匿名さん 2022-02-20 20:09:07 |
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「うん、上出来だ。…そしたら、これに入れようか。」
(ふよふよと漂う甘くてフレッシュな香りの気体に目を向けて頷けばまたも隣のテーブルを指さしてはくいっ、と手をこまねいて小さな瓶を引き寄せ。2種類の煙が交わる先にその瓶を構えればパチンと指を鳴らし、小さなキャンディ状に形を変えたそれを瓶でキャッチ。手際の良さなら多分ここにいる誰にも負けないだろうと少し得意げになりながら、まだ周りに漂う気体も同じようにしてみるように、と相手に小瓶を差し出して)
「向こうのテーブル、これがなくて困ってるかもな。…代わりをあげよう。」
(いたずらっぽくニタリと歯を見せて笑っては代わりにと言わんばかりにホルマリン漬けにされた白いネズミが入った瓶を隣のテーブルへ浮遊させ。どうするかな、と彼らの様子を伺えば1人が振り返り小さな悲鳴をあげたのを見てくつくつと俯きながら笑って)
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