主 2022-03-03 02:50:22 |
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>義経サン
永夢「さてと……2~3発くらい適当に撃ってみるかな…まずはあーいう木陰からっ…」
(ガチャリと背中の大砲を肩にスライドし、一先ず一発、相手の布陣側にある木々の中に撃ち込む。)
>永夢
東軍隊員「うわっ!撃ってきた!ば、場所を変えよう!」
「お、おい!そっちに出るな!」
(永夢の攻撃であぶり出されたように、一兵士が遮蔽から姿を表すと)
高山「永夢さん……ナイスです!」
---
高山 実
能力:機微完全停止
手ブレ、震え、生理現象による動作を一切停止する。停止する時間が長いほど体力を大きく消耗する
---
(その一瞬を見逃さず、岩の隙間を縫うようにスナイパーライフルの弾が東軍兵士を貫きダウンを奪う。兵士は仮想戦場から退出し戻されると)
>義経サン
永夢「岩陰、茂み、水場、洞窟………うーわエイムエッグ…ヘッショ確定じゃん……」
(敵が隠れていると推察出来るポイントを手当り次第撃っていく、事前情報を貰っていたとはいえ、実の能力を見て素直に恐縮する。)
>永夢
東条「ちっ……言わんこっちゃない。遮蔽装甲車まだか!」
東軍隊員「只今完了しました!」
東条「よし、スモークをバラ撒け!」
(順調に1人、2人と撃ち抜かれる東軍だが、まだ損害は微々たるもので、準備が整ったのか、遮蔽に囲まれていた地形が、さらにスモークにより徐々に隠れていくと)
>義経サン
永夢「お…アレはなぁ……別にテキトーに撃ってけばいいんだけど…──飛んでて一番の死角は真下だもんね………」
(自身が飛んでいる以上、目の前の地形を見渡す形になるので、意外と真下が疎かになりやすい、そしてそれを意識しているので、スモークが撒かれたのを見て、空中を移動することにする。)
永夢「……まっ、ちょっと頑張るけどね…!」
(移動する前に数発煙の中に撃ち込んで大砲の風圧で煙を払おうと試みる。)
>永夢
志田「浅真千隊員!……逃げて!!」
(突如、耳元に響くようなオペレーター志田の声が通信に入る。煙が払われた地点には、地面ジャンプ台が数台敷かれており)
---
東条「イカレとるわ、鎌倉武士は」
……捉えたぞぉ永夢!!!!
(爆風ものともせず、煙が晴れた地点から、ジャンプ台で跳躍する第14部隊、その内源義経が永夢目掛け、鋭い刃を振ろうとし)
>義経サン
永夢「…ハアァ!?バッカじゃないの何してんの!?」
(オペレーションの甲斐もあってか、能力で身体に電気を纏い素早く回避していくが、消耗するのでそう何度も使っていられない)
永夢「……ッあーもうっ!!こういうの得意じゃないんだけど!?ジェットパックで飛んでくるより速いとか!」
(下手にジェットパック等を使って接近してくるよりよっぽど厄介だと叫びながら、折り畳み式のシールドのスイッチを押し、大砲がかかってない方の腕(左腕)に盾を装着する。新作第二号だ。それでも間に合わないので、身体の一部から電流を放出して敵を遠ざける。全身に纏うよりかは消耗しないが、やはりこれも長くは使っていられない)
>永夢
……外したか。着地を狙われては意味がない!即刻散れ!
東条「じっくり進んでいけよ、射程が届く奴は武器を構えろ!そろそろ反撃に出る!」
---
高山(う、迂闊でした……地形を使った作戦かと思ったらここまでフル装備を……。こちらは対戦車の装備を持っているのが何人いるか……)
(煙が徐々に晴れてきた後、何台もの東軍の遮蔽装甲車が現れ、西軍陣営に向かってじりじりとすすんでいくのが見えてくる。義経率いる14番隊も、無理はせずばらけながら距離を離していき)
>義経サン
永夢「はぁっ、はぁ、はぁ……ッ………あ゛ー…キッツ…」
(電流を放出し過ぎたせいか空中で息を切らす。エナジードリンクの缶を開けて一気に飲み干し、「まだいけるな…」と口元を袖で拭いながら敵陣方面を睨みつけ、戦車の群れの中に大砲の狙いを定める。)
永夢「あとは……地雷がどれだけ役に立つかかな…」
(最初に仕込んでおいた地雷が、どれだけ役に立つだろう、敵しか検知しないようにはしているが、戦車相手にどれだけ有効だろう。)
>永夢
東軍「敵前線距離500m!」
東条「よっしゃ、狙える奴は撃て!ただし相手の狙撃は警戒しろ!」
(じりじりと東軍勢が近づいていき、ついに長距離系の武器から射撃が始まる。まだ姿をくらます陣形は徹底しており)
---
高山「最悪の事態は……義経隊員ら、切り込み隊が突破してくること……。こちら高山、場所を変えます!……前線次の指示まで、もう少し耐えてください!」
(一方の高山はスナイパーライフルを担ぎ、急いで移動を開始し)
>義経サン
永夢「……戦車に隠れるなら、戦車ごと吹き飛ばすだけ…」
(そう呟くと、ガチャリと大砲に何か装着する。)
永夢「…一発分しか作れなかったんだよなぁ……次はもうちょいコスパ重視にしよ…」
(装着した装置に能力で電流を流すと、大砲と装置が接続され、大幅に火力を増す。この一発分しか作ってこれなかったので、次はこのような火力は出せない、奥の手であり、最後の新作だ。しかし、それでも戦車3台がいいところだろう、自分にしては上出来か、と苦笑いしながら、前線部の戦車隊に向けて高威力の砲弾を穿つ)
>永夢
東条「何だ!?」
隊員「未確認の砲撃です!遮蔽装甲車がまとめて大破!」
東条「一丁前なもん持ってやがる!!……っ!?」
高山「敵大将見つけました……!」
(永夢の砲撃で遮蔽装甲車とそこに潜んでいた東軍兵士が諸共壊滅し、後ろに続いていた軍勢が止まる。さらに東条もさすがに驚き状況整理をしようとしたとき、場所を移動した高山が東条が乗っていた装甲車の運転手を撃ち抜き、東条の居場所のスポットに成功すると)
>義経サン
永夢「……ッッあぁあ!もー無理!万が一の時の為に地雷も埋めといたんであと任せて大丈夫ですか!?」
(先程の能力を使っての接続と、襲いかかられた時の能力の酷使でかなり疲弊しており、空中で項垂れるような様子を見せる。無線に向かい後は任せて良いかと問い)
>永夢
志田「こちらも相手の装甲車は射程圏内です。牽制射撃や弾幕を張れば、まだ凌げます。陣形の展開なども有効……がっ……!?」
……仮にも戦ゆえ……許せ。
高山「志田オペレーター……!?」
(永夢のパワーダウンにも次の一手を高山に提案する志田。ここから敵大将を狙った作戦を伝えようとしたその瞬間、一気に距離を詰めてきた義経率いる14番隊が姿を現す。通信機器ごと、鋭い刃は志田の即死急所を貫き)
>義経サン
永夢「………あー…どうせ味方しか検知しないなら、志田さんのとこにも置いとけば良かった……」
(呼吸を整えながら、志田に何が起きたか察し、静かに後悔する。溜息を吐きながら、先程まで志田の居た所を見て)
永夢「…行こうか、あの人ら全員、ちょっとだけ寝ててもらおう」
(手元の拳銃型スタンガンと「何か」に向けて呟いた後、志田が居た所までエンジンを吹かしながら向かう)
>永夢
東軍「14番隊に続け!!敵は目の前だ……うわぁ!?」
……ちっ……出過ぎたか。まぁ良い……後は目の前の敵を打ち取るのみよ
(遮蔽装甲車が西軍陣営に近づき、いよいよ姿を出して突撃してくる。高山の狙撃では間に合わず、各地接敵したところが見える。しかし永夢の地雷もここで発動、大爆発は敵を巻き込み進軍を阻んでいると)
>義経サン
永夢「はァ……ハァッ…」
永夢(今スモーク使ったら実チャンの邪魔になっちゃう、どうにかボクだけで戦える状況を作らないと……!)
(息を切らしながら交戦している上空を飛んでいく、どうにか14番隊の注意だけでも此方に引きたい)
>義経サン
永夢「はァ……ハァッ…」
永夢(今スモーク使ったら実チャンの邪魔になっちゃう、どうにかボクだけで戦える状況を作らないと……!)
(息を切らしながら交戦している上空を飛んでいく、どうにか14番隊の注意だけでも此方に引きたい)
>永夢
高山「浅真千隊員!大丈夫ですか!?……まだ義経隊員を誘導することは可能ですか?……前線は何とか抑えていますので……"義経隊員だけでも今すぐ仕留めましょう!"」
---
……さっきの"飛び台"はまだあるか!
隊員「こ、ここで飛んだら的になります!危険です!!」
……ぬかせ!!俺が撃たれてでも永夢を討つのが先だ!……気付かぬか!今、"彼奴1人に"東軍が食い止められているんだぞ!
隊員(だから……先程から遮蔽に隠れないで永夢さんを狙ってたのか……!)
(西軍陣営まで入り込み戦っている義経も焦りが見え始めていた。永夢の地雷も含めて東軍の進行具合が遅いと感じていたのだ。高山、義経共に軍の軸になっている者を討とうと考えが錯綜しており)
>義経サン
永夢「…じゃあ、ボクにちょっと、考えがあるんで、義経サンはボクに任せて、前線維持に集中してもらえますか、実チャ……えーと、高山サン」
(相手の指示を聞き、自分に考えがあるので、任せてくれないかと提案する。正直仕留められる確証も無いし、胃に穴が空きそうな思いだが、そうも言っていられない。普通に名で呼んでしまいそうになるが、一応上官か、と呼び方を改める。)
>276 義経
では、義経殿の兄上の直系についてですが…、3代で滅びております。
(返答を聞き、自身が知っている源氏の一番最初の事柄を伝えると)
>永夢
高山「わかりました、お願いします!」
---
……どこだ!永夢!!……俺と戦え!!
