桜舞う道を二人で〆

いえいえ、それよりファル子のケーキも美味しそうだね、1口欲しいな
(お団子食べながらもやっぱりケーキも美味しそうだなとファル子が食べるところ見てそう思い、口を開けながら食べさせて欲しいとお願いして)

【スマートファルコン】

え？うーん…気になるなら自分で取ってきた方がいいんじゃないかなって思うけど…トレーナーさんがそう言うなら、はい、どうぞ！
(思わぬお願いに、バイキングなのだから自分で新たに持ってきた方がいいのでは？と思い、口にしつつもなんだかんだで断りきれず、チヨちゃんの方を少しだけ気にしつつケーキを一切れトレーナーの口元へと運んで)

【サクラチヨノオー】

……私もなんだかケーキが食べたくなったのでとってきますね！
(トレーナーとファル子のやり取りにやはりモヤモヤしたものは感じて、それでも文句を言ったり出来る立場ではないし、この場面においては誰も悪くないと自分に言い聞かせつつ一旦この場を離れることにして)

あはは…だよね、じゃあ俺もケーキ取ってくるよ。チヨちゃん待ってー
(さすがに自分で取りに行くべきだったなと反省すれば、ケーキ取りに行くチヨちゃんの後ろを追いかけて自分もケーキを取りに行き)

【スマートファルコン】

あ、うん、行ってらっしゃーい
(差し出したケーキを食べずにチヨちゃんを追って席を立ったトレーナーを見送りながら、差し出したフォークの先のケーキを自らの口に入れて)

【サクラチヨノオー】

えっ、トレーナーさんもですか？えっと…はい、では一緒に行きましょう！
(まさかあそこまでいってファル子からケーキをもらわないというのは予想がつかず、一瞬戸惑ったような表情を浮かべたがすぐにニコッと微笑めば一緒にケーキのコーナーへと向かい)

チヨちゃんはどんなケーキが好きなの？俺は無難にいちごのショートケーキが好きだな
(チヨちゃんの横に並びながらケーキコーナーを見て、ホンワカした雰囲気を2人で出しながらチヨちゃんの好みを聞いて、自分の好きなケーキを教えたりもして(

ショートケーキですかー、トレーナーさんは甘いのがお好きなんですね。私は、そうですね…やっぱり抹茶とかを使った和のテイストの入ったケーキなんかが好きですけど、オーソドックスなものだとチョコレートケーキが好きですね。あ、もちろんショートケーキも好きですよ！
(生クリームを使った甘いショートケーキが好きだと語る相手に、本当に甘いものが好きなんだなと頷きつつ、最近は店頭などで見かける事も少なくない和のテイストを取り入れたケーキが好きだと話し、そういった変わり種を除いての好みも相手に話しながらチョコレートケーキをお皿にとってみせ、相手へと笑いかけて)

いい歳して甘いもの好きなんてちょっと恥ずかしいけどね…別に俺可愛いって感じの容姿でもないし…はは…
(本当は甘いもの好きなことは隠したかったが、既にチヨちゃんにはバレてるので仕方ないと思いつつも、自分は最近の可愛い系男子のような見た目でもないのでこの嗜好は恥ずかしいと苦笑いして)

そんなことないです！好きなものに年齢や性別は関係ないと思いますよ！『ウマ娘いくつになってもにんじんの味を忘れず』です！ですからトレーナーさんも気にせずケーキ食べましょう！
(趣味嗜好は年齢などに縛られるべきものではないと、いい年した男が甘いものが好きだということを恥じる相手の意見に首を横に振って否定して、またも思いついた格言を口にしては相手のお皿にショートケーキを取ってあげて)

ははっ、ありがとうチヨちゃん。チヨちゃんの格言ってすごいな、本当にそんな気がしてきて元気出てくるよ
(いつの間にかチヨちゃんの格言を聞くのがとても好きになって、自分を肯定してくれる言葉にいつも元気づけられてると俺言えば片手でチヨちゃんの頭を撫でて)

えへへ、格言は全部が私の自信作ですから、トレーナーさんの人生を豊かにするお手伝いが出来たなら嬉しいです！…えっと、そろそろ席へ戻りますか？
(自分にとっては全部が会心の出来といえる特製の格言が褒められ、しかもそれが相手にとって少しでも役に立てたとなれば嬉しさもひとしおでニッコリ明るく笑えば、目的のケーキも取ったため席へ戻るか尋ねて)

そうだね、2人で来ちゃったからファル子1人にさせちゃってるし
(ある程度のケーキ取れば、1人にしているファル子が心配なのでチヨちゃんと並びながら自分達の席へと戻って)

【サクラチヨノオー】

ですよね…ファルコンさんにはなんだか申し訳ないです
(なんだかんだでファル子を一人にさせてしまう時間が長くなっている自覚はあり、申し訳なさを感じながら相手と一緒に席へと戻って)

