sorcery (〆)

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匿名さん  2022-02-20 20:09:07 
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御相手様決定済です

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  • No.21 by アイリス・グッドマン  2022-02-21 18:14:41 




「....あ、ええと私のペアは...。トッドさんって言ってたよね」

(そこは魔法学校の温室。外から差し込む日光を受けて、植物たちは青々としている。それに中はぽかぽか暖かくて、私の気分もなんだか和らいでしまう。
今日は先輩と後輩でペアを組み、魔法薬の調合をして植物の成長を記録する実験が行われる予定だ。さっき監督の先生がペアを発表していたけれど、私のペアは"トッド・レイモンド"と言うらしい。一体どんな人なのかな。魔法薬学については苦手だし、優しい人だったらいいんだけど...、と少しだけ不安になってしまう。
他の同級生達は、自分のペアの先輩を見つけて、割り当てられた実験テーブルの方へ向かっている子もいるようだ。私も早く先輩を見つけなきゃ、と同じようにあたりを見回す。)


(/た、たのもしい....!早速始めさせていただきました!
不慣れな所もあるかと思いますが、ご要望などあれば遠慮なくお願いしますね)

  • No.22 by トッド・レイモンド  2022-02-21 18:25:12 



「止まれ。アイリス・グッドマンってのはどれだ?」

(休み時間にも入り浸っている自身の庭とも言える学園の温室。ザワザワと人がごったがえしているが植物たちは静かに、のびのびと息をしているのが手に取るようにわかる緑色。中には少し変わった花や薬草もあり、下級生たちがこれはなんだろうと手に取っている様子を見てクスリと笑い、目の前に飛び出してきた1人の生徒の腕を掴んで。怯えたように指を指す彼に「どうも。」とだけ礼を述べてそちらへと人をかき分けながら進んでいき。)

「やあ、お前がアイリス・グッドマンか?」
(相手の背後につきとん、と肩に手を置いてはそう問いかけてみて。これで違うと言われたら先程の彼を抹消しなくては、などと考えながら答えを待ち)

(/早速わくわくし過ぎてお返事を打つ手が止まりません…←
多分第一印象最悪でしょうけど背後の私はこれからどんどん仲を深めるつもりですからね!
トッド共々よろしくお願い致します!)

  • No.23 by アイリス・グッドマン  2022-02-21 19:02:24 



「っ、はい...!私がアイリスです!」

(突然背後から触れられて、ビクッと体が反射してしまう。慌てて振り向きながら、自分の名前を口にすると、自分よりも背の高い彼を見上げるようにして、私は彼と向き合った。...なんだか少し威圧感があるような感じがするし、失敗したら怒られるかも...と、内心緊張してしまう。頑張るぞ、と気合いを入れるように口を真っ直ぐに結ぶと、腕に抱えていた教科書たちを改めて抱え直した。それから、彼にぺこりと頭を下げて挨拶をする。緊張しているのが伝わってくるくらいに、ぎこちない動きをしているだろう。)

「ト、トッド先輩、今日はよろしくお願いします!」


(/わああ...!光栄です!第一印象は怖そうな人、かもしれないですね...!でもその分これから仲良くなっていくのが楽しみです!)


  • No.24 by トッド・レイモンド  2022-02-21 19:35:46 



っ…はは、そんなに縮こまるな。何もとって食べたりしないよ。
(やはり、というか想像以上というか、事前に聞かされていた彼女のイメージとは少し違うその返答に思わず吹き出してしまい、その胸に抱えられた資料たちに目をやれば彼女の今回の課題は薬草作りなのだと知り。得意分野ではあるが人に教える経験はそう多くなかった。だいぶ緊張しているようだし、まずはこれを何とか解さなくてはとそばのテーブルにあったエルダーフラワーから抽出されたオイルの瓶を手に取って掲げ。さらに後ろを通り掛かった生徒の手にあったカモミールの鉢から1枚葉を拝借しテーブルに置いて、)

