手紙が。「此れ見つかったら狂介に怒られるな、」と苦笑いを浮かべて。数日前から手紙が来る様になりしかも当て主がわからない状態で来るものだから断りたくても断れない為仕方なく受け取っているのだが。誰だろうな、と考え乍手紙を見ては首を軽く傾げて。)
隣に誰もいねぇとほんと静かだな。(ぽつりと呟く。自分しかいないこの場で何をしようにも何もない。とにかく相手を待つ事しか出来ないわけだが・・。俺はここである事に気がつく。)この玄関、女物の靴一つも無くねぇか・・?(そう、言われてみればそうだった。今時の女子高生が靴を一つしか持っていないとか、そんな事ありえるか?。疑いたくねぇけどこれはさ・・、ちょっとまずいんじゃねぇの?)
うげ…この字莉奈のか…?
(手紙を何度か読み返して居るうちに段々と其の字が何処かで見た事がある、と思い頭を捻らせれば徐々に顔を引き攣らせて上記の言葉を呟いて。「嫌がらせかよ…、」溜息を吐き乍机の引き出しにある此の前貰った彼女のアドレスが書いてある紙を出して手紙と見比べては其は確信へと変わって。)狂介ー、もうちょい時間掛かるわー、(手紙処理と頭の中をまとめるため二階から相手に声を掛けては時間を少し貰おうとして、)
お、う・・。(返事はしたもののこの声が相手に届く事はないだろう。今はそれどころではない。脳内では整理と推測が葛藤している。)・・彼奴が嘘をついたとは思えねぇ。妹が居るってのは口振りからして本当であるととって間違いないだろーな・・けどここにはいねぇし・・
あー、やだやだ。狂介の名前もちゃっかり書かれてるし。
(手紙に目を通し乍其を破いては目を細めて上記の言葉を呟き。殆ど手紙は目に通して居なかった為勿論其の殆どが初めて見るのだがどれも悲惨な物で。全部処理し終われば荷物を持ち階段を降りて彼のもとへ。)悪ぃ。遅れた(と、手をひらひらさせ乍述べて)
おう、それは別にいいけどさ・・・、お前、俺に隠してる事あんだろ?(ずいっ、と顔を近づけ問いかける。その勢いのまま壁に追いやり。相当焦っているところをみれば、やはり此奴は嘘をついていた事になる。)隠し通せるとでも思ったか?俺もんなに馬鹿じゃねぇよ。
トピック検索 |