匿名さん 2022-06-25 23:59:19 |
|
通報 |
──ありがとうございました。
(病院の診察室に入って暫くしてから治療を終え診察室から出て来て。顔には少し大きめの絆創膏、それから肋骨はやはり2本折れている様で患部に湿布と包帯で固定されており。医者に礼を述べるとドアを閉め、完治まで時間が掛かる為どう伝えようかと考えながらウィンリィの元へ近付けば苦笑いを浮かべて声掛け)
悪い、待たせた。あれ?准将と大尉は?
えっと、事件のことで行かなきゃいけないからって、さっき戻ったところ。もう今日はホテル帰ってゆっくり休んでって。
…怪我、どうだった?
( 診察室から出てきた相手の姿を見て、また泣きそうになるのを堪え。准将と大尉はまだ仕事があるからさっき戻ったばかりだと伝え、今日はホテルに戻って休んで欲しいとの伝言を伝える。この病院からホテルまでは距離もないし歩いていける。ふと、相手の怪我のことが気になり尋ね。 )
そっか、了解。
!…あーいや大したことねーんだけど、暫く安静にしてろってさ。
(後始末に追われている准将の姿が目に浮かぶ。伝言を聞いては素直に了承し、特例とは言えこういう時に後処理をやらないで済む事にはある意味救いだ。ただ怪我を負ってしまった為に旅行に支障をきたしてしまう事が申し訳なく感じる。況して今回の旅行を1番楽しみにしていたのは紛れもなく彼女だ。頬を掻きながら視線泳がせれば、怪我した事を自分の所為だと責任を感じている様だったしそれとなく怪我の状態を隠そうとして)
大したこと…あるでしょ。
嘘つかないでよ?
( 相手から出てきた大したことないという言葉には、そんなわけないと少しむっとして。こちらを気遣っているのは分かるが、辛いときに我慢をしてほしくない。相手をじっと見て、「旅行のことなら気にしなくていいから」と伝え。)
っ…肋骨折れてた。だから完治するまでは身動き取れねぇ。
痛みだってねーから大丈夫だって言ったのに、大袈裟過ぎなんだよなあの医者っ。ハハハハッ…
(彼女の様子から誤魔化しは通じないと察し、自分の後頭部をわしゃわしゃと数回摩り諦めた様に素直に話し出し。痛みさえなければ次の目的地に移動は可能なのだが、何せ手加減なく思いっきり殴られた為痛みが落ち着くまではセントラルに留まるしかない。それでも彼女が気にしない様にと痛みもなく平気、医者が大袈裟過ぎなのだと言い張れば盛大に笑ってみせ)
はぁ…。笑い事じゃないわよ!
お医者さんに言われたことは守らなきゃ。
( 医者の話を聞くと溜息を1つ。平気だという相手に呆れる半分、それだけ大きな怪我を負わせてしまったことに対する自分への呆れ。相手の近くへと寄れば、相手の手を握り、「とりあえず、帰って休も?」と言い。)
っ!……おう。
(一喝されビクッとするも、彼女なりに心配してくれているのがひしひしと感じられ素直に医者の言う事も聞くと返事。手を握られて少し緊張するが握り返し、ゆっくりと歩き出せばずっと気になっていた事を口に出して問い掛け)
…あのさ、ずっと引っ掛かってた事があるんだけど。会場で喧嘩になった時、何か言い掛けたよな?あれ何だったんだよ?
…え?
( 相手の手の温もりを感じながら本当に無事でよかったとひしひしと実感する。ふと尋ねられたことには、すっかり忘れていたのか暫くしてあのことだと気付くと、少し困ったような顔をして。)
…今日ね、リザさんと買い物してたとき、街でエドのこと見かけたの。
街で俺を…?
(困惑気味の相手に"聞いちゃマズかったか"なんて思うも静かに話を聞いて、昼間の街での出来事を思い返してみる。教えられた店で買物を済ませ退店後、別の店に靴を買いに行ったのは確かだが別にやましい事は一つも思い当たる節はなく不思議そうに首傾げ)
エドが…女の人と仲良さげに話してるとこ見たの。
( その先を話すかどうか悩んだが、ぼそぼそと話し。足を止めると少し目線を泳がせ。勿論相手の様子から何も無いことはわかっているのだが。やっぱり今も思い出すとモヤモヤする。無意識に相手の手を少しきゅっと握って。 )
!?…あー、あれ見られちまってたのか。
(彼女の発言を聞くなりビクッと肩を震わせ妙に間を開ければ、あちゃーっと額に手を当てため息を一つ。確かに腕を掴まれはしたが、それ以上の事は誓って何もない。相手に合わせて歩みを止めるとズボンのポケットからラッピングされた長細い箱を取り出し差し出して。「…一緒にいた女性は准将贔屓店の人だよ。俺センス悪いからさ、プレゼント選びに付き合って貰ってたんだ。サプライズのつもりだったんだけどさ、誤解させちまったよな…ごめん」箱の中身は小さな宝石が付いたハートを象ったネックレス。慣れないサプライズを計画して驚かそうと思っていたのだが、誤解を生ませたならそれは自分の落ち度だと謝り。入った店は紳士服の専門店だが、普段ならお得意様しか入れない宝石店が店の奥にありその女性を介して特別に入らせて貰った訳で。)
…っ…そうだったんだ。
それだけじゃなくて、会場にいた女の人たちが、エドのこと見るのも嫌で。モヤモヤしちゃって…。もう…恥ずかしい…っ。
( 相手の話と、受け取った素敵なネックレスにほっとする気持ちと、ちっぽけなことで悩んでいた自分が恥ずかしくて顔を真っ赤にすれば、相手から顔を背けて。そのことだけじゃない。今日会場に居た女の人達にも、自分は嫌な気持ちをもってしまった。そんな自分が恥ずかしくて仕方がない。)
へ?…それって嫉妬…してくれたって事だよな?