東条「浅真千と高山を狙え!!前線はいつまで停滞している!!装甲車を前線まで詰めろ!」
(西軍に切り込んでいる義経は怒号をあげ挑発するように上記を発する。東条率いる本隊も痺れを切らし、攻め込もうとすると)
>298
(参加希望誠にありがとうございます。PF提出をお願いします)
>徳川家康
……。3代……たった3代か。下手をすれば、自分が生きている間に滅亡を見れるではないか。……脆いものだな。
(その言葉を聞き、しばらく言葉が詰まった後、上記を言う。源氏が3代で潰えたことよりも、自分を追い込み討ち果たした兄がたった3代で果てるような一族だったのかと、複雑な様子を見せ)
>義経サン
永夢「──最初からそのつもりだっての……!」
(義経の怒号に上記のように応え、エンジンを吹かしながら猛スピードで着地し、スモーク弾を義経に向かい撃つ)
>参加希望様
(主に日本人でお願いします。ただ、歴史上日本に長く在住しており、日本で逝去したというような人物であれば参戦可能です)
>永夢
……!また煙か!
(強烈な着地の衝撃を避けるため距離を離し、煙に包まれながらも反撃に大雑把な永夢の方向へビームガンを放ち)
>義経サン
永夢「あッッ…ぶなァ!!」
(相手が放ったビームを危機一髪回避し頬を掠める、ビームが飛んできた方向に拳銃型スタンガンを放ち)
>永夢
……っ!……そこか!!
(撃ち返される攻撃も寸前で回避し、銃撃の元へ素早く切り込もうとすると)
>参加希望者
(ご希望に添えず申し訳ありません。またよろしくお願いいたします。)
>義経サン
永夢「ッ……!ヤバッ…!!」
(回避は簡単でないと判断し、先程のシールドを構える。正直気休めだ、これで防げれば上出来だろう。)
>永夢
高山「……そこまで暴れると……流石に見えます!」
……!?
(激しい攻防は徐々にスモーク弾の霧を晴らしていき、高山は僅かな隙を逃さず、スナイパーライフルを放つ。素早い動きにより、急所ではなかったが、弾は義経の腕に命中。同時に持っていたブレードも弾け飛び)
>300 義経
“脆い”でしょうか……。これは、あくまで某の生きていた時代で考えられていたことなのですが…、義経殿の兄上が亡くなった時、将軍には兄上殿の嫡男であった者がなられました。が、その者は暗愚であったと言われており、御家人達の心を掴む事が出来ず、将軍となった5年後、暗殺されました。その者が暗殺される1年前に将軍となった者は、前将軍の子であったとされる者に暗殺されました。ここまでは単なる事実に過ぎませぬが…、兄上殿が将軍となる事が出来たのは、御家人の領地と地位を保証したからだ、と某は思っています。つまり、兄上殿の存在が御家人の紐帯となっていたのではないでしょうか。その兄上殿が亡くなった時、後継者は暗愚、となると、御家人は自然と兄上殿の生前から兄上殿を支えていた者達に集まったのではないでしょうか。
(脆い、と言う言葉を聞き、その事実はただ一概に脆いという言葉で言い尽くせるものではないと自身が思っていた持論を述べると)
>徳川家康
……随分と、国を収めるような高い眼で見ている言い方だな。まぁ……この世を見ていたら、その見方ができるものが正義なのだろう。
……同じことを言うが、ここに来てしまってはもう突き詰める意味はない。知れただけでも十分だ。感謝する。
(家康の持論を聞き、小さく頷きを入れたかと思うと、何か腑に落ちたのかいつもの淡々とした表情を見せ)
>永夢
……うあ゛あ゛あ゛あぁっ!!
高山「よし、今です!全隊配置場所から前進!狙いは敵総大将です!前線を厚くし押し返します!」
(義経は強烈な電撃に呑まれ、意識を失い倒れこむ。勝機と見た高山は義経に開けられた穴を埋めつつ、東条のいる装甲車部隊へと距離をつめようとする。勢い強まり14番隊の面々も徐々に撃破され)
>義経サン
永夢「………ッはぁぁぁ~…瞬殺されるもんだと思ってた………」
(相手が倒れたのを見て、疲労と緊張の糸が切れ思い切り息を吐きながら膝から崩れる。)
永夢「………あ、そーだ…んー……ちょっと酷い事するけど……──高山サン、今大丈夫ですか?」
(何かをはたと思い付き、相手の様子を注意深く見張りながらも、無線で高山に連絡を入れ)
>永夢
高山「え?ど、どうしました?……た、体力切れですか!一旦下がりますか!?」
(急な永夢の無線に驚きながら、まだ何も言っていないのにあたふたとしており)
>義経サン
永夢「あっ、ご、ごめんなさい急に、あの、その……ちょっと、引かないで聞いてもらいたいんですけど…義経サン、気絶してるからまだ仮想空間から弾かれた訳じゃないんです。それで、その…この場で敵側全員に周知させないままトドメを刺して不安を煽るか、見せびらかしながら仮想空間から弾くのと、どっちが相手の士気下げれると思いますか……いや、後者はリスク高いですけど…」
(どうか引かないで聞いてほしい、と話した後、敵側全体に知られないままトドメを刺すか、見せびらかしながらトドメを刺すか、いつもの態度からは考えられない程恐ろしい事を問う。いや、普段臆病なのが邪魔をしているだけで、本来はこのくらいのことは考えられるのかもしれない。)
>永夢
高山「……!前者にしましょう。腕も負傷しています、速やかに討ち取ってください。……それに、あの人にその作戦は通じないと思います……ひっ!!」
---
東条「全軍突撃!敵大将を狙えぇ!」
(永夢の提案を聞きそこまで考えるのかと顔を引きつらせるが、冷静に義経の対処を伝える。すると、地雷地帯を抜けてきた装甲車が西軍前線に突入。東条も両手式のキャノンを放ち激しい攻撃を開始する。無線から近くまで砲撃が届くのが聞こえると)
>義経サン
永夢「……!了解…!」
(承知すると共に義経の頭に予め用意しておいた拳銃を突き付ける。無線先の状況を考えるにそうのんびりしていられないので直ぐに撃ち込んでしまいたい)
>永夢
…………!?…………う゛う゛っ!!
(実弾銃口に反応するかのように、突如目を見開き最期の足掻きで高山に撃ち抜かれていない片腕を振りかざそうとする。電撃にやられ目の様子など尋常ではなく、引き金を引けばとどめがさせそうだ)
高山「戦術やリーダーリップなどは……まだまだ……ですが……負けません!」
(猛攻撃で舞い上がる土埃を被りながらも、遂に高山は東条の姿を捉え、能力をフルに発動して狙いを済まし)
>義経サン
永夢「おわぁぁぁぁぁあ!!?」
(突然尋常ではない形相で復活した相手に驚き、恐怖と驚愕が手伝って一切の躊躇無く引き金を引く)
>永夢
………!!
---
高山「……発射」
東条「……っ!!?……くっ……おのれ……」
---
アナウンス『模擬戦終了です。総大将撃破により、西軍の勝利です。2分後仮想空間を終了致します。その場でお待ちください』
(永夢の引き金と同時に、高山はスナイパーライフルを放つ。永夢の発砲は義経の頭を貫き、寸分狂いないスナイパーライフルの弾は東条の胸部を貫き、それぞれ仮想空間から消滅すると)
>義経サン
永夢「うわっ、うわ……あっ、お、終わり…?」
(直前まで見ていた相手の表情を思い出しまだ慄いていると、終了のアナウンスを聞ききょとんとした顔を見せ、そのまま仮想空間から転送されていく)
>永夢
高山「浅真千隊員!やりました!貴方のお陰で勝てましたー!!」
志田「浅真千隊員、おめでとうございます。……かっこよかったですよ」
(西軍の転送スペースが歓喜に包まれている中、陸軍副大将にも関わらず一隊員に向かって純粋な眼差しで抱きつきにくると、転送スペースで待っていた志田も若干好意混じりの顔で笑顔で迎え)
>義経サン
永夢「わっ……最後にホラーゲームもびっくりなモン見たけどね…ははは………」
(転送スペースでへたり込んでる所に抱き着かれるが、特に動じる事もなく、最後に見た光景が頭から離れず苦笑し)
>312 義経
……いえ。……っと、話している間にこんなに近くまで来ていたようですね。
(何か腑に落ちたのか淡々とした表情を再び見せる義経殿から目を逸らすと、玄孫から聞いた牛の肉の味噌漬けを出す所の近くに来ていたことに気づき、義経殿に声をかけると)
>永夢
高山「……?何かあったんですか?」
志田「……ふふっ」
---
……くっ……元通りか。……不思議な物よ
隊員「義経隊長!大丈夫ですか!」
……ああ、無事だ。……永夢め、やってくれる。
(永夢の言葉に高山はきょとんとしているが、志田は外部から一部始終を見ていたのか、くすくす笑っていた。対して義経も現実世界へ元通りに戻される。14番隊隊員も悔しさを表すも次へ向けての意志を表しており)
---
総帥「総参謀……速やかに例の作戦の部隊編成を頼む」
総参謀「承知しました。……今年は当たり年ですね」
(模擬戦を見ていた上層部でも次の作戦について動き出すやり取りが行われ)
>徳川家康
……ここか。……よし、入ろう
(店までたどり着くと、ディスプレイに映し出されている上品な様子の牛肉の味噌漬けをしばらく見つめる。やはり見たところで味の想像など出来ず、店に入ろうと)
>義経サン
永夢「あぁ、まあそのー…義経サンがすっごい顔……で…──」
(何があったか話そうとした矢先、急な目眩がしてドサリとその場に倒れる。)
>永夢
高山「浅真千さん!?」
志田「担架で医務室に運びましょう。かなり体力を消耗したのかも。搬送お願いします!」
(永夢が倒れるのに驚きながらも、やはり軍隊なので応急処置や救護を心得ており、手際よく医務室へ運ぼうし)
>義経サン
永夢「っ……うぅ………ハァッ、ハァ…………」
(意識を失い、担架で運ばれてる間ずっと苦悶の表情を浮かべる。相当魘されているようだ)
>永夢
高山「ごめんなさい……生存状態で仮想戦場を出た場合、疲労はリセットできないので……それかも」
東条「どれ、話は聞いた。後は俺がやる。……まったくほぼ1人で作戦めちゃくちゃにしやがって、生意気な野郎だ」
高山「東条大将!……お願いします、ありがとうございます!」
---
東条 仙一(陸軍大将・元軍医)
能力:刺激反応可視化
対象の痛み・ストレス・疲労の場所と強さを可視化して見ることができる
---
(救急用の担架に移し、高山は運びやすいようある程度まで永夢の装備を外し運んでいると、永夢が倒れたと聞きつけた東条が白衣を白衣を着用しながらやってくると、処置前に永夢をじっと見つめ能力を使い)
>義経サン
