匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
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はい、却下。
( 相手のセンスが?なことは知っているつもりだったが、すっかり忘れていた。頭を押さえて真面目な顔でそれはないとすっぱり言い切り。シンプルなデザインのものできまりだとそれを推して。)
即答かよ!…カッコいいのによ。
(あまりのテンポの良い即答に思わずこちらもツッコミを。自分だけじゃなく彼女とお揃いなのだから、あまりゴツいのも逆に邪魔になるだけだ。少し残念そうにしつつも渋々シンプルな物に了承し)
もう買うものないよね。
( 残念そうにする彼のことはさらっと受け流し、買うものはないかもう一度確認したあと、手に取ったものをレジまで持っていき会計を済ませることにして。)
…ん?
(肩を落としていたが、キョロキョロと周りを見回し如何にも怪しく挙動不審な子供を視界に捉え。その子供に気付かれないように監視していれば、店員に気付かれない様に商品を手に取り今にもポケットに入れようとしている所で。"…やっぱりか"そうであって欲しくないと思っていたのだが、願いも虚しくその子供に近づくと「こら、駄目だろ。ちゃんと返せ。」子供の手を掴み商品を取り上げれば置いてあった場所に戻し掴んでいた手を解放。どうやら店員は気付いていない様で「ちょっと来い」と店の外へ出れば目線を合わせる様にしゃがみ込み何やら子供と話して頭を撫でてやると、嬉しそうにしながらその場を後にする子供を見送り立ち上がって。)
?どうしたの?
( 会計を済ませ、店内を見渡せば相手の姿はなく。店の外に出てみると、何やら子どもと別れる場面を見て何だったのだろうと不思議そうな表情を浮かべ。)
いや、大した事じゃねーから。さ、次行こうぜ次。
(子供の姿が見えなくなるまで見ていると、買い物を済ませ店から出て来た彼女に気付き。子供が万引き未遂した事は、あの子供も改心した様だし黙って置こうと何処か嬉しそうな表情を浮かべつつ何でもないと告げ。彼女が持つ荷物にスッと手を伸ばして取ると代わりに持ち歩き出して)
うん?
次行きたいところある?
( なんでもないという相手には特に気にすることもないのだろうと、それ以上聞かないことにして。荷物を持ってもらえば「ありがと」と伝えて。自分は一先ず雑貨が見れて満足したので、相手は見たいものはないのか聞いてみて。もしなければ、レストランに向かうのもありかなと思いつつ。)
そうだな…土産も買えたし特に無いな。
つか腹減らね?時間的にも丁度良いし、あのレストラン行ってみっか。
(買いたい物は昨日買って彼女に渡せたし、弟達への土産も買えた為特別これと言って見たい店もなく。空腹を知らせる腹の音が鳴り、腹を摩りながら弟に教えて貰ったレストランに行こうと提案して。)
そうね!
あたしもお腹すいてきちゃった。
( 相手の言うように自分も空腹を感じていれば、二つ返事で賛成して。アルがおすすめするところだ、とても楽しみにしてそちらに向かって歩き始める。 )
あーっと待て待て、迷子になんぞ?
…こっちだな。
(故郷のリゼンブールとは違い、街も大きいし高い建物や人混みも多い。まだ地図を開く前に歩き出した相手を引き止め、ポケットから弟に貰ったレストランまでの道順が書かれたメモを取り出し開き見て。レストランの名前だけでなく、建物の特徴なども書いてある所は流石仕事が細かく丁寧で弟の性格が反映されている。自分達のいる現在地と地図に書かれている場所を確認すれば、彼女が行こうとした反対側を指差し歩き出し)
あはは、そっか。
( 引き留められると自分が反対側を目指して歩こうとしていたことに苦笑。こういう所では、街のことに詳しい相手についていくことが正解なのだと分かると、踵を返し。自分も相手の持つ地図をじっと見ると、さっぱり分からないがとても詳しく書かれているところはアルらしい。)
さすがアル、地図書くの上手。
アイツ昔っから細かいんだよな、何に対しても。
もう少し力抜けば良いのによ。
(弟の性格は自分とは正反対だ。少しばかり手を抜いてコレで良いだろうと終わらせようとした所、"これじゃダメ、雑すぎる"と弟に言われた事もあった。まあ確かにあの時は疲れていた事もあって、いつもより大雑把だったかもしれないが。次の日の朝、テーブルを見てみると綺麗にまとめた資料が置いてあるなんて事もあったくらいだ。兄としてはそんな真面目な弟がいて誇らしいが同時にもう少し力の加減を考えて貰いたく心配で)
たしかに、まじめだからね。アル。
まぁでも、細すぎてだめなことはないし。
( 本当に兄弟なのかと思うくらいには性格が正反対だと思う。しかし大雑把で分からなくなるより、細すぎる方が後々いいのではないかとも思う。2人を足して2で割ったら丁度いい人間になるだろうとちょっと苦笑して。しばらく歩いて行くと、おそらくアルの言っていたレストランらしき建物が見えてくる。)
あ、あれかな?
だな、つか人気とは聞いてたけどすげぇ多いな。
(メモに書かれた建物の特徴と一致しており頷き。弟からの情報で人気店とは聞いていたが、まさか行列が出来てるとは思いもせずその人の多さに驚いて。とりあえず並ばなければと烈の最後尾に並び)
待つしかないね。
( 行列を目にすると、まさかこんなに人がいると思っておらず少しびっくりして。列の最後尾につくと、仕方ないというように諦めて。そういえばアルにも人気店だと言われていたな、なんて思いながら。)
時間的にも仕方ねーか。
(中に入れるまで暫し時間は掛かるが、昼時だしそれは仕方ないと大人しく待つ事に。メモをポケットにしまうと、そういやさっき店で買ったブレスレットを思い出し)
さっき買ったやつ、付けるか?
あ、うん。
( 相手が言っているのが、ブレスレットのことだと分かると頷いて。先程買ったブレスレットを袋から出し、少し悩んだ後、ちょっと恥ずかしそうに「腕出して、つけてあげる」と言い。)
ん、こうか?
(つけてくれると言う彼女の前に左腕を伸ばして。お揃いの物を持つ事も況して身につける事自体初めてで小恥ずかしいのと少し緊張して)
ん。…はい、できた。
( ブレスレットの金具を外すと差し出された相手の手首にそれを巻き付けて金具を止める。これくらいシンプルなものなら生活をするのに邪魔にならないだろう。我ながらいいものを選んだと満足気に笑って。)
おっ、良い感じじゃんか。お前のも付けてやるよ。
(付けて貰ったブレスレットを見るなり満足げに笑みを浮かべ。付けてくれた代わりにと彼女の分のブレスレットを取り出せば、自分と同じく腕を出す様に求めて)
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