302号室 ／ 〆

　俺は直球なだけなんです。…ありがと。士郎は優しいな、俺だって勿体ない人なのに。顔面もスペックも出しまくるから覚悟しといて。(　すり寄り安心すれば微笑み　) 待ち受けにして休憩の時に眺めたり？…分かった、士郎はどんな俺が見たいの？ (　心モヤモヤ ／ さずかに自分だけだと悪い気がし訊ねて　) ……マジ？！嬉しくて抱き付きそー。 (　カッツポーズし ／ うずうず我慢　)

あらまあ、宣戦布告されちゃった。とは言え簡単に攻略できる男じゃないって自負してるんだけどさ（　冗談交え ／ 梳くように髪撫で　）家に帰ればいつでもこの顔なんて見れるだろうに。んー…まずは働いてる所を収めたい。エプロンってか制服姿の陽人（　首傾げては思考巡らせ ／ 閃き　）食い終わったら存分に構い倒してあげるから、お兄さんはお先にお代わりが欲しいでーす（　既に空の食器見せ ／ にんまり　）

　攻略される前に士郎をメロメロしちゃおうか。ン、士郎の手…落ち着く。 (　笑いながら肩を竦め ／ 撫でられると目を閉じ　) 仕事中は士郎不足だから休憩の時くらい見たい。…普通にラフな格好してるけど、それでもいいなら。 (　自分の格好を思い出しては首を傾げ　) …約束だからな？ありがと、作った甲斐があった。 (　構ってもらえると聞き頬を緩め ／ 立ち上がり器にビーフシチューを盛り再びテーブルに置き　)

メロメロになってる三十路とか格好悪くねえ？陽人には不甲斐ない所見られたくないんだよね、──って言う変なプライドが俺にはあんの。お前大型犬みてえだよね。…可愛い（　弛む表情筋 ／ 最後にわしゃ、と頭撫で　）不足してる時に見るのが草臥れた姿で申し訳なくなってきたな。全く以て無問題。さあてね、近い内に変装して職場突撃しちゃおうかな（　愉しげに声弾ませ　）よっしゃ、交渉成立。マジで美味いよ、店で出せるレベルの味だもん。流石俺の同居人。此方こそありがとね（　嬉々 ／ 口に運び味わえば充足感に満たされ　）

　士郎にも士郎のプライドってものがあるのか…じゃあ、黙って攻略されるのを待つかな。…お、大型犬？お手とかしないからな？ (　相手を尊重し ／ ツンとするも撫でられる心地好さに見えない尻尾を振り　) どんな士郎でもいい、見たら元気になるから。変装！？…でもスーツよりマシか。士郎にスーツで来られたら…よし、ダサい格好で来て。 (　ぶつぶつ ／ 賛成と言わんばかりに頷き　) 士郎のお墨付きも貰ったし新メニューを考えてるんだけど、ビーフシチューにしようかな。同居人か…もっと頑張って上を目指さないとな。 (　ノートにペンを走らせ ／ 食べる姿を双眸を細め見つめ　)

お互い攻略し合うってので解決ね。俺もお前の色んな表情を見たいし。これは本心。んー…それじゃあ、待ては？（　口角上げ ／ 興味本位で訊ね　）……お前ねえ、俺以外のヤツに簡単にそんな事言うんじゃないよ。普通に私服にコンタクトじゃ駄目？ダサい格好で陽人の小洒落た店に行くの、結構ハードモードなんだけど（　複雑な表情で忠告 ／ 想定外の提案にくすくす笑い　）そうしようよ、これ俺のイチオシ。…新メニュー、ねえ。俺が帰って来た時作業してたのってメニュー考えてたの？同居人の上か、最終的には家族にでもなっちゃうか。──なあんて、ご馳走様でした。食器洗うのは俺が後でやるとして。約束通り存分に構い倒したいんだけど、時間大丈夫？そろそろ眠いってんなら其方を優先して頂戴な。次回は続きからでも良いし（　掌合わせお粗末様でした ／ 壁掛け時計から相手へ視線移し窺い　）

