匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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ぷっ…はははっ!
変な顔…っ!
( 擽ってからというもの相手がひーひー言いながら降参の意を示している。しかし暫く無視してやり続けていたらさすがに怪我人だったことを思い出し、ぱっと手を離し。相手の痛みに苦しむ様子を見て、最初はやりすぎたと思うも、相手の変な顔を見て思わずこちらも吹き出してしまう。笑いすぎてお腹が痛い。 )
っ、わ、笑い事じゃねぇぇっ…!ウィ~ンリィぃ、覚悟は出来てるよなぁ?
(背を丸めて痛みに耐えていたが呼吸を落ち着かせた事で痛みも和らぎ姿勢を戻すと、目を光らせ企む様な笑みと共に怪しく両手を挙げ指を動かせば仕返しとばかりに彼女の脇を擽り出して。)
そう簡単に許すと思うなよ、おらおらっ!
ひゃ…っ!
ひぃっ、あはは!やめ…っ、くすぐったい…!
( まさか仕返しが来るとは思っておらず、突然感じた脇腹の擽ったさにお腹を押さえて笑い。逃げようと身体を捻るも、逃げることは叶わない。相手の身体を押し返そうともするが力はまるで入らないし、笑いすぎて目から思わず涙がひとつぶ。)
──どうだ、参ったか?降参するまでやめねーぞ。
(擽ったがる彼女をしてやったりといった風に笑いながらも手を止めず。降参するなら止めても良いと、擽る手を緩める事なく続けて)
こう、さん!
( なかなかやめてくれない相手には、困りながらも擽ったくて笑いが止まらない。「降参」の言葉を肩で息をして伝え。こんなに涙が出るくらい笑ったのはいつぶりだろう、なんて思いつつ。)
よーっし!んじゃ約束通りやめてやる。
…つか、不意打ちやめろ。心臓に悪いだろーが。
(降参の言葉を聞いて漸く擽る手を止め離し。何処か勝ち誇った様に鼻高々に言い放てば満足気に腕を組み笑みを浮かべ。それよりも不意をつかれて擽るのは勘弁してくれとジト目で見、先程落とした本を拾うとテーブルの上に置き。本に集中し過ぎて曖昧な返事をした此方にも非はあるのだが、それを棚に上げ呆れた様に上記を述べ)
…だって…、これくらいしないと気付いてくれないんだもん。
( 潔く止めてくれたことには、ほっと一息つき。心臓に悪い、と言われても、声掛けだけに気づいてもらえなかったことを拗ねたように唇を尖らせ。視線を逸らしながら横にいる相手の肩に己の頭をぽんっとのせて。)
へ?いつ声掛けたんだよ?
(全くもっていつ声掛けられたのか分からなかったと言う様に、肩に頭を預けてきた相手を見て。いやでも返事した様な気もするし、気付かなかったのは自分であって曖昧に返事したのかもしれない。以前弟からもこの悪い癖について注意された事もあったなと考えれば、先程の彼女の行動も今拗ねている態度も納得がいく。問い掛けておきながらも思い当たる点が多く、申し訳無さそうにそれでいてバツが悪そうに頬を掻けば)
…悪かったな、気付かなくて。
…許す。
ほら、行こう?
( 拗ねた自分を見てか案外すんなり謝ってくれた相手に目をぱちぱちさせ。謝られると許すしかなく、相手を少し見上げてそう言うと、すっと立ち上がりそろそろ出かけようと相手に提案して。)
お、おう。
(確かにこのまま部屋にいても時間が過ぎていくばかりで勿体無いし、折角旅行に来てるんだしと自分も立ち上がれば部屋の入り口へ移動しドアを開けて部屋の外へ。レストランに行くにしてもまだ時間が早い為、先ずはもう一つの目的を果たしてからの方が開店時間に丁度良いだろう。フロントへ向かいながら「グレイシアさんの所とヒューズ准将の墓に寄ってからでも良いか?」と尋ねて)
勿論。
エリシアちゃん元気かなぁ。
( グレイシアさんのところとヒューズ准将の墓へ行くことを了承する。ある意味今回セントラルにきて1番報告したい人たちなので行くことが楽しみで仕方ない。彼の隣を歩く足取りも軽く。そういえば、娘のエリシアはなん際になっただろうかとあれから会っていないこともあり成長が楽しみだ。 )
随分会ってねぇからな。
(フロントで部屋の鍵を預け出掛ける事を伝えると外へ。グレイシアさんやエリシアちゃんと最後に会ったのは身体を取り戻した後に挨拶に行った時以来か。そうなると約2年半ぶりに会う事になる訳で、懐かしいのと同時に楽しみでもあり。
暫く歩いて行くと今でも住んでいるであろう前と同じ建物の前に到着。建物自体は変わっていない様で何処か安心していざ中に入り2階へと歩みを進め、ヒューズ家の扉の前に止まれば呼び鈴を鳴らして)
(/この後の事でご相談があります。