「まずは君の力が知りたい。このふたつと魔法で作れる薬があるんだ。君はそっち。こんな風に、気体にしてほしい。」
(やって見せろと言わんばかりに相手の目を見ては金色に輝く双眸に眩しそうに目を細めてからブレザーの内ポケットから小さな杖を取り出して。手本を見せるべくそれを先ずはエルダーフラワーのオイル瓶の口にとんとん、とたたきつけて。ふわりと香る華やかな香りと共に薄い紫色の煙を出現させて見せ)

  • No.25 by アイリス・グッドマン  2022-02-21 20:50:49 



(エルダーフラワーの瓶とカモミールの葉を彼は手際よく用意した。...この葉、通りかかった生徒からなにも言わずに取っちゃったけど大丈夫なのかな…。私はつい心配になってしまい、生徒の後ろ姿を見送った。)

「...はい、やってみます...!」

(それからテーブルの上に目線を移し、先輩が取り出した杖の先を私はじっと見つめる。エルダーフラワーのオイル瓶から立ち上る紫色の煙と香りに目を瞬かせた。思わず「わあ...!」なんて感嘆してしまう。
次は私の番。カモミールの葉と向き合うと、自分の杖を取り出して、先輩が見せてくれたように真似をする。1度目は上手くいかなかったけれど、2度目は上手くいったようだ。リンゴにも似た香りと共に、淡い黄色をした煙が上がった。よかった!
成功した安心感と、混ざりあったふたつの香りのおかげで、緊張感はほぐれたらしい。パッと嬉しそうな笑顔を浮かべた)

「えへへ、成功しました!先輩、次はどうすればいいですか?」


  • No.26 by トッド・レイモンド  2022-02-21 21:11:31 



「うん、上出来だ。…そしたら、これに入れようか。」
(ふよふよと漂う甘くてフレッシュな香りの気体に目を向けて頷けばまたも隣のテーブルを指さしてはくいっ、と手をこまねいて小さな瓶を引き寄せ。2種類の煙が交わる先にその瓶を構えればパチンと指を鳴らし、小さなキャンディ状に形を変えたそれを瓶でキャッチ。手際の良さなら多分ここにいる誰にも負けないだろうと少し得意げになりながら、まだ周りに漂う気体も同じようにしてみるように、と相手に小瓶を差し出して)

「向こうのテーブル、これがなくて困ってるかもな。…代わりをあげよう。」
(いたずらっぽくニタリと歯を見せて笑っては代わりにと言わんばかりにホルマリン漬けにされた白いネズミが入った瓶を隣のテーブルへ浮遊させ。どうするかな、と彼らの様子を伺えば1人が振り返り小さな悲鳴をあげたのを見てくつくつと俯きながら笑って)

  • No.27 by アイリス・グッドマン  2022-02-21 21:44:59 



(先輩の手際の良さに、つい見とれてしまうけれど、この瓶も隣から持ってきたものだ。...もしかしてこの人って、ちょっと意地悪?なんて疑念がよぎったけれど、今はそれどころじゃない。漂う気体をを器用にまとめて瓶に入れるなんて、私にはまだできそうになかった。私も真似をして同じようにしてみたけれど、1度で綺麗にはできず、もたついてしまう。それでも何とか瓶の中に気体を収めて、手元の瓶に目を落としていた。
そこで、先輩の声が聞こえてふ、と顔を上げる。彼の視線の先にはネズミの入った瓶が隣のテーブルにふわふわと送られているのを見て慌ててしまう。あんなものを急に見たら怖がるに決まってる。)

「わっ、ちょっと先輩、ダメですよ!怖がっちゃいますって!」

(軽く腕に触れて、悪戯をやめるように揺すって説得するが、時すでに遅し。悲鳴をあげた生徒に、代わりに自分が頭を下げて謝罪すると、むっと眉をつりあげて先輩の方を見る。「もう、何してるんですか!」と相手が上級生なのにも関わらず非難してしまう。)

