異能世界でぼくらは生きるｰmetanoiaｰ（文ストキャラ・いのぼくのキャラのなりきりストーリー）

まぁ、酷い事をされたからな・・・・・
しかし、どうしたものか。
・・・・・まさか、かの有名な文豪の同姓同名がこんな大勢いるとは。by白夜

ギメル「しかも僕らの世界で言う固有魔法に似たものを持ってるときた……僕文豪のこと殆ど知らないけどね」

森「…まさか、本当に傷つけずに勝ってしまうとはな…」
樋口「あの芥川先輩が、傷一つ付けられずに逆に圧倒されてしまうなんて…本当に、あの条件を飲んでよろしいのですか？」
森「約束は約束だ、あんな力を見せられてしまった以上呑み込みざるを得ないだろう。だが、何もこちらも無策という訳では無い。幾ら相手が桁外れな力を持ってたとしても、あの人の良さを見る限り、上手く行けば強力な操り人形となる。子供を導いていくのも、立派な大人の役目だからね」

沙月「はぁぁぁ…緊張したぁ…急に戦えなんて言うから驚いちゃったよ…」
奈緒「けど、お姉ちゃんの言った通り傷つけずに勝てたでしょ？それに、お姉ちゃんの本領発揮を見られてないから、まだマシな結果だよ」
沙月「そうなんだけどさぁ…」
紅魔「………」
沙月「紅魔？さっきからボーッとしてどうしたの？」
紅魔「えっ？あぁ…いや、何でもない、ただの考え事」

さて。
これで手駒は取り敢えず揃いましたわ。
・・・・あとは、演者次第────ね。
見てなさい、森鴎外。
精々裏をかかれないよう・・・気をつける事ねby黒羽

（一夜明けて─────）

最悪だな、畜生・・・・・
（スマホには「午前11時45分────派出所で何かが起こります」と舞奈香から送られていた）
普通病み上がりの人間に任せるかねぇ・・・・by希美

ヴェノム「いやぁ、お見事お見事。いいもん見させてもらったぜー(上機嫌)」
ライター「……ヴェノム、上機嫌だね」
ヴェノム「まぁな。久々気分上がったからな」

何かが起こるって何が起こる─────・・・・・（派出所の1m離れた所の壁で持たれている時に、ふと横目で見ると、芥川の姿が）・・・・あ？by希美

紅魔「…沙月ってさ、なんだか逞しくなったよね。昔は私の後ろに隠れてビクビク怯えてただけだったのに」
沙月「それは…希美さんのお陰だよ。怯えてた私に希美さんが喝を入れてくれたからこうして強くなれた。ずっと紅魔に頼りっぱなしじゃ居られないからね！みんなに守られてた分、今度は私が守んないとさ！」
紅魔「沙月…(ギュッと拳を握り締める)力だけじゃなくて、頭の方も強くなってもらわないとなんだけど」
沙月「えっ、頭？頭の硬さなら自信あるよ！」
奈緒「そういうとこだよお姉ちゃん…」

芥川「ｺﾞﾎｯ……(黒い鞄を持って派出所に入っていこうとする)」

あー・・・・なんだあの鞄──────っ!!!!
（ふと、鞄の中身を知ったのか、目を見開く）
・・・・確か、舞奈香の親父さんはポリ公・・・・そういう事かい・・・・あの馬鹿もん。

（そう呟き、動き出す）by希美

芥川「…………(希美の姿を1度確認するが目を逸らして入ろうとしていて)」

・・・・・・・中には誰もいませんよ。お兄さん。

（3歩踏み入れた時に、芥川の背後から話しかける）

如何にも・・・って奴ですね。
ジェノサイドでも仕掛けるつもりですかねぇ・・・お兄さん？

（冷たい笑みを浮かべ、芥川を見据える）by希美

芥川「…………何者だ(黒い鞄を床に置き背を向けたまま)」

単なる通りすがりだよ・・・不審なあんたを見かけて、話し掛けたまでだ。by希美

芥川「…………そうか。だが、僕に関わるな……即刻失せろ、僕の前から……失せろ(睨みつける)」

生憎、俺も難儀なモンでさ。
知り合いから派手な手出しはするなって言われてる・・・だがな、人を搾取するのはな───アイツも、俺も、望んでねェ。
その鞄、俺に渡しなby希美

芥川「断る、と言ったらどうする？」

・・・・・無理くりにでも奪うぜ。by希美

芥川「なら…………くれてやる(鞄を投げ渡すが中の爆弾のカウントはあと僅かで)」

─────────〈クリスタルレイ〉
（途端、鞄の中にある爆弾が凍りつき、無愛想な音を立て落ちる。落ちたと同時に芥川に向かってくる）
少しおいたが過ぎるぜ、兄ちゃんby希美