アンチデヴィルポリス(反悪魔都市)【異能力闘争/ギルド制/初心・途中歓迎】

アンチデヴィルポリス(反悪魔都市)【異能力闘争/ギルド制/初心・途中歓迎】

リスト  2020-10-11 07:12:55 
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ーーぼくは君たちに、かの惨劇をまごごろを込めて贈ろうと思う




制約と自由>1
この世界と用語>2
所属>3
pfテンプレ>4
募集>5




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  • No.76 by 鏖殺の悪魔  2020-10-18 18:20:12 

>黒瀬 躍人

それはそれは…えぇ、あまりにも非現実的。実に面白い提案ですわね。あの目障りな首都ごと全て鏖殺してしまうのも一興でしょう。
(相手のその言葉に聞き入るようにして瞳を閉じつつも、己を取り囲む手に感づけば空間から唐突に歪な、恐らくは百数kg程度の質量では済まぬであろう重量を秘めた歪な大剣を引きずり出しつつ東京を視野に収める。曇天の向こうに何を見ているかなど定かではないが、ただその表情は恍惚としており。)

しかしながら気に食わない。
(次の刹那、いや刹那にも満たぬ僅かな時。瞬きすら終えられぬであろうその一瞬で手にした大剣を一振すれば、己を取り囲む手の淵へ境界線でも書くように、明らかに剣よりも大きな大円を地面に刻み込む。それはあまりにも支離滅裂で、無茶苦茶な言い分であった。面白いと言っておきながら、にもかかわらず気に食わないと吐き捨てたのだ。けれどもその貌からは恍惚の表情など抜け切っており、であるが故にこれが冗談ではないと示しており。)

黒瀬さん、私はギャクサツの悪魔様に心酔しておりますの。世を終わらせるのはあのお方こそふさわしいと本気で思う程に。だからこそ私は赤団に納まっているのですから。…故に訪ねましょう。黒瀬さん貴方はァッ!どうお考えでぇッ!?
(円の中央、ただその位置から動かずにそう自己中で、妄信的な言葉を賛美するように連ねるその傍ら、大剣が耳障りな金属音を立てながら唐突に蠢き始める。刀身よりも巨大な円を描いたトリックの正体であろうドス黒い繊維を刀身の隙間から覗かせれば、次の瞬間敵意と本性の滲み出たような、ただひたすらに気味の悪い笑みを浮かべつつそう訪ねて)

  • No.77 by スウィードラック  2020-10-18 18:45:20 

>67

「んだテメェ。名乗るぐらいしたらどうだ」
「アズ、乱暴はよくないよ」
「殺されかけてよくそれ言えんな」

(弟が放ってきた冷気に、兄だと思われるもう一人が炎を纏わせ、アステリオス達にとどく前に消えてしまう。安全だと判断したアステリオスが喧嘩腰に話しかけ、それを宥めながら立ち上がるアザレア。)

「いきなり攻撃しやがって、喧嘩売ってんのか」
「売ってるのはアズだよ」
「レア一回黙れ」

(二人は牙の悪魔を庇うように立ち、警戒している)


(/こういう解釈であっているでしょうか。間違っていましたらご指摘頂けるとありがたいです)


  • No.78 by イヴァン&エヴァン  2020-10-18 19:11:24 

>77
(その解釈で大丈夫です。
一応詳細を書いておきますと兄の方が使う力は普段「凍える炎」「燃える氷」のように見た目はそのままで属性だけを反転させるくらいの力ですが今回はその力を調節して完全に熱気を纏わせ、弟の冷気を相殺したという感じとなっております)

申し訳ございません、お二人共。
(ほっと胸を撫で下ろした青年紳士の方が弟の分まで頭を下げて謝罪し、「僕は能力者協会に所属するイヴァン・ロックハートと言います。こちらは弟のエヴァン・ロックハート…少し好戦的すぎるのです。」弟の頭をがしっと掴んだかと思うと「ほら…あなたも謝りなさい、エヴァン。」弟は不貞腐れたようにそっぽを向き、「…嫌だね。」とまたぴきぴきと凍える冷気を放とうとしており。兄はそれを目敏く見つけるなりまた熱気を纏わせて)

