２０１号室より　　

─当たり前だろ、未だに去年のこと根に持ってんのか。( うぐ、/ 。 ) ンな簡単に壊さねえ、とか言いてえけど。落ち着いた途端に一人病気で抜けちまってほぼ一ヶ月休み無しでキツい。……凛が欲しい、凛不足。( ぼそ、ぎゅむむ。 )

俺も甘やかすのは嫌いじゃないが、逆に無防備にされ過ぎて困るッつーか…、( むぐむぐ、 / … ) ！、すぐ付け終わるから、ちょっと我慢しとけ。( 付近に何度もちゅ、ちゅ、と柔く吸い上げて仄かに痕残し。 )

うそうそ。その顔が見たくて言ってみただけだ。( ふは、頬ぷに。 ) …おまえが忙しくて大変なのにあんまり言いたくねえけど、俺も宗介不足。…さみしい。( ぎゅう、ぽそ。 )

？…無防備ってなんだよ。おまえの前では気も遣わねェし素でいられるだけだって。( ふ、 ) ん…っ。なァ、宗介？( 柔い刺激受ける度にぴくり震わせ、相手見つめて服くい。 )

ッ、……凛。ん、( ポッキーくわえ、ずずい。 / あ、 ) ─おう。俺だけじゃねえし、寧ろおまえに寂しい思いさせてんの分かってるから頑張って時間作る。、……休み、合わせてえな、( ぎゅむ、すりすり、 )

それが俺には毒ッつーか…、凛も鈍い所あるよな。意外と、( じ。 ) っン、…は。どうした、？( 首筋ちう、声に反応して顔上げちらり、 )

…ん。( 反対側くわえ、ゆっくり食べ進めぽりぽり。 / 、 ) ！おう。また宗介と一日中一緒に居てえ。( すり。 )

なッ…べつに鈍くねえし。( むぐぐ。 ) ─またしたくなった。…キス。( 服きゅっ…、熱をもち揺れる瞳向けて視線絡ませながら甘い声で呟き。 )

！、……ん、( もう片端からぽりぽり、寸前でぴたり止まってじい、 ) そうだな、─俺もそろそろ凛のことちゃんと充電しときてえ。( ぴと、ぎゅむむ、 )

いや鈍いだろ。自覚してねえから尚酷いことになってんぞ。( こくん、 / 。 ) っ、～…はー、何だそれ。反則か…、( 心射抜かれずきゅん、ぼそッと呟きながら覆い被さってはくい、と顎持ち上げ。 )

～～ッ、…んぅ。( 視線に耐えきれずぱくっ、相手の唇ごと奪ってちゅう。 ) …うん。…なァ宗介、…好きって言って、( ぎゅうう。 )

だっ、だから鈍くねえっつってんだろ。それにそんな事宗介以外に言われたことねえ。( むう、 / え。 ) ─…ん、( 相手の仕草にどきり鼓動高鳴り、感じたキスの予感に瞼下ろしてきゅ。 )

ン、……りん、( きゅーん、唇ちゅっちゅ、 / 。 ) ─すき、好きだぜ。愛してる、( ぎゅう、すり。 )

まァおまえに関してはこういう事に関してだけッつーか…、…そういう所も可愛いンだけどな。( はふ ) ─ッ、ん、 ( 此方もゆっくり瞼下ろし、舌先で軽く唇なぞってから口付けちゅう、 )

…甘ェ。( むぐ。 ) ──もっと。( ぎゅ、ちら。 )

おまえの方がマイペースだしぼーっとしてて鈍そうなのに…。なんかムカつく。( ぐぬぬ / え。 ) ッん、…( 背中に手を回してぎゅ、唇重ねたまま下唇柔く食み。 )

凛、２年と２ヶ月おめでとう。…もう今月で終わりだぜ、今年。まだまだ寒いって言い訳出来るうちに内におまえに引っ付いとかねえとな。( ぴと、 / 。 ) …これからも宜しく頼むぜ。


ん、…塩っぽい菓子の方が良かったか？( 唇ぺろ、じ。 ) …好きだ。なんつーか、…好きじゃ足りねえ。すき、凛。( ぎゅむむ、 )

そりゃ普段は、な。おまえのことになると話は別だ、( こくん。 ) っ…は、りん、( 角度変えて何度も口付け、その度食み返してあむ、 )

ん、おめでと。もう１２月だもんな、すげえ早い。おれはおまえがこうして傍に居てくれるから、冬もすきになった。…俺の方こそこれからも宜しくな。( に / 蹴可。 )


いや…塩味のキスとかそれはそれで嫌だ。( う / 。 ) ん…俺も好き。けどどれだけ聞いても足りねえ。( ぎゅう。 )