永夢「っう……ごめ……さい…ごめんなさい………」
(今の状態が可視化される。痛みの値こそ低いが、疲労、何よりストレスの値がかなり高くなっている。疲労は能力の使い過ぎ、そしてストレスは今見ている悪夢が原因だろう、苦しげな様子で寝言を呟きながら)
>永夢
東条「外傷は無いが、感電したような小さい内側の傷が数箇所。疲労はかなり溜まっている。何やら……悪夢を見ているか?……一旦強制的に深い眠りについてもらおうか」
(医務室にたどり着くと、病院用のベッドにひょいと永夢を寝かせようとする。さすがに状態の可視化までは出来ても、悪夢の内容までは見れず、夢を消すかのように眠りにつかせるような処置を行うと)
>義経サン
永夢「──…………」
(ベッドに寝かせられ、処置が進むにつれ、呻き声が落ち着いていき、呼吸も穏やかになっていく、無事深い眠りに着いたようだ)
>永夢
……それで…………が起こり…………ったというわけだ。
高山「でも……って……ですか?」
(しばらく後、病室には義経も高山が永夢の様子を見ていた。暇つぶしに義経の鎌倉当時の歴史談義をしており)
>義経サン
永夢「……?…………あれ、ボク…あ゛ー頭痛い…………ん?何してんの2人共…」
(ゆっくりと目を開け起き上がり、眼鏡をかける。眠り過ぎたせいか頭痛がしたようで、額の辺りを押さえていると、傍に居た2人に気が付き)
>永夢
高山「あっ……浅真千隊員!……よかったです」
……東条が、目覚めるまで様子を見ろと頼んできたんだ。
(模擬戦の撤収も無事に終わったようで、東条の指示で拘束はされていたものの、高山との談義が弾んでおり束の間の休息にはなっていたようだ)
>325 義経
……ええ。
店員「いらっしゃいませ。何名様でいらっしゃいますか?」
2人です。
店員「かしこまりました、席にご案内致します。こちらへどうぞ」
(義経殿の言葉に短く返答を返し、店に入ると、腰の低い初老の男性の店員が丁寧に接客したので、玄孫の選んだ店は品があるようだと思いながら店員についていき席に座ると)
>義経サン
永夢「へぇ…ってか、ボク寝たんだ……あんなに能力使うの初めてだしな………あー…なんか最悪な夢見てた気がする…」
(意識を失う前の記憶が確かでないらしく、何処と無く他人事のように言う。あんなに能力を酷使したのは初めてのことのようで、その反動かと勝手に納得する。すると、朧気に先程の悪夢を思い出し顔を顰める)
>徳川家康
……風情があるな
(自分も連れられ席に座り、店の中を見回す。突如やってきた機械的な街並みの中にある落ち着いた雰囲気の店は居心地良く感じ)
>永夢
高山「悪夢は内容を話すと良いって言いますよ」
……どうせこの後も待たされる。……不安は今のうちに消しておけ
(高山は随分永夢を気に入っているようで、優しい笑みを、義経も義経なりの気遣いを見せながらも、どうやら2人永夢が目覚めた後もここに居るように言われている旨を漏らし)
>義経サン
永夢「……別に、面白い話じゃないけど………また、昔の夢を見たんだよ…友達と妹と一緒に敵から逃げてて…ボクだけ助かる…飽きるくらい見たよ」
(面白い話じゃない、と前置きした後、悪夢の内容を話し出す、また自分だけが助かる夢を見たと、うんざりな様子で話す。そんな顔をしておきながら、今でも罪悪感に囚われているようで)
>永夢
高山「それは……実際にそういう過去があったっていうこと……ですか?」
(高山がその話を聞いて真剣な顔になり、義経も黙って聞いていると)
>義経サン
永夢「そ……ボク、色々作ってるでしょ?元々妹がそういうのが得意でさ、ボクのは見よう見まねなんだけど…あと友達は身体が丈夫でさ、それで、ボクら3人共孤児で…妹とも血は繋がってないよ、それで、ボクら全員西日本に住んでてさ、生まれた頃には西日本一帯他の国の領土になってて……日本人は勝手に武器とか作るの禁止されてた。収容区での暮らしを強要されてて、収容範囲外に出たら殺される…って、そんな感じ、それでさ、ボクらで東…東北の方に逃げて凄い武器を作ってコイツら全員ぶっ飛ばしちゃおうって言ってさ、それで……計画は最初の方上手く行ってたんだけど、結局2人共捕まって殺されちゃった………ボクだけなんだよ、あの中で何にも出来なかったボクだけが生き残った………はは、何かおかしいよね」
(きっと二人は黙って聞いてくれると思って、自分の生い立ちを話し始める。力があった友人も、頭脳明晰な妹も居なくなって、自分だけが生き残ってしまったと、目を伏せて苦笑しながら話し)
>永夢
……支配に嬲り殺しは付き物だな……。
高山「……そんな、殺されて当然みたいな言い方」
反乱の種は潰すが当然……俺も"身を持って受けた"ことだ。……お前の仲間を殺した国は……今この世でもあるのか?
(永夢の過去を聞き、若干高山と義経の戦いの価値観の違いが垣間見えるも、その後義経も段々世界線の違いを理解してきたのか、その時の日本を支配していた国について聞き)
>義経サン
永夢「さあ…あるんじゃない?いや、何処の国だとか、もうどうでもいいんだけどね……その国だけ潰しても別の国が同じことするだろうから意味無いし………ボクは、あの二人が生きてる世界に出来ればそれでいいけど…」
(この時間軸にその国があろうと無かろうと、大差は無いのでどうでも良いと話す。あの二人が生きている世界が有ればそれで良い、それ以外は望まない、と、なんだか自分は省いているような言い方をして)
>永夢
高山「陸軍副大将の立場だと……永夢さんのような経験をしている人は沢山いるから……職務を全うし……今この国を守れって、言わなきゃいけないんですけど……。やっぱり、目の前でこんな世界だったら……って言われると、協力したくなります。
……永夢さんが"本当に望む"かはわかりませんが、妹さんや友人の方が生きてる世界にする方法は有ります」
(自分の力ではなかなか永夢に対してできることは限られると感じながらも、優しい笑顔保ったまま、何かしらの方法があると話し)
>義経サン
永夢「……!何、それ…いや、何でもいい、教えて…!」
(方法があると聞き、高山の方に身を乗り出し、鬼気迫る表情で、珍しく声を荒げ、何でも教えてくれと乞う)
>永夢
高山「"特級報奨"を取り、"歪歴"を使うことです。
1度……つまり1人分使うと徽章を返還する必要があるので……かなりの時間はかかると思いますが」
……噂ではなかったのか。
高山「はい、事実です。……特級報奨を取る方がほとんどおらず……、常時使用できるのは、総帥と参謀長のみなので」
(永夢の食いつきに驚きながらも、高山は歪歴を使うことを提案する。義経も隊員が呟いていたことを思い出し)
>義経サン
永夢「……出来ない事じゃ無いなら、やる………何年かかっても…………二人が…ボクを助けたせいで、あんな………!」
(相手の提案に目を見張るが、据わった目になって何年かかってもやり遂げると言う。そして俯いて、表情は見せないが後悔を滲ませる。)
>永夢
参謀長「失礼します。おや、義経隊員、高山副大将もいたのですね。これは手間が省けます」
高山「……石崎参謀長!?お疲れ様です!」
---
石崎 亮一(軍団 参謀長)
---
(高山も協力しますと意気込んだ所、何か引き金になったかのように、参謀長が永夢の病室に現れ)
>義経サン
永夢「えっ……あ、お、お疲れ様です…?」
(唐突に現れた参謀長に戸惑いながらも、高山の反応を見て咄嗟に挨拶する。初対面の相手だからか若干キョドっており)
>永夢
石崎「はい、お疲れ様です。……模擬戦、とても楽しく見させて頂きましたよ。それを基に次の"特別部隊"をお願いしたくてですね」
---
ツェルベフ王国軍 鳥取砂丘転送護衛作戦 特別部隊召集通達
東条仙一
高山 実
……
……
第14部隊(隊長:源 義経)
……
浅真千 永夢
……
---
(石崎は永夢しか居ないと思い、文書を1枚しか持っていなかったが、3人にまとめて見えるように差し出す。防衛作戦とは違い見聞き慣れない言葉が並んでおり)
>義経サン
永夢「……??これって…えっ……と、えっ、コレってなんか凄い部隊とかそういうのじゃないですか?えっ、い、良いんですか……!?」
(文書を見るに何やら自分が特別部隊に配属される事になっているようで、いまいち状況が飲み込めず、最初の方はぽかんとしていたが、次第に驚きを表に出し、本当に自分等でいいのかと返し)
>永夢
石崎「良い……というか、"半端な部隊では出来ない任務"なんです」
高山「……今年も来られるのですね」
……半端がいかんのなら、総力を挙げて当たれば良いのではないのか。
石崎「あぁ、数の問題でもないんです。任務中は、"鳥取砂丘を完全封鎖し、少数精鋭で当たります"。……確かにその周りは数で固めてもいいですけどね」
(喜ばしい顔をする永夢だったが、石崎と高山はあまり浮かない表情。口ぶりからして毎年恒例の任務のようだ。知らない義経が質問をするも、やはり特殊な任務であることを示す返答しか来ず)
>永夢
……さっきの威勢はどうした。
石崎「すみませんね。毎年恒例とは言え、安全のため細かな作戦が必要なんです。もし良ければ、概要は高山副大将に聞いてください。……それでは」
高山「お疲れ様です。……さて、忙しくなりますね」
(不安になる永夢に対して上記を言いながらも、毅然と最低限必要な連絡を行う石崎。用件が済み石崎が部屋を出ようとすると、高山も一息入れ改めて意気込み)
>義経サン
永夢「あ、どうも……って、そうだボクの大砲と上着どこ…」
(去っていく石崎に会釈した後、自身の上着と大砲が見当たらない事に気がつき、その所在を問う)
>永夢
……下だ。……手入れが分からんから、副大将と手分けして、埃は払っておいた。
高山「えへへ……やっぱり未来の装備は惚れ惚れしますね」
(永夢の装備の在処を、腕組みしながら顎で示す。場所はベッドの下で、ほんの軽く綺麗にしたと高山も間近で見てうれしそうにしており)
>義経サン
永夢「あ、ホントだ…よいしょっ……ん、やっぱしっくり来るね…」
(ベッドの上から頭を逆さにしてベッドの下を覗くと、いつものパーカーと大砲を見つけ、ベッド下から引っ張り出し、隣に置くと、先程より幾分か落ち着いたようで)
>339 義経
そうですな。……とりあえず、さっさと頼んでしまいましょうか。牛の肉の味噌漬けと、義経殿は…酒は、飲まれますかな?
