匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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ん、ありがと。
( 着替えなどを持ってシャワーを浴びに。ドレスを脱ぎ髪の毛についているものを全て外していく。こんな素敵な格好をする機会なんて暫くはないだろうななんて思いつつ、身体を洗い。洗い終えると、持ってきた寝巻きに着替えて部屋へ戻る。髪をタオルで拭きながら、自分のベッドに座ると相手を見て。怪我をしていては身体も洗いづらいだろうな、なんて思いながら。)
エドもシャワーする?…あ、でも怪我してるし今日はやめた方がいい?
──っ、ふぅ。
(彼女がシャワーを浴びている間にベッドに横になる。痛みに堪えながらの為、完全に横になると深く息を吐き出して。あの時錬金術が使えてたなら、もっとスムーズに彼女を助け出しこんな怪我もしないで済んだだろうか。弟の身体を取り戻す対価として錬金術を失った事に後悔は一切無いが、こういう状況になると"錬金術が使えたなら"と思ってしまう自分も居て葛藤。自分の両手を見てグッと拳を作れば、もっと色んな知識を身につけて大切なモノを守れる強さを身に付けなければと覚悟する。そのタイミングで戻ってきた彼女に視線を向けてゆっくりと身体を起こし)
いや汗もかいてるし浴びて来る。ウィンリィ悪いんだけどさ、この包帯外してくれるか?自分じゃ外し辛くってよ。
わかった。
( 頼まれた通りスルスルと包帯をそっと外していく。機械鎧技師として彼の身体はそれなりに見てきたつもりだが、改めてこうやって見ると傷がたくさんある。修行、人造人間との闘い、目的を果たすために積み重ねられてきた傷跡。そんな体を見ると本当に彼はすごいと思う。しかし、これから先傷は増やしてほしくない。包帯を取り終えると、「いいよ」と言って。)
包帯巻くのもしてあげるから。
さんきゅ、助かる。
(礼を述べるとゆっくりと立ち上がり、先に出して置いた着替えを手にシャワーを浴びに行き、着ていた物を全て脱いで髪ゴムも解くと浴室へ。湿布を外してゴミ箱へ捨てふと殴られた箇所を見てみると思ったよりも腫れていて苦笑いを思わず浮かべ。シャワーの水栓を捻り心地良い水圧と温度が疲れた身体に染み渡り目を閉じる。出来る範囲で頭や身体を簡単に洗いシャワーを浴び終えれば、ハーフパンツを履き上体は包帯を巻いて貰う為何も着ずに首からタオルを掛けた状態で部屋へと戻りベッドへ腰掛け)
──お待たせ。疲れてるとこ悪いけど手当て頼む。
…結構、腫れてるのね。
これのどこが、全然大丈夫なのよ。
( シャワーを済ませて来た相手の怪我を見て思わず目が点。予想はしていたが、先程は包帯を外しただけだったので気づかなかった。まさかそんなに腫れていたとは。それは痛いに決まってる。少しむくれた表情で相手の隣に座ると、医者から処方されたであろう湿布を腫れた場所にそっと貼り。先程と同様に包帯を手馴れたように巻いていく。こういうとき、機械鎧技師をしていたことと、医者の家系で育ったことが役に立つ。あっという間に巻終われば、終了の声をかけ。相手も怪我をしていることだし、早めに休んだ方がいいと思いそのように告げて。)
…はい。終了。今日はもう休も?
っ…まさかこんなに腫れてるとは思わなかったんだよ。
(相手の言葉はご尤もだ。しかし認めたく無いのと心配させたく無い思いから意地を張り視線逸らし口を尖らせ。手慣れた様子で手当てしてくれる姿は流石と言う言葉に尽きる。両親の医学書が絵本代わりで読んでいて医学の知識が頭に入っている事は知っていたが、緊急だったとは言え赤ん坊を取り上げた時も驚いたしすごいと思ったものだ。それは今も変わらずで、自分の為にと機械鎧の修行を受け最高の機械鎧を作ってくれた。まあ金にはがめついけど…。それを含めて彼女に心底惚れているんだなと改めて思えば、手当てを受けている間ジッと彼女の姿を見つめており"終了"の言葉も耳に入ってこない程で)
……?どうしたのエド。
( 手当手が終わっても尚こちらの事を見ている相手に、何かあっただろうかと少し不思議そうな表情を浮かべると問いかけ。もしかしてどこかやはり痛いのだろうか、それとも何か処置の仕方が違っていたか。いずれにせよ、身動きひとつせずこちらを見ているので、何かあったのかと心配になる。)
…!な、何でもねぇっ、うお"ぉぉッッ痛ったくねぇェェっ。
(声掛けられてハッと我に返れば顔を赤くして急に立ち上がり。痛みを忘れて急に立ち上がったものだから激痛が走り顔を歪めれば、背中を丸め目に涙を少し溜めて悶えつつ痛みを認めずに。)
もー!なにしてんのよ!