グレイシアさんとエリシアちゃんをロルの中だけで登場させるか、それとも配役して出すか悩んでいるのですが希望はありますでしょうか?ロルの中だけで登場させるなら、多少セリフを入れつつ簡潔なものにしても良いかななんて考えております。)
(/ そうしたらそんなに出番もなさそうなのでロルに含みましょう!挨拶した後すぐ、ヒューズ准将の墓参りをする感じで。)
( 呼び鈴を鳴らして数秒後、ドアが開くとそこには大きくなったエリシアの姿が。「ウィンリィお姉ちゃん!」と自分の名前を呼んでくれたのが嬉しくて、彼女に合わせて屈むと「久しぶり!」と思わず笑顔が零れる。相変わらず愛嬌たっぷりなその姿、昔ヒューズ家でエリシアの誕生日パーティをしたときと大きくはなったがそこは変わらない。その後ろから、グレイシアも出てきて此方2人を見て少し驚いた様子で。)
お久しぶりです。グレイシアさん。
ご無沙汰してます、グレイシアさん。それにエリシアちゃんも。
すみません、突然押しかけてしまって。
(簡潔ではあるものの出迎えてくれた二人に挨拶をし、突然来てしまった事を苦笑いと共に詫び。それでも『気にしないで、エリシアもエドワード君とお姉ちゃんが帰って来てくれて喜んでるし。』と相変わらず優しげな笑みと共に迎えてくれた事に嬉しく感じていれば中に入ってお茶でもと言われるが「寄る所もあるので此処で。実はご報告があって」と照れ臭そうにしながらも告げ。報告と聞いて一体何だろうと不思議そうにするグレイシアさんを真っ直ぐに見れば)
俺達、色々あったけど婚約しました。ヒューズ准将始めグレイシアさんにも沢山お世話になったので報告をと思いまして。
(/了解です、相談に乗って頂き有難うございます!)
グレイシアさんたちには、家族のように接してもらったので、報告したくて。この後、ヒューズ准将のところにも報告に行こうと思ってるんです。
( 以前エリシアの誕生日パーティのときには、見ず知らずの自分を家族同然に受け入れてくれ、とても温かい気持ちになったことを思い出す。自分にとってヒューズ一家は家族のような存在なのだ。『おめでとう。あの人も喜ぶと思うわ。』グレイシアもとても嬉しそうな表情を浮かべて、エリシアも拍手をして喜んでくれているようだった。その言葉と光景を見てまた幸せな気持ちになる。)
エリシアちゃん、また今度きたときは遊んでね。
グレイシアさんも。また遊びにきてもいいですか?
(/ こちらこそ!いつもありがとうございます! )
ありがとうございます。
エリシアちゃんもありがとな、今度アルも連れてくるから。
(自分の事の様に喜んでくれている二人に自然と笑みが溢れ礼を述べると、エリシアの目線に合わせる様にしゃがみ込み頭を撫で。『ええ、貴方達なら大歓迎だから皆で来てね。これまで苦しんだ分、沢山幸せになるのよ』とグレイシアから言われると立ち上がり「はい、二人で幸せになります」と力強く返事を返し。本当に挨拶だけのつもりで来た為、あまり長居するのも申し訳ないと軽く頭を下げれば)
──それじゃ、これで失礼します。
喜んでもらえてよかった。
( 相手に合わせてこちらも1度頭を下げると、エリシアに手を振って家を後にする。グレイシアが喜んでくれて本当に良かった。「2人で幸せに」この言葉を噛み締めて歩き出し。次はヒューズ准将のお墓。天国で元気にしているだろうか。きっと自分たちのことを知ったら誰より喜んでくれる人物が、この世にいないことが本当に悔やまれる。)
ああ、何かと気に掛けてくれてたし本当いい人達だよな。
(ヒューズ准将の墓に向かって歩きながら、ヒューズ家の人は皆優しく良い人で出会えた事が恵まれてると思う。亡き准将は人一倍世話好きで何かと気に掛けてくれていた事が懐かしくもあり、ヒューズ一家の様な温かい家庭を気付けたらなと少し憧れてもいて。暫く歩いて行けば墓地に着き、准将の墓の前へ行き)
…お久しぶりです。
今日は大事な報告があってきました。
( ヒューズ准将のお墓の前に立つと挨拶を。「エドと私婚約したんです。」と少し恥ずかしそうな表情を浮かべて。その後には、彼の家族のように温かい家庭をつくりたいと思いを伝え。)
ヒューズさんみたいに温かい家庭をつくっていけるように頑張ります。
…いーや、准将が羨むくらい温かい家庭作るから見ててくれよ。
(婚約報告というのは何度やっても照れくさい。けれど報告ありがとなって言ってくれている様な感覚に陥るから不思議なものだ。ヒューズ家の様な家庭も良いとは思うも、いざ墓前に立つと"どーせなら俺が羨むくらいの家庭を作る!ってデカい事言ってみろ"と笑って聞いてくれてる様な気さえして、発言を訂正し言い切ればニィッと笑って見せ)
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