桜舞う道を二人で〆

【スマートファルコン】

それじゃあ、ファル子はぴょいっと♪はれるや！で可愛くキメたいな。チヨちゃんはどう？最後はカッコよくて盛り上がる曲がいいかも？
(ひたすらに可愛さを前面に押し出した曲を選べば、最後の一曲についてチヨちゃんへと話しを振ってみて、もちろん好きな曲を選ぶのが一番だが、この流れできたらカッコいい楽曲で締めるのもいいのではないかと提案して)

【サクラチヨノオー】

かっこよく…そうですね、ではUNLIMITED IMPACTなんてどうでしょう…？マルゼンさんたちのように魅せるステージなんて憧れちゃいます
(ファル子の提案に少しだけ考え込んで、自分の憧れのマルゼンスキーがステージで歌っていた曲を挙げて、彼女と同じようにというのは難しいかもしれないがそれでも挑戦してみたいと意欲を見せて)

[永春慧]

最後にかっこいい曲で締めるのはいいね。ウマ娘のライブってかっこいいのもあるし。それじゃ今日は雨だしライブの練習しよっか。とりあえず今日は踊る機会が少ないUNLIMITED IMPACTの練習しようか
(最後はあまり世間で認知されてない、ウマ娘のかっこよさを出すのは良いなとみんなの選曲に大賛成で、それなら今日はUNLIMITED IMPACTを練習しようと提案し)

[トウカイテイオー]

いいね！あの曲ってダートのウマ娘の曲って感じだから踊ってみたかったんだよね～
(まさかクラシックを目標にしてる自分がダートのウマ娘が踊る曲を踊れるなんてと感激し、曲調や歌詞がかっこいいので少し憧れてたと今からもうワクワクして)

【スマートファルコン】

泥臭く勝利を目指すって、ウマドル的にはちょっと…って感じだけど、でもこの曲の組み合わせならライブが盛り上がること間違いなしだよね！
(あくまでも活躍のステージを芝に拘りたい自分としては少し複雑な感情もありつつ、出来上がったセットリストを見れば非の打ち所がなく多くの人に楽しんでもらえるライブになるだろうと確信して)

【サクラチヨノオー】

はい！絶対に素敵なライブにしましょう！えっと…それでは、ダンススタジオへ移動しましょうか？
(改めて最高のライブに仕上げようと意気込みを語れば、ひとまずライブの練習をするなら学園内に備え付けられているレッスン用のダンススタジオを使ってということになるだろうかと確認の意味も込めてトレーナーへと小首を傾げながら問いかけて)

[永春慧]

そうだね、時間も限りてるし早く始めちゃおうか
(曲は決まったものののんびりしてる暇は無いので友好的に使おうとダンススタジオへ移動すると伝えれば4人でスタジオに向かい)

[トウカイテイオー]

わーいわーい！ボク達の貸切だね！広く踊れるから嬉しいな～♪
(ダンススタジオに着くと、意外にも他に使用しているウマ娘はおらず、これなら広々と本格的に練習できるねとステップ踏んでスタジオ歩きながらテンション上げて)

【スマートファルコン】

流石はテイオーさん、軽快なステップだね♪よーし、ファル子も頑張っちゃう
(期せずして貸切同然となったダンススタジオで足取り軽くステップを踏むテイオーを見て、流石と褒めつつ自分も頑張ろうと早速やる気をみせて後に続こうとして)

【サクラチヨノオー】

あっ、二人ともちょっと待ってください、先に準備運動をしないと…
(これだけ広いダンススタジオを自由に使えるとあってテンションが上がる気持ちはわからないでもなかったが、ちゃんと事前に準備運動しておかなければ怪我をするかもしれないと、トレーナーも居るのに自分がわざわざ言うまでもないだろうし、差し出がましいとは思いつつも思わず口にせずにはいられず)

[永春慧]

こら、2人とも準備運動もしないではしゃがないの。それにダンススタジオの床は滑るんだから滑って頭打ってらどうすんだ
(チヨちゃんが注意したいんだなと察すると、テイオーとファル子の首根っこ掴んで少しキツめに怪我したらどうすると注意して)

[トウカイテイオー]

あはは、ごめんねトレーナー。ちゃんと準備運動するからさ！
(さすがにはしゃぎすぎたなと反省の色見せて、トレーナーの言う通り怪我をしないように入念に準備運動を開始して)

