保健室とは名ばかりで【オリナリ】

まぁ…勉強素材がそうなら、そうなるか…生徒との仲も悪くないみたいだし、いいんじゃないか
(笑顔で話す相手を見て、妙に納得して)

その息なら、まだまだ大丈夫そうだな…うん…大した量じゃ無かったし、予後も安定していたから、明日１日休んで、また登校出来るくらい、だな…ふぅ…
(話題は先程の生徒の話になり、少し眉を顰めて。元々誰かと一緒に過ごしたいという考えのもと保健医になったのでそういった処理には未だ慣れず、目線を泳がせて溜息をついて)

まぁ確かに、そのおかげで最近の子らが好きなアニメだとかの話にゃ付き合えるしねぇ。あと普通に面白かったし。ヤマトもなんか外国語の勉強すんなら、絵本とか子供向けのアニメから始めるのをオススメするよぉ。分かりやすいし面白い。
(うんうんと頷いて、何かを提案する様に人差し指を立てて相手に笑いかけて)
お～、そいつは良かったぁ。最近暑いからねぇ、良くなることを願いたいもんだ。……ヤマトも、無理しない様になぁ。
(無事だったと聞いて安心したように笑うが、相手が目を泳がせているのを見て、相手の肩をぽんと叩いて)

海外のアニメ、か…あれらって結構過激じゃないか…？子ども向けならもう少し…でもあれはあっちでは普通なんだよな…
(おすすめされると少しぎこちなく返し、何やら考えて)

んー…忘れられるなら早く忘れたいんだけどなぁ、この後記録とか色々あるから、そういうのしている内に結局“覚える事柄”認定されちゃってなぁ…こういう所は、この仕事してて好きになれないな
(再びため息をつくとこの仕事のデメリットについて話し再度溜息をついて。過去の記録を確認しつつ苦笑まじりに付け足し)

いんやぁ、ほんと幼児向けアニメでいいんだよぉ？例えばほれ、某夢の国在住のネズミとかなぁ。あぁいうのだとか、洋画とかをその国の言葉で見るのも十分勉強になるもんだよぉ。実際ボクも青い猫型ロボットで学んでたからねぇ。
(相手の考え込んでる姿を見て笑うと、裏声で「ハハッ★」なんて似てもいない某ネズミーマウスの声真似をして。スマホを取り出して動画配信アプリを開くと、自分のお気に入りの洋画一覧を相手に見せながら「はい、おすすめの洋画～」と某青たぬきの様に話して)

…んじゃ、こうしよう。ボクと話してる間はそんなん忘れて、ボクとの話に専念する。いやまぁ、急患が現れたならそっちを優先してくれていいんだがねぇ。ヤマトが楽しそうにしてるのが一番だし、ボクもヤマトに楽しくしててもらいたいし。せめてボクと話してる時だけはもう少し気楽に過ごそうぜ、なぁ？
(少し考えてから相手が見ていた記録を閉じて、相手に顔を近づけて真剣な顔で話して。最後の一文を口にしながら離れ、また普段のおちゃらけた笑顔に戻って)

っはは、確かに先生と話してると元気が出るな…参考にしてみるよ。…ありがたいけど、最後の言葉は…取られ様によっちゃ、プロポーズだぞ…？
(おすすめの洋画を紹介されたり、某キャラの真似を見せられたりして思わず笑ってしまい。自分を元気付けようとしてくれているのが伝わり嬉しいが、少し大胆な発言な気がしたので軽く指摘して)

ん、そうかい？そりゃ良かったぁ。いいぞいいぞぉ、どんどん手本にしていきなぁ！
(どんと胸を叩いて、得意げに笑って)

おっと、そうなのかい……もしかして、この前生徒励ました時に顔赤くされた理由ってそれか…？…今後気をつけるねぇ、変に誤解されちゃあいけないし。
(相手の反応に少し驚くが、この前泣いていた生徒に「いつでも可愛いけど笑顔の方がもっと可愛い(意訳)」と励ませばその生徒が頬を赤くしていたことを思い出して。少し考えこみ、困った様に笑いながら?をかいて)

>26
(文字化けしたので。最後の一文の？の部分、頬です)

っくは、生徒を口説いてんのか…？…ほんと、面白いなぁ…その様子だと、恋文も耐えないんじゃ…？
(相手の話を聞くと思わず笑ってしまい。確かにこれでは仕事の事など考えていられないなと改めて思い、楽しくなって少し茶化す様に言って)

口説いてるつもりじゃないんだがなぁ…まぁまぁ貰ってるよぉ。時折女子生徒からも来るし、卒業生からも貰っててさぁ。……一人ストーカーみたいになった奴もいたなぁ……いや、そろそろ本気で改めなきゃねぇ……
(困った様に笑って、今までのラブレターを思い返しながら数えていくと、ふと２年前ほどに生徒に付き纏われていたことを思い出して。少し青ざめながら苦笑いして)

