蒼空 2020-11-13 23:36:37 |
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(相手に身を委ね、そこまで酔ってはいないんだけどなぁと小さく呟き身体が暖まって赤く出ちゃってるのかなと鏡で見ながら。洗い流され出るように促されると鏡越しに睨まれている事に気付き)
あ…そこ気にする?それはほら、蒼空を好きになる前の話だし。
(立ち上がると場所を移動して相手を椅子に座らせ後ろに回り、顔の横からヒョコっと鏡を見やるとにっこり笑顔で)
俺も洗ってあげるよ。
…ふーん。
(昔の話だから仕方ないと分かっているのにモヤモヤした気持ちが消えず眉を寄せたまま、むっ…とした顔をして)
まぁお互い様か
(納得したように呟くも相変わらず眉を寄せたままで。洗ってくれると言う相手に「俺はいいから早く服着ろ」と背中を押し浴室から出すと、自分は頭を冷やそうとシャワーを浴びてから髪を洗い始め)
えっ…あー…
(特に何の気なしに言った言葉が引っ掛かってしまったようで、無理矢理浴室から追い出されてしまえば掛ける言葉も許される空気ではなく。中で一人シャワーを使い始めるのを横目に仕方なく用意してもらっていたタオルで身体を拭き共に置いてあった服を借りて着ると先に脱衣所を後にして)
……、余計なこと言ったかなぁ…
(タオルで頭をワシャワシャ拭いながら部屋に戻ってくるとソファに腰掛け溜息を漏らし)
…はぁ。
(髪を洗い、しばらくシャワーを浴びながらぼーっとしていると少し落ち着いてきて、浴室から出ると体を拭き服を着ればそのまま髪を乾かし始め)
あ、そういやまだ髪乾かしてなかったよな…?
(さっと髪を乾かすと、そのままドライヤーを持って部屋に行き「伊織、髪乾かした?」と問い)
(タオルを顔に覆って背もたれに全身を預け暫くぼんやりしていると、ドライヤーの音が聞こえ風呂上がったのかなと思うとこちらに来る相手の気配に気付いて、言葉が発せられたと同時にタオルを取りソファから身を?がして相手にかけ寄り抱き締め)
蒼空、ごめんね、嫌な思いさせたよね…
(申し訳なさそうに小さく言うと今目の前にいる相手への自分の気持ちを精一杯伝えるようにきつく腕を回して)
…っ!
(部屋に入った途端に抱き締められ一瞬驚くも、相手の腰に腕を回して。どう見ても自分が悪かったのに、必死で謝る相手に申し訳なくなり「俺の心が狭かっただけだ、伊織の昔のことをとやかく言う筋合いは無いのに…ごめん。」と眉を下げて小さく呟くと「確かに嫉妬はした、けど…怒って浴室から出したわけじゃねーよ。真っ赤な顔してたのにあのまま居たら湯冷めすると思ったからで…」と言い訳にしかならないが、きっと傷付けたであろう自分の行動を説明して)
蒼空が謝ることじゃないよ。わざわざ言う事じゃなかった…
(嫌な思いした筈の相手から謝罪を聞けば、優しいねと薄く微笑みを浮かべて頭をそっと撫で。「分かってる、心配してくれて有難う」と弁解に関しては先程の行動に対して気にする様子なく顔を向けて笑み頷いて)
ドライヤー、借りていい?
(手に持ってる物に気付いて乾かしてなかったと濡れた髪に触れながら)
なんか俺…女々しかった?
(ふっと笑いながら言うと、髪を乾かしてないと言う相手にハッとして「忘れてた!早く乾かさねぇと風邪引く!!」と慌てて言えば、相手をソファに座らせてからドライヤーのコンセントを入れ正面に立つと「乾かすから目閉じてて」とスイッチを入れ)
いや?普通じゃないのかな。蒼空が別の誰かとイチャイチャしてたら面白くないし。
(嫉妬してくれるのは嬉しいよ、と呟くとまたしても強制的に移動させられドシッとソファに座るとドライヤーを当てられ目を閉じ)
なんか蒼空、お兄ちゃんみたいだね。
(クスクス笑ってされるがままに、たまにはこういうのも悪くないなと思い)
イチャイチャ…いや、やっぱ普通じゃねぇのかも。だって俺、伊織が他の奴とイチャついてたら……何するか分からない
(にっこり笑って言えば「まぁ、伊織にそんな心配はしてないけどなー?」と、これまたとびきり笑顔で言い)
それよく言われんだよなー。俺一応一人っ子なんだけど弟いそうって言われる
(世話焼きっつーことだよな。と呟けば「まぁ伊織の場合、今日はなんか危なっかしいからなんだけど」とドライヤーで髪を乾かしながら言い)
ん?…うん。それは勿論。
(ちょっと表現を間違えたなと、相手の言葉とそれに不釣り合いな笑顔に狂気を感じて、他に気移りすることはないので笑顔を返すも内心言動には気を遣おうと)
そうだね、面倒見がいいんだよ。いいお兄ちゃん。
(目を閉じた状態でいたずらににっこり笑みを浮かべ)
じゃあ…伊織は弟?