ふぅん…。普段のマイペースな宗介くんも可愛いぜ。( ふ。 ) そ、すけ、…んぅ。( 口付けられる度に伏せた睫毛ふるり、唇薄く開けて舌差し出し、 )

…まァ、それは同意だな。でも凛とすんなら何味でも良い、( ふは。 ) ──なんなら、凛が満足するまで一日中好きって言えるぜ。それでも足りねえし、伝えきれない気がするけど。( ぎゅう、すり、 )

ぼーっとしてる時におまえに何かあったら困るし、凛の事くらいは気張らせてくれ。( う、 ) っ、ン、…ふ、( 差し出された舌柔く吸い上げ、水音立てながら絡めては舌裏なぞり。 )

へぇ、じゃあシナモン味でも？( くす / 。 ) 一日中聞いても足りねえ、けど…あんまり言われっと流石に恥ずい。( ぎゅむ。 )

？、何かってなんだよ。べつに何もねえだろ、心配性か。( ふは。 / … ) ふ、っぁ、…んん。( 擽ったさに吐息漏らし、舌触れ合わせながら仕返しに時折上顎擽り。 )

……、…凛とすんなら、我慢する。( う、 ) 確かに分からなくもねえけど、…恥ずかしがってる凛もかわいい。( うんうん。 / … )

心配性だっつの。変な虫でもつかれたら困る、( こくん。 / ！ ) ッ～、…ン、…りん。( 僅かに瞳開いて熱帯びた視線じ、舌ゆるり絡めとって深く交わらせ、 )

！…ふは。かわいい奴。流石に冗談だから安心しろよ。( くく、 ) かわ…、べつにかわいくねえ。普通の事を言っただけだ。( ぐぬ。 )

だから何もねえっつの。前に言っただろ、おまえが転校して来てからそういうのは減ったし。( こくん / 。 ) ン、ぅ…？っは、んン…。( 声に反応するように薄目開けると熱視線にどき、頬じわり色付かせつつ舌腹擦り合わせて。 )

…冗談じゃなくそんな事聞いてンなら、暫くキスはお預けにしてたぞ。( む、じー。 / あ、 ) …恥ずくなって照れてる凛が見たくて１日中好きッつってんのもありだな、( はふ。 )

それは俺がついてるからだ。─つーか、減っただけで無くなってはねえんだろ、( うぐ、 ) …は…っ、すき、だ。ッ、( するり手伸ばし、相手の火照る頬撫でながら口付けの合間に囁くと強く舌吸い付き。 )

だって宗介が何味でもいいとか言うから。( くす、頬むに。 ) …じゃあ俺も一日中好きだって言ってやる。そしたらおまえも照れんの…？( じー。 )

それはそうだけど…べつに何かされるわけでもねえし…。( むぐ。 ) はぁ、ン…ッそうすけ…っ。( 吸い付かれると生理的な涙で瞳が色濃く滲み、抱き締めた手は背筋をなぞって腰辺りを緩く撫で、 )

…凛が面白がってわざとシナモン食ったりしてたらしねえ。( うぐぐ、 / … ) ──ん、…あー。…どうだろうな？( 想像もや、口元ゆる。 / ！ )

ンなの分かんねえぞ。つうか好きなヤツくらい守らせてくれよ、 な。凛、( へらり。 ) ン…ッ～、りん。…やべえ、( 撫でられた箇所ぞくり震えぴく、唇舐め上げては乱れた息整えながら僅かに掠れた声でぽそ、 )

流石にそんなことしねえっつの。おまえ可愛くて揶揄いたくなるっつうか。( ふ。 ) ！にやけてんじゃねーよ、…やっぱり言わねえ。( ふんす、 / 照。 )

ッ…べ、つに…守ってもらわなくても自分で何とか出来るけどな。( きゅん、視線ふよ。 ) ッは、ぁ…。そーすけ…すき。( 掠れた声色にどきどき、此方も呼吸整えながら口付けの余韻から何処かあまく蕩けた声でぽそ。 )

…まあ、好きな子ほどいじめたくなる、ッつう気持ちは理解できなくもねえけどな。( うむ、 / あ。 ) 何でだ、…凛からも聞きてえ。( じいい。 )

はいはい。口で言ってろ、俺が守りたいだけだっつの。( ふ、頭ぽんぽん、 ) ──ん、俺も好きだ。可愛い、凛。( きゅん、余韻浸るように頬や唇に幾度も口付けちゅ、ちゅ。 )

…まァ普通それが許されんのは小中学生までだけどな。( ← ) ─照れる宗介が見れるなら少しくらいは言ってやってもいい。( ちら。 / え、 )

…ばぁか。もう勝手にしろ。( むぐ、ぎゅう。 ) っん…。ふ、擽ってえ。( 相手の頬に手を添えて口付け受け入れながら幸せそうに小さく笑みを零しては此方からも唇ちゅ。 )