オリキャラ戦闘（途中参加OK）

》飛刃 all



『神様……？』

(自分の事を神様と呼び差し出したお弁当をがつがつ食べる飛刃の様子を少しきょとんとした表情で見つめる。そして食べ終わり自分の手を握って飛刃が今まで何があったのかを話し出したのをジッと見つめて聞くと『……まだ、お腹空いていない？…たくさん食べたら強くなる』とたずねて)

＞ユキさん　ALL

「わぁ！ありがとう！」

ユキから許可のようなものを貰ったのでお弁当の山に食いつく。山が半分ほどに減ったあたりで飛刃の胃袋に限界が来てようやく食べるのを止めた。

「しあわせー♪あ、私は飛刃！飛ぶ刃と書いて飛刃なんだ！剣士としてはこう名乗れって言われてるの！本当にありがとうね命の恩人さん！もうお腹いっぱい♪」

》飛刃 all


『……お腹いっぱいになって良かった』

(一心不乱に食べ《お腹いっぱい》と喜ぶ相手を見ると小さく笑みを浮かべる。そして飛刃の自己紹介を聞くと『……飛刃、よろしく。私は、ユキって呼ばれてる。多分それが名前』と自分も自己紹介をして)

>ユキさん　ALL

「ユキちゃんだね！よろしくぅ！」

ユキからも自己紹介されて嬉しくなってユキの手を握る。そして手を握って気付いたが人間の物ではない。まるで鬼のような力強さを感じさせる手だ。だがそれ以上に気を引いたのは、

「…おっきい…」

彼女の胸を少し見ながらうわ言のように呟く。

》飛刃 all



『……うん』

(ｺｸﾝと小さく頷くと相手のうわごとの様な呟きに反応する。何の大きさの事か気になったのか『……大きい？』と首をこてんと傾げて訪ねる)

＞ユキさん　ALL

「お、大きいよ！」

尋ねられたのでうっかり答えてしまったが初対面の人に胸が大きいだなんて失礼ではないだろうか。そんな不安な思いをしてヒヤヒヤしながら返事を待つ。

》飛刃 all



『大きい……』

(再び大きいと言われて少し考えてみる。まずは相手を観察し思ったことは《小さくて可愛い》。そして自分に当てはめて導きだしたのは《身長》とずれた答えであり)

『……大丈夫。まだまだこれから』

(と、両手をグッとして相手が身長の事を言っていると勘違いしたままﾌﾝｽｯと励まして)

＞ユキさん　ALL

「うっ、うっ、これからってー。」

ユキから励まされるがもう成長期は過ぎてしまっていてこれ以上の成長は見込めないだろう。

「うう、こうなったら他の大きい子から少しずつ分けてもらって…いや奪い取って自分の物に…でもユキちゃんは命の恩人さんだし…」

飛刃はブツブツと物騒なことを呟き続けてユキの勘違いに気付けない。

》飛刃 all



『……身長を奪い取っても意味ないような』

(物騒な事を呟き続ける飛刃を少しだけ首を傾げて勘違い、そして悪気は無いが爆弾みたいな発現をする)

＞ユキさん　ALL

「ムッカァ！」

ユキの一言に飛刃はキレて後方にジャンプして距離を取ると背中の鞘を左手に持ち腰で構える。

「決闘じゃあーー！！私が勝ったらその余分な脂肪とついでに身長を貰うぞぉーー！！」

刀こそ抜いてはいないが殺気丸出しでユキに決闘を申し込む。表情は怒りに染まっているがちょっと涙目になっている。

》飛刃 all



『……決闘』

(普通なら拒否だったり宥めたりするが彼女は《鬼
》、決闘と聞いて小さく呟くと戦いを求める種族である彼女は少し楽しそうな笑みを浮かべる)

『……良いよ。飛刃は強そうだから楽しみ』

(飲み物が入ったボトルを手に取ってグビグビと一息で飲み干すとﾊﾞｷｯと片手でボトルを握り砕く)

＞ユキさん　ALL

「やっぱり人外だったね！」

ユキがボトルを握る砕くところを見ると人間ではないことを確信する。そして人間でないのなら手加減は無用だ。鞘から長刀を引き抜くと上段に構えた。

「いざ！勝負ぅーー！！！おらーー！！」

そして刀を振りかぶってユキに振り下ろした。

》飛刃 all



『……初手の上段は悪手』

(人外かつ鬼である彼女は永い時を生き、それと同じ時を戦ってきた。初手の上段は何千も見てきた。飛刃の上段の振り下ろしを体を反らして回避しようとする。その行動の中で右拳に力を込めていて)

＞ユキさん　ALL

「ふんぬぅ！」

振り下ろしかけた刀が地面に着く前に力ずくで無理矢理ユキの方へ軌道をずらす。減速したので威力はないが地面に叩きつけて隙を作るよりかは良いと考えての行動だった。

》飛刃 all



『…おっとと』

(飛刃の行動に気づくと少し慌てて左手で刀を掴む。鬼だからこそ出来る荒業である。そして右手で飛刃の頭を掴もうし腕を伸ばす)

＞ユキさん　ALL

なんと威力も速度もないとはいえ素手で掴まれるとはクレイジーな戦法だ。だがこんな荒技をするとはユキは鬼なのだろうか。しかし素手で掴むのは文字通り悪手だ。飛刃は刀を握りなおすと思い切り刀を引いて左手から脱出する。そして刃を引くと当然の摂理でユキの左手に切り傷を付ける。筈なのだが。

「血が一滴もなーい！もうユキちゃんは鬼で確定みたいなもんだね！」

ユキが右手で掴もうとしてきたのですぐに後ろへステップを踏んで間合いを再びとる。

》飛刃 all



『……うん、私は鬼。……酒呑童子のユキ』

(切りつけられた左手を見てｺｸﾝと小さく頷くとその辺に転がっていた自身の身長の倍はある直径の大岩を『よっこいしょ』と持ち上げると『……どーん』と間合いをとるため離れた飛刃目掛けて投げ飛ばす)

＞ユキさん　ALL

「えええ！酒呑童子！？」

酒呑童子だという中々衝撃的なカミングアウトを受けたがそれを裏付けるように巨岩をこちらに飛ばしてきた。驚いたが岩を斬るくらいなら修行で何回もやっている。特に気合を入れるわけもなく一太刀で岩を真っ二つにして背後で砕けて土煙をあげる。

「酒呑童子なら手加減無用だね。飛刃流剣術いっちゃうよー！」

刀を両手ではなく片手で持ってユキの目の前まで飛び込んで連続で刀を振るう。

「『鬼無双』！」

》飛刃 all


『…お、岩を切った』

(大体の刀使いは岩を投げて仕留めて来た。しかし飛刃はそれを切って自分に向かって来た。それが《鬼》として嬉しかったのかﾌﾞﾙｯと身震いをすると嬉しそうな瞳を向け『…やっぱり私の目に狂いはない』と呟くと刀の連戟を己の拳で相殺していく。相殺していく中で『……飛刃。貴方の強さをもっと魅せて』と述べ)

＞ユキさん　ALL

「おお！『鬼無双』を拳で相殺するなんて！お望みならもっと良いのを見せるよ！」

もう飛刃の頭からは巨乳への憎悪とかはすっかり忘れてユキとの戦いを楽しんでいた。ちょっと時間がたてば忘れてしまうのだ。

「『画竜点睛』はどうかなぁ！？」

一旦刀を引いてユキの腹に向けて刺突を繰り出す。これは『画竜点睛』の第一動作だ。