  • No.28 by トッド・レイモンド  2022-02-21 21:53:24 



「形は少し歪だけど…初めてにしてはちゃんと出来てるな。気を落ちつけたい時に食べるといいよ。」
(相手のそんなことしたらダメだ、という叱責はヘラりとかわして瓶に収められたキャンディに目を落とし。これは課題ではないのだがお近づきの印というべきか、リラックスしたい時にでも舐めてくれと告げて。未だどうしてネズミなんて、と怯えている様子の隣のグループの誰にともなく呼びかけ、小さなハサミとニワトコの枝を数本、そのテーブルに置いてやり)

「それで簡単な解毒剤が作れるだろ。…必要なものを用意してやったんだから感謝されるべきでは?」
(相手にもわざと聞こえるように少し声を張ってちらりと振り返り、なにか文句はあるか?とでも言いたげに片眉を上げて)

  • No.29 by アイリス・グッドマン  2022-02-21 22:26:50 

(自分がリラックスできるように気を使ってくれたのだろう。その心遣いには感謝したいけれど、それよりももっと言わなければいけない事がある。瓶を胸の前で抱えたまま、「ありがとうございます」とは言えずに言葉に詰まってしまった。そうしているうちに、彼は隣のテーブルにいくつかの道具を置いているみたいだ。これできっと「意地悪をして悪かった」なんて言うのかと思っていたら、まだ謝らないので、びっくりしてしまう。)

「なっ...!そうだとしても、やり方が酷いです!道具を準備してあげるだけなら、最初から親切に渡せばいいじゃないですか。」

(良くない事は見過ごせない性格なのだ。なにか言いたいことは?とでもいう表情に、ついカッとなってしまう。相手は先輩ではあるものの、負けじと言い返した。)

  • No.30 by トッド・レイモンド  2022-02-21 22:36:01 



「ふっ…親切にしたらなにか変わるのか?友情がどうたらとか、そんなこと言うつもりなら僕には効かないぞ。」
(最初から親切に、と言う彼女にふるふると首を横に振って。かく言うこのテーブルの生徒たちには震えながらだが礼を言われたしもういいだろうとこくりと頷いて自分たちのテーブルへ。しかし相手の言い分もわかるにはわかる。期限を損ねて失敗でもされたらたまったものでは無いし、と先程生成したキャンディの入った瓶を相手から取り上げ1粒取り出せば彼女の口へとねじ込み)

「そうカッカしては失敗も有り得るだろ。…僕の隣で大爆発、とか辞めてくれよ?」
(わざとらしく困ったような表情を浮かべながら告げた時、数個離れたテーブルからガシャン、という大きな音と数名の叫び声。ムッ、と眉をひそめてそちらに目をやり「アイリス、どうするべきか分かるか?」と入学して最初に習う「危険と鉢合わせた時の対処法」の授業を思い出せと促し)

  • No.31 by アイリス・グッドマン  2022-02-21 23:10:43 



「誰かに親切にするっていうのは、何かを変えるためにするものじゃないです。ただ、そうあるべきだからそうするんです。」

(私にとって、「誰かに親切にする」という事は当たり前の事だった。そうするのが良い事で、私は良い人間でありたいから、誰かに親切にするのだ。自分の言葉を続けようとしたものの、キャンディを差し出されれば「どういうつもりなのだろう」と疑問に思ったけれど口にする。ふわりとフローラルで爽やかな香りが口いっぱいに溢れて、少しは冷静になることができた。)

「大丈夫です。私、まだまだですけど失敗しないように...」

(「気をつけますから」と言おうとした所で大きな音がして、すぐにそちらに目をやる。音のした所では実験用の植物がみるみるうちに大きくなっていき、蔦は意志を持ったかのようにのたうち回っている。騒ぎの中心に目を向けたまま、私は強く頷いた。)