(義経殿の言葉に頷き、店の雰囲気をゆっくりと堪能するためにも早く頼もうとする。同時に、自身が酒が弱いので、とりあえず義経殿は飲むのかだけでも聞くと)
>永夢
……それで、副大将。特殊な任務とは何だ
高山「現在、日本には唯一の同盟国がいます。ツェルベフ王国……っていう"異世界の国"なんですけど。その国が1年に1度日本に来るので、
戦争に必要な、物資の交換を行います。日本側からは"海水"、相手側は"巨大な鉱石"を」
(落ち着いたところで、義経が高山に先ほどの特殊な任務について話を振ると、高山からまた聞き慣れない話が出ると)
>徳川家康
……献上とあらば飲むが、好みではない。
俺らの世では貢物であったり……あとは飲んで酔えば"格好の的"だったからな。……ここの世の酒はかなり身近だな。
(現代で売られている酒が分からないため、店員を呼ぶと、近くに座っていた一般人の徳利を指さし、"あれを"と適当に酒を頼むと)
>義経サン
永夢「えーと…つまりその間、物質と人を守ればいいってこと…?」
(物資交換の際の護衛作戦となれば、つまりは交換に関わる人物と物資を守れば良いのだろうか、と推測し)
>永夢
高山「仕事は主に2つで、1つ目はそれです。異世界同士をつなぐので、そのゲートを嗅ぎつけた魔物が引っ付いてくるので討伐します。
2つ目が……鉱石の分解です。めちゃくちゃデカいのと、外から粉砕することができないんです。なので特別隊を組み、手順に沿って鉱石の分解していきます。……分解というか、"攻略"が近いかも」
(高山は去年の経験を元に、任務の内容をできるだけ細かく話すと)
>義経サン
永夢「魔物…!?そんなファンタジーみたいな…って、異世界だもんね……もう何でもありか…」
(「魔物」というワードに引っかかり、そんな漫画のような話があるかと言いかけるが、そういえば異世界と交信するのだし自分も未来人だったと思い出し、普段からゲームや漫画に親しんでいるのですんなりと受け入れる)
>永夢
高山「はい……結構、"洒落にならないのが"来ます」
……話に着いていけんな。その目で見た方が早いというものか。
(過去の人間からすれば理解が限界に達し、話を聞くだけ無駄だったかも知れんと後悔するも、部隊に選ばれた以上最善を尽くす他ないと割り切り)
>義経サン
永夢「あー…えっと、義経サンは、妖怪?とか…んー…取り敢えず魔性のモノっていうか、そういう認識でいいと思うよ………」
(先程の模擬戦では漫画の怪物より恐ろしい顔を見せられたけど、という言葉は飲み込みつつ、相手の魔物に対する認識を分かりやすくする為に説明してみる。)
>永夢
高山「まぁ、永夢さんもしっかり目覚めたことですし、またお会いするのは、特殊任務の当日ですかね」
……俺も戻るとするか
(永夢が起きるまで付き添いという東条の指示も無事に終え、二人は椅子から立ち上がり、病室を出ようとすると)
>義経サン
永夢「あ…はぁい、お疲れ……」
(去っていく二人にベッドの上で小さく手を振る。自分は多分体調について色々と聞かれるだろうから此処に残るべきだろうと大人しく待っており)
>永夢
志田「……浅真千隊員、よかった目が覚めたみたいですね」
(二人が出た後、入れ違いで病室に入ってきたオペレーターの志田。気持ち程にお見舞いの菓子を持ってきており)
>義経サン
永夢「あ、志田サン…わ、ありがと、何これ……」
(相手が入ってきて、菓子を差し出してくると、嬉しそうな表情を見せ、何が入っているか問う)
>永夢
志田「おそらく娯楽には困ってないでしょうから、ほんの足しです。……焦りましたよ?仮想戦場の不具合が起きたのかと思って。まぁ……あそこまで独壇場で動けば、疲労も出ますよね」
(中身は捻りのない市販のパッケージお菓子で、いつもゲームをしている所を見たのか、病室の退屈凌ぎになるものだった。その後心配した言葉も、どこか以前の固い様子から距離が縮まった砕けた話し方になり)
>義経サン
永夢「あー…まあ、あんなに能力使うの初めてだったから……やっぱ特訓とかした方がいいかもな、体力無いし近接弱過ぎるし……義経サン、能力っぽいの使ってなかったし絶対手加減してたよアレ、まあ、単に近接向きの能力じゃないだけかもだけど………いっぱい道具使ってやっとだもん、スモーク弾くれてありがとね、志田サン…あー、にしても凄かったな、義経サンの顔…チビりそうになったわ、生存本能強過ぎじゃないあの人……」
(相手の口調が以前より多少砕けたのを感じたが、自分もいつの間にか敬語が取れてるしお互い様か…と思いながら、能力の使い過ぎで倒れたと話す。前々から自覚はあったものの、些か体力が無さ過ぎると苦笑し、模擬戦中の事を思い出しても、能力らしきものを使った様子が見れなかったのもあって、義経が本気を出していないと思っており、あれだけの道具を使ってやっと勝てたと思い、スモーク弾を渡してくれた相手に礼を言った後、最後の最後に見たホラーゲームもびっくりな義経の形相を思い出し、それについて話し出す。)
>永夢
志田「お役に立てて良かったです。模擬戦は観戦できるんですけど、もう……浅真千隊員と義経隊員でかなり盛り上がってました。……やっぱり戦に明け暮れた人って感じがしましたよね、義経隊員は」
(オペレーターとして役に立てたことを嬉しく思い優しい笑顔を浮かべる。義経に討ち取られ仮想戦場を出た後の様子を話し)
>義経サン
永夢「普段敵がどんな思いであの人と向かい合ってるのかよく分かったよ……めちゃくちゃ怖い、うん」
(普段は味方側だからか知らなかったが、敵に回すと敵に同情の念すら覚えるほど恐ろしいのだな…としみじみと思っており)
>永夢
志田「うまく言えませんが、義経隊員は歴史的にも奇襲が得意だったんですよね。……おそらく"何をしたら嫌がるか"分かって行動してるだと思います。……模擬戦は戦闘ログが見れるんですけど、西軍陣営に突入した時も、"真っ先に狙ったのが私"だったんです」
(志田は、義経がただ単に恐怖を使って戦っているとは思えず、討ち取られた後の模擬戦の様子を観察した見解を話す。端末で模擬戦戦闘ログを開き、義経の突破ルートが表示され)
>義経サン
永夢「……今度ゲームやらせてみよっかな…」
(相手の発言を受け、ふむ、と頷き、今度オンラインゲームでもやらせてみれば、もしかしたら高いランク帯でも立ち回れるのではなかろうかと考え)
>永夢
志田「ふふふっ……あの人がゲームするって想像するとちょっと面白いですね。……今後の任務とか、ご予定とかあるんですか?」
(相手の発言に若干ツボに入ったのか笑いながら上記を言う。話が落ち着くと、永夢に今後の任務について聞く。どうやら志田は特別編成に選ばれていないらしい)
>義経サン
永夢「操作慣れしたら化けそうだと思って…ん?んー……別に言っていいやつなんだよね…転送護衛作戦っていうのに参加するの、これが結構大変らしくてさ………」
(試しに操作を教えてコントローラーを握らせてみようと考えた後、予定を聞かれ特別作戦の事を話す。)
>永夢
志田「あっ、模擬戦の選抜されたんですね。おめでとうございます。……じゃあ、あの……出発前か……帰ってきた後……お日にち空いてたら……お食事……行きませんか?」
(転送護衛任務と聞いてある程度は理解し、讃える言葉を言った後、らしくなく言葉を詰まらせながら食事に誘い)
>義経サン
永夢「え、寧ろいいの?わぁ…外食とかしたことないからちょっと緊張するな……」
(相手の誘いに、寧ろ良いのかと首を傾げる。今までの環境が環境だった為か、外食した経験が無いらしく、少々緊張しており)
>永夢
志田「……!やった、ありがとうございます。多分、浅真千隊員の方がお忙しくなるでしょうから、そちらの日時に合わせた方が早いかも知れません。……一応、病人ですからすぐは出られないでしょうし」
(相手の言葉をOKとして受け取り、顔をぱぁと晴らす志田。しかし誘ったはいいものの、すぐには無理であり、任務で鳥取に行くともなると直近は忙しいのも容易に想像でき)
>義経サン
永夢「そうだね……模擬戦で使った道具も結構良い感じだったからまだ改良したいし、あと、フツーの銃もやっぱ必要だよねっていうのが…いっつも大砲だけだったからさ」
(忙しいのは確かである。模擬戦で使った道具も改良の余地があった為、まだまだ手を加えたいようだ、そして、大砲だけでは接近された時に弱いと感じたのか、それとは別に通常の拳銃も持ちたいようで)
>永夢
志田「ふふっ……やっぱり武器の探究心はすごいですね。任務終わって帰り着きましたら、ご連絡ください。行く時気をつけてくださいね。……じゃあそろそろ私も帰ります」
(やはり熱心な人だなと見惚れながら、こちらも嬉しそうな顔を浮かべながら帰る支度をして、病室を出ようとすると)
>義経サン
永夢「ああ、お疲れ様…──…………参ったなぁ……」
(相手が去っていき、扉が閉まるのを見届けた後、眼鏡を外し、ぼすりとベッドに倒れ込むように寝転び、万が一扉の外にも聞こえないくらいの声で呟く、もしかしたら、あの時詰まった言葉、向けられる視線、もしかして相手が自分に感じている感情は「そういうもの」なのではないかと、一瞬でも考えてしまったから、だとすれば、ただ傷つけてしまうだけだと歪んだ顔を両手で覆い)
>永夢
(日が経ち、特別任務の開始のため、各自鳥取砂丘へと向かう。現地やその地方の軍団員が、敵を逃さないための包囲網を完成させており、砂丘は広いコロシアムのような見た目になっており)
……この砂丘は変わっていないのだな。多少掃除がされているぐらいか。
高山「地質や砂の性質とか考えると、あんまり建物とか装備を置くってこともできないんですよね」
(先に来ていた第14番隊と高山の部隊が、さくさくと砂を歩きながら地点で待つと/場面スキップしましたが、もしこの前にしたい展開あったら合わせますので、遠慮なく初めてください)
>義経サン
永夢「あ、ごめん、待った?」
(先に着いていた2人を見つけ、駆け寄って行く、昨晩あまり眠れなかったのか、隈がいつもより濃くなっており/場面はこのままで大丈夫ですが、永夢の「性別」について話すタイミングがどこかで欲しいです)
>永夢
……お前……ひどい顔だな。遠出の時ぐらい寝たらどうだ
高山「あ、あれだけ病室でも無理しないでって言ったのに……」
(合流するなり、永夢の濃い隈はこちらにもはきり見え、2人して呆れていると。まだ集合時間よりも早く、集まりも疎らであると)
>義経サン
永夢「あはは…ごめんごめん、ちょっとだけスタンガンの改装してたんだけど、気が付いたらド深夜で……」