　うん、問題無し。…お互いにもっと知れたらいいな。だ、たから！犬じゃないのに…。 (　視線泳がせ撫でられるのを待ち ／ そわそわ　) 自慢ならいい？んー…分かった。あんまり士郎のこと見せたくないけど約束だし。 (　渋々とＯＫを出し　) メニューの名前に士郎って入れる？そう、冬に向けて温まる食べ物を考えてたんだ。……ちょ、冗談でも嬉しい。──士郎はお見通しだな、実は眠たかったり。気遣いありがと、次はたくさん構って欲しいからメインはそっちがいい。士郎も疲れただろ？皿は置いといていいよ。お言葉に甘えて先に寝るな、おやすみ。 (　立ち上がり身を屈め額に口付けすれば寝る準備へ ／ 就寝 ／ 蹴り可能　)

そんじゃあ次回は陽人を構い倒すのがメインね。甘やかしなら得意だし期待しといてよ。なんて大口叩いて満足いかねえ感じになっちゃったら御免な（　ふは　）作って貰ってそのままじゃあ、俺の気分的に赦せねえから皿と片付けはお兄さんに任せてぐっすり寝なさいな。今夜もありがとね、おやすみ（　柔らかな眼差しで背を見送り ／ 蹴り可　）

お、今日は俺が先だな。ただいま。さあて、陽人さんをどう構い倒してやろうかねえ（　ソファに身を預け思案　）

　ただいまー。 (　玄関を開け靴を見つければ慌てて脱ぎ ／ トレンチコートを脱ぎながら小走りにリビングへ向かい　) 士郎ー！いる？

おかえり、陽人。…逃げやしねえんだから、んな急がなくたって（　隻手掲げひらひら ／ 肩揺らし笑み零し　）

　士郎に早く会いたくて…。夕飯と風呂は？ (　苦笑い浮かべながらコートをハンガーに掛け ／ 隣に座り　)

俺も会いたかったよ。だから士郎さん、今日の仕事すげえ頑張っちゃった。早上がりしたくてさ（　無気力的なピースサイン掲げ　）風呂はまだ、夕飯は適当に見繕って食えばいいかなって。──んや、お前に構う事で頭いっぱいで何も用意してねえや。御免よ。食べて来てないんなら、俺が何か作ろうか？（　目許伏せ苦笑 ／ 首傾げ　）

　お疲れ様とありがと。その分、疲れてない？後で労ってあげる。 (　ピース見ては小さく笑い ／ 頬を撫でて　) 風呂は後にして…。俺も仕事中は士郎に構ってもらう事でいっぱいだった。ううん、士郎作れるの？食べてみたい。 (　期待に満ちた表情で　)

マジ？それじゃ今夜は気合い入れて構い倒さないとね（　心地良さげ撫で受け　）飲食業経営してる誰かさんに比べると大分質素な男料理だけど、簡単なモンだったら出来ない事もないよ。今から食う？（　念入りに釘刺し ／ キッチンに視線移し　）

　マッサージくらいしか出来ないけど。ああ、楽しみにしてる。 (　手を離し微笑み　) そう言うのは比べる物じゃないよ…料理は出来た時点でその人が作った世界で一つだけの料理だし。それに士郎の方がセンスあるかもしれない。──食べる！ (　有無を言わず即答し　)

社畜の体には充分だわ。でもまあ、陽人も疲れてんでしょ。月並みな言葉だけど…無理はすんなよ（　掌で相手の両頬包み ／ 真面目な声調　）俺の男料理の方がセンスあったら中々ヤバいと思うんですが。よーし、じゃあ作るかね。適当に寛いで待ってても良し、手伝ってくれたらなお良し（　ソファから腰浮かせ ／ 飄々とした調子で片目瞑り　）

　後で構ってもらうから大丈夫。…ありがと、士郎と居る時が一番癒されてるから。 (　手を重ね ／ 温もりに嬉しそうに微笑み　) もっと自信を持てばいいのに。──それ言われたら手伝うしかないでしょ。俺は何をしたらいい？ (　後から立ち上がり問い掛けながらキッチンへと　)

…その程度で良いんだ？ま、求めてくれてんのはすげえ嬉しいよ（　瞠目し ／ 眉下げ微笑み　）あは、察しの良い事。取り敢えず卵といて。二、三個で大丈夫だからさ（　炊飯ジャーから白米よそい　）

　──もっと欲張っていいの？ (　控えめな声色で訊ねては上目で見つめ　) 了解。卵…卵っと…。なぁ、士郎？何を作るんだ？ (　指示を受ければ冷蔵庫から取りボウルに割った卵を入れといて ／ 視線を相手へ向け　)