先生のスタイル…は悪くないんだがなぁ…身の危険が及ぶんなら、話は別か…
(困った様に笑う相手を見て、一瞬否定するもストーカー、という単語が出て来た事で表情を変え)

んー…どうしたもんかねぇ

スタイルは変えたりしないよぉ、ただ一人だけを特別扱いしてるような言い回しを控えるだけさね。いやぁ、ボクの言葉思い返してみたら告白に取れるもんが多すぎてねぇ…そこだけ改めるだけさぁ。
(手をひらひらさせながらへらりと笑う。むむむ、と難しい顔を一瞬見せるが、また笑顔に戻して)

…まぁ、ボクもストーカーはもうごめんだねぇ。付き纏われるわ、他の生徒が危ないわ、ちょくちょく盗撮されるわ………いやぁ～、ありゃヤバかった。あんな生徒がまた出ないようにしないとねぇ。

っはは、控えるだけで済めばいいけどな…そういう生徒はちゃんと指導した方が良いぞ、この先も。それこそ先生が危険な目にあったら、悲しむ生徒もいるだろうからな
(相手の数々のエピソードを聞いて、うんうんと頷きながら話していて。もうすっかり気持ちも切り替えられた様で表情には笑顔が戻り)

先生のお陰で残りの仕事を片付ける気力が戻ったよ。ありがとさん

お、心配してくれてるのかい？ありがとねぇ。もちろん正気に戻るまで指導してやるさぁ。好きだから他の誰かに危害を加えたり相手に迷惑かける、なんてのはやっちゃいけないことだしねぇ。ま、ボクに矛先が向いたらそんときゃはっ倒してやるよぉ！これでも腕っぷしは強いんでね！
(相手が自分を心配しているのを聞いて、優しく微笑んで。わっはっはとまた豪快に笑いながら腕を曲げて力こぶを作る仕草をして)

…ん、そいつは良かった。あんまり根詰めないようにするんだよぉ？ヤマトが倒れたらボクの話し相手が減っちまう！
(相手が笑顔を見せると満足げに笑って。いたずらっぽい表情を浮かべると相手の体を肘でこづいて)

…そりゃ心配もするさ…っはは、そいつは心強いな
(優しく微笑んだかと思うと豪快に笑う相手を見て、らしいな、と笑い)

話し相手、か。それが半分仕事みたいなモンだし…ん、頑張り過ぎず、頑張るよ…この後何事も無く勤務時間が終わることを願ってる
(小突かれるとにっ、と笑い上記を述べ。珍しく他の来訪者がないドアに目線を向け)

ひひっ、ボクを甘くみちゃいけないぜぇ？なんせ昔から喧嘩じゃ負け無しなんでねぇ、高校生の1人や2人どうってことないよ！
(悪い笑みを浮かべると、自分が腕が立つことを自慢するかのように胸を張って)

おお、そんならボクはヤマトの勤務時間をべらぼうに増やしちまってるってことかね？いやぁ、労基に怒られちまう！……にしても、今日は人が来ないねぇ。怪我人がいないってことだから良い事なんだろうけど、なんだか調子狂うねぇ。
(なにかに気づいた顔をして、けらけらとふざけた調子で笑い。相手と同じ様にドアに目を向け、呟く様に)

…そんなだから、人が寄ってくるのかもな…確かに、暇なのはいい事だが、この後皺寄せが来るかもと思うと少し怖いなぁ
(相手と話すのが楽しい、と言葉にはしないが目線で訴えて。腕を組むと椅子の背もたれにもたれて、うーん…と唸って)

お褒めに預かり光栄です～、なんてぇ。ひひっ♪
(ぺこりと大袈裟にお辞儀をしながらくつくつと笑い)

んふふ、まぁいいじゃないかい。今この時を楽しんだもん勝ちだよぉ？ほれほれ、飴ちゃん舐めてゆっくりしなぁ～。
(くすくすと笑って前にかがみ込み、ポケットから飴玉を取り出して相手に手渡し)

っはは、大丈夫、楽しんでるよちゃんと
(貰った飴を口に放り込み、からからと舐めて)

…そういえば、前にも飴貰ったよな…好きなのか？
(引き出しを開けると礼と共に貰った飴が入っていて。首を傾げ相手を見て)

おお、そいつは良かったぁ！
(相手の言葉にぱぁっと顔を輝かせて)

ん？あぁ、まぁねぇ。手軽に持てるとことかふとした時に舐めときゃ好きな味がずぅっと続くところとか、結構好きなんだよぉ。
(へにゃりと微笑み、自分の好きなぶどう味のキャンディを口に放り込んで)

そうなのか。…礼と言ってはなんだが
(言いながら別の引き出しを開け、取り出したのは個包装のマシュマロで。「食べられるか？」と手渡そうとし)

…そろそろ指導室戻らなくて良いのか？…あいつも反省文書き終わった頃だろう