本日快晴、いじわる日和【〆】

本日快晴、いじわる日和【〆】

□□  2025-12-30 22:14:59 
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いじわるでやさしい貴方を待っています。




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  • No.169 by 神谷 朔  2026-01-28 11:11:56 



( 半ばヤケになって扉を開けたオタク先輩の後に続く。そして、扉の先に白い景色が広がっているのを視認するなり、あ、まだ何かあるな、と察し。更に新たな看板の文字を読んだ瞬間、目を細める。……キス。握手、ハグときて、クリアじゃなければ、まぁこうなるだろうとは思ってた。というか、ここまで来たらもう驚きも薄い。ちらっと隣を見てみると、顔を真っ赤にして固まっている楓。……ああ、絶望と混乱と羞恥が全部乗ってる(笑)。こいつが何考えてるのかは大方想像がつく。ファーストキスの相手が男、しかも俺、っていうのが不服なんだろう。あとは、さくらちゃんが良かったーとか、多分そんなところ。……こいつが本気で嫌がることはしたくないが、少しおちょくってやるかくらいの軽い気持ちで静かに口を開き )

……クリアじゃなかったっぽいな。
で、次の条件はキス。

( あたかも納得しているかのような口調で距離を詰め、さっきハグしたときと同じように、片手を楓の腰に回して強めに引き寄せて。それから指先で顎に軽く触れ、ほんの少しだけ上を向かせる。……わざとだ。実際にするつもりはない。さすがにお互いダメージでかい。まずはどれくらい取り乱すか見てやろう、くらいの魂胆で。内心では可笑しくて仕方ないのを、顔には出さないようにしながら続ける )

さっさと終わらせようぜ。……ほら。目、閉じろ。


  • No.170 by 鷹木 楓  2026-01-28 12:41:15 




( 抵抗する間もなくクイッと顎を動かされ、相手の顔が接近して。少女漫画顔負けのスマートな仕草に惚れ惚れする余裕すらなくて、どうにかして回避できないかと目を泳がせて。なんでこんなに平気な顔してキスしようとしてくるんだ。パニックになってる自分がばかみたいじゃないか。とにかく今は目を合わせてはいけない気がして、ふらふらと視線を逸らし、その先にあった看板を今一度よく読んでみる。すると、ある事に気が付いた。キスという文字を見ただけで唇同士の接触を想像してしまったが、看板の記述には場所の指定なんてなかった。つまり、唇にキスをする必要なんてないということだ!!ようやく逃げ道を見つけ出し、手のひらで自分の口元をガードしながら )

……っ、おい、待て待て!!
なんで口にしようとするんだよ!?別にそこじゃなくてもいいから!!

( さすがに初キスを奪われるのは勘弁してほしい。この唇はいつか現れる運命のひとに捧げるって決めてるんだよ……なんて心の中で純情ぶりつつ、実際はただ恥ずかしいだけで。ハグの時みたいに、やっぱり唇にしないと開きませ~ん!みたいないじわる展開はないよな、さすがに。不安は拭えないが、とりあえずやるしかないと自分の前髪をかき上げて、ぎゅっと目をつぶり )

せめておでこ!!それかほっぺた!!
……やるなら一思いに、やってくれ!!


  • No.171 by 神谷 朔  2026-01-28 14:04:31 



( 手のひらで口元をガードしながら、必死に「おでこかほっぺた!!」という命乞いみたいな提案をする様を見下ろして、思わず小さく鼻で笑う。……いや、誰も“唇にする”なんて言ってないんだけど。勝手に想像して、勝手に追い込まれて、勝手に照れて。相変わらず一人で忙しいやつだな。というかさっきから全部受け身じゃねぇかこいつ。ハグの時もそうだったけど、偉そうな口きいてくるくせに、最終的に「やってくれ」って差し出してくるのがいちいち可愛い。ア ホっぽくて。腰に回していた手はそのままに、顎に添えていた指先を離し、代わりに手のひらで楓の後頭部を軽く支えて )

……誰も口にするなんて言ってねぇだろ。変な想像するな。

( 楓の額に自分の額が触れるか触れないかくらいの距離で。目を閉じたまま固まっている情けない顔を間近で眺めてやろうと、わざとゆっくりと動きを止める。……ほんと、抵抗もしないで受け身に回るとは。ハグ部屋理論でいけば、お前からもしないといけない可能性があるのに。口元にうっすら笑みを浮かべて )

そんな力入れなくてもいい。 ……あとそのキス待ち顔やめろ。やりにくいから。

( 文句をつけてから、ようやく、額に――ほんの一瞬触れる程度の“キス”。音も残らないほどあっさりと。続けて頬に。そして、首筋に。軽く。今出来うる限りのキスというキスを落としていく。それからすぐに手を離して距離を取り、何事もなかったみたいに扉の方へ視線を向けて )

さ、これでどうだ。


  • No.172 by 鷹木 楓  2026-01-28 15:27:15 




( そりゃキス待ち顔にもなるだろ、実際に待ってるんだから。そう心の中で反論していると、額に何かが触れた感覚がして、息を張り詰める。この一回だけで終わりかと思いきや、余韻を楽しむかのように頬にも首筋にもキスの小雨が降ってきて。え、いや、多くね!?思わずカッと目を見開いて。体が沸騰しそうなほど熱い。首筋に唇が触れた時にはびくりと肩が震え、小さく開いた口の隙間から息が漏れた。絶対余計だったよな、今のキス。それでも、不思議と嫌悪感は湧いてこない。気が済んだのか離れていく相手に何か言ってやろうかと思ったが、言葉が出てこなくて、キスを落とされた首筋にそっと手を当てて。そんな自分自身に困惑して眉間の皺を深めながら、相手と同じく扉の方を見る。しかし、悲しいかな、解錠の音は聞こえてこなかった )

…………やっぱり俺もやらなきゃだめ、か……
……よし。朔、手貸して!!

( いまいち融通が効かない部屋の仕組みに苛立ちつつ、今やられたことを相手に仕返すのも照れてしまって出来そうにない。今はできるだけ顔を見たくない。それならば、と相手の手を引っ張って口元に寄せると、勢い任せにキスを落とした。唇を離した瞬間わざとらしくリップ音が鳴ってしまい、気恥ずかしさが限界突破。バッ!と手を離し、ガバッ!と自分の顔を腕で覆い隠して。……しかし、まだ鍵は開かないようで )

……は!?これでも開かないの!?
もぉー!!どうしたらいいんだよー……


  • No.173 by 神谷 朔  2026-01-30 14:59:01 



( あれだけしたにも関わらず、扉はうんともすんとも反応しない。額も頬も首も違うってわけか。扉に目を向けたまま思考を巡らせていると、不意に手を引かれて。直後手の甲に落とされたキスと、やたらはっきり鳴ったリップ音に、一瞬呆気にとられたように目を数回瞬かせる。……え、なに。今、こいつから来た?完全に想定外で、心臓が無駄に跳ねたのが腹立たしい。顔を覆ってわたわたしてる様子を横目に見ながら、ふと胸の奥がちくりとする。──こいつ、他の誰かにもこういうことする日が来るんだろうか。想像した途端、理由の分からないもやもやが湧いてきて、無意識に眉をひそめる。……いや、来るかどうかなんて分かんねぇけど。なんで俺がそんなこと考えてんだ。自覚のない独占欲めいた謎思考を頭から追い出し、代わりにいつもの調子で )

……“ちゃんと”やらないとダメなのかもな。やっぱ。

( 顔を隠している楓の腕を軽く掴んで退けさせ、少し距離を詰める。するのか、しないのか。こいつがどんな答えを出すのか普通に興味があって、目の前の照れた顔をじっと覗き込む。するつもりはない。お互いダメージでかい。……って、そう思ってはいた。さっきまでは。けど、なんか、夢だし。別にそれほど悪くはない気がしてきていて。ただし、更に悪質な次の部屋が存在する可能性についてはこの際考えないとする。顎に片手を添え、親指の腹で小さな唇を撫でながら、適当な理屈をさも当然みたいな顔で言ってのけ )

手にキス出来るなら口もいけるって。同じ皮膚。素材一緒。
……試す?それとも、他の方法探す?どうする、楓。


  • No.174 by 鷹木 楓  2026-01-30 19:11:07 



なんだその訳わかんない理論……!!

( 一緒な訳あるか!!といつもの大声でツッコもうとしても、唇を撫でられると全意識がそこに集中して何も考えられなくなる。やめろやめろ、俺のかわいい唇をいじめるな……!!恥ずかしくて視界が潤んでくるが、視線だけでも反抗しようとギッと相手を睨んで。何十年も見てきた顔。この顔に迫られたとしても今更照れることはない、と……そう思えたらよかった。俺に選択を委ねてくるのも腹立たしい。どうせ俺は抵抗できないんだからさっさと終わらせてくれたらいいのに。俺の意見を尊重する優しさに見せかけて、実際は困らせたいだけなんだろう。やられてばかりも癪で、なんだか無性に仕返しがしたくなって。情けなく声を震わせながらも相手の首の後ろに手を回し、グイッと引き寄せて )

……朔の方こそどうなの?俺とキ、キスなんて嫌じゃない?