(スタンガンの改造に興が乗ってしまい、つい夜更かししてしまったと話す。どうもこの癖は昔から抜けない)
>永夢
石崎『特別部隊全隊員、おはようございます。参謀石崎です。ツェルベフ軍からの通信で、先ほど輸送船の転送準備が完了したとのこと。ゲート開扉まで約4時間を予定しているとことです。各隊、開扉までに迎撃体制を整えるように。ご健闘を祈ります』
……配置は終わっているか
隊員「直に弾薬箱の運搬が終わります。人員は配置完了です」
……終わり次第待機だ。休むか命を待て
隊員「はっ!」
(現地に来ていた隊員への無線通信が入り、参謀長の石崎が配置を促す。毎年の任務が故に、高山などの隊も手際よく準備を済ませ、余裕を持っていると)
>義経サン
永夢「おお…こういうとこ見ると、やっぱ隊長サンって感じするね……」
(隊員に指示を出してる義経を見て、やはり隊長なのだな…と今更ながら思う、自身は小型化に成功した地雷を砂の中に埋めており)
>永夢
高山「よし、こんなもんですかね」(あぁ……陸軍副大将になってから、ずっと旅行してないなぁ……)
(高山の部隊も、設置式のスナイパーとガトリングを隊員分ずらりと並べ万全の迎撃体制を取っていると、鳥取砂丘の海をぼぉと見ており)
>永夢
高山「あ、はい?どうしました?」
(肩を叩かれ振り向く。隊員にもしばらく待機するよう言ってから、話を聞こうとすると)
>参加希望 様
(参加のご希望誠にありがとうございます。宮本 武蔵での参加可能です。よろしければPF提出お願いします)
>義経サン
永夢「……ああ、いや…ごめん、何言おうとしたか忘れちゃったや、海綺麗だね………」
(相手が振り向くと、少しの間悩むような表情を見せた後、何を言おうとしたか忘れてしまったと謝り、海に目を向け)
>永夢
高山「はい……。私……元々、小笠原諸島に住んでて。フェリーのアテンダントしてたんです。海が好きで。……戦争始まって、諸島が半壊した時もあったのですが、この国が強くなってから今は復興してます。……島を守れる人になろうと思って軍団に入りました」
(相手が言うことを忘れたのも気にせず海を見つめる。高山は海を見つめながら、軍団に入った経緯を話し)
>義経サン
永夢「へぇ……ボク、そういう客船みたいなの、乗ったこと無いから、ちょっと羨ましいかも…それに……高山サンに帰る所があって良かった」
(フェリー等の客船に乗った経験は無いらしく、少しだけ相手を羨んだ後、故郷の島が復興していると聞き、安堵したような表情を見せる)
>360 義経
……ということは、義経殿の時代では、酒は“敬遠されたもの”だったということですか?
(義経殿が適当に酒を頼んだのを見ながら、義経殿の時代の酒の事情について聞くと)
>永夢
高山「私にも……歪歴で呼び戻したい人はいます。……でも、突然未来から来て、戦ってくれて、歪歴で呼び戻したい人が居るなんて聞いたら……断れません。……私も力を貸します。……あれ、前にも言いましたっけ?へへ」
(安堵の気持ちを有難く受け取り、こちらも笑顔で上記を言い、お互い頑張りましょうと伝え)
東条「……!……かなり早いな。参謀長!ゲート位置に反応有りだ!」
石崎「はい?……いくら何でも早すぎませんか?」
(東条が空を見張るなら、わずか刺激の反応を見つける。見逃さず参謀長に伝え)
>徳川家康
……武士は特にな。
店員「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
……まぁ、ここは"あの時代"とは違う。……どうだ
(料理の前に酒が出され、丁寧に猪口も2つだされた。自分に取って時代もはや世界が違うことも、ようやく理解したような口ぶりで、徳利を示して飲むか誘い)
(/宮本武蔵で参加希望したものです!PF貼ります!)
名前:宮本武蔵
武器:無銘刀 何の変哲もない刀、強いて言えば古刀とされる過去の刀。素晴らしい名刀ではあるが素材は鋼鉄ですら無く玉鋼、しかしその強度、切れ味は圧巻と言わざる負えない。
二刀差しており、大小の二本となる。
部隊:単独
能力:【最速の感覚】
能力詳細:天下無双、武の化身とされた宮本武蔵が生前から持っている最速の感覚、生まれ持った才能と五感を閉ざすほどの途轍も無い修行により得た最速の第六感。
相手の行動の「起こり」つまりは本人が攻撃すると決める前の段階でそれを察知し、その感覚から攻撃の道、を見る能力。
はっきりとした未来のビジョンを見る訳では無いが、限定的な未来視に近い。
容姿:鷹の目のような鋭い眼光、白い無精髭を蓄え結んだ白い長髪のガタイの良い老人。老人と言えど筋肉量は常人とはかけ離れており大きくはないが、引き締まった明らかに鍛え抜かれた肉体をしている。体には所々に目立つ傷跡が残る、服装は黒い袴であり白いシンプルな羽織を着用している。
性格:性格は所謂戦闘狂、ではあるが暴走するタイプではなく強い人物を求めて戦う老獪な浪人。
彼にとっての勝負は全て死合であり決着は必ずどちらかの生死であるというこだわりを持つ。しかし、情けを掛けることも全然ある。
戦闘以外では気のいい飄々としたおじいちゃんと言った感じで気さくに誰にでも話しかける、しかも自分の本性を隠して「弱い」と謙遜したりなどなかなか掴めない。
備考:天下無双、最強とされ史実でも神格化さえされた無敗の剣聖。まさに人間離れした異様な伝説を数々残す。歪歴によって召喚された彼は、技術、身体的にも完璧な全盛の時代の彼でありその強さは当に史実通り史実以上、二天一流の開祖でもあるが基本的には本気にされない限りは一刀もしくは無刀で合気や徒手格闘での戦闘を行う。
彼の強さの特筆すべき点はその圧倒的感覚と技術の他に、玉鋼で鍛えに鍛え抜かれた名刀でなければ素振りで茎からパッキリと折れてしまうほどの腕力、握力がある、それによって彼の扱える武器は長期間掛け鍛えられた名刀に限られてしまう。
現代日本に対する認識は今も昔も変わらず、唯自分が身を置く場だけ。どちらかといえば、様々な強者との戦闘を期待して行動している。所属は無く単独、しかしその凄まじい強さから一人で軍団並の強さを持つとも噂される(史実で大人数を相手に無敗でもあったことから)
(/できました!史実でもめっちゃめちゃ強い武蔵なので結構それ準拠に書いたら盛った感じになってしまいました....衰えている方が良ければ直します!)
>宮本武蔵様
(PFの提出誠にありがとうございます。世界観上、他参加者との戦闘が少ないトピですが、確定ロル、チート級の戦力差等にご注意ください。展開上の仮想敵との戦闘は存分に力を奮ってください。参加を承認いたします。)
>義経サン
永夢「はっ!?もう来てんの!?ちょっ、急ぐわ…!」
(もう来たのかと恐怖半分驚き半分の表情で言う、すぐにジェット機で向かい)
(/武蔵の背後です!他スレでもやってるので名前はこのままでお許しください!あと名乗るまでは???で行きます!)
>all
【???】
「....ふぅむ....なぁんだかな、どうなっとるんじゃろうのぉ...こりゃ」
(歪歴、歴史の人物を呼び出すとされるその技術。今宵もその超技術によりとある一人の男が呼び出されるはずであった...それは無敗の伝説、武の神、天下無双と畏れ讃え憧れ、圧倒的な伝説を残したと言い伝えられた剣士。だが運が無いのか、もとから決まっていたことなのか、呼び出された男は呼び出した者たちを嫌った。 その後の展開は想像に難くない....。)
「あやつら...良い刀を用意したのは褒めてやろうが...儂を何処に何時呼び出したものかの。」
(いま剣聖...天下無双の「宮本武蔵」は、呼び出した者たちを軽く屠って街を歩く、服の所々に少しだけ地が付着しているため近くを通った人は所持する刀もあって怪しみ始めており。)
>永夢
……!武器を構えろ
高山「えっ……もうですか?……全隊構え!」
石崎「こちら日本軍……ツェルベフ軍応答願います。……?……ツェルベフ軍応答願います。……まさか……」
(東条の感知を引き金に、他の隊員も戦闘態勢を取る。石崎は一旦冷静にゲート向こうのツェルベフ軍に連絡を取ろうとするが、応答がなく)
>宮本武蔵
総帥「……市民を危険に晒してはいかん。即刻取り押さえろ。……歪歴で呼び出す手順の見直しも必要だな」
(宮本武蔵が街で出たと聞き、貴重な戦力ではあるが、要らぬ犠牲を出しかねないとし、宮本武蔵を抑えるよう指示を出し)
---
……そこの武芸者よ……わけもわからず街を彷徨いているようだな。……大人しくお前が呼び出されたあの場所に戻れ。……話は詳しく聞かせてやる
(堂々と街を歩く相手に対して、取り押さえ要員として出動した源 義経。穏便に済ませようと言葉では言っているが、その姿はブレードとビームガンを腰に提げ万全に戦闘に備えており)
>義経サン
永夢「…なんか、ヤバい雰囲気……怖………」
(先程からやけに事の進みが早い事が気になり、不安になってくる。異常事態も発生している様子なので、更に緊張が高まり)
>武蔵サン
永夢「………あのー…ねぇ、アンタ、もしかして未来人だとか、過去から来ただったりする……?」
(相手の様子を見て、自分と同じく歪歴で喚ばれた者かと、少しオドオドしながら尋ねる。相手が呼び出された際した事の連絡は入っておらず、全くの偶然で相手の居る場に居合わせたのだが、何だか返り血を浴びてるし刀は差してるしで放っておいたらまずいなとなけなしの勇気を振り絞って話しかけたらしく、実の所足だとか掌だとかが震えてる。)
>永夢
(警戒をして数分、突如雲もないのに空に小さい雷が無数に飛び散ると、徐々に空間に穴がこじ開けられていく。開扉の状況は経験者には見慣れていたが)
高山「……!?……あ、あれは……!」
(スコープを覗いていた高山が思わずスコープから目を離す。ゲートの隙間から溢れていくように、人ではない二足歩行の生物が大量に侵入してくると)
>義経
【宮本武蔵】
「....。お主、源氏の武士か?ここはどこだ、儂は儂を召し抱えるのに足る者の下にしか付かんが...ところでお主、銭はあるのか?」
(義経を見ると経験からか、重心や、様々な小さな要因を見抜き源氏の武士なのかと予想して話す、まだ彼の時代には少しだけ残っていたのだろう。その後、自分は金があるのかと聞く。恐らく金を払えば着いてやるという意味だろう。)
>永夢
【宮本武蔵】
「....過去...未来?今は寛永四寅年ではないのか?ここはどこだ。」
(同じく近づいてきていた永夢にもその異様に鋭くギョロリとした目で合わせ、この時代のことを問う)
(/ドッペルでやったほうが良いのかなと思ったんですけど一応つなげときました!)