なら俺も一緒だよ。…お前気付いてたか?会場にいた男共がウィンリィをやらしい目で見てた事。
(他の男達が彼女を見る目が気になり過ぎて警戒していた為、他の女性が自分を見ていた事など一切気付かなかった為キョトンと。顔を赤らめ恥ずかしそうな彼女を見て、つまりそれは妬いてくれたと言う事なのではないかと気付き此方も顔を赤らめ頬を掻く。込み上げる嬉しさのあまり、繋いでいた手を引いて彼女の身体を引き寄せれば優しく抱き締めて耳元で語りかける様に話し出し自分も嫉妬していたのだと伝え更に続ければ)
こんなに綺麗なお前の姿を俺以外の野郎共に見せたくなかった。だからパーティーにも参加したくなかったんだ。
…っ。
あたしも、エドのかっこいい姿他の人に見せたくない。
( 引き寄せられるとすんなりと彼の腕におさまる。自分もだが、相手もそんなふうに思っていたなんて知る由もなかった。ましてや、男性からの視線に気づく余裕もなかったし。相手の背中に手を回すと、こちらもぎゅっと抱き締め返し。こちらだって、相手のこんなカッコイイ姿、他の人に見せたくない。パーティはもう暫くいいと心の中で思うのだった。改めて、プレゼントに関してはい「ありがとう」と微笑んで。)
…っ。
あたしも、エドのかっこいい姿他の人に見せたくない。
( 引き寄せられるとすんなりと彼の腕におさまる。自分もだが、相手もそんなふうに思っていたなんて知る由もなかった。ましてや、男性からの視線に気づく余裕もなかったし。相手の背中に手を回すと、こちらもぎゅっと抱き締め返し。こちらだって、相手のこんなカッコイイ姿、他の人に見せたくない。パーティはもう暫くいいと心の中で思うのだった。改めて、プレゼントに関してはい「ありがとう」と微笑んで。)
っ…ウィンリィ。
(こんなにも素直な気持ちを聞けて嬉しさのあまり、相手の肩に顔を埋める様な形で更に抱き締め。暫く抱き締めた後離せば礼を言う彼女に微笑み返し「おう」と一言。夜も更けて街行く人の数は少ない。再び彼女の手を取り繋げば)
すっかり遅くなっちまったな、帰るか。
そ、そうだね。
帰って休もう。
( 散々な旅行初日だったが、相手の気持ちを聞けたのでこれはこれで良かったかなと思えた。しかし、国家錬金術師をしていたころ彼等に恨みを持っている人がいるということを知り、軍の人は本当に大変だと改めて思うし、彼への心配はこれからもつきないのだと感じる。歩いてホテルにつくと、履きなれていない靴だったこともあり、ベッドに腰をかけて靴を脱ぎ。)
──足大丈夫か?
(弟と旅を始めた頃もそういえばこんな感じでトラブルに巻き込ま…いやあの頃はひたすら目的の為にトラブルに自ら突っ込んでいって酷い目に遭ったんだよなと懐かしく思う。部屋に入るなりベッドに座った彼女に目を向けると履き慣れない靴、慣れない会場の雰囲気と巻き込んでしまったトラブル等から、相当疲れているのではと心配して気に掛け。自分のトランクケースを開けて、中からTシャツを取り出し准将から借りたシャツを動く度に走る痛みに耐えながら脱いで)
ん、大丈夫。
歩きなれてない靴だったから。
( 靴を脱ぐと楽になったようで、相手の心配する声掛けには苦笑をしながら返し。寧ろ着替える相手を見て、「着替えのとき痛いよね。大丈夫?」と逆に心配して。とりあえず自分も楽な格好に着替えたいと思うも、髪などはスタイリングもしてあるため、1度洗わないといけない。そのため、先にシャワーを使ってもいあか聞き。)
シャワー先に使ってもいい?
ん、まあ少しな。
ああ、先に使えよ。俺少し横になるからさ。
(大丈夫だと言う彼女には少し安心して、逆に心配された事に苦笑いを浮かべつつも多少なりとも痛むが平気だと答え。それに医者から痛み止めも処方されているし、我慢出来ない時はそれを飲めばいい。疲れているだろうしシャワーは先に使って良いと返せば、自分のベッドに移動して座り)
| トピック検索 |