( 急に立ち上がったもんだから、こちらもビックリして肩を跳ねさせ。素直に痛いことを認めない相手には最早呆れにも近い表情で、しかしその丸まった背中に手を置くとそっと撫でて。相変わらず強がる癖は健在なのだと分かると、小言を言いつつも心配する様子で。)
痛いときは素直に痛いって言えばいいのに、何を強がってんだか。
っっ、認めちまったら余計に痛むだろーがっ。
(背中に触れる彼女の手の温もりを感じつつ、上体をゆっくり起こせば再びベットに座り屁理屈を並べて。優しく撫でて貰っているお陰だろうか、ズキズキと痛んでいたのがスッと和らいで。
「なあ、一緒に寝るか?」と怪我をしている身でありながらこんな事を言って怒られるかもしれないが、逆を言えば怪我をしているからこそ隣で一緒に寝てくれたら痛みに苦しまず眠れそうな気がして。誤解を招かない様にと顔を赤く染めつつも視線泳がせれば)
い、言っとくが変な事したりしねーから!そこは誤解して欲しくねーっつうか…隣で寝てくれたら痛みも和らぐかなーって…さ。
もう、ほんっと頑固よね。
( 背中を撫でながらその屁理屈を聞き。痛いと言ってくれればいくらでもこうやって撫でたり、寄り添ってあげることができるのに。と、相手の性格上難しいことは分かっているのだが、そのうち素直に痛みを打ち明けてくれるようになればいいなと思う。そう思っていた矢先の相手の提案には、ぽかんとした表情を浮かべた後、少しだけ笑って頷き。)
ふふ、いいよ。一緒に寝よ?
っ!ほ、ホントに?…ありがとな。
(まさか提案を受け入れてくれるとは思わなかった様で少しだけ驚き。それでも受け入れてくれた事が嬉しくて照れつつも微笑を浮かべると礼を述べて。夜も遅いし早めに眠らなければ。ベッドから立ち上がり掛け布団を捲り、再度ベッドの中に入れば彼女が入れるスペースを空けて)
どういたしましてっ。
( 相手の開けてくれたスペースに入り。いざ、横に寝てみるとさっきまでは大丈夫だったのだが、相手との距離が思いのほか近く少しドキドキして。相手の方を向くと、「寝れそう?」と尋ねる。)
お、おう。…ウィンリィは?
(あまりの近さに一つのベッドに一緒に寝るというのはこういう事だと今更ながら気付く。彼女の顔が近く鼓動も高鳴るが、怪我の影響もあって横を向く事が出来ない。逆に彼女はどうなのだろうと問い掛けて)
ちょっと、暫く寝れないかも
思ったより近くてドキドキしてる…。
エドが寝れそうならよかった。
( 困ったように少し視線を泳がせると、頬を染めながら苦笑交じりに述べる。でも相手の温もりが伝わってきて心地よい。怪我をしていて此方を向けないことは分かっているが、それならばと「手にぎってもいい?」と尋ねて。 )
…実は俺も緊張してる。
(言うつもりはなかったのだが彼女の今の気持ちを聞いて言わないのはフェアじゃ無いと感じ、視線泳がせて気持ち的にどんな状態か答え。彼女の要望に応えようと頷き手を動かせば、彼女の手をそっと握り優しげな笑みを浮かべ。)
眠くなるまで喋るか…明日、何処か行きたい場所あるか?
( 相手が同じ気持ちであることを知ると少し安心してふふっと笑って。明日行きたいところについては、相手に無理のないような行動範囲にした方が良いだろうと。ふと、セントラルにアルにオススメされたレストランがあることを思い出して。 )
んー…、
あ、アルにね、おすすめのレストラン聞いたの。そこに行きたいな。
レストラン?…あー、アルから出発前に渡されたんだっけ。
(そう言えば出発前に一枚の紙を渡され、時間があったら連れて行ってあげてなどと弟から言われていたのを思い出し。確かホテルからも歩いていける距離だったよな、と行く事に承諾すれば)
それじゃ、そこに行こう。アルから観光名所とか他に聞いてるか?
特に聞いてないかな。
セントラルってなんでもあるから、どこ行こうか迷っちゃう。
( さすがアル。自分はメモを貰うことなどすっかり忘れていたというのに、しっかりしているなと感心する。しかし、レストラン以外は思いつかず。正確に言うと見たい店なんかもたくさんあるのだけれど、見るものがありすぎて困るというわけで。)
とりあえず、ゆっくり見て回る?
ははっ、まあ確かにそうだな。
一日中買い物でも何でも付き合うよ。
(弟が教えたのはレストランだけなのだと知ればどうするかと考え。彼女の言うように辺りを見回せば様々な店が沢山あり、最初に来た時も迷いそうだったなと軽く笑い。ゆっくり回る事なんて以前はなかったからそれも良いだろうと頷けば、彼女の行きたい店や買い物があるなら付き合うと告げ)
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