>宮本武蔵
(……姿はこの世に合わせたはずだが……なぜ分かった……。源氏を知っているということは……同じ時代か……俺より未来の者……)
ここは……日の本、……"お前の世より未来の日の本"だ。……安心しろ、ここは"外敵にその刀を振れば"、銭は手に入る
(迷った先にで真っ先に求めるのが銭なのかと、少々理解できない言動だったが、そのまま淡々と質問に応え)
(/ドッペルで構いません。この先話を展開していくと、恐らく繋げる方が難しいかと思われます。ある程度自由が効く設定にしておりますので、各々展開していただけたら幸いです)
>義経サン
永夢「…何、アレじゃないの?」
(高山の様子を見て、経験者がこんなに驚いているのは妙だと思ったのか、あれが例の魔物ではないのかと問いかける)
>武蔵サン
永夢「え…あ、そ、そっからっすか……」
(相手の鋭い視線に萎縮してしまいそうになるが、若干青ざめながらも説明をしようとする。)
永夢「えーと…まずアンタが居た時代とは年号が違う……街とか見てたら分かると思うけど…此処はその、寛永とかより未来だよ、その感じだと、アンタ過去の方から来たろ……まあ、それで、なんでアンタが此処に呼ばれたかっていうと………簡単に言うと「日本ピンチなんで歴史上の人とか未来の人とか助けてください」って事…まあ、もっとエラソーだろうけど………」
(一先ず、此処は相手が居た時代より未来であること、呼び出された所以を話す。簡単に話してしまったが、これで伝わるだろうかと不安げにし)
>永夢
石崎「攻撃開始!あれは、ツェルベフ軍ではありません!」
高山「……全隊発射!……即時、ガトリングに切替用意!」
……背後の射撃に当たるなよ!者ども迎え撃て!
(石崎の無線が響き、高山は永夢の問いに応える暇なく狙撃を開始すると)
>永夢
【宮本武蔵】
「...ふぅむ...日の元がぴんち...ぴんちというのが分からんが、助けを求めるということは、危険なのか。日の元を危機に晒すとは、なかなかの強者も居るものだな。」
(ピンチの意味がよくわかっていないようではあるが大体の意味は理解しているようだ。)
>義経サン
永夢「だから…何なの……!?」
(結局アレが何者なのか分からず終いになり、不満げな様子だが、兎に角大砲を謎の生物に撃ってみる。)
>武蔵サン
永夢「あっ、うーん…ピンチっていうのは……うん、そう、危ないの、怖い奴らわらわら居るんだよホント………」
(そういえば過去の人間なのだから余り現代的な言葉を使うのも酷かと思い、取り敢えず「ピンチ」という単語について説明しようとするが、相手が概ね理解してくれたので、そのまま話を続け)
>永夢
高山「ごめんなさい永夢さん!私達も見たことない敵です!」
(高山は小さめの体型に全く合っていない設置型ガトリングを撃ちながら、先程答えそびれたことを言い)
??「ゴアァ!」
……ふっ!……此奴ら、馬鹿正直に突っ込むだけだ!……冷静に迎え打てば……問題ない!
(先陣を切る義経が、敵一体を斬り裂いた所、謎の敵はパンと破裂するような音を立てながら倒れていく。妙に手応えが無いとも取れた。日本軍の兵器と精鋭の力により、次々と倒されていくと)
>義経サン
永夢「はぁぁ…こういう時嫌な予感がするのはボクがオタクなせいなのかな……」
(周囲の敵は大砲で粗方始末した。実際手応えは感じなかったし、最初の方は焦っていたが対した事は無かった。なのに何故か悪寒がする。先程の敵の一直線に此方に向かってくる様子は意思が無いようにすら感じられた。自分がいつも読んでいる漫画やライトノベルでは、こういう時、とんでもない強敵が湧いてくるものだが──フィクション上の事に準えて考えるのは野暮な事だろうか)
>永夢
……これで終わりではあるまい。……14番隊、補給を済ませておけ。
高山「ツェルベフ軍以外がゲートを通るなんて……去年、いや、今までなかったのに。……あ、浅真千隊員!大丈夫ですか!」
(不安があるのは他の隊員も同じであり、各々不測の事態に備えて先ほど消費した弾や物資を補給し直すことに)
>義経サン
永夢「あっ、うん、全然ヘーキ、でもまぁ、何か嫌な予感がするんだよね…」
(現時点では怪我は無いと頷く、一旦着地して座り込み能力で大砲とスタンガンの充電をしているようで)
>永夢
……こいつが"魔物"という奴か。
隊員「た、隊長……あまり触らない方が」
お前は路頭迷って食えそうな物があっても、触らんのか?……永夢!副大将!……ほれっ、見覚えないか!
高山「はい?……うぇっ!気持ち悪っ!……あっ!?」
(恐れ知らずに、倒した魔物の体をグイグイと剥ぎ取り始める義経。何かを見つけると、まだ血や粘液がついている状態で永夢、高山の元に放り投げ、高山がキャッチすると、何やら鉱石らしきものがあり)
>義経サン
永夢「ちょっ、確かにボクもお腹空き過ぎてその辺の草とか食べた事あるけどこれはまず持って食べれそうにもないでしょうが!?うっわなんかヌルヌルしてんですけどキモッ!」
(確かに極限状態に陥ればその辺りの草でも土でも何でも食うだろうがこんな得体の知れない毒素があるかも分からない生物の死骸は流石に食いたくないと突っ込み、その死骸の見た感じの質感等にゾワゾワと鳥肌が立ち素早く後退るが、遠目から見て、鉱石のようなものに気がついたようだ。)
>永夢
高山「こ……これ……ツェルベフ軍が運んでくる鉱石です!……この魔物が取り込んでる……?」
東条「こっちの奴らもだな」
石崎「ツェルベフ軍が危ないですね。こいつらの養分のために、鉱石を奪われてる可能性があります。……とにかく今はツェルベフ軍の到着に備えましょう」
(高山達にはこの鉱石に見覚えがあるどころか、今回の目的としているものだった。高山は東条ら報告しようとしたが、東条達も同じく鉱石の発見していた。手の空いている隊員に、この魔物の回収を指示すると)
>義経サン
永夢「うへぇ………やっぱキモイ……でもこの感じだと、スタンガンは効きやすいのかな…」
(粘液に素手で触れていいものか分からないので、取り敢えず手袋を履いて回収に当たる。体表がこうヌルヌルとしていると、液体っぽさがある訳だし、スタンガンは効きやすいのかと考える。電気を導く性質か後で調べてみようと適当な容器に粘液を入れておき)
>永夢
石崎「ツェルベフ軍本国へ、こちら日本軍です。……そちらの輸送隊が先程から連絡が途切れています。確認をお願いします。それと……ゲートを利用し、未確認の軍団がこちらに襲来。排除いたしましたが、敵の体内に"ネラゼルム鉱石"を発見。重ねて輸送隊に通達して頂きたいです。……はい……ではゲート開扉は予定通り行ないます」
……この石が何の役に立つ?
高山「"ネラゼルム鉱石"というのですが……
"歪歴を動かす原料"です」
(参謀長が輸送隊ではなくツェルベフ軍本国と連絡したところ、こちらは繋がり状況を共有していた。偶然鉱石を見つけた義経だったが、この鉱石の正体を高山に聞くと、高山は重要な内容を包み隠さず話し)
>義経
永夢「……え…」
(歪歴の動力源だと聞き、少しだけ考えて首を傾げる。「もしかして、解析出来れば自分でも作れるのではないか、」と、一瞬考えたのだ。)
>永夢
……その原料が奪われることは、国の存続に関わるということか。
高山「その通りです……。ツェルベフ軍との同盟あるいはゲートに傷がつくことは避けたいです」
(まだ鉱石が奪われた訳ではないが、この事態を重く見ている様子の高山。手に持つ鉱石を回収ボックスに入れると)
>義経サン
永夢「他国の歴史上人物とか未来人とか味方にされても堪ったもんじゃないもんね……にしても、コイツらの親玉、誰なのかな…」
(この鉱石が歪歴の動力源となるとすれば、敵の手に渡ってしまえば歪歴と同じ事をされる可能性が高い、まして他国の歴史上人物等が攻め込んでくるのは望ましい事では無い、それに、この鉱石が狙われているのならば、何処かに歪歴の情報が漏れている可能性が高いと思い、一体誰がその情報を掴み、このヌメヌメとした不思議生物共を遣わしたというのか)
>398 義経
……では。……ふぅ、味は…好みでしたか?
(義経殿の誘いを受け入れ、一口酒を飲む。そして、同じく酒を飲んだ義経殿に好みの味だったかどうか聞くと)
>402 武蔵
同じ「剣豪」といってもあやつとは随分違うのぅ…。……まぁ、今の時代ならばそなたも仕官するのは難くないだろうよ…。…だから、その刀を収めてもらえぬか?そなたも、武器も持たぬ民衆に怯えられるのは本意ではないであろう?
