匿名さん 2022-07-22 20:33:46 |
|
通報 |
…あの野郎、懲りてねぇな(相手に気付かれない程度の距離で追っていたが、相手が部屋に引き摺り込まれると、小さく舌打ちし、腰に手を回しただけであれば決め手に欠けると思い、一旦部屋の前で様子伺う事にして)
…こんな事して許されるとでも?
「所詮養子のガキ如きに振られるなんてあり得ないからな。どうせお前の執事もその地位が好きなんだろ」
違いますっ、そんな事する人じゃありませんから。僕はこれで失礼します…っ
(自分の立場目当てで陥れようとして来ているのかもしれないと理解すればまだ身動きが出来る今しか逃げられないと思いドアノブに手をかけ、開けかけたが後ろから腕を掴まれそのまま床に倒れ、貴族はその上から身動きを取れないようにして来て)
なるほど、やけにしつけぇと思えば、フィガロ家の地位が欲しかった訳か(貴族の言葉からそう呟き、物音から今だと判断すると、部屋に入り、完全にキレており、「俺に殴られた上で旦那様に潰されるのがいいか、旦那様に潰されるだけがいいか、選べ」と指の関節鳴らしつつ、貴族に近寄りながら言い)
あ…アラン
「ちっ」(押し倒していた貴族はサッと手を引くと足早に逃げようとしたものの、ハッとして足を掛けて転ばせてからそのまま「…アランが怪我しちゃうし後者にします…?」と呟いて)
別に俺は怪我する訳ねぇけど、エリゼが言うなら仕方ねぇ…(相手の言葉に、軽くため息をついてそう言うと、見事に転んだ貴族に近寄ると、「二度とフィガロ家に近寄んな」と言い)
……少し、びっくりしましたね…殺されなくてよかった(貴族は立ち上がってすぐに逃げてしまい、床に座ったままほっとしたような笑顔を相手に向けて)
ちっ…やっぱ殴っとけばよかったな(逃げる貴族を見つめながら、舌打ちして呟き、冷静を装いながら「大丈夫でしたか?」と尋ね)
…帰りましょうか、今日は…もう時間もいいですし(ある程度話していたため、相手の目が笑っていない事に気づくとこれ以上はやめておこうと思って)
…してねぇ訳ねぇだろ
正直、部屋に引き摺り込まれた時から殴ってやりかったくらいだし(相手の方を見ないように外を眺めたまま、不満げに言い)
ちゃんと待ってくれてありがとう、僕が油断しちゃって…ごめんなさい(目を合わせない相手の服を少しだけ引っ張りながら謝って)
あえて泳がせた方が、旦那様に潰してもらいやすい理由をくれると思っただけです(ちらりと相手の方を見てはすぐに視線戻し、「屋敷戻ったら、俺が旦那様に報告しとくから、エリゼは部屋に戻れよ」と言い)
……はい(それ以上話してもきっとこちらを見てくれないだろうと思い服を掴んでいた手を離すと下を向いたまま馬車に揺られて。暫くすると馬車が屋敷に着いたため降りると「…戻りますね」と言って微笑んでから早足に部屋に戻って)
どうすりゃいいかわかんねぇよ…(嫉妬することが初めてで、自分ではどうすればいいか分からず、自分に対して舌打ちし、とりあえず旦那様の部屋に向かい)
「…あぁ、何かあったのか」(旦那様は時刻を見てつぶやくと椅子に座り直して今日も何かあったのだろうと馬車から降りてきた様子を窓から見ていたため相手が来るのを待って)
| トピック検索 |