「決して慌てず、勇気をもって、助けられる人がいるなら助けます!」

(それはもしかしたら彼女の解釈が強く反映されているかもしれない。恐怖で動けなくなっている同級生を助けるために、そちらに駆け出した。彼女に声をかけると肩を貸してやって植物から離れようとするけれど、蔦が私たちを叩き潰そうと振りかぶっているのに気がついた。同級生を支えていて、私にはすぐに最適な行動をすることができなかった。咄嗟にできたことといえば、蔦が当たらないように彼女だけでも突き飛ばして守ってあげる事だけだった。私の足元に、大きな影ができている。目前に迫った蔦にはどうしようも出来ず、ギュッと目をつむった)

  • No.32 by トッド・レイモンド  2022-02-21 23:53:39 



「だから…的確な判断をしろと教わらなかったのか!」
(彼女の言う「親切」を目の当たりにし、少しは感心したのもつかの間。同級生を庇い動けなくなっているのを見れば小さくため息をついた後にそう怒鳴りつけ。直ぐにそちらへ駆け寄り、実践には向かない自分の魔法をうねうねと彼女に迫る蔦へ向けて発し、すんでのところで深い紫色の霧を纏わせて破壊。バラバラになってもなおのたうち回る蔦の欠片を踏みつけつつ彼女の側へしゃがみこんで、)

「ああいう時は攻撃の魔法を使えばいい。壊せば大人しくなるんだ。…怪我は?それと、お前も。大丈夫か?」
(彼女の魔法属性は何となく感じ取ってはいたものの破壊の魔法が不得手だとは知らずにそう告げ、突き飛ばされて端の方で縮こまっている生徒にも声をかけて。まずはパートナーに怪我がないかと彼女の腕を取り、脚にも触れて確認をしたところ膝に微かな擦り傷を見つけ、咄嗟にそばのテーブルにあった薬草を手に取ってそれを細かくちぎり、)

「嫌かもしれないが応急処置だ。…後で医務室できちんと処置を受けろ、これは毒性の食虫植物だ。」
(未だテーブルの上で禍々しい花弁をハラハラと落としている植物を睨みつけながらも擦り傷にちぎった薬草をぺたりと。腰が抜けてしまっているのであろう女子生徒にも目を向けて「冷静な判断を怠ったからだ。…1歩間違えれば、」とここで大注目を浴びていることに気づきハッとして口をつぐみ)

  • No.33 by アイリス・グッドマン  2022-02-22 00:39:07 



(蔦に叩き潰されるのってどれくらい痛いのかな、なんて的外れな事を脳裏に浮かべながら、衝撃に備えていたけれど、それは来なかった。座りこんだままそっと目を開くと、私を襲おうとしていた蔦を、紫色の霧が壊していく。...これ、もしかしてあの先輩が?なんて呆気に取られていたところで、声をかけられる。
色々なことが一気に起きたため、声を出すことができなくて、こくこくと頷くことしかできない。自分の足の傷にも、先輩に指摘されるまでは気づかなかったみたい。されるがまま、応急処置を受けている。)

「...す、すごい...。」

(やっとの思いで、口にしたのは感嘆だった。先輩にあれだけ言っておきながら、肝心の時には何も出来なくて恥ずかしい。けれど私を助けてくれて、その上応急処置まで適切に行える姿が、格好良かった。私も彼のように誰かを助けられる人になれたら、と憧れてしまう。)

「すごい、すごいです。今の、どうやってやったんですか? ...あ、そうじゃなくて、まずはお礼が先ですよね...、ありがとうございます...!」

(私はつい興奮して早口でまくし立ててしまう。さっきまで感じていた恐怖なんて忘れてしまうくらいに、先輩の姿が強烈だったのだ。目をキラキラと輝かせて、彼を真っ直ぐに見つめた。
という所で、監督教員が私たちのそばによってくる。きっと緊急事態にどう対応するか、ギリギリまで見ていたのだろう。全体に向けて「今日の実験は中断とする」と言った後は私たちに、「アイリスは医務室で処置を受けろ。...念の為、トッドもついて行ってやれ」と指示をする。放心状態の女子生徒には「放課後にまた来るように」と話していた。...可哀想に、怒られるのかな、なんて思いながら立ち上がる。1人でもいけるけど、先輩はどうするだろう、と未だに注目を浴びている彼の方に目をやる)


(/割とガツガツ進めちゃっていますが大丈夫でしょうか…?問題などあれば遠慮なくお願いします...!)