【スマートファルコン】

怒られちゃった…それにしても、チヨちゃんもどんどんトレーナーさんっぽくなってきてるよね、準備運動もトレーナーさんが言う前に気づいて注意したり、もうトレーナーさんと息ピッタリって感じ！
(やはり二人一緒にいる時間が長いからか、注意をしたりするタイミングなんかも息ピッタリだなんて、叱られながらもチヨちゃんを少しだけ茶化してみて)

【サクラチヨノオー】

ええっ！？わ、私は別にそういうつもりじゃなくて…えと、出しゃばった真似をしてごめんなさい！
(ファル子の弄りに僅かに赤面しつつ、トレーナーを差し置いて他の二人に注意するなんて流石に少し調子に乗っていると思われても仕方ないかもしれないと思い、慌ててトレーナーを振り返って謝罪して)

[永春慧]

いや、謝ることなんてないからね。それよりもちゃんと2人のこと見てて偉いなーって思ったよ。俺席外してもチヨちゃん入れば上手くまとまりそうだね
(そんなことで謝る必要は全くないと言えば、むしろチヨちゃんの行動は素晴らしいなと褒めて、チヨちゃんは優しいし先生とか向いてそうだなと思いながら、自分が居なくてもチヨちゃんがいれば安心できるなと信頼を見せて)

[トウカイテイオー]

ちょ、ちょっとトレーナー！その言い方だとボクとファル子がなんだか問題児みたいじゃないか！い、今は羽目を外しただけだけど普段は優等生なんだからね！
(確かにチヨちゃんはすごいなと思いながらも、トレーナーの言い方がなんだか気に食わなくて、問題児扱いするのはどうなんだと抗議して)

【スマートファルコン】

本当失礼しちゃうよね、ファル子だってごくたまーに叱られたりしちゃうぐらいだもん
(自分たちの扱いに抗議するテイオーに同調するようにしてぶーぶーと文句を垂れて)

【サクラチヨノオー】

あ、あのー…それぐらいにしてそろそろダンスの練習を…
(二人の気持ちはわからないでもなかったが、時間も限られているのもあるし、流石にあまり反抗的な態度をとり続けない方が、と諌める意味でも、本題のダンスの練習をしないかと遠慮がちに申し出て)

[トウカイテイオー]

あはは～ごめんごめん。チヨちゃんって常にトレーナーのこと考えて行動しててすごいよね
(時間は限られてるのに不毛な会話だったなと苦笑いで謝るも、先程から見ていてチヨちゃんは常にトレーナーのことを意識して発言してるなと見抜いて素直にそのことを褒めて)

[永春慧]

トレーナーとしては嬉しい限りだけどね、ちょっと音源とかの準備するから待っててね
(常にトレーナーである自分を考えてくれてるなんて、指導者として嬉しい限りだと満面の笑みでチヨちゃんに微笑めば、練習するためのライブ映像を流すためにのプロジェクター等の準備をするから待っててと3人に伝え)

【サクラチヨノオー】

そ、それは……あっ、それでしたら私も何かお手伝い出来ることはありますか？
(自分でも無意識にトレーナーのことを考えて行動してしまっていることを嫌でも意識させられてしまい、赤面しながらもトレーナーが支度を始めたのを見ればやはりいてもたってもいられずそばに近寄って手伝いを申し出て)

【スマートファルコン】

チヨちゃん、学園卒業してもずっとあんな調子なんだろうなって感じがしちゃうよね
(いつか現役引退したとしてもトレーナーをあんな感じでそばで支えてそうだなんて、感想抱いて微笑ましげにテイオーと一緒に準備の終わりを待ちながら話して)

[永春慧]

助かるよ。それならこれでプロジェクター下げてくれるかな？
(1人でこなせる仕事だが、手伝うと申してくれたのなら断るのは可哀想だなと大きめのカギの付いた棒を渡して、スタジオ横の天井についてるプロジェクター指差しながら下げるようにお願いして)

[トウカイテイオー]

分かる分かる、ずっと一緒にいる姿が思い浮かぶからね。熟年夫婦みたいな
(ファル子の感想に共感を示して、首を縦に振りながらもはや熟年夫婦のようだなと無意識にだがチヨノオーを茶化してみたりして)

【サクラチヨノオー】

はい、わかりました！それぐらいでしたら私にお任せあれです！
(仕事を頼まれたのが嬉しいようで、尻尾をゆらゆら揺らし、元気よく笑顔で返事すれば言われた通りテキパキとプロジェクターの用意を進めて)

【スマートファルコン】

だよね、ああいうの見てるといいなーって、ちょっとだけ羨ましく感じちゃう
(実際に自分がその立場となると話しはまた違ってくるが、それでも見ていて憧れに近い感情は抱くようで、うっとりした表情で二人のやりとり見ていて)