(街に不審者がいるという隊員からの知らせを受け、仕事を中断して街に急いで出ると、血の付着した刀を持った白い長髪で鍛え抜かれた肉体を持つ老人を見つける。後ろからよくよく目を凝らして見ると、あの大坂の陣で活躍していた浪人であり、戦後も様々な藩で名が上げられた剣豪だろうと推測し、同時に自身に仕えた剣豪を思い出しその違いに少し驚く。ともかく、大小を差したまま街を闊歩されては今の時代では街の市民に混乱を与えかねないと判断し、声をかけて刀を収めてもらえないかと説得すると)
>永夢
……本来の同盟国が着く時間までは、あとどれほどだ
高山「あと1時間半ぐらいでしょうか。……ちょっと緊張しっぱなしになるかもですが」
(あらかた次の攻撃に備えた配置は済み、残りの討ち取った生物の残骸を処理していくことにすると)
>徳川家康
……美味い。酒というより……澄み切った山川の水を飲んでいるようだ。鼻に抜ける風味も良い……
……これを庶民が飲んでいるのだな……驚きだ
(くいと酒を飲む。弱くはないらしく一杯呑んだ所で表情などは変わらなかったが、時代が進み進化している味は気に入った様子で)
>義経サン
永夢「ねぇ、コレの性質調べれるかな?」
(二人に先程採取しておいた粘液を見せて、これの性質を調べれるか聞く、電気を導く性質であるならば、スタンガンにしろ自身の能力にしろかなり効くはずだ、今後役に立つこともあるだろう)
>永夢
高山「石崎参謀長の方に、鉱石の分析を行う班がおります。鉱石用ですけど……もしかしたらそれが使えるかもしれません」
(高山の周辺の死骸があらかた片付いてくると、永夢の問いに応える。用途は違うが、使えるかもしれないと、仮設の本部席を手で示し)
>義経サン
永夢「ん、おっけー…」
(相手の話を聞きすぐに石崎の方に小走りで向かう。)
永夢「あのー…石崎サン、今大丈夫ですかね……」
(本部席の方にひょこりと顔を出し、暇があるか問う)
>永夢
石崎「はい、浅真千隊員。どうされましたか」
(事態が急変しようが落ち着いていようが、変わらず少しにこやかな様子で反応する石崎)
>義経サン
永夢「えっと、そっちの班にコレちょっと調べてもらいたくて……出来ます?」
(上記を言いながら粘液の入った容器を差し出し)
>永夢
石崎「先程の敵の体内にあった粘液ですか。……さすが浅真千隊員、マメですね。……砂やゴミが混ざらず綺麗に採取してくれてますね。解析班……お願いします
……浅真千隊員はこの状況、どう思いますか?」
(容器を受け取り、しばらく観察した後に解析班に回す。石崎本人も少し話がしたかったのか、永夢に突如問いかけると)
>義経サン
永夢「どう…って、そうだなぁ……やっぱ、クソでっかいやっばいのが来そー……って、別にふざけてる訳じゃないんですけど」
(今の状況をどう思うか問われるが、まだよく分からない事が多いので、取り敢えず自分の直感で話してみる。しかし、なんだか間の抜けた返答になってしまい)
>永夢
石崎「とんでもない。常識に囚われていては敗北してしまいますから、それぐらいの発想は必要です……実は、私も"クソでっかい"のが来ると予想しています。
……敵の排除は使命ですが、ぜひとも命を守って戦う行動を最優先してください」
解析班「大まかな分析結果です。状態は粘液ですが……成分的には"脂"に近いかと。扱いには少し注意が必要です」
(永夢の回答にも肯定的に受け取り、永夢の言葉に倣って考えが一致していることを伝える。後に解析班が軽度の分析を終え、粘液の状態が判明する。うまくいけば通電・燃焼が使えるかもしれない)
>義経サン
永夢「ああ、いやいや、寧ろ自分の身守るので精一杯です。ホント……」
(未知との遭遇、となると、排除どころかまずまず自衛を優先する。と苦笑する。)
永夢「脂……へー…」
(粘液の性質を聞いてにやりと笑う、つまりは、一先ずこの生物相手になら無双出来るということ、そして戦闘時も使え、更には新兵器の作成にも役立つであろうと考えたからだ。)
>永夢
石崎「いろいろ工作マニアなのは伺っておりますよ。永夢さんの技術は軍団にも役に立つと信じていますよ」
---
東条「……!デカい!……参謀長!次こそ当たりだ!ツェルベフ軍が来るぞ!!」
(永夢さんの思考中にもにっこりと笑顔を返す石崎。しばらくしたのに再び登場が空の刺激を検知し、号令を促すと)
>義経サン
永夢「無事ですかね…」
(ようやく本命を検知出来たと聞き、一先ず安心したが、先程まで連絡が取れなかったとなると、安否が分からず不安げにし)
>永夢
石崎「ツェルベフ軍輸送隊へ、こちら日本軍、応答願います。只今そちらのゲートを検知いたします。……そちらの状きょ…………!?」
……なんだこれは……!
高山「………嘘……ですよね……?」
グオオオオオォォ!!
(ゲートが再び開扉されたが、経験者である隊員も光景を見て言葉を失う。現れたのは輸送船、巨大な鉱石、どちらも体内に埋め込み無理やり取り込んだ巨大な怪物。先程倒した魔物と同じような姿だった。度を超えて巨大化しており、降り立つ時に地震と大きな波を起こし)
>義経サン
永夢「…あぁ…はははっ……いくら何でもでしょ………」
(予想は当たってしまった──余りに巨大な敵にいつものように叫びはしなかった。突然こんな怪物が出てきては、笑うしか出来ない。嗚呼、矢張りこのような事はフィクションの内側で済ませて欲しかった。と内心今の現実に悪態を吐きながら、ガチャリと大砲を背中から肩にスライドし)
>永夢
……仕留めねば陸にあがってくるぞ……全隊射撃始め!
高山「上陸する前に仕留めます!脚に狙え!……発射!!」
(海上に降り立った敵が陸にあがってくる前に、射程の長い武器を持っている者は射撃をはじめ)
>義経サン
永夢「…思っきしぶっ飛ばしてやる……!」
(恐怖心から額に汗を滲ませながらも、ジェット機を起動し飛び立ち、敵の脚に大砲を構え、威力の高いものを一発撃ち込む。)
>永夢
高山「急所さえ分かれば狙撃できるけど……。……!?……危ない!総員退避ぃ!!」
グオオオオオォォ!!
(脚への集中攻撃から怪物も敵対心を持ち、単調ではあるが、巨体ゆえ広範囲を叩き潰すのは明確な手を大きく振りかぶり、凄まじい衝撃で高山がいた場所を潰し)
……こちらは無事だ!攻撃を続けろ!
高山「あ、ありがとうございます!」
(義経が能力を使って素早く移動し、何とか高山を抱え回避すると)
>義経サン
永夢「っあ~~急所急所急所…!こんな事ならアイツらの身体かっ捌いて調べてやれば良かった……!!」
(頭を片手でがしがしと掻きながら先程の生物を解剖しなかった事を後悔する。あの生物がそっくりそのまま巨大化したものであれば、調べていれば急所も直ぐに分かっただろう。取り敢えず敵のあらゆる箇所に大砲を向け、何処が一番嫌がっているか確かめようとし)
>永夢
東条「このままだと消耗戦だぞ参謀長!」
石崎「ただ今考えております……。……よし
全軍、作戦を伝えます。指定した者の援護を徹底せよ。……まず高山副大将および狙撃隊、腕に狙いを変更、攻撃の手を封じます。浅真千隊員、ジェットで人を運べますか?」
(石崎が眉間に手を当て考えた後、全体無線で作戦を伝える、永夢にも動いてもらうのか、上記を問いかけ)
>義経サン
永夢「……えっ!?あ、運ぶ?複数人で使う事想定してないからちょっと荒っぽくなりますけどいけないことは無いです!」
(混乱していた為か、無線指示に気がつくのが少し遅れたが、一応出来ないことはないと伝える。元々背中に背負って一人で飛ぶための機能な為、複数人を運ぶとなると腕で首根っこを鷲掴みにするしかないのだが)
>永夢
石崎「私と義経隊長で、怪物の右手を止めます。運んでくれますか?……義経隊長、高山副大将を下ろして、私の元に来てくれますか
大丈夫、"実質1人"運ぶだけで結構です」
---
石崎 亮一
能力:身体質量操作
身体の重量を自由に変えられる
---
(永夢に、義経と石崎2人を運ぶように伝えると、その頃には本部席から単身、フワフワと浮かんで進むように前線まで自ら向かい)
>義経サン
永夢「り、りょーかいですっ……ほら義経サン、行くよ…!」
(石崎が能力を使って進んで行くのを見て、急いで義経の襟首を引っ掴んで飛ぼうとする。)
>永夢
……おい!他に持ち方があるだろ!
石崎「よっと、ではお願いします」
(義経はぶらりと吊られた体制になり不満を示し、途中合流してきた石崎は永夢の腕に掴まる。能力の通り、石崎の体重は無いに等しくジェットの勢いに飛ばされそうになっているが表情は冷静のままで)
高山「すごい……シュールな……」
(義経に降ろされた高山は、飛んでいく姿に笑い堪えながら、次の狙撃地点を目指し)
>義経サン
永夢「だっ、だって要は義経サンはブン投げろって事でしょ!?後々考えてこれが一番投げやすいの!ほら、もう行くよ!」
(義経を投げるともなれば、あまり腕力に自信が無い身としては勢いを付けこのまま思い切り振りかぶってしまった方が良いと思った故の持ち方だと説明し、敵に充分接近できたところで、エンジンを更に加速させ投擲する準備をし)
>永夢
石崎「義経隊長、私の能力で腕を止めたあと、敵の腕を存分に斬ってください。行きますよ!」
……簡単に言いよる!
---
グオオオオ!!
高山「……発射!!」
(永夢に連れられ怪物に身体が近づく。怪物は次なる攻撃で再び、腕を大きく振り上げようとすると、何とか高山は次の武器にありつきすぐに射撃、永夢達を援護し)
>義経サン
永夢「せーー…のっ!!」
(ジェットの勢いのまま思い切り義経をぶん投げる。その後直ぐにガシャンと大砲を構え、何時でも撃てるようにし)
>永夢
……うおおっ!!