【スマートファルコン】

二人とも遅いよー、二人が仲良しなのはわかるけどファル子も一緒なんだから、そこは忘れないで欲しいな
(戻ってきた二人を見れば、軽くむくれながら抗議をするが、別に本気で怒っている風ではなく、その証拠に言い終えてから二人の並びを微笑ましげに見遣って)

ごめんごめん、ファル子だって大切だと思ってるから許してね。それじゃあ頂きます
(ファル子だって自分にとっては大切なウマ娘だと少し放置したことを謝って席に着いて早速ショートケーキ食べれば頬を緩ませて)

【サクラチヨノオー】

私だってファルコンさんのことはもう大事な仲間だって思ってますからね！？
(やや慌て気味にトレーナーの言葉に追随するようにファル子への想いを語り、実際最初こそ戸惑いはあったりしたものの、それでもこの先一緒に切磋琢磨できる仲間が身近に居てくれることは嬉しいし心強く感じていて)

【スマートファルコン】

なんだかチヨちゃんのはとってつけたような感じに聞こえちゃうなー
(あたふたするチヨちゃんにちょっとした悪戯心が芽生えれば、軽く困らせてあげようと思いわざとそんな意地悪を言って)

【サクラチヨノオー】

えぇー！？そ、そんなんじゃないですよー！…トレーナーさん、さっきの私わざとらしく見えましたか…？
(ファル子からの思わぬ追及に案の定困り果てたようにオロオロとして、耳を寝かせトレーナーを上目で見ながら助けを求めるよう問いかけて)

どうだろ、チヨちゃんにとってファル子はチームメンバーとして後輩だから色々とパシリにしようとか考えてるんじゃないの？
(チヨちゃんがいい子で可愛らしいからこそからかいたくなり、そういうことをする子じゃないと分かっているからこそニヤニヤと笑いながらいじって)

【サクラチヨノオー】

私はそんな酷いことしませんよ！？…うう、トレーナーさんまで…あんまりです…
(まさか自分の味方だとばかり思っていたトレーナーにまでそんな風に言われてしまうと、冗談を真に受けて自分はそんなことはしないと不貞腐れてしまって)

【スマートファルコン】

ごめんね、チヨちゃん冗談だよ。トレーナーさんもそれぐらいにしておこ？…って、元はと言えばファル子が原因なんだけどね…
(チヨちゃんの反応を見れば揶揄うのはこれぐらいにしておこうと思い、トレーナーにもストップをかけるがそもそも始めたのは自分なんだけどと苦笑して)

チ、チヨちゃんごめんね！冗談だから、チヨちゃんは誰よりも優しくて思いやりのある素敵なウマ娘だって俺が1番知ってるからね！
(いくら冗談でも大切なウマ娘を悲しませてまったことに慌てふためいて訂正して、頭を優しく撫でながらそんな酷いことはしないと自分が1番わかっていると胸を張って説明して)

【サクラチヨノオー】

わわっ…す、素敵って…、そこまで言われると流石に恥ずかしいです…でも、許しちゃいます！えへへ…
(頭を撫でられながら、あまり褒められ慣れてない自分には身に余るほどの相手からの言葉に顔を赤らめてあたふたするが、最終的にはそれが決め手になって機嫌を直して照れ笑いをして)

【スマートファルコン】

…全く媚びない天然故の可愛さ…チヨちゃん恐ろしい子、やっぱりウマドルに…
(トレーナーの一言に機嫌を直したチヨちゃんの反応を見れば、媚びた感じは一切ないのに甘え上手な面が垣間見えて、そのポテンシャルに可能性を感じれば尚更ウマドルに引き入れたくなって一人ぶつぶつ呟いていて)

ありがとうチヨちゃん、許してもらえて嬉しいよ。……って、ファル子どうしたの？そんなにブツブツ呟いて
(まだまだチヨちゃんの頭撫でながら許してもらえてほっとして、何故かファル子が神妙な顔でなにかを呟いているの見れば小首を傾げてどうしたのか心配になり)

【スマートファルコン】

あ、ううん、なんでもないよ？なんでも☆ところでトレーナーさん、明日からのトレーニングはチヨちゃんと別メニューになるのかな？それとも初回は様子見で一緒って感じになるのかな？
(自分の野望へと話題が及びそうになるとすぐに、明日からのトレーニングへと話題を持っていき、相手がウマ娘二人を一人で見るのは初めてだと言っていたためどんな形で進めるつもりなのか興味本位で尋ねて)

【サクラチヨノオー】

確かに…ですが、ファルコンさんと私では多分適正とか色々違いますし…トレーナーさん、大丈夫ですか…？負担にならないといいんですけど…
(実際に走ったりしてみないとわからない為、今はまだハッキリとは答えられないだろうが、それでも全く同じということは恐らくあり得ないだろうと考え、それぞれに合ったトレーニングを考える事になるであろう相手に負担が増える事を心配して見上げて)