  • No.34 by トッド・レイモンド  2022-02-22 08:53:11 



「今のはただの下級魔法だ…じゃなくて!お前、もしかしてまだ破壊魔法は覚えてない…?」
(どうやったのかとの問いに答えつつ、礼を言われてしまえば何てことは無いというふうに首を横に振って。先程の立ち振る舞いからして自分たちのような属性の魔法は苦手分野だろうかと問いかけたところで教師からの指示が入り「はい先生…。申し訳ありません。」と分かりやすくシュンとして。)

「まあいい、話は医務室でしようか。ここじゃ危ないしな…」
(相手に手を貸して立ち上がればそのまま軽々と抱き上げて音質を出ていき。ペア式の授業でパートナーに怪我をさせたとあれば原点は免れないだろう。まして相手は下級生だ。自分のせいではないとはいえ監督責任が問われるかもしれない。医務室へ到着すれば早速相手を椅子に座らせ医務室の教師に状況の説明を。「僕の不注意で怪我をさせました。…傷は浅いですが毒性のものに触れた可能性があります。」医務室の教師に座っているよう促されればそれに従い相手の側へ腰掛けて)

(/全然大丈夫です!むしろウェルカムですよ!!!←
先輩としてかっこいい姿見せられるように頑張ります!)

  • No.35 by アイリス・グッドマン  2022-02-22 10:40:32 



(先輩の手をとって立ち上がったところで、ひょいと抱き上げられて目を丸くした。重くないかな、変なところないかな、なんて考えながら、大人しく医務室まで運ばれる。先輩の説明には、彼が話し終わってから慌てて付け加えた)

「あ、違うんです!先輩は悪くなくて、私が...!」

(薬を取りに向かった教師の背中にそう言うと、医務室にはしばし静寂が訪れる。あれだけ啖呵を切って同級生を助けようとしたのに、結局先輩に迷惑をかけてしまったのが申し訳ないやら情けないやらで、顔が赤くなるのを感じる。...もし、あの時先輩がいなかったらどうなっていたのだろう。もし、私が今よりも魔法を上手く使えたら?脳内で反省をしているけれど、それよりも先にやらなければいけないことがある。
改めて体を彼の座っている方に向ければ、深々と頭を下げた)

「...あの、色々とすみませんでした。私がもっとちゃんとしていれば、先輩に迷惑をかけなかったのに...。」

  • No.36 by トッド・レイモンド  2022-02-22 13:23:34 




「ああいう場合は周りに応援を頼むといい。…次から頑張れよ、」
(つっけんどんな言い方になってしまいながらも相手の言葉に頷き、大きな怪我をしなくてよかったと密かに胸をなでおろし。そこへ先ほどの授業の教師が入ってきて今回の原点はないと言われれば「ありがとうございます。以後注意します。」と深々と頭を下げ。彼女の手当に戻ってきた医務の教師にも会釈をして、落ち込んでしまった様子の相手の肩に手を置き、)

「僕も入学当初はそんなもんだった。…全部一人でやる必要は無いんだぞ。…僕も、直ぐに行かなくてすまなかった。」
(自分なりの励ましのつもりだがもっと恐縮させてはしまわないだろうかと。手当てが住めばその膝にはられた大きな絆創膏を見て眉を下げ。仮にも相手は女子生徒だ。その体に傷をつけてしまったという事実には変わりなく、ポケットから小さなラムネ玉を取り出して相手に差し出し)