[永春慧]

ありがとうチヨちゃん、助かったよ。それじゃ3人ともプロジェクターに注目…って2人とも何話してたの？
(仕事がひとつ減りとても助かったとチヨちゃんに笑顔でお礼言って、映像を流すので注目してとテイオー達の方向けばいつもと違う表情をしている2人に気づき、疑問に思い尋ねてみて)

[トウカイテイオー]

えっ？…ううん、なんでもないよー！ねぇファル子？
(自分も2人のやり取りを見てて少し羨ましく感じて眺めていたら急にトレーナーに声をかけられて、もしかして顔に出ていたのではと焦り何もおかしくはないとファル子に同意を求めながら説明し)

【スマートファルコン】

へ…？そ、そうそう、なんでもないよ、なんでも…あははー…
(まさかこちらに話しが振られるとは思っておらず、素っ頓狂な声を上げれば慌ててテイオーに同調し、誤魔化し笑いを浮かべながら手をひらひら振って)

【サクラチヨノオー】

テイオーさんとファルコンさん、いつの間にすごく仲良くなったんですねー
(二人示し合わせたような会話を繰り広げる様子を見て、特に疑問など感じたりすることなく、二人がそれだけ仲良くなったということなんだなと純粋に楽しげに見ていて)

[トウカイテイオー]

そ、そうなんだー！やっぱりチームメンバーとはたくさん仲良くしたいからね！
(憧れていたからあんな表情していたなんて絶対に言えないと、ファル子の嘘に乗りながらあははとうそ笑して何とか誤魔化し)

[永春慧]

それじゃ流すからしっかり見ててね……いやー、やっぱりかっこいいなマルゼンスキー
(3人をプロジェクターの前に座らせれば、ダンス映像を再生しセンターのマルゼンスキー見ながらやはり戦績も然る事乍ら、貫禄があるなといずれ自分の義姉になるのが信じられないと思いながらも要所要所でダンスのポイントを解説しながら映像は終わり)

【サクラチヨノオー】

私もこんな風にカッコよくライブしたいです…！早く練習しましょう！
(ライブ練習用の資料映像だが、憧れのウマ娘がパフォーマンスしている姿に思わず魅入ってしまい、終わった時には満足感と共にライブパフォーマンスでも少しでも彼女に近づきたいという気持ちが大きくなり、早く練習をしようとやる気満々で立ち上がって)

【スマートファルコン】

チヨちゃん燃えてるね、これはファル子も負けてられないね
(チヨちゃんの熱気にあてられて、負けてられないと意気込めば早速映像で見た振り付けを真似て身体を動かし始めて)

[トウカイテイオー]

よぉし、僕も頑張るぞー！…………わとと、やっぱり初めてのダンスって難しいね
(2人を見れば自分も俄然やる気が出て、踊り始めるが中々上手くいかず悪戦苦闘しており)

[永春慧]

それじゃ次は反転した映像にスローかけて一緒に体動かしてみようか。作ってきて良かったよ
(やはりいきなりは難しいかと3人のダンス見れば、用意してきたスロー＋反転した映像を流して、この映像に合わせて体に覚えさせるように指示して)

【スマートファルコン】

結構ライブ慣れはしてるけど、新しい振り付けはやっぱり難しいね、チヨちゃんは大丈夫かな？
(テイオーと同じく苦戦しつつ、元々ダンスが好きであったり個人的にライブを開いたりしている自分やテイオーでさえこれなのだから、チヨちゃんは大丈夫だろうかと少し心配そうに見遣って)

【サクラチヨノオー】

…よし、もう一回…っ……！……っ……！
(一方で慣れないダンスに苦労しつつ、トレーナーが用意してくれた映像をもとに、よほど集中しているのかファル子の視線にも気づかず黙ってひたすらに繰り返し反復練習をしていて)

[トウカイテイオー]

…めちゃくちゃ練習してるね。ボクも負けてられないぞっ！
(ファル子と同じくチヨちゃんを心配して様子を見れば、とんでもない集中力に驚き、このままだと先を越されてしまうなと自分も集中して練習を再開し)

[永春慧]

はーい、ちょっと休憩するよ。3人とも飲み込みが早くてびっくりするよ
(1時間ほど練習して、そろそろ休憩を入れた方がいいなと判断すれば手を叩いて休憩しようと指示して3人にスポーツドリンクとタオル渡せば、やはり才能の原石だなと改めて3人のポテンシャルの高さを知り嬉しそうで)