(巨体から滑落しないように、ブレードを怪物の身体に突き立て、何とかしがみつくと)
石崎「感謝します浅真千隊員。義経隊長、この後は頼みますよ
……自重……五万トン!!」
(対して石崎は涼しい顔で、怪物の腕をたどっていく。手首の当たりまで近づくと、能力を一気に発動。怪物は腕から大きくバランスを崩し)
>義経サン
永夢「っし…ちゃんと砕けてよね……!」
(義経と石崎に被弾しないように注意を払いながら、敵の腕に大砲を数発撃ち込む)
>永夢
……切り裂けぇ!!
(しがみつき降り立った敵の肩の位置から、永夢につづいて全力でブレードを振るう。砲撃と併せて、敵の片腕は大きく損傷。ぶらりと今にも千切れ落ちそうな状態なり、使い物にならなくなると)
東条「よしよし、よぉく見える。義経!そいつの喉の真下、首の付け根あたりを狙え!心臓か脳かわからんが、何か集約した伝達組織がある!全隊も続け!!」
(大きいダメージの刺激が距離がある東条の目にもやっと届き、弱点らしきものを探る。東条は義経に指示を出しつつ、全体にも指示を送り)
>義経サン
永夢「っ……参ったな、もう充電切れそう…」
(これまで大砲を連発してきたので、流石にバッテリーが切れそうになっているらしく、このままではまずいので、能力で充電しながら戦う事にする。これもかなり消耗する行為だが、今はそんな事も言っていられず)
>425 義経
……そうですな。某も、最初にこの世界に呼び出されてから仲間と共にこの世界で初めて飲んだ時は驚きました。……この酒の味が飲めるような時代を、守り抜くために此方の世界に呼び出されたと思えば、呼び出されたことも不都合ばかりではなかったように思われます。
(味が気に入った様子の義経殿に、同意の意を伝えながら、此方の世界に呼び出されて初めて飲んだ日のことを思い出す。そして、もう一口酒を飲むと、この酒の味も戦う時に奮起する理由にはなると持論を述べると)
>永夢
グオオォォオオオ!!!
……ぐっ……!援護はこれきりか!!
(大きく動く怪物の巨体は、しがみついている義経の体力を奪っていく。肩から心臓部に行くまでは人間1人では遠く)
高山「浅真千隊員!……まだ動けますか!?私が近づいて、急所を撃ち抜きます!」
(遠い距離から射撃をしている者達には思ったダメージを与えられておらず、高山が近づいて急所狙撃をしようと申し出ると)
>徳川家康
……いい口上だ。伊勢ではよろしく頼む
店員
「お待たせしました、こちら味噌漬けでございます。ごゆっくりどうぞー」
(家康の持論に深く納得し、気に入った様子。酒を楽しんでいる間に待ちかねた牛肉の味噌漬けが来ると)
>義経サン
永夢「っ……了解…!」
(頭がガンガンと痛む、気を抜くとあの時のように倒れ伏してしまいそうだが、堪えて高山の方へ向かい、抱き抱えようとして)
>永夢
高山「全体左右に展開し、急所へ集中攻撃!義経隊長や浅真千隊員の誤射に注意!……それと小型船を1つ出してください!石崎参謀長、浅真千隊員、義経隊長それぞれ回収します!」
(永夢に抱えられながら、全体無線を飛ばし、これで怪物を仕留めようと全隊を動かし)
>義経サン
永夢「っはぁ…はぁッ……っう…」
(過労から息を切らしたり、小さく呻いたりする。僅かにだが手も震えているが、この腕を下ろす訳にはいかないと、今にも飛んでしまいそうな意識に必死に抗っており)
>永夢
……副大将!俺が身を投げつつ、奴の首元を掻き切る!それを目印に狙え!……いくぞぉ!!
高山「了解!……浅真千隊員!お願いします!」
(義経は力を振り絞り、しがみついていた怪物の肩の場所を離す。崖を駆け降りるように、相手の首元目掛けていくと、高山も決死の覚悟を決め、スコープを覗いて能力を発動、まるで無機質な物体のように体を硬直させ狙いをすまし)
>義経サン
永夢「う、うんっ……!凄い、固定砲台みたいだ………」
(半ば無理矢理身体を動かしながら、高山の能力に感心する。なんだか設置型の銃器を持ち運んでいる気分にすらなってくる。)
>永夢
東条「全隊、義経と高山に合わせろ!」
……行くぞぉ!!
(義経は怪物の鎖骨あたりまで走り抜け、勢いよく東条が示した辺りを目掛けて大きく飛ぶ、メスを入れるかのように首元を十字に切り裂く、血の色とはまた違う、先程観察した粘液が飛沫をあげ)
高山「………発射」
(能力をフル稼働し声帯すらも止まっているような僅かな声を発して強力なスナイパーを打ち込むと)
>義経サン
永夢「高山サン!もうちょい角度とか調整した方がいい!?」
(抱えている身としては、もう少し位置や角度の調整に努めたいところだが、その必要はあるかと、これだけ近くで能力を目の当たりにしており、何となく無機物を相手にしている心地がしているせいか若干大声で問う)
>永夢
高山「……っくはぁ!!……はぁ……はぁ……大丈夫です!狙いは十分ですが、おそらく、"粘液"や肉体の層で弾が止められました……あ、危ない!!」
グオオオオアアアア!!
(能力をフル稼働した代償に体の負担と呼吸不足になり何とか息を吸う状態に戻る高山。相当なダメージが入っている怪物も、足掻きで辛うじてうごく左腕を、怪物から見れば小さい永夢と高山に対して全力で振りかざし)
>義経サン
永夢「……ッ!ごめん、ちょっとビリッとする!!」
(突然の事で焦るが、出来るだけ高山に影響しないように、能力を使い自身の速度を上げ回避する。)
永夢「………うっ…ごめ、高山サン………能力次使ったら意識トぶと思う…あとさ………あの粘液をスタンガンで感電させたいんだけど…………ちょっと近付いていい?」
(能力の行使に流石に限界が来たのか、次にもう一度使えばきっと意識を失ってしまう事と、粘液で感電、出来れば爆発を起こしたいと伝え、その為に敵に接近しても良いか問う)
>永夢
高山「了解!……いっそ超至近距離で打ち込んじゃいましょう!」
---
……はぁっ!副大将はやったのか!?
石崎「義経隊長、急いで乗ってください!」
……参謀長!
石崎「もう一押しですが、これ以上は危険です。現地と本部に応援を呼びます」
(永夢の提案に意気込む高山。義経は海に落ち、顔を出した所、小型船に拾われた石崎と合流し)
>義経サン
永夢「うん…!………っあ、ごめん、血ィ付くかも……!」
(高山の了承を得られたところで、早速スタンガンを持ち接近しようとスピードを上げて飛ぶが、能力を酷使したせいか鼻血が出てきており、汚してしまったら申し訳ないと謝る。)
>永夢
高山「どうせです、仕留めたらこのまま海に落ちましょう!長居するのも危険なので!」
(接近中に鼻血がついていることなど気づいておらず、気にしていないこと告げながら、スナイパーライフルの弾を込めると)
>義経サン
永夢「おっけー……っし、行くよ…!」
(十分に接近出来たと見て、先の改造で電圧を強化したスタンガンを思い切り撃ち込む。いくら敵に対して小さいものだとしても、これだけ帯電性のある粘液が散っているのだ、効果があってほしいと願い)
>永夢
高山「……ふぅっ……!」
(粘液だけでできてるような体じゃない……太い神経や心臓があるはず……浅真千隊員の電撃も見て……!ここだ……!)
「……発…しゃ……」
……!!グオオオオ"オ"オ"オ"オ"オ"!!
(怪物の急所周辺を電撃が流れ、各所痙攣をおこし煙が経ち始める。粘液や血液が滝のように流れているなか、高山も僅かに見えた組織にスナイパーライフルを発射する。短時間そしてフルに能力を発揮し、高山も意識がぷつりと切れ、ふっと海に落ちていき)
>義経サン
永夢「……はぁ…終わっ………た…」
(役割を終えた安堵感からか、高山を抱えていた腕もだらんと下ろしてしまい、同じように意識を失い水面へ落下していく)
>永夢
……永夢と副大将が落ちて来るぞ!
石崎「了解、回収します!……あ、まずい」
---
東条「船をもっと出せ!味方を回収しろ!」
(2人を回収しようと小型船を回す石崎だったが、上を見上げ若干顔を引き攣らせる。怪物の巨体が倒れこもうとし、視界が巨体で埋まっていた。そのまま怪物は倒れ、地響き大波を引き起こし)
>456 義経
……牛の肉の料理を目にするのは初めてですが、料理の肉の見た目自体は元の時代で某が食べていたものとあまり変化は無いように思われます。まあ、とりあえず一口……
(待ちかねた牛肉の味噌漬けが来たので、とりあえず見た目を自身の時代でよく食べられていた肉と比較する。その後、ともかく一口食べてみようと口に運ぶと)
……これは、美味いですな。
(口に入れた肉は柔らかく、味噌の味がよく浸みていて思わず一瞬言葉を失った後、ただ一言「美味い」と呟き)
>義経サン
永夢「………ん゛っ…!?」
(海に落ちた際装備の重さでそのまま沈み込んでしまっていたが、敵が倒れ込んできた時の衝撃で目を覚ます。初めは状況が理解出来ずにいたが、すぐに水面に向かって泳ぎ始める。)
>徳川家康
……んむ。……美味い。……見栄えからしても貢ぎ物にしか見えんな。
(食べたことの無い一品に、つい箸は次の肉へと移ってしまい、気に入っている様子でいると)
>永夢
(……!……永夢は目を覚ましたな。あとは副大将を!)
(同時に高山を助けるため、上半身の装備を船に脱ぎ捨て、海に潜り高山を抱えていた義経。永夢が水面にあがっている所を確認し、自分も急いで這い上がろうとすると)
>義経サン
永夢「かはっ…!はぁっ、はぁ……ほんっっと無理…!」
(何とか小船の端に掴まり、船上まで這い上がる。一先ず背負っていた大砲を船に置き、パーカーを脱いでTシャツだけの状態になる。眼鏡は失くしてしまったようだ。高山と義経を心配してすぐに船から水中を除き込む、大事なものは避難させた。必要とあらばいつでも助けに行ける。)
>永夢
……はぁっ!!……はぁ……はぁ……、副大将を引き上げろ!急げ!!
(自分も何とか水から顔を出し息を取り戻す。しかし少し小型船から離れており、おまけにまだ意識を取り戻しておらず、仰向けの体制でぷかりと浮かんでいる高山。急いで船の助けを呼び)
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