「これ。…傷跡を消す薬だ。もし残ってしまったら食べてくれ。」

  • No.37 by アイリス・グッドマン  2022-02-22 15:57:47 



「そこまでして頂かなくても大丈夫ですよ!私、怪我をするのには慣れていますから」

(小さなラムネ玉を見て、私はわたわたと手を振って遠慮するような素振りを見せた。元々体を動かすのは好きだし、怪我をしたこと自体はあまり気にしていないのだ。
それに傍に居る先輩は、最初は意地悪な人だと思っていたけれど、私を助けてくれたり怪我を気遣ってくれたりするし、彼に対する印象は徐々に変わり始めていた。落ち込んでばかりでは余計に心配させてしまう、と自分の気持ちを切り替えると、両手を握って笑顔を見せた。)

「魔法は全然ダメですけど、体を動かすのは好きなんです。小さい頃は怪我してばっかりだったんですよ。」

(あはは、と困ったように笑いながらそう話した。それから、今となっては痕は消えているけれど、小さい頃はあちこち駆け回っては怪我をしていたエピソードを幾つか話した。最後に「だからあまり気にしないでください」と付け加える。)

  • No.38 by トッド・レイモンド  2022-02-22 16:09:09 



「怪我なんか慣れてどうするんだ…全く。」
(相手の言い草に思わず笑ってしまいそうになるのを噛み潰しながら呟いては差し出したラムネ玉をポイ、と自分の口に放り込み。この学園で調剤したものでは無いし、そもそも生粋の人間に効くかも分からないものだ。気にするなと言うなら無理強いはしないでおこうと。しかし小さい頃は怪我ばかりだったという言葉にはキョトンと目を点にして、ほう…と小さく声を漏らし。)

「君、今以上に小さかったことなんてあったんだね?…ああ、小学部の子たちもいずれこんなふうになるのか。」
(冗談ぽい笑みと共にからかうように告げては自分から見ればだいぶ小さな体躯の彼女でも小さい頃、所謂「子供の頃」というのがあったのかと。自分たちの種族は幼体の頃から姿がさほど変わらないが、人間というのはどんな成長をするのか興味をそそられ、この学園の敷地内にある幼い魔法使いたちが通う学校のことを思い出しあそこにいるのが「子供」と言うやつなのだろうと自己解決へ)

  • No.39 by アイリス・グッドマン  2022-02-22 18:10:15 


「え、ええと、それはそうですよ…。」

(いままで口にしていた意地悪とはなにか違う雰囲気がして、むっとするのではなく、どこか困惑しながら、私は答えた。先輩は興味深そうに呟いているけれど、これって当たり前だよね…?なんて、きょときょと目を動かしながら考える。
それからもう一度、先輩の表情を伺う。それでもやっぱり、先輩が私をからかっているのか、または本気で言っているのかがわからなかった。)

「まさか、先輩は最初からこの大きさだったんですか?小学部の頃は、これくらいでしたよね?」

(私は自分が座っているところから少し上を、手で示した。だいたい平均はこれくらいだろう。小さい頃は男女差もまだ生まれてないし。怪訝な表情をしながら、先輩の言葉を待った)

  • No.40 by トッド・レイモンド  2022-02-22 18:58:58 



「んー…まあ、えっと…、」
(少し喋りすぎたようだ。怪訝そうにこちらを見る目に狼狽えつつ目を泳がせ、どう答えたものかと迷っていたが医務の教師から「彼はちょっと、…変わった人だから。」と助け舟とも背中から撃たれるともつかない言葉が飛んできてハッと振り返り。もちろん教師陣は自分の種族のことは知っているし隠しているつもりもない。しかし人間には自分たちを怖がり苦手意識を持つ者もいると聞かされているのでどうしたものかと少しの思案の後、)

「僕は高等部からここに来た。…その前は、今は秘密。」
(いつか、彼女とこの先も面識があるとすれば自分のことを話してもいいかもしれないとの結論に至り、しー、と言うふうに自分の口元に人差し指を押し当てて。そこで立ち上がり手当ての礼を述べて、彼女の手を取り「戻ろう。次はランチの時間だろ?」と緩く微笑み。彼女と一緒に食べるという訳ではないがもし誘われたら断る理由もないな、と発言してから後悔を)

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