  • No.79 by 黒瀬 躍人  2020-10-18 19:46:41 

>76

( 気づけば円が描かれている。その動作は相手の残像すら残さないほどの速力だった。
加えて、あのバカでかい生き物のような気色の悪い剣を、慣れた手つきで扱う様は、言わずもがなバケモノそのものだ。)

「 気持ちわるい表情しやがって。お前は案外、理性的だと思っていたが、所詮悪魔は悪魔なんだなあ。
……なぁ、鏖殺。お前と俺の考え方の根本的な違いというのは、お前は殺しに興味があるらしいが、俺には一切ないという点だよ。むしろ、場合によっては、生かした方が得だとさえ思っている。ほら、レアキャラは保存しておかないともったいないだろ 」

( 鏖殺の悪魔を、円状に取り囲んでいた腕の数々。それらの五本指が、何かを掴む予定なのか、最大限に開かれる。
また、腕を構成する筋肉の筋の一本一本に力が入り、ぎゅるぎゅると音を放ちながら、肥大化する )

「 そういう意味では、ギャクサツの悪魔なんてクソ喰らえだ。俺の邪魔をしやがってっ!!…あ?クソクソクソ(頭を抱え)
やなことを思い出しちまった。……もういい。力づくでおまえを従属させてやる。もとよりそのつもりだしなぁ… 」

( 次の瞬間、鏖殺の悪魔を取り囲む黒き腕の全てが凄まじい勢いで、一斉に中心地である悪魔へと襲いかかった。真上から見れば、円状のものが中心へと向かっていくような様子だろう。

一方で、黒瀬たちより少し遠く離れた地点では、ある現象が起きていた。建物と建物の間の影や、使われていない電柱の影、壊れた信号の影、空き缶の影、果ては、コンクリートの地面のヒビの間のわずかな影から、草の芽のように生え始めた不気味な手。それらは腕を伸ばし、束となっておびただしい数に及ぶ。そして建物の壁面、コンクリの道路を這いずりながら、黒瀬と鏖殺のある地点に向かって進んでいく )

「 な、なんだぁあ…アレっ、悪魔かぁ!」

( 異常な光景を目撃した歩行者。すると一瞬にして、その者の手足を、黒き腕ががっちりと掴み込み、建物の影にズブズブと引きずり込まれていく )

「 なんだよ、おい、やめろってなぁ!!!…や、やめてぇ、やめ…」

  • No.80 by スウィードラック  2020-10-18 19:52:10 

>78

(/ありがとうございます?あっていて良かったです)


「アステリオスだ...ハァ、こっちはアザレア・スラッドキィヤード、一応俺の契約者で能力者協会に所属してる」

(きちんとした挨拶をしてくる兄に、アステリオスは挨拶を返す。しかし、アザレアは黙り込み、アステリオスの後ろに隠れている)

「あー、人見知りでな、初対面の奴にゃあんま喋らねえんだ」

(小声で「特にいきなり攻撃してくる奴にはな」と呟き、弟の方に目線を移す)

「んで、そっちの奴は少し位謝ったらどうだ」

  • No.81 by スウィードラック  2020-10-18 19:54:33 

>80
(/疑問符になっていますが[!]です。)

  • No.82 by イヴァン&エヴァン  2020-10-18 20:18:41 

>80

……おや、貴方は悪魔でしたか…案外見えないものですね。
(不思議そうな表情を浮かべるがすぐにそっぽを向いている弟の方に向き直り、「…エヴァン、この方達に素直に謝りなさい。…そろそろ怒りますよ。」柔らかな笑みこそ浮かべているものの兄の瞳が笑っていないことに気付けば弟はぶるりと一瞬震えて「……ごめんなさい。」と嫌々言わされたという感じで頭を下げ)

  • No.83 by リスト  2020-10-18 20:22:54 

>all

(/現在のメンバーとなっています。誤りがあれば指摘の方お願いします)

【能力者協会メンバー】


真島鎮勢>6 ※団長
ロックハート兄弟>18
辻園痛花咲>20
アザレア・スラッドキィヤード>27
加賀 桐人>37
雨宮 八一>43


【赤団メンバー】

キッカ・カロ>37?