( 額が触れるか触れないかぎりぎりのところまで距離を縮め、問いかける。もちろん恥ずかしくて目なんて見つめられない。しかし、大胆な行動を取ったら意表を突くことができるような気がして。ちょっとでも仕返しになればいいなという思いと、単純に相手の気持ちが気になるというのもある。異様に距離を詰めてくるのは俺を揶揄うためだとして、朔は、俺との接触をどう思っているのか。これで実はめちゃくちゃ嫌でしたとか言われたらショックだな、と内心不安に思いつつ )



  • No.175 by 神谷 朔  2026-01-30 21:27:21 



( 何の前触れもなく首の後ろに手を回されると、完全に虚を突かれて僅かに目を見開く。……はは、珍しい。今度はそっちから来るのか。やられっぱなしで終わるつもりはない、と。いきなり額が触れそうな距離まで引き寄せられて、逃げ場もないまま投げられた問いに、思わず、くく、と吐息混じりの低い笑い声を漏らす。嫌じゃないか、なんて。大胆な行動に出たわりに、目だけは頑なに合わないのがいかにも楓らしい。ただ、思惑通り調子を狂わされたのは事実で、愉しそうに口元を歪めて )

俺は別に、楓となら平気。

( 迷いはない。あまりにもあっさりとした口調でそう言ってから、わざと少しだけ間を置きつつ、両腕を楓の背に回して抱き留める。……初めてがどうとか一応気にしてやってたけど、今ここで、こいつがこんな顔して俺を引き寄せてきたって事実の方が大事で。仕返しのつもりだったのかもしれないが、それならこちらも流れに乗るまでだ。尚も目を逸らし続ける楓の目元に挑戦的な視線を向けながら、鼻先同士を軽く触れ合わせ )

……それで?お前はどうすんの。
さっきみたいに、俺に「やってくれ」って言う?


  • No.176 by 鷹木 楓  2026-01-30 22:32:18 



( 相手のさらっとした回答にへ?と小さく声が漏れる。平気?平気って言ったのか、この男。いやそりゃあ、俺だって朔が相手なら平気だけど。気まずさはあれど、知らない誰かより幼馴染の方がよっぽどマシ。相手も同じような気持ちなんだろうが、実際にはっきり言われると照れるもので。無意識のうちに離れようとしていた体を抱き留められて、いよいよ最後の選択が迫る。顔が近い。鼻息とか、かかってないかな。キモがられたらどうしよう。幼馴染相手にそんなこと考えなくてもいいはずが、どうしても意識してしまって。このまま目を閉じて身を委ねたら、きっと楽なんだろう。でも、本当にそれでいいのか。ずっと受け身でいいのだろうか。よくよく考えたら、キスなんて簡単なことなんじゃないか?目の前にある唇に自分の唇を合わせればいいだけ。それくらい、できるはず。相手に抱きつく力を少し強めて。よし、男を見せろ、鷹木 楓……!! )

…………っ、……~~っ!!

( ぷるぷる小刻みに震えたまま、唇を尖らせて相手に近づこうとするも、あと数ミリの距離が届かず。ほんの少し顔を動かしたらキスできるのに。透明な壁に遮られているような感覚。相手に対しての嫌悪というより、ただの緊張と羞恥心で今にも爆発しそうになっていて )



  • No.177 by 神谷 朔  2026-01-31 07:54:51 



( あと数ミリ。届かないまま屈辱と羞恥に震えている唇を見下ろして、堪らず喉の奥で息を詰める。……反則だろ、その顔。幼馴染ごときに変な感情が湧きそうになる。スマホがあったら確実に保存案件なのに、夢なのが惜しい。俺相手にこんな必死な、愉快極まりないキス待ち顔、現実じゃ絶対見れないし。一生ネタにして擦るやつ。──視界の端に映るのは、どこまでも白い壁と床。音も温度もない。感情なんて存在しないみたいな無機質な空間。なのに、そんな箱の中でこの一角だけが明らかに浮きまくっていた。踏み込むことにした勇気は認めるが……それでも、こちらからは手は出さない。じっと動かないまま、嫌味なほどに余裕ぶった声で煽り散らかして )

……ほら。あとちょっと。

( 楓の背中に回した腕に、更に少しだけ力を込める。逃げられない程度に。白い床に二人分の影が重なって、でも唇の距離だけは埋まらない。静かすぎる部屋に、こいつの荒い呼吸だけが浮いている。それでも、触れない。そっちから求めてくるまで。個人的にはどちらに転んでも面白い状況で、意地悪く双眸を細めて )

やるって決めたならやれ。
それが出来ないなら、どうしてほしいか口で言え。……言えたらしてやる。すぐにでも。


  • No.178 by 鷹木 楓  2026-01-31 09:09:54 




( 男として覚悟を決めたはずなのに、少し気を抜いたらポキッと決意が折れてしまいそうで。相手を頼りたい、頼りたくない、頼りたい……脳内で花占いのように二つの言葉を繰り返し、相反した気持ちの狭間で葛藤する。そんな状態で放置されること数分。体感だと数年。ついに働きすぎた頭がパンクしてしまったようで、相手の胸板を押し返して )

…………っ、やっぱり無理───っ!?

( 距離を取ろうとした、その時。グギッと思いっきり相手の足を踏んでしまい、体が前方によろけて。ほんの一瞬、唇に何かが触れる。ぶつかったのは、なんと、相手の唇で。え、今、キスした……!?───そう自覚した瞬間、パンパカパーン!と場違いにも程がある陽気なSEが鳴り響き、部屋の四隅からクラッカーが発射されて白い空間がカラフルに染まる。看板の文字は『クリアおめでとう!お出口はこちら↓』という文章に書き換わっていて。……本当に一瞬の出来事だった。先ほどまでの緊張も何もかも全てが吹き飛んで、拍子抜けしたような、情けない声が出て )

…………え、今ので、よかったの……??


  • No.179 by 神谷 朔  2026-01-31 10:23:46 



( 唇に触れた一瞬の感触よりも、直後に鳴り響いた陽気すぎる効果音に完全に意識を持っていかれる。派手に散る紙吹雪、書き換わった看板。何が起きたのか分からずに、数秒ぽかんとしたまま立ち尽くす。クラッカーから放たれたピンクだのブルーだののメタルテープが頭にふぁさっ…と掛かると同時に、さっきまでの張り詰めた空気が嘘みたいに霧散していき、ようやく状況を理解した頃には、書き換わった看板の案内がうざったいくらい呑気なのが気に障った。なーにが『クリアおめでとう!』だよ。やかましいわマジで。……で、当の本人はというと、こっちもこっちで何が起きたか分からない顔でおろおろしている様子 )

……っ、はは。

( 思わず漏れたのは、乾いた笑い。足踏まれて、よろけて、ぶつかられて――結果クリアって。どんな判定だよ、この部屋。折角こいつの反応を楽しんでたのに。てか地味に踏まれたとこ痛いし。夢なのに。最悪だ、いろんな意味で。目の前には今まさに「事故りました」って顔をした楓。ほんと笑える。重苦しく流れていた緊張感が嘘みたいに抜けた代わりに、別の意味で胸の奥がむず痒くなって。そのむずむずを誤魔化すみたいに軽く息を整えてから、さっさと気持ちを切り替えて出口の方へ視線を遣り )

よかったんじゃね。まさかああいう形で来るとは思わなかったけど。
とにかく結果オーライ。早く出ようぜ、こんな場所。

( そう言って、髪にくっついたテープを雑に引き剥がしながら出口に向かって歩き出し )


ーー


背後より失礼いたします。
まさかの事故キス展開に、思わず笑ってしまいました…!笑
夢設定ならではのドキドキ感があって、楓くんの反応も本当に可愛くて、やり取りできてとても楽しかったです。ありがとうございました!

このあとについてなのですが、
・夢から覚めたところまで軽く描写回す
・夢の余韻を残したままここで締める
など、どちらがよさそうでしょうか?
もし後日談的にやるなら、「同じ夢を見ていたけど、片方だけ覚えていて気まずい」みたいなのも面白そうだなと思っています。もちろん両方気まずいのも◎◎

それと、次のお話の案として、
「楓くんの好きなゲームのコラボカフェに行く話」なども少し考えてみました。
楓くんは一人だと緊張するけど、でも行きたくて、結果的に朔を連れていく…みたいな流れです。いかがでしょうか…?


  • No.180 by 鷹木 楓  2026-01-31 11:19:03 




( 緊張も羞恥も覚悟もすべて水の泡になったことが思いのほかショックで、放心したまましばらく虚空を見つめる。結果オーライ、といえばその通りだけど。唇同士が触れたという事実はあるが、正直一ミリも記憶に残っていないあれをキスと認定していいのかも怪しいところで。しかし、それでも部屋様の言うことは絶対だ。全く腑に落ちないが、フリーダムな夢の内容にいちいち振り回されていても埒が明かない。とりあえずクリアできたことを喜ぼうと自分を納得させて。ふっと息を吐いて力が抜けたように目を閉じると、どんどん意識が沈んでいった )


───……うぁ~……変な夢見たせいで頭ぼーっとするぅ……


( パッと目が覚めた時、視界に広がったのは見覚えのある天井で。今度は自分の部屋で目覚めることができたようだ。今すぐにでも忘れたい夢の内容は脳裏にへばりつくように記憶に残っていて、十分眠ったはずが疲労感を引きずったままリビングに向かう。重い体を動かして伸びをしながら、先に起きていた幼馴染に朝っぱらから愚痴って。まさか相手が同じ夢を見ていたとは、それこそ夢にも思っていない様子で )


ーーーーーー


今の関係性のまま夢の中でキスしてしまうのはもったいない…!と思いまして、事故キスでクリアという形にさせていただきました笑
ちゃんとしたキスはいつか本編中に描けたらいいなと思ってます……!
こちらこそとても楽しかったです!!お付き合いいただきありがとうございました!!

展開の方は前者で進めさせていただきました!
楓は夢の内容を覚えたまま目を覚ましましたが、朔くんが覚えているかどうかはお任せしてもよろしいでしょうか?
私としてはどちらもおいしいのでお好きな方を選んでくだされば!

次のお話の案も大賛成です!
またまた楓のオタク行動に振り回されてくれる朔くん、本当に優しくて頭が上がりません……!いつもありがとうございます!