(髪を乾かし終えるとドライヤーを近くに置いて。いつもなら身長差で見上げている相手がソファに座っていることで自分の目線より下にいて、それが何だか可愛く思えてきてしまい「伊織ー、よしよし」と相手の頭を抱き込み)
あ、そういや寝る時どうする?いつもなら2人して床か、どっちかがソファだったけど(着替えを取りに行く間考えていた事をふと思い出し、「俺のベッドに男2人だと狭いけど…まぁ寒いより良いだろ?」と首を傾げ)
(ドライヤーの音が止まって乾かし終わったかなと目を開けると突然頭を抱き込まれ、「俺が弟」となんだか自分で言っておかしくて笑ってしまいそのまま相手の腰に腕を回して)
あー…え、いいの?
(くいっと顔を上に向けると、そういえば寝る場所のことを考えていなかったと特に意識していなかった為ソファでもいいと思っていた手前、予測していない相手からの一緒に寝る提案に目を丸くして聞き返し)
なんかいつも伊織に一本取られるっつーか…遊ばれてるから。
(今日の伊織はなんか可愛い、と言って笑いながら腰に抱き着く相手の頭を撫でて)
え?だって寒いだろ
(逆にダメなのか?と首を傾げれば「一緒に寝た方が暖かいだろ」と相手の頭を再び抱き込み、そのままこっそり頭に口付けて)
遊んでるつもりはないんだけどねぇ。
(可愛い発言にはなかなか言われない新鮮味があり次いで頭を撫でれれば猫が甘えるようにふふっ、と笑って擦り寄り)
…まぁ、くっついて寝るいい口実かな。
(寒い時期に感謝してぎゅうっと抱き締め「俺、我慢しないからね」と相手の口付けには気付かないもののこの後の流れを覚悟させるように告げ)
伊織は酔うと甘えるんだなぁ。
(擦り寄る相手に「これがギャップ萌えってやつか」と真面目に言えば、今までも好きだったけどこんな姿見たら好きすぎてもうどうにかなりそう、と1人悶えて)
ん?おう、寒かったら遠慮せずくっつけよー
(我慢しないという言葉に、寒かったら我慢せずくっついて寝るから。という風に捉え、自分もぎゅっと抱き着き)
(酔うと甘えるという自覚がなくその事実に相手が萌えというならそれでもいいかとあざとく抱き締め)
……またキミは…もう知らないよ。
(返ってきた返事が思ったような内容でなく、先程も遠慮はしないと伝えているので身をもって分かってもらおかなと「じゃあベッド行こうか」ソファから立ち上がると気持ちのスイッチを切り替え相手を横抱きしてベッドへ運び、そっと下ろしてそのまま上に覆い被さり)
かわい、
(さらに抱き着いてくる相手に、自分もぎゅっと抱き締め)
ん?ああ、…って、え!?
(和やかな雰囲気だったのが一転、いきなり横抱きにされると恥ずかしさに赤くなりながらも、咄嗟に相手の首にしがみつき。ベッドに優しく下されるも何故か自分の上にいる相手にやっと状況が飲み込めたようで「いっ…伊織ちゃん?」と焦りながら)
(今更危機感を抱き始めた相手に暗がりの中容赦しないといった表情で、いくらか自分も鼓動が早くなるのを感じて目を細めて)
蒼空…もう逃げられないよ。
(この状況から勘違いしようもないだろうと、相手の前髪を横に梳いて頭を抱えるように腕を置くと顔を近付けて、今度は確認を得ることなく唇を重ねるだけのキスをして「好き」と囁き)
っ…
(相手の言葉にヤバイ、と感じるも、触れるだけの優しいキスに何だか溶けていくようで胸が高鳴り)
伊織、俺も好き。大好き。
(自分から相手の首に抱き着くと覚悟を決め「良いよ」とだけ囁き)
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