【悪魔一覧】

アステリオス>27
セレネ・ハート>38
ジョーズ>15
アシデマトイ>20
鏖殺の悪魔>53 ※赤団協力者
手の悪魔>59


【無所属】

黒瀬 躍人>59 ※潜在的犯罪者

  • No.84 by スウィードラック  2020-10-18 20:41:17 

>82

「まあ、よろしく」

(そういいながら、アステリオスは後ろの牙の悪魔を見る。こいつはクエストの討伐対象だが、さて、どう言い訳するか。正直、このまま殺すのも捕まえんのもしたくねえし。と考える自分は相当アザレアに感化されているのだろう。)

「どうすんだ、レア」
「...私は...アズ、」
「自分で決めろ。俺に聞くんじゃねえ」

(そう言われ、戸惑うアザレア。何をしていいか分からないのだ、何しろこんなことは初めてだったし、だからこそ、アザレアが下した判断が突飛なものでも仕方ない。驚かないつもりだった)

「...友達になれるか、牙の悪魔さんに聞いてみる?」
「分かっ...てねえ。は?友達?」

(驚き、誰でも聞こえるような声で返すアステリオスを不思議そうにアザレアは見つめていた)

  • No.85 by 辻園 痛花咲  2020-10-18 20:53:58 

>all

「 はぁー…仲間みんな死んじゃったあ」

( 時刻は23時。明治の大都市、東京。協会所属者がよく訪れる居酒屋の木造カウンター席では、酒をごくごくと飲む眼帯の女がいた)

「 もっと強い仲間ほしいなあ。これじゃあいつまで経っても、Bランクになって永住権を取れないですよう…ヒック」

( ぶつぶつと愚痴をつぶやくその女の木造カウンターには、空っぽの酒瓶が3本ほど転がっている。が、「お酒くださーい」と4本目を注文していた)

「 おじさん聞いてますかぁー?わたしの大事な大事な話ですよ?」

( この店の店主らしきハゲの中年はやや困った表情をしているが、普段、多くの悪魔狩りが訪れる居酒屋ということで、慣れた様子である。普段、愚痴をこぼす低ランクの悪魔狩りも多いというわけだ)

「カミサマ!お願いだからぁ、わたしに強い人をくださいっ、あ、あと超イケメンでお願いしますっ!お願ぁ…おえぇぇ」

「 きったねえなぁっ、嬢ちゃん!勘弁してくれよ」

「…す、すみませんっ!」

( お手拭きで自分のはいたものを拭きながら、ジロジロと隣から気持ちの悪い視線を送ってくる存在に背を向ける。
自分と契約した超下級悪魔アシデマトイだ )

「なぁ。ツカサ。オデにオマエの吐いたモノ全部くれヨォ。すんげえ興奮スル」

「 はぁ…悪魔なんて全員しねばいいのに」

  • No.86 by 鏖殺の悪魔  2020-10-18 22:05:57 

>黒瀬 躍人

悪魔は悪魔、人間は人間。この世に生きる限り、決して変われぬのですよ。その呪縛から人も悪魔も解き放つ為にも、私は全てを鏖殺せねばならないのです
(考え方は生き方へと通じ、それはやがて信念となる。その根本の考え方から異なっているのだから、そもそも悪魔と人であるのだから相容れぬのは当然と言ったことであろうか。周囲の手はみるみる内に次の手口をこちらへ知らせながら肥大化してゆく。やがてその全ては予想通りにこちらへ襲い掛かる。多少の誤差があれど、想定していた状況。対処は出来るはずであった。けれども目の前の男が放った言葉に、彼女の肉体は硬直を選択して)

…クソ、クソだと?人間風情が、あの御方に対してクソだと?
(漆黒の手は瞬く間に彼女を覆い隠し、彼女の肉体をがっちりと掴みこむ。その数は凄まじく、その重圧はこちらを押し潰しに来ているようで、ただそれを全身の筋肉を遠目からでも分かるほどに隆起させ受け止める。やがて有り得てはならない言葉にフリーズしていた頭も回り始めたようでぼそり、と再確認するように呟きを漏らす。その後数秒の間を置けば唐突に、全身にしがみつく腕を振り払うようにして黒瀬の方角へと突っ込みつつ、その間へ乱立する腕へ向けて手にした刃を振るって)

  • No.87 by 黒瀬 躍人  2020-10-18 23:26:24 

>86

( 黒