  • No.181 by 神谷 朔  2026-01-31 12:51:18 



( ──普段より少し早く目が覚めた。カーテン越しの朝の光に、ゆっくりと現実へ引き戻される感覚。……変な夢を見ていた気がする。気味の悪い白い部屋に閉じ込められて、隣に楓がいて、足踏まれて、あとは……それ以上は思い出せない。思い返そうとしても、内容は指の隙間から零れるみたいに曖昧で、はっきり覚えているのは「なんとなく騒がしかった」と「やたら疲れた」って感覚くらいだ。まあ夢なんてそんなもんだろ、とあまり深く考えずにベッドを出る。 )

( いつもみたいにキッチンに立ち、朝食にとホットサンドをちゃちゃっと用意して、マグにコーヒーを注ぐ。そうして、湯気と一緒に漂う香りに、ようやく頭がはっきりしてきた頃。一応幼馴染の分の朝食も準備してはいるものの、あいつの起床時間は毎度まちまちなため、先に自分だけ朝飯を済ませるべくダイニングチェアに腰を下ろす。テレビから流れるニュースを適当に見ながら、コーヒーを一口飲んだところで、廊下の方から物音が聞こえて。ほどなくして現れたのは、何故か疲れた顔をした幼馴染。同じ夢を共有していたことなど知る由もなく、開口一番に愚痴を零す様子に、興味深そうに軽く首を傾げ )

おはよ。……変な夢って?


ーーーーーー


そうですね、今のこの2人にはこの形が一番しっくりくるというか、本当にらしくて最高なオチでした!
「ちゃんとしたキスは本編で」というお考えにもめちゃくちゃ頷いております。いつか来るその時が今から楽しみです…!

展開についても承知しました!
では今回は、“楓くんは夢の内容を覚えているけど、朔はあまり覚えていない(断片的にしか思い出せない)”方向でいこうかなと思います。
うっすら違和感はあるのに決定的なところは思い出せなくて、楓くんだけが一人でそわそわしてる、みたいな空気感で笑

次のお話の案も賛成いただけて嬉しいです。
それでは、ちょっとした後日談のあと、お好きなタイミングで締めていただければと!コラボカフェ編の導入ロルはこちらから回させていただきますね。

この他、特にご相談などなければ、こちらは読み飛ばしてくださって大丈夫です◎


  • No.182 by 鷹木 楓  2026-01-31 13:48:37 



…………真っ白な部屋で、朔と……いろいろ、チャレンジする夢

( どんな夢かと問われて一瞬どきりと肩が跳ねる。ふらーっと視線を宙に泳がせながら抽象的な言葉を並べて。だって、夢の中の貴方と手を繋いでハグやキスをしました!なんて言えるはずがないのだから、こうやって誤魔化すしかない。コーヒー片手に疑問を投げてくる目の前の幼馴染と、夢の中で触れ合って散々揶揄ってきたあいつは似て非なる存在。そう分かっていてもやっぱり意識してしまって、若干顔が赤くなり )

……あー、夢の中の朔めちゃくちゃいじわるだったな。なんかむかついてきた……!!

( 言いながら相手に近づいて、つんつんと肩あたりを突いて八つ当たり攻撃。なんで夢の中の俺はこんな男に照れまくっていたのか。今ならキスくらい……いや、無理か。というか、幼馴染とキスをすることを考えても全く抵抗感を覚えない自分が一番ヤバいんじゃ、なんて誰かの囁きは無視しておいて )


  • No.183 by 神谷 朔  2026-01-31 16:36:50 



( 「いろいろ、チャレンジする夢」。もぞもぞと紡がれたアバウトな言葉に眉を寄せながら、手にしていたマグをテーブルに戻して楓を見る。赤くなった顔、視線の泳ぎ方、謎の肩つん攻撃。夢の内容を隠してるのは一目瞭然で、自然と口の端が緩む。……夢の中の俺がいじわる、ね。八つ当たりみたいな動きも含めて、どう考えても夢の内容が平穏無事だったとは思えない。いじわるだった、むかつく、とか言われても現実の俺には心当たりない……ような、そうとも言い切れないような。あーー何をしでかしたんだ夢の中の俺。困ったように笑いながら、人の肩を容赦なく突いてくる指を軽く払い )

へぇ、俺の夢見たんだ?
しかも「いろいろチャレンジ」するやつ。楽しそうでいいな。

( そこでふと、胸の奥が少しざわついた。真っ白な部屋。騒がしかった感覚。寝起きなのに妙に疲れが残ってた理由。頭の片隅ではさっきまで曖昧だった夢の断片が、楓の言葉に引っ張られるみたいにちょっとだけ形を持ち始めていて。似たような夢でも見たのか、何か繋がりそうで……しかし繋がらず。言葉に出来ないもやもやを抱えたまま席を立ち )

現実の神谷さんは優しいから、可愛い幼馴染にコーヒー淹れてやるよ。
……ちなみに俺もお前の夢見たわ。……あんま覚えてないけど、変な夢だった気はする。


  • No.184 by 鷹木 楓  2026-01-31 20:26:30 



( 夢の中の朔にいじわるされたって理由で八つ当たりしてるのに「楽しそうでいいな」はもはや煽ってね?とか思いつつ。まあ"チャレンジ"という言葉だけ聞いたらそう思うのも普通か。例えば、早口言葉対決とか。そういう健全な内容だと思ってるんだろう。まさか身体的接触で幼馴染の一線を越えかけたとは思うまい。これ以上説明する気にもなれず、コーヒーを淹れてくれるという相手にあざーす!なんて後輩ぶって。相手が座っていた席の正面に腰を掛けると、続いた言葉に顔を上げて )

え、朔も!?
……もしかして、俺ら同じ夢見てたんじゃね?

( 真面目な顔をして言った後で、いやいや、まさかね~!!と呑気に付け足して。いくら同じ屋根の下で寝てるからって夢を共有するなんてことないでしょ、さすがに。その後、ダイニングテーブルで向かい合って食事をしていると、ふと何かを思い出した相手から『もしかしてキスとかした?』とトンデモ発言が飛び出し、飲んでいたカフェオレでひどく咽せるハメになってしまった 〆 )


ーーーーーー


後日談の方も一旦〆させていただきました!
ちょっとしたファンタジー要素があるお話、とても楽しかったのでまたやりたいですねー!
次のシチュエーションもよろしくお願いいたします~!!(蹴可です!)


  • No.185 by 神谷 朔  2026-01-31 22:29:00 



( 午前中で講義が終わった平日、昼。キャンパスを出たところで、楓と合流してそのまま駅へ向かう。珍しく二人とも午後は予定なし。こういう日が噛み合うのはかなりレアだ。……で、その貴重な自由時間を何に使うかと言えば。 )

……ちなみに、そのコラボカフェっていうのは、どこでやってんの?

( ――そう、コラボカフェ。といっても、詳しい内容はよく分かってない。楓が好きなゲームが期間限定で店とコラボしてるらしい、くらいの認識。隣を歩く今回の言い出しっぺは、いつもより少し足取りが軽く、明らかにうっきうき。駅に向かうまでの道中で、同じ話をもう三回は聞いた。さくらちゃんのパフェがーとか、描き下ろしイラストだとか、特典がどうとか。席もネットで予約済みとのこと。……時は遡り1ヶ月前。自室で本を読んでいたら、こいつが唐突に中に入ってきて。「行きたいところがある!!」「でも一人で行くのは無理!!」「どうしても行きたい!」「朔の予定どっか空いてない!?」などと大声早口で捲し立てられて。それで、現在に至るというわけだ。まぁ頼み込まれた時点で断る気なんてなかったし、こういう保護者的な役回りを俺がやらない理由もないし。……ただ、こいつの道案内がさっきから不安過ぎて、念のため場所の確認をしておこうと、声音に心配を滲ませながら言葉を続けて )

なぁ、ちゃんと調べてきてる?どの駅で降りるかとか。
……前みたいに、道に迷ったりしないよな?


  • No.186 by 鷹木 楓  2026-02-01 07:26:21 




だ、大丈夫だって!!池袋で降りて、東口から出て、ちょっと歩いて……まあ、なんとなく行けるっしょ!!

( 地図アプリとにらめっこしていた顔を上げると、楽観的にぺかーっと笑みを浮かべて。その明るすぎて逆に不安を煽るような笑顔のままるんるんと突き進む。まさしくオタクズハイ。コラボカフェの開催が決定した1ヶ月前からずっと気持ちが浮ついていたが、今日はもうテンションが振り切れていて。駅に着き、ホームで電車を待つ最中ですらじっとしていられないようで、きょろきょろと周りを見渡し。すると、とんでもないものを発見したのか目を丸くした後、ばしばしと幼馴染の肩を叩いて )

……え!?朔、見て!!あそこの女の子達、リュックにゴンザレスのぬい付けてる!!

