絶対服従 〆

可愛らしくないよ...
（相手の言葉に少し苦笑しながらなんとか料理を食べるが、元々胃袋が小さいためあまり食べられず、残してしまい、残してもいいですか？と言いたげに相手を不安げに見上げて）

出されたものは食べた方が宜しいかと(相手の視線に気付き、言いたいことが分かると、にこりといい笑顔で言うも、すぐに「なんて、冗談です」と付け加え)
全て食べなければダメ、なんて事はありませんから

そうなんですか？…でももったいないことをしてしまってるので、少しずつ頑張ります
（一瞬どうしよう、と言いたげな表情になったが相手の言葉に少しホッとした顔をしながらも少しずつ食べれるようになりたいと言ってからご飯を食べ終えると椅子から降り、食器を持っていこうとして）

お待ちください
エリゼ様はホントーに何もしなくていいのですよ(食器を片そうとする相手を見れば「お仕置きです」デコピンし、そのまま相手から食器奪い)

でも……いて、分かりました
（デコピンをされて手でその箇所を押さえながら奪われた食器を見ながら、どうしてもまだ違和感がある自身に何もしないと言い聞かせても難しく、手伝いという程でもだめなのかと思い、ついて行きながら尋ねて）
あの…お手伝いもだめなんですか？

お手伝い、ですか…？
あまり聞いた事ないので、私からはなんとも言えない、ですね(相手に聞かれどうなのだろうと考えるも分からず、苦笑しながら答え、「俺がやりたいんだけどな…」とぽつりと呟き)

アランがしたいの？…じゃあ、アランが終わるまで待ってたらいいんですね
（相手の呟きに数回瞬きをしてから、それなら自分は何もせず相手を待てばいいのかな、と思いそう言うと納得したように笑顔を見せてから相手が自身の食器を片付け終わるのを待つことにして）

き、聞こえちゃったんですね…
誰かに専属で仕えるっていうのは初めてなので、そのせいですかね、なんでもしてあげたくなるんです(自分の呟きの返答が来ると少し驚きつつ恥ずかしげに笑いながら食器を洗ったりしつつ言い)

僕もこんな風に誰かにお世話されるのは初めてです…
アランが初めて専属で仕える人間として立派になれるよう頑張るので色々教えてくださいね
（食器を洗う相手の様子を見ながら、悲観的になるのではなく、相手が自分に仕えてよかったと思ってもらえるようになる事を目標にしようと思いそう宣言して）

！…そう言ってもらえて光栄です
なら私も、専属執事がアランで良かったと言ってもらえるように頑張らないとですね(相手の宣言に少し驚くも、すぐにふふっと笑って)
あ、また敬語ですよ(食器を洗い終えると手を吹きつつ敬語になっていることに気付くと指摘し、相手の頬にキスをし)

もう充分アランで良かったって思ってます
え……あ、ご、ごめんなさい、つい使っちゃった…
（色々教えてくれ、サポートしてくれている相手をまだ会って間もないが既に信頼しており、相手につられて自分も笑っていると、急に頬にキスをされて一瞬固まったかと思うと顔を赤くしながら頷き）

エリゼ様、照れているのですか
今のは敬語が抜けないエリゼ様へのいたずr…お仕置きなのですが(顔が赤く染まるとニヤニヤと笑いながら言っていれば、つい悪戯だと言いかけてしまい、すぐに言い直し)

あまりキスなんて経験なくて…
お仕置きもあるんですか？気をつけます…けど、悪戯はだめだよ
（照れているのかと聞かれると小さく頷き、悪戯というワードは聞き逃さずに気をつけると言いながらも早速敬語になりながら、注意するときは普通に話して）

エリゼ様の照れたお顔、とても可愛らしいですね
…悪戯はダメなのですか？(相手の照れた顔を見ると、くすっと笑い、悪戯はダメだと言われると不満げに聞き)

僕は可愛くないですって…
えっと、多分だめだと思う…他の人も困るかもしれないですけど…アランが悪戯好きなら、他の人の迷惑にならない範囲ならいいですよ
（首を横に振って否定してから、自身の中で悪戯はあまりよくはないのでは、と思うことだと言うものの相手の不満げな態度に悪戯が好きならダメというのは酷いかもと思って言い直して）

もちろん、ご迷惑になるような事はしませんよ
私だって嫌われたくないですから(相手が迷惑にならないならいいと言い直すと嬉しげに笑いながら優しく相手の頭をぽんぽんと撫で)

それなら少しならいいですよ
えっと、ご飯も食べたので勉強を教えてもらってもいいですか？
（相手に頭を撫でられて少し嬉しそうに微笑むと、片付けも終わった相手にそう言ってみて）

ええ、もちろんです
では部屋へ戻りましょうか(笑顔で頷きながら言うと、扉開け)

ありがとうございます…あっちであってる？
（開けてもらった扉から出ると来た方向へ行こうとし、合っているか不安げに歩みを進めて）

はい、その通りにございます(にこりと笑いながら頷いて言い、「エリゼ様のお部屋にご案内します…なんちゃって」と冗談を言い)