絶対服従 〆

あ、アラン…嬉しいけど僕は大丈夫だよ…事実だから。
でも僕はこれから勉強も礼儀作法も頑張るつもりなので、心配をかけないよう努めます
（相手の行動に、後ろから燕尾服の後ろを掴みと首を振り、事実だと言うものの相手が言ってくれた言葉に付け加えるよう、相手が睨んでいる貴族にそう言いお辞儀をすれば、旦那様から、貴族の人は出ていくように静かに告げられて）
……アラン、僕のために言ってくれてありがとう

エリゼ様、すみませんでした
旦那様も、お話の所乱入してしまい申し訳ございませんでした(相手に止められると、小さく舌打ちし、貴族が部屋から出れば、2人に頭を下げて謝罪し、「どうしても、大好きで大切なエリゼ様が侮辱された事が聞き捨てならなくて…」と言い)

ううん、大丈夫だよ
…旦那様も、あまりアランに罰を与えないでください、僕が旦那様のところに行きたいと言ったからなんです
（頭を下げて謝罪する相手に首を振り、笑顔でそう言うと旦那様の方を向き、理由を告げると、旦那様は優しい表情で頷き「心がけは良いが少しやりすぎたな、次からはするなら丁寧な口調でするんだぞ」と相手を咎めると言うよりはアドバイスをし、これから業務があると言うため、また食事の時に話をしようと約束をして）

！…はい、以降気をつけます
お許しくださり、ありがとうございます(大丈夫という相手の言葉に顔を上げるも、きょとんとし、旦那様からはきっと罰が下るだろうと覚悟していたが、そんなことも無く寧ろアドバイスされると嬉しそうに笑いながら礼を言い)

旦那様って案外お茶目なんですね…心も広いですし
アランも本当にありがとう、嬉しかった
（一礼をしてから旦那様の部屋から出ると、気が抜けたよう表情をしながら旦那様の意外な面も見れたと思い、思わず笑いながら相手の方を見て再度お礼を言って）

私の知る限りですと、あの方が怒ってる所は見たことないですね
…でも、さすがに今回ばかりは怒られるかと思いました(同じように一礼してから部屋を出て扉閉め、苦笑しつつ言い、再度お礼言われると恥ずかしげに笑いながら「どういたしまして」と言い)

そうなんですね、怒られなくてよかった
（相手の言葉に納得したように頷くと相手の頭を優しく撫で「僕、たしかに強要はないからあの人が驚くくらいになれるように頑張る」と宣言すると相手に笑顔を見せ、自室に着くと扉の前で相手に開けてもらうために立ち止まって）

教養がないなんて思わせないくらい驚かせてやりましょーね、エリゼ様！(にっと笑いながら言うと、部屋の扉開けて相手を通し)

うん、頑張りますね…よし、まずは礼儀作法ですよね
（両腕でガッツポーズをしてから部屋に入ると、礼儀作法をするというと本を取り出し相手の方に行くと「手始めに、教えてもらえますか…？読めない字もあって」と言って）

もちろんですよ、その為に私がいるのですから
では始めましょうか(にこりと笑いながら頷いて応えると、相手の持ってきた本を開き/教えてるシーンはカットしていただいても大丈夫です)

……だいぶ覚えました、テーブルマナーとか社交界とか…
でも、実践できるかな
（数時間後、教えてもらった礼儀作法をなんとか覚えたものの、いざ実践した際に大丈夫かと不安になっている中、扉がノックされて旦那様の伝言で夕食を一緒に食べることになり、さらに不安が増して心配そうに相手を見て「こ、断ったらダメかな」と言って）

実践で出来るようになってからがいいのであれば、断っても大丈夫ですが…どうなさいますか？(不安げな相手を見ては安心させるように相手の頭を撫でつつ言い、「旦那様との夕食で練習なされるのも手ですよ」とにこりと笑いながら言い)

……練習します！アランのおかげで結構覚えたし頑張る
（頭を撫でる相手の言葉に少し深呼吸をしてから頷き、練習するためにもやると言うと立ち上がり「一応案内お願いね」と言って）

大丈夫です
これはただの夕食ですから、焦らなければ上手くいきますよ(扉開けてそう言って、「エリゼ様の頑張りを見てきた私が言うのですから、間違いありません」と自慢げに言い)

そうだね…頑張るよ
そういえばアランはいつご飯を食べるの？
（扉を開けてもらい、覚えた食堂まで行く時、ふと相手がいつ食べるのか気になって少し振り返りながら尋ねて）

そうですね…仕事が一段落したら、ですかね
本来は主人より先に食べておくんですけどね(食堂へ歩きながらふふっと笑って言い)

あ、僕がずっとアランに教えてもらったからですよね…ごめんね
（相手の笑顔に少し申し訳なさそうに眉を下げながら一度立ち止まり「僕が食べてる時、一緒に食べるのはだめ…なのかな、ダメじゃなかったら一緒に食べたら？」と提案して）

謝らないでください、私がつい夢中になってて忘れてただけですから
使用人が主人と一緒に、は難しいんじゃないですかね…一応、仕事中な訳ですから(相手が謝ると首を横に振り大丈夫だと伝え、相手の提案に少し考えた後答えて、「私は後でちゃんと食べますから、まずはエリゼ様が食べてください」とにしっと笑いながら相手の髪を撫で)

そうですよね…じゃあ、夕食後は休憩を取ってね
（自身の頭を撫でる相手に少し残念そうにしながら、夕食後はお風呂に入ろうと思っていたためその時は相手が食べる時間にすればと思い言うと食堂の前につき）

はい、ありがとうございます(微笑みながら礼を言い、食堂に着くと扉開け)