( ゴンザレスというのは、まさに今から行くコラボカフェのゲームのキャラクターである。名前の割に丸っこい見た目で二頭身、猫をモチーフにしたキャラクターで作品のマスコット的存在だ。特別推しというわけではないが、同志を見つけたことで自ずとテンションが上がってしまう。楓がハマっているゲームは美少女だけでなくかわいいゆるキャラやイケメンキャラもいるようで、女性ファンもそこそこ多い。男女比でいうと6割は女性だろうか。だからこそ、コラボカフェには女性ファンが殺到するのではないかと懸念して幼馴染を誘った、というのが最大の理由。男二人で乗り込むのもまあまあ気まずいが、ぼっち参戦より100万倍マシ。あの子達もこれから同じコラボカフェに行くのかなぁ……なんて目を輝かせながら熱い視線を向けて。もちろん、直接話しかける勇気なんてないので幼馴染の背中に隠れながら )


  • No.187 by 神谷 朔  2026-02-02 16:10:01 



( 「なんとなく行けるっしょ!!」――無鉄砲スマイルと共に放たれたその言葉を聞いた瞬間、胸の奥で警報が鳴った。いや、なんとなくで池袋は難易度高くないか?迷路だぞ、あそこ。……が、推し活とかいうのでテンションが上がっているオタクに、ここで水を差しても無意味なのは経験上よく分かっている。どうせ「大丈夫大丈夫!」で押し切られるのは目に見えているからだ。意気揚々と突き進む背中を見守りながら諦めたように、はぁ、と息を吐いて、その一歩後ろを歩く。迷ったら回収すればいい。いつも通りだ。それから駅に着いてホームに立つと、楓は案の定そわそわし始めた。本当に落ち着きがない。かと思えば突然こちらの肩をばしばし叩いてきて )

はいはい、今度は何。
……へぇ、ゴンザレス。見た目に反して名前いかついな。

( 視線の先。リュックに“丸っこい猫らしきぬいぐるみ”と“赤い髪のイケメンっぽいぬいぐるみ”を付けた女の子達が数人。どちらのぬいぐるみがゴンザレスなのか正直俺には分からないが、分かりやすくテンションが一段上がったオタクくんの様子は少し可笑しくて、口元が緩みそうになる。……楽しそうなのは悪くない。ただ、楓が女の子達に向けるキラキラした視線は、なんとなく気に食わない。あいつが見てるのは「人」っていうより「同志」だって分かってはいる。……分かってはいるけど。顔にこそ出さないものの内心では面白くなく、無意識に一歩前に出て、楓の視界を半分遮るように立つ。視線が必要以上に飛ばないように。 )

ほら、行くぞ。
ぼーっとしてると置いてかれる。

( やがて電車がホームに滑り込んでくると、ドアが開くタイミングに合わせて人の流れに紛れ込む。さりげなく楓の背中に手を添えて、そのまま押し出す形で混雑した車内へ。すぐ後ろに続いて乗り込み、周囲を一瞥してからドア脇の空間を確保して )


  • No.188 by 鷹木 楓  2026-02-02 18:19:51 



……っふふ、ゴンザレスは猫の方な!!かわいいマスコットなんだけど実は裏設定があって───

( 相手が反応してくれたことが嬉しくて、思わず笑い声を洩らす。熱心に女の子達に見つめていた視線を思いの外あっさりと幼馴染の方に移して、オタクの解説モードに突入。視界を遮られたことも、相手が嫉妬心を抱いていることもつゆ知らず。べらべらと語っていたが、電車が到着して辺りが混雑してくると一旦解説モードオフ。背中を押されるまま電車に乗り込んで、プシューッと閉まっていく扉を眺めながら )

結構混んでるなぁ、……おぉっと……!!

( 発車すると同時にゆらりと車内が動き、慌てて手すりに掴まる。ご覧の通り体幹よわよわ人間であるため、何かに掴まるか寄りかかっていないといつ転んでもおかしくない。まずい、少しよろけたところを背後にいる幼馴染に見られたかもしれない。まだ何も言われていないというのに、己のちっぽけなプライドを守るため、徐に下を向くと棒読みで呟いて )

……いや、なんかこの床……よく滑るな。スケートリンクかと思ったわ、ハハハ。


  • No.189 by 神谷 朔  2026-02-02 19:51:39 



( 猫のほうがゴンザレスとか、裏設定がどうとか、熱のこもった解説を聞き流すつもりはなかったが──やっぱり、こいつが楽しそうに喋ってる姿が先に目に入る。……そうそう、それでいい。さっきまでのきらきらした視線が自分に向いたのが分かると、内心で少しだけ満足した。単純で助かる。 )

( 鮨詰め状態程ではないにしても、同じ車両に乗り込んだゴンザレス推し女子グループとの距離がたまたま近くなって、リュックに誇らしげに吊られたぬいの顔が、わりとはっきり認識できるくらいには混雑している車内。ドアが閉まった直後、発車の衝撃で楓の身体がぐらりと揺れたのを、もちろん見逃すわけもなく。からかうよりも先に、反射で一歩距離を詰め、手すりに掴まる楓の後ろに立つ。体温が伝わるくらいの近さ。肩越しに伸ばした片手で吊り革を掴み、こいつと他の乗客との接触を防ぐような位置を取って )

……ふ、スケートリンクね。確かに、見事な滑りだったわ。

( 聞こえてきた苦し紛れの言い訳に、思わず小さく笑う。床が滑るだのスケートリンクだの、毎回よくそんな言い訳思いつくな、と感心半分、呆れ半分。けど、口をついて出たイジりとは裏腹に、楓がバランスを崩しても困らないように自然な顔で壁役を買って出ていて。そして電車は池袋へと向かっていく── )


  • No.190 by 鷹木 楓  2026-02-03 09:56:29 



( ふっと笑う相手の声が耳元で聞こえる。……電車に乗るといつもこうだ。自然と俺を支えるような位置に立って壁になってくれる幼馴染。こういうの格好良いよな、と相手からモテ仕草を学んでみるものの、実践の機会が訪れることはないだろう。少し悔しくなって、わざと相手に体重をかけるように寄りかかりながら電車に揺られて。しばらくすると、池袋駅に到着するというアナウンスが鳴り、ワクワクした気持ちを取り戻しつつ降車の準備をした )

───……えーと、んー、建物の中入ればいい、のか??

( 駅から出て、からっと晴れた空の下、スマホを覗き込む。大丈夫大丈夫!と豪語していた時とは打って変わり、案の定迷っているようで。助けを求めるように相手の顔を見上げたが、不意に視線が逸れて、ハッとする。雑踏の中に、先ほどの同志らしき女の子達を見つけたのだ。そして、(たぶん)目的地が同じである彼女らについていけばいいのでは……!?と閃き、ストーカーだと疑われないように一定の距離を保ちつつ着いていくことに。あくまで自分の力だけで道を切り拓いてます、みたいな顔で歩き出したが、女の子達およびゴンザレスの背中を追いかけているだけに過ぎない。しかし、それを幼馴染に勘付かれるのはなんとなく癪で、わざとらしく目を細めた後、前方を指差しながら )

……あーなんか道が見えてきたぞ……こっちだ!!



  • No.191 by 神谷 朔  2026-02-04 09:23:42 



( いきなり体重を預けられても、こいつわざとやってんな、と思うくらいで別に驚いたりはしない。むしろ慣れた動きで受け止めて、何事もなかったみたいに電車に揺られる。顎に楓の髪が当たってくすぐったい。──池袋駅に着き、人波に紛れて改札を抜けると、想定通りというか予定調和というか、今回の案内人が怪しい動きをし始めた。……スマホと空と人の波を忙しなく見比べている。明らかに迷走している顔だ。と思ったら、わかりやすく逸らされた目線の先に、リュックで揺れるゴンザレス。どうやらさっき見た女の子達の背中を追うことにしたらしい。彼女たちについていけば目的地に着く、って考えたんだろう。別に悪い選択じゃない。迷子になるよりは全然いい。ただ、楓が俺を頼るんじゃなく、他所の誰かを“道しるべ”にしてるのは、やっぱり面白くない。しかし今は口を出さずに、こいつの判断に任せてみて )

……へぇ、見えてきたんだ。さすがプロ案内人。プロ千里眼。

( 雑に返しつつ、急に自信を取り戻した幼馴染の半歩後ろをついていく。そして、楓がストーキング行為に必死になっているうちにこっそりスマホを取り出すと、万が一の時に備えて地図を一度だけ確認し、すぐに画面を消して。ゴンザレスたちがそのまま東口を出て、真っ直ぐ歩いて、2つ目の交差点の角を左に曲がったら、恐らく目的地は同じ。あとは、事の成り行きを黙って見届けることにして )


  • No.192 by 鷹木 楓  2026-02-04 10:43:49 



ふふん、やっぱり俺レベルになると分かっちゃうんだよね

( 適当におだてられても気にせず、鼻の下を擦りながら調子良く返す。結局ゴンザレスを道しるべにしていることはバレているが、なるべく相手が前方を見ないように、視線を独り占めするように声を掛け続けて。途中、交差点を曲がったところで女の子達を見失いかけて、それはもう非常に焦ったが、紆余曲折を乗り越えなんとか無事目的地にたどり着いて )

───……あ!!さくらちゃんのパネルだ!!かわいい……!!

( 店の前にはキャラクターの等身大パネルが設置されており、そこにはもちろん最推しであるさくらちゃんの姿も。思わず自身の口元を手で押さえて見惚れてしまう。コラボカフェのために描き下ろされたウェイトレス風衣装のさくらちゃん、麗しすぎる……!!そろりと足を滑らせるように近づき、決して手で触れないようにしながらもキラキラと視線を向けて。ちょうど周りに人はおらず、先ほどの道しるべもパネルを素通りして店の中に入って行ったので、予約時間まで余裕がある自分たちはパネルの撮影をすることにして。カメラアプリを起動したスマホを相手に手渡すと、そそくさとさくらちゃんの隣に並び、ぎこちなく片手ピースをしてみて。写真撮影が苦手というわけではないが、推しの隣だと緊張してガチガチになってしまうようで、限界が近い掠れた声で催促して )

……は、早く……!!さくらちゃんの可愛さで目が潰れる前に……!!


  • No.193 by 神谷 朔  2026-02-04 18:00:40 



( 結局最後までゴンザレス頼りだったことも、途中でゴンザレスを見失いかけた時のあの焦りようも、全部見えてたけど……今さら突っ込むほど野暮でもない。ちゃんと辿り着いたことに変わりはないし。──そして。さっきまでの不安そうな顔はどこへやら、カフェの前で笑顔を振り撒いているウェイトレス風さくらちゃんが視界に入った途端、楓の空気が一変した。……はは、等身大パネルの前で、完全に語彙を失って固まってる。ただの限界オタクと化した幼馴染の様子に思わず苦笑しつつ、他のキャラクターのパネルにも視線を投げて )

あー……ほんと、よく出来てるな。

( 周りに人がいないのを確認してから、差し出されたスマホを受け取って少し離れ、パネルとそのファンの全身が画面に上手く収まるように画角を調整する。改めて画面越しに見ると、さくらちゃんの隣で肩を強張らせ、ぎこちなくピースしてるオタクが一人。さくらちゃんの笑顔が100点だとすれば、隣のオタクの表情は34点くらいか。……緊張しすぎだろ。じわじわと笑いがこみ上げてくるのを、僅かに肩を震わせながら堪えて )

挙動不審な顔やめろ。……っふ……あと、もうちょい肩下ろして。……あーだめ、全然だめ。猫背になってる。もっと背筋伸ばせ。さくらちゃんが困惑してる。
……そうそう、そのまま。

( こちらとしても、楓の可愛さに目が潰れそうになるからさっさと終わらせたいところ。一頻り注文をつけてから、カシャ、カシャ、とシャッターボタンを二度タップ。少し近付いてアップでも撮影し、撮り終わるとスマホを持ち主に返して )

はい、撮れた。


  • No.194 by 鷹木 楓  2026-02-04 19:11:04 



( くすくすと笑われて一瞬顔を顰めつつ、指示通りに少しずつポーズを調整する。ふと、コスプレ垢がバレた時、相手がカメラマンを立候補してきたことを思い出した。当時は絶対に頼むもんかと意地を張っていたが、指示も的確だし、朔の顔を見てると緊張も和らぐし、案外悪くないかもしれない。今のところコスプレに復帰する予定はないけど……!!そんなことを悶々と考えていると撮影が終わったのかスマホが返却されて、早速写真を確認して )

おぉー!!ありがとう朔!!
…………でへへ、かわいい~……

( 最初の数枚はガチガチに緊張してぎこちなかった被写体だが、枚数を重ねるごとに自然な笑顔を見せるようになっていて。朔カメラマン、なかなか優秀だな~と感心してお礼を言いつつ、すぐに自分の顔には飽きたのか隣のさくらちゃんに視線を移し、でれでれと笑って。そして、再度カメラを起動して内カメに切り替えると、相手の服の裾をぐいぐい引っ張ってパネル側に引き寄せ、自分と幼馴染と推しを画角に収めて )

朔~!!カメラ見て!!はい、ちーず!!


  • No.195 by 神谷 朔  2026-02-05 00:36:12 



( 念願のさくらちゃんとのツーショットにご満悦な幼馴染を見て、無意識のうちに目尻が下がる。……来てよかったな。こいつのこんな顔が見られるなら。そんなことを考えていると、不意に服の裾を掴まれ、そのまま身体が引き寄せられて。内カメに切り替わった画面を見て、ようやく状況を理解する。……完全に油断していた。まさか俺まで巻き添えを食らうとは。たった今まで推しを前に硬い顔してたのが嘘みたいに自然に笑う幼馴染の勢いに負け、諦めたように小さく息を吐いて )

おい、急に引っ張るなって。……まったく。

( 口では文句を言いながらも、引き剥がすことはなく。仕方なく肩をすくめるようにしてその隣に収まり、先日楓に選んでもらったネックレスの位置を指先で整えつつ、画面の中の自分を見る。満面の笑みのさくらちゃん、でれでれのオタク、そして若干呆れ顔の自分。シャッター音が鳴るのを待ちながら、視線はしっかりカメラに向けて。見切れ防止にと楓の肩に片腕を回し、躊躇なく側頭部に頬を寄せる。さっきの撮影会時、こいつに対していろいろ文句をつけた手前、こちらもぼけっとしているわけにはいかず。肩の力を抜き、柔らかく笑みを浮かべ )

ん、ちゃんと撮れよ。


  • No.196 by 鷹木 楓  2026-02-05 07:14:52 



はーい撮るよー!!
……よし、いい感じ!!

( 相手がしっかりとカメラに視線を向けたのを確認して、パシャッとシャッターを押した。……密着した男二人の後ろで可憐に笑うさくらちゃん、ちょっと気まずそうで面白いな、なんて写真を見返しながら思う。そこそこデカい男とちゃんとデカい男が小さな画角に収まろうとしたらこうなってしまうものだ。今更気にすることもない。近い距離感はそのままに、相手にも画面を見せて。不意に相手の首元に目が留まる。そういえば、今日はあのネックレス付けてるんだ。わざわざ口に出して指摘するほどではないが、思わずちらちらと見てしまう。似合ってるし、俺が選んだものを付けてくれて嬉しいけど、何故だか見ているこっちが照れてくる。……かく言う俺も、朔に選んでもらったブルーのニットをコートの下に着てるんだけど。なんだかカップルじみているなぁと人知れず頬を染めながら、すぐに気持ちを切り替えて )

……じゃ、そろそろ店の中入ろっか!!

( しなやかな動きで相手の腕の中からすり抜けると、店の入り口に向かって、いよいよ入店。初めてのコラボカフェで勝手が分からないところもありつつ、店員さんの指示に従いながら諸々の手続きを済ませると、来店特典のステッカーを貰って席へと案内されて。荷物と上着を置いて席に座ると、最初の運試しとして早速ステッカーを開封してみる。しかし、目当てのキャラではなかったらしくなんとも言えない声を出しながら、次は相手に配られた方に期待して )

おぉー……まあ……嫌いじゃない、けど……
……朔の方は?開けてみてよ!!


  • No.197 by 神谷 朔  2026-02-05 18:29:47 



( 撮影会終了後。入店して席に着き、上着と荷物を置いて。さっそく特典を開け始めた楓は、期待に反して目当てを引けなかったらしく、分かりやすく肩を落とした。次は朔の番だと促されると、熱視線を浴びながら自分の分の小さな袋を開く。幼馴染のためにも、出来ればさくらちゃんを引き当てたいところ。そっと台紙を引き抜いて、絵柄を確認。するとそこにいたのは──目付きの鋭い黒髪長髪の美青年。無理矢理ウェイターの格好をさせられてます、みたいな雰囲気の。どんなキャラなのか気になり、ステッカー裏に記載されている簡易キャラ説明に目を通す )

……リヴェン・グリスハート。強大な闇の力を持つ“破壊の王”。……物騒な男だな。

( 残念ながらさくらちゃんはゲットならず。二人揃って物欲センサーが発動した模様。……まあ、そんな上手くはいかないか。そう思ったところで、少し離れた席から複雑そうな声が聞こえた。「あ、私さくらちゃんだ。いや可愛いけどさー……」。視線を向けると、女の子二人組のうちの一人が友達と顔を見合わせてはしゃいでいる。テーブルの上には、破壊の王のぬいとアクスタ、そして見覚えのあるウェイトレス風さくらちゃんのステッカー。……この店は確か、客同士のグッズ交換が認められてたよな。少し考えてから、リヴェンのステッカーを持って席を立ち、楓に向かって「ちょっと待ってろ」と、それだけ言い残して、迷いなく例の女の子達のテーブルへ。外向けの笑顔を作り、穏やかに声を掛けて )

すみません。それ、さくらちゃんですよね。 もし良ければなんですけど……俺、リヴェン当たってて。交換とか、興味あったりします?

( 突然声をかけられて一瞬驚いた様子だったが、ステッカーを見せると相手の目が分かりやすく輝いた。やはりリヴェン推しだったらしい。ぜひお願いします、と返事が返ってきて。丁寧にステッカーを交換し合い、軽く頭を下げて席へ戻ると、幼馴染にさくらちゃんのステッカーを差し出して )

交換してもらった。ラッキー。


  • No.198 by 鷹木 楓  2026-02-05 19:59:23 



( 相手が開封したステッカーには、破壊の王リヴェンの姿が描かれていて。あ~嫌いじゃない~!!だけど推しと呼べるほどでもない~!!なんて複雑な感情で唸っていると、突然席を立つ幼馴染。引き止める間もなくサッと行動する相手の背中を見届けることしかできず、呆気に取られたままぽかんと口を開けて。なんと、彼の行き先は別テーブルで、女性客にステッカーの交換を持ちかけているではないか。おいおいマジかよ!?さすがにコミュ強すぎないか!?と席に座ったままあわあわと様子を眺めて。ほどなくして席に戻ってきた幼馴染の手には、さくらちゃんのステッカーが。現実味がなくていまいち信じられず、相手の顔を二度見した後、ようやく震えた手でステッカーを受け取り )

…………え、あ、ありがと……!!
……ほんと朔って人見知りしないよな、すっげーわ……俺、久しぶりに朔のこと尊敬した……

( やや失礼な事を言いつつも本気で感動しているようで、目を輝かせながらまじまじとステッカーを眺めて。俺だったら絶対に出来ないことを簡単にやってのける朔は、やっぱりすごい。本当はキャラクターに興味なんてないだろうし、俺の趣味に付き合ってもらっているだけなのに、まさかここまでしてくれるとは思わなかった。とびきりの優しさに触れてじんわりと胸が暖かくなる。ふわりと顔を綻ばせると、へへっと笑いながらメニュー表を開いて )

まじで嬉しい!!これは美味い飯が食えますわ!!

( 美味い酒が飲める的なテンションで言いつつ、メニューに目を通してみるが注文はすでに決まっていて。もちろん『さくらちゃんのきゅんきゅん?すぺしゃるパフェ』一択だ!!あとは絵柄ランダムのミルクココアと、注文ごとに配布されるコースターでさくらちゃんを狙う……!!そんな脳内シミュレーションを繰り広げているが、相手のように他の客と交換をしてみようとは微塵も考えていないらしい )


  • No.199 by 神谷 朔  2026-02-06 18:07:12 



( 小刻みに震える手で大袈裟にステッカーを受け取って、純粋な感謝と尊敬の眼差しを向けてくる幼馴染の反応を見ていると、まあ悪い気はしない。……別にそこまで大層なことをしたつもりはないんだけど。周りの様子を見てみると、其処彼処で他の客同士も自分の推しを求めて普通に物々交換してるし。人見知りのこいつにとったら確かにハードルは高いのかもしれないが、久しぶりに尊敬、なんて言葉が出てきたのには思わず片眉を上げて )

久しぶりに、っていうのは余計だろ。
……まあ、喜んでくれたなら何より。

( 軽く突っ込み、テーブル端に置かれたQRコードの紙に目をやる。最近のコラボカフェはだいたいこれだ。制限時間もあるし早速注文しようと、スマホを取り出してコードを読み取り、注文画面を表示させる。コラボメニューがずらりと並ぶ画面を指先でスクロールしてどれにするか悩みつつ、楓にちらりと視線を向けて )

……で、もう注文するけど。楓はさくらちゃんのパフェと、他にもなんか頼む?

( どうせこいつのことだから『さくらちゃんのきゅんきゅんすぺしゃるパフェ』は確実だろうと、特に確認はせずにカートに放り込む。他に何を頼むのかは分からないから返事を待ちつつ、自分もメニューに目を走らせて。カラフルで甘そうなメニューが並ぶ中、自然と目に留まったのは『リヴェンの暗黒コーヒーゼリー ~地獄へのいざない~』。甘さ控えめ、エスプレッソ使用の文字。これならいける。暗黒とか地獄とか破壊の王らしい物騒なネーミングだけど、普通にコーヒーゼリーだろうし。タップしてカートに入れて )


  • No.200 by 鷹木 楓  2026-02-06 19:00:28 



……え?なんでパフェ頼むって分かったの!?
……まさか、心の中読んだか??

( まるで予定調和みたいに一切の迷いもなくパフェをカートに入れた相手を見て少し動揺する。ここに来るまでの道中で散々パフェの話をした記憶はすっかりと抜け落ちているようで、訝しげな顔で相手を超能力者かと疑う始末。いや超能力者は冗談としても、さすがに察しが良いしシゴデキだなぁと思いつつ、すぐに言葉を続けて )

えっと、ランダムホットドリンクのミルクココアもお願い!!それと朔の分も同じやつ頼んでほしい!!どうせ俺の奢りだからさ!!

( パンッと両手を合わせ、顔の前でお祈りポーズをしながら懇願する。全8種のランダムの中からさくらちゃんがプリントされているドリンクをどうしても当てたいのだ。少しでも確率を上げるために是非同じものを注文してほしいところ。今日のためにバイト代を貯めてきたので資金に問題はない。あと必要なのは運と幼馴染の協力のみ……!!すりすりと手のひらをこすり合わせて、快い返答を期待しながら相手を見つめ )


  • No.201 by 神谷 朔  2026-02-06 20:02:14 



んなわけあるか、エスパーじゃあるまいし。
今日ここ来て、パフェ頼まない楓とか逆に想像できないから。

( 露骨に動揺した顔で、信じられないとばかりにこっちに視線を寄越す楓が可笑しくて、ふっと小さく鼻で笑う。超能力者だの心を読んだだの、相変わらず無茶な発想。ここに来るまで何度パフェの話を聞かされたと思ってるんだか。続けてミルクココアも追加してほしいと拝まれると、一瞬スクロールする指の動きを止める。……さてはランダムで付いてくる特典のコースター目当てだな。両手を合わせて、奢り宣言されて、必死な姿を見せつけられて。……断れるわけがない。仕方ないなと注文画面を操作し、ミルクココアを二つカートに入れて )

……はいはい。分かったよ。そんな必死な顔されたら断れないだろ。
──じゃ、これで注文確定で。

( 画面をタップして注文確定。……さくらちゃんが出るか、それともまた破壊の王が空気を読まずに出てくるか。あとは運次第だ。 )


  • No.202 by 鷹木 楓  2026-02-06 21:07:56 



よっしゃ!!ありがとー!!

( やれやれといった調子で頼みを聞き入れてくれた相手に、心のどこかでほっとしながらニッと笑って礼を言う。優しい幼馴染のことだからどうせ断らないだろうと分かっていたが、実際に受け入れてくれると嬉しいものだ。そして、料理が届くまでの間、バッグの中に忍ばせていたさくらちゃんのアクスタをひとつ取り出し、そそくさと机の上に並べて。家にはさくらちゃんのグッズが大量にあるが、無闇に外に持ち出して無くしたり壊したりするのが怖くて、厳選したものしか持って来れなかったのはここだけの話。そうしてお迎えの準備を整えていると、いよいよ店員さんが注文の品を運んできて。男が食べるにはファンシーすぎるかもしれないパフェと、黒黒しいコーヒーゼリー。そして、肝心のホットドリンクは─── )

───……うあああ……!!さくらちゃんキタ……!!

( 結果、大優勝。ミルクココアの上に可愛らしいさくらちゃんのイラストがプリントされたカップが目の前に置かれて、思わず乙女のような反応をしてしまう。しかもコースターまでさくらちゃん。やばい、運使い切ったかも。嬉しさのあまり泣きそうになりながら、ひとまず一枚パシャリ。お腹がたぷたぷになる覚悟を決めていたのに、一回の注文で大満足の引きをしてしまった。こんなことあるんだ……と放心しながら、そういえばもう一つは何のキャラクターだろうとカップを覗いてみると、見覚えのある姿に吹き出してしまい )

朔、またリヴェン来たじゃん!!好かれてんな~!!
……どう?これを機に朔もゲーム始めてみる?リヴェンがどんなキャラか気になるでしょ!!

( 破壊の王のコラボメニューであるコーヒーゼリーも相まって、はたから見たらリヴェン推しにしか見えない。「友だち招待したら俺も得するからさ~」と本音を混えつつ冗談っぽく誘ってみて )


  • No.203 by 神谷 朔  2026-02-07 12:41:32 



良かったな、すんなり当たって。

( 結果発表を待つ間のそわそわした時間から一転、さくらちゃん大当たりの瞬間。感情を抑えきれずに声を上げる楓を前にして、自然と頬が緩んだ。可愛いが8割、うるさいが2割。店内に響く歓声に、周囲の視線が一瞬集まったのも気にせず、完全に世界が推し色に染まってる。周りの客同様、簡易祭壇とかいうのを作って写真を撮るオタクの様子を一瞥してから、何の気なしに自分の前に置かれたカップを覗き込んで。……薄々こうなる予感はしていたというか、もはや様式美というか。そこにいたのはまたしても見覚えのある破壊の王。ミルクココアの上に描かれたリヴェンと暫し見つめ合ったまま、楓の笑い声につられてつい苦笑が漏れ )

……またお前かよ。

( ドリンク、コースター、コーヒーゼリー、全てリヴェン。リヴェン一色。どう見てもリヴェン推しの布陣。顔は良いけどヤバそうなキャラ、って印象しかないんだが。そこへ追い打ちをかけるようにゲームへの勧誘。楓の話を聞く分には面白いけど、自分で実際にプレイするのは面倒くさい。軽く首を左右に振ってから、スプーンでコーヒーゼリーを一口すくい、ミリ知ら考察をし始めて )

あー……ゲームは今のところいいわ。どんなキャラなのかは気になるけど。
破壊の王とか、ヤバそうな肩書きのわりに女子人気高いし、「実は不憫」とか「重い過去持ち」とか、そういう“守りたくなる要素”盛られてるタイプだったりしてな。意外と。


ーー


背後より失礼いたします。
そろそろ一区切りかなと思い、ご連絡させていただきました。

この度はデート編(?)にお付き合いいただき、ありがとうございました!
待ち合わせからツーショットまでの流れがとてもデート感が強く、楓くんのオタク反応も含めて、終始楽しくやり取りさせていただきました。

次にやってみたいお話などがありましたら、ぜひお聞かせいただけると嬉しいです!


  • No.204 by 鷹木 楓  2026-02-07 14:51:34 




おぉ、わりと当たってる!!こう見えて実は苦労人タイプなんだよな~!!

( どうせダメ元だったので断られても特に残念がる様子もなく、ミリしら考察にうんうんと頷いて。ゲームには興味ないくせにリヴェンの話を続けてくれるあたり、やっぱり優しい。その話題のバトンを受け取るように解説モードのスイッチを入れて、リヴェンの生い立ちや他キャラクターとの絡みを解説しながら、パフェの頂点からクリームをすくってぱくりと一口。期待を裏切らない甘さが口いっぱいに広がり、思わずきゅっと唇を窄めて )

……っ、あっっま…………!!ちょ、朔、口直しさせて!!

( 返答を待つ前に相手のコーヒーゼリーを勝手にスプーンですくって口に入れたと思えば、次の瞬間には「にっっが……」と顰めっ面をして。これだったら激甘パフェの方がまだマシだ……浮気してごめんさくらちゃん……なんて内心後悔しながら居住まいを正して、その後は文句を言うことなくぱくぱくとパフェを食べ進めていった )

───……ふぅ、ごちそうさま!!
めちゃくちゃ甘かったけど美味しかったな~

( 数十分後、最後の一口を食べ終えるとぱちんと手のひらを合わせ、満足そうに笑顔を見せて。あまりの甘さに衝撃を受けたものの、途中からだんだんとクセになってきて(感覚麻痺とも言う)最後の方は美味しく食べることができた。テーブルに並んだ皿やカップは全て空になり、時計を見てみると、ちょうど店を出るにはいい時間で。相手に一声かけてからレジへと向かうことにして )

……じゃ、お会計行ってくるね!!


ーーーーーー


いやこれは紛うことなきデートでしたね笑
写真撮影のくだり私も気に入ってます~!!
電車の中で寄りかかるところもそうですけど本人たちはいちゃついてる自覚ないんだろうなぁ……
そしてゴンザレスに続いてリヴェンというなんとも詳細が気になるキャラクターを生み出してくださりありがとうございます!今後も事あるごとに名前出していきたいですね笑


次のシチュエーションについて、あくまで提案なのですが『飲み会または宅飲みで朔くんがお酒に酔って珍しくデレデレになる/理性を飛ばす』的なお話が見たいと思っておりまして……!
そこで質問なのですが、朔くんは普段からお酒を飲むタイプなのか、お酒に酔ったらどうなるのか、お聞きしてもよろしいでしょうか?もしデレデレになる朔くんは解釈違い!などありましたら遠慮なくご指摘ください……!


  • No.205 by 神谷 朔  2026-02-07 19:30:38 



( スプーンですくった一口を口へ運んで味わう。『リヴェンの暗黒コーヒーゼリー ~地獄へのいざない~』などという不穏極まりないネーミングではあるものの、一口食べてみると内容は至って普通のコーヒーゼリー。普通に美味い。スイッチが入ったように始まった楓のリヴェン語りを聞きながら、コーヒーゼリーをもう一口──と思った矢先、勝手に伸びてきたスプーンに先を越されて一瞬言葉を失う。断りもなく口直しだなんだとほざいて、当然のように人のデザートを食う幼馴染に呆気にとられて )

……おい。

( 甘いだの苦いだのと騒いだ挙句、結局はさくらちゃんパフェに戻っていく様子があまりにも自由過ぎて笑ってしまう。口直しの口直ししてるんだが。……ほんとに見てて飽きないな、こいつ。その後は、何事もなかったかのようにパフェを平らげていく楓を見守りながら、こちらも黙々とゼリーを片付けていく。ミルクココアは予想通り甘くて、飲み切るのにちょっと苦労したけど。 )

──ごちそうさま。

( 食器の中身がすっかり片付いた頃、楓が会計に行くと言って席を立つのを見送りながら、自分は空になったカップを端に寄せる。……ミルクココアは甘ったるかったし、リヴェンの説明を聞いても謎は深まるばかりだし、正直ゲームを始める気は今もない。けど──今日一日、こいつが満足そうにしてたなら、それで十分。店内のざわめきとコラボBGMをぼんやり聞きながら、自分も静かに席を立つ。来てよかったな、と今度ははっきりそう思った。 〆 )


ーー


キリの良いところまで進めてくださったので、早速締めさせていただきました!
以降、楓くんのオタ活に付き合うたびに、破壊の王との運命を感じることになりそうですね。笑
またぜひやりましょう、デート回。

お話のご提案もありがとうございます!
解釈違いどころか、むしろ楽しみな展開です…!

朔についてですが、お酒自体はそんなに強くなくて、普段はあまり飲まないタイプかなと。
がっつりデレデレになるというよりは、理性と警戒心がゆるっと落ちて、普段以上に距離感がバグり気味になる感じで…。
本人は酔ってる自覚ないんですけど、素面なら言わないことをぽろっと零したり、ちょっと甘えたり。そして次の日には、それら全て記憶に残っていないという、楓くん的にはタチの悪い酔い方をするかと思われます…笑

楓くんが未成年なのと、朔本人もあんまり進んで飲むタイプじゃないのとで、流れとしては、
同じ学部の友達との飲み会→渋々付き合わされる→ちょっと出来上がって深夜帰宅→バイト休みの楓くんにだる絡み
というような導入を想像しておりますが、いかがでしょうか…?


  • No.206 by 鷹木 楓  2026-02-07 20:11:22 



( すっかりと夜が更けた頃。今日の深夜バイトは休みなので、食事も入浴も済ませた後は眠るだけでいい。それなのに一向に眠気が訪れる気配がなく、仕方なしにリビングのソファに寝転びスマホゲームに勤しんでいると、玄関から扉が開く音が聞こえてきて。同居人の帰宅を感知して、ようやく帰ってきたかとのそのそ身を起こして玄関まで様子を見に行く。……今夜は飲み会に行くと連絡が来た時は心底驚いたものだ。だって、幼馴染と出会ってから今日に至るまで、お酒を飲む姿を一目も見たことがなかったから。相手は成人してそこそこ時間が経っているが、進んで飲酒をしようとすることはなく、そもそも酒に弱いのか強いのか、酔ったらどうなるかもよく知らない。うちの冷蔵庫に酒が一本も入っていないのが何よりの証拠だ。だからこそ、幼馴染の酔った姿が見られるかもしれないという期待を胸に、ひょっこりと壁から顔を出して )

……おー、朔。おかえり~


ーーーーーー


締めありがとうございます!今後もいろんなところに二人でお出掛けしてデートさせたいですね!笑

あぁ~!!イメージ通りのデレデレ具合です!!確かにあまり家でお酒を飲むことはしなさそうなので飲み会帰りというのも納得です!だる絡みかわいい~……!!
では早速そのような導入で始めさせていただきましたので、今回もよろしくお願いいたします~!(他に質問等なければ蹴可です!)


  • No.207 by 神谷 朔  2026-02-07 21:47:38 



( 玄関の鍵を回して扉を開けた瞬間、室内の静けさに少しだけ肩の力が抜ける。思ったより遅くなった。……いや、遅くなった、で合ってるんだよな。時計を見た記憶は曖昧で、何時に店を出たのかも正直よく分からない。飲み会。学部の連中。断りきれずに付き合わされて、気づいたらグラスが空になっていて。いつの間にか家の前に辿り着いていた。……どのくらい飲んだのかも、どうやって帰ってきたのかも、よく覚えていない。──とりあえず靴を脱ごうとして、ふらりとバランスを崩す。咄嗟に壁に手をついて立て直し、何とか靴を脱いだところで、玄関の奥から呑気な声。顔を上げると見慣れた影があった )

……ん。
ただいま。……まだ起きてたんだ。

( 楓の姿を認識した途端、理由もなく安心する。視界はぶれてないし、頭も回ってる。……はずだ。顔が緩みまくっていることにも気付かないまま、楓の方へ自然と近付いていって……ふと立ち止まる。距離、こんなもんだったか。まあいいか。いつも通りだ。たぶん。自然な流れでそのままもう半歩詰める。顔を覗き込む距離。自覚はない。酔ってるつもりもない。ただ、頭の中がやけに静か。余計なブレーキがかからなくなっているようで )

……楓。
もしかして……俺の帰り、待ってた……?


  • No.208 by 鷹木 楓  2026-02-07 22:17:04 



お、おぉ……まぁ、ね……

( 相手の姿を視認してまず頭に浮かんだのは『顔あっっっか!!』という感想。熱を出して看病した時と似ているが、それよりもふわふわしているというか、機嫌が良さそうというか……いつもは澄ました顔をしているくせに、今は表情筋がゆるんでいるように見える。ほう、これが"酔っている朔"というやつか……とまじまじ観察していると、気付けば至近距離に相手の顔とお酒の匂い。なんか妙に近いな……と思いつつ、曖昧な返事をしながら反射的に体を押し返してしまう。元からスキンシップが多いことは知っているが、どうやら酒の力でタガが外れているようだ。人との境界線がまるで見えていない。まさか、外でも他人に対してこんなふうに距離を詰めたりしてないよな、とだんだん不安になってきて )

飲み会、どんな感じだった?結構お酒飲んだっぽいけど……

( ちゃんと家に帰ってきた、ということは事件も事故もなく平和に解散したのだろう。それでも初めて見るぽわぽわ状態の幼馴染が心配で、顔を見つめ返しながら話を聞きたがって )


  • No.209 by 神谷 朔  2026-02-07 23:10:14 



( ふと押し返された感覚があって、数回瞬きをする。楓の顔を見つめたまま少し首を傾げ、抵抗するでもなくその場に立ち止まって。飲み会の様子を聞かれると、少し考えるように視線を宙に漂わせる。……どんな感じだったか。同じ学部の野郎が何人かいて……うるさかった気はする。グラスが何度も空になったのも覚えてる。でも、細かいことはひどく曖昧で。言葉を探す間に、ふっと足元が心許なくなる。……立っているのが、妙に億劫だ。反射的に、目の前にある一番近い支えへ、ぼすっと体を預けて )

……んー……普通。
騒いでただけ。たぶん。

( いまひとつ答えになっていない返事をしながら、体勢を安定させるために楓の首に腕を回して、その肩口に額を埋める。いま押し返されたばかりなのに懲りる様子もなく、むしろ安心したように体重をかけて )

……ちょっと、立つのだるい。
ここ、楽。

( 低く落ち着いた声。甘えている自覚はない。ただ、楓のそばにいると余計な力を入れなくていい気がして。顔を上げることもなく、回した腕に少し力を込めながら。そのままぽつりと零す )

楓いないし。
……早く帰りたかった。


  • No.210 by 鷹木 楓  2026-02-08 00:11:48 



……ぐぇ、ちょっ、重い重い!!潰れるっ!!

( 体を離すどころかさらに密着して体重をかけてくる相手の背中をばしばし叩くが、言うことを聞いてくれそうにない。会話は成立しているような、していないような。質問に答えてはくれたけど、結局詳細は分からずじまい。首に腕を回され、いよいよ逃げる隙がなくなる。確実に身長182センチ成人男性の甘え方ではない。3歳児レベルだ。やけに素直で普段だったら絶対言わないようなこと言ってるし……。そうして幼児退行してしまった幼馴染に抱きつかれたまま、どうせ離れてくれないだろうと諦めて、半ば引きずるように一緒に歩いてリビングまで連れて行く。「だっこ」と強請られたらどうしようかと思ったが、さすがにそこまでは言われなかったので一安心。しかし、自分は酔っ払いの相手なんてしたことがない。発熱した人間の看病とは訳が違うだろうし。こういう場合いったいどうすればいいんだろう、と身動きが取りづらい中、なんとかスマホで検索する。"急性アルコール中毒"なんて怖い単語が出てきて一瞬どきりとしたが、相手はそこまで体調が悪そうには見えないので大丈夫かな、と思いつつ )

えっと、とりあえず上着を脱いだ方がいい!!あと水も持ってくるから、一旦離して?

( とにかく水だけでも飲ませたいが、相手が離してくれないと何も行動できない。強引に引き剥がすのは最終手段として、まずは説得を試みることに )


  • No.211 by 神谷 朔  2026-02-08 17:12:20 



( 重い、潰れる、と言われてようやく自分の体重が幼馴染にかかっていることを認識したのか、僅かに眉を寄せる。……が、かといって離れることはなく、叩かれてもどこか他人事みたいな反応。それどころか、人はそう簡単に潰れたりしない、なんて根拠のないことをぼんやり考えながら、全体重を預けたまま引きずられるようにしてリビングへ。──ソファの前まで運ばれたところで、楓が上着を脱げだの水を持ってくるだの言いながら自分から離れようとするのを察して、胸の奥がきゅっとする。理由は分からない。けど、なんか。置いていかれる気がして。これで文句ないだろ、とばかりに上着だけ雑に脱ぎ捨てたあと、意地みたいに楓の肩口に顔を埋め直し、不服そうに )

……置いていくなよ。

( ふと鼻先に慣れた匂いがして、無意識のうちに小さく息を吸う。柔軟剤と、湯上がりみたいな温度のある匂い。……落ち着く。酔っている自覚は相変わらずない。“面倒を見られている”という認識すら薄く、さも当たり前みたいに隣にいるつもりで )

俺も……一緒に行く、から。


  • No.212 by 鷹木 楓  2026-02-08 18:11:47 



……もう~、マジで酔ってんじゃん……
わかったわかった、置いていかないから。

( 上着を脱ぐため一度離れたというのに、そこが定位置とでも言うように再び肩口に顔を埋められて。呆れて深く溜息を吐きながら、脱ぎ捨てられた上着を一瞥する。いつもは俺の方が服を置きっぱなしにするなと怒られている側なんだけど。几帳面な相手が見せる怠惰な振る舞いに困惑が隠し切れない。普段とのギャップが激しすぎて頭がくらくらしてくる。恐らくこんな姿を見せるのは俺の前だけで、信頼されていると思えば悪い気はしないが、ちょっと離れようとしただけでそんな今生の別れみたいな態度を取られましても。慰めるように相手の背中をひと撫ですると、観念して一緒にキッチンまで歩いて行き )

ほら、水。飲める?こぼすなよ!!

( 密着してくるコアラみたいなやつの機嫌を損ねないようにしつつ、なんとかコップに水を入れて相手に持たせる。いったいいつまでこの状態が続くのか分からず、まさかベッドに入るまで離さないつもりか?と顔を顰めながら )

……で、なに?『今夜は離さないぜ!』って感じ?酔っ払いと一緒に寝るのはちょっと嫌だぞ、俺……


  • No.213 by ○○  2026-02-11 21:45:18 



すみません、ここ数日体調を崩してしまっていて、ご連絡が遅くなりました。
明日には必ずお返事させていただきます。お待たせしてしまって本当に申し訳ありません…!!


  • No.214 by □□  2026-02-13 16:13:46 



いえいえ!こちらこそお返事が来ていたのを見逃しておりました、申し訳ございませんー泣泣
気長にお待ちしておりますのでどうか焦らず都合が良い時にお返事してくだされば幸いですー!お大事にー!


  • No.215 by 神谷 朔  2026-02-13 22:03:11 



( こないだ発熱した時然り、なんだかんだ面倒見のいい幼馴染の甘さにつけこんで、くっついたままキッチンへ。差し出されたコップを片手で素直に受け取りながら、もう片手はしっかり楓の肩に引っ掛けて。こぼすなよ、と釘を刺されると、一瞬だけ不服そうに眉を寄せる。次いで困ったように続けられたひと言。「酔っ払いと一緒に寝るのは嫌」。その響きを頭の中で転がす。……嫌、ね。小さく笑って、水を飲む。途中で案の定零れた水が一筋、顎を伝って首元に落ちても無自覚酔っ払いは気付かずに、空になったコップをシンクに置いて。それから、楓の肩に回していた腕で何気なく抱き寄せると、耳元に唇を近付けて、低く囁く )

ああ、今夜は寝かさない。

( 数秒の沈黙。真顔。冗談なのかどうか判断のつかない間を置いてから、ふっと口元だけ緩めて )

……冗談。
シャワー浴びてくる。……俺が出てくるまで、寝るなよ。

( あっさりそう言って、さっきまでの引っ付き虫状態が嘘みたいに、ようやく肩から腕を外す。しかしその足取りはかなり怪しい。本人は真っ直ぐ歩いているつもりだが、微妙に蛇行しながら浴室へ向かって )


ーーーーーー


大変お待たせしました…!
体調不良が思ったより長引いてしまい、少しお時間いただいてしまいました。
お待ちいただきありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします!(蹴り可です!◎)


  • No.216 by 鷹木 楓  2026-02-14 12:11:28 



………………は??

( 水を飲む音だけを拾っていた耳元に、一瞬とんでもないフレーズを囁かれたような気がして体が固まる。衝撃のあまり喉から絞り出した音は、声として形になっていないほど小さく掠れていて、ほぼ空気を吐き出しただけ。分かってる、これは冗談だ。タチの悪い冗談で、少し心臓が大きく動いたのも、きっと誤作動に違いない。そう信じて相手の顔を見つめ返す。な、何だその顔。なんか言えよ。そんな黙られると反応に困るんだけど……次第に目が泳ぎ出して、顔も熱くなってきたような、そんな時。相手は軽々と「冗談」なんて言って危なっかしい足取りで浴室へと歩き出してしまい、慌てて追いかけて )

……え、一人で大丈夫か!?ほんとにシャワーだけな?軽く浴びたらすぐ出てこいよ?俺、ちゃんとここで待ってるからなー!?

( さっきの問題発言を問いただしたい気持ちは山々だが、ふらふらと動く相手を見るとなんだか拍子抜けして、心配の方が勝ってしまう。それに、つい先ほどインターネットで得た情報によると、酔っ払いはなるべく一人にしない方がいいらしいし、同居人が風呂場で転倒しましたと救急車を呼ぶ展開はさすがに見たくない。しかし寝る前にシャワーは浴びてほしい……考えを張り巡らせた結果、入浴は禁止、5分くらいで出てこい、といろいろ条件をつけた上で浴室に入ることを許可することにして。こんな酔っ払いを放って先に寝るわけないだろ、と壁にもたれながら、今頃相手の汗を流しているであろうシャワーの流水音に耳を傾けて )


  • No.217 by 神谷 朔  2026-02-14 13:41:12 



( ……5分で出ろって、カラスじゃないんだから。他にもあーだこーだ条件をつけられていた気がするが、それらはBGMみたいに適当に聞き流して、一度自室へ立ち寄る。ハンガーラック下の引き出しから適当な部屋着を引っ張り出し、それを抱えて浴室へ。脱衣所のドアを閉めたところでようやくひと息ついた。……立っている床がわずかに揺れている気がする。足元が安定しない中、ニットの裾に手をかけるものの上手く脱げない。うーん……。片腕だけどうにか脱いだものの、布に顔を覆われた状態で数秒静止。どうにかこうにかやっと頭を抜き、脱いだ服を洗濯カゴへ放る。外す。落ちる。……。無意識のうちに眉を寄せながら、拾おうと屈んだ拍子にふら、と体が傾いて。壁にゴンッと肩をぶつけた。……痛い。僅かに顔をしかめ、ズボンのボタンに指をかけたまままた数秒止まり、ようやく全て脱ぎ終えると浴室へ足を踏み入れて )

( ――気付けば風呂を出ていた。身体が勝手にいつものルーティンをなぞるように動いている。部屋着に袖を通し、濡れた髪にタオルを被せたままリビングへ戻り )

……寝てないな。

( 本当に待っていた幼馴染の姿が視界に入ると、安心したように目を細め、ゆっくり歩み寄る。シャワーのせいか酔いのせいか、目元はわずかにとろんとしたまま。それでも視線だけは妙に真っ直ぐで、タオルで適当に髪を拭きながら、ふらふらした足取りで、すぐ目の前まで距離を詰め )

……で。ほんとに、嫌?

( 何が、とは言わない。ただ、ゆるく首を傾げて問いかけ )


  • No.218 by 鷹木 楓  2026-02-14 14:39:18 




( 鈍い物音が壁越しに聞こえてきて、思わずぎゅっと片目を閉じて渋い顔をする。大丈夫か、俺の幼馴染。ちゃんと浴室から生還できるよな。転びまくって身体中あざだらけになってたらどうしよう。そんな不安を抱えながらじっと帰りを待つ。そして、火照った空気をまといながらリビングに戻ってきた相手を見て、ほっと胸を撫で下ろしたのも束の間、脈絡もなく飛び出した言葉に、ぱちりと瞬きして )

……え?マジで一緒に寝る気なの?

( 一瞬何の事かと考えたが、さすが幼馴染の阿吽の呼吸と言うべきか、すぐ答えに辿り着いて眉間に皺を寄せた。本気の拒絶ではなく、ただ戸惑っているような反応。嫌かと聞かれましても、別に。引っ付かれたままベッドに入ることに抗議したかっただけで、一緒に眠ることに関しては特に何も思わないしどっちでもいい。甘えん坊モードの幼馴染がそれを望んでいるなら応えてやるのもやぶさかではない。しかし、このまま相手のペースに流されるのも癪で、下を向いたまま喉の奥で唸ると、返答をうやむやにするように相手の頭に手を伸ばし、わしゃわしゃとタオルを動かして )

……とりあえずソファ座って!!髪乾かしてやるから!!

( 半ば強制的に相手を座らせると、逃げるようにドライヤーを取りに行って )


  • No.219 by □□  2026-02-27 20:35:37 



( / ご無沙汰しております。久しぶりにあげさせていただきますね!
ロルが返しづらい等ありましたら遠慮なくおっしゃってくださいね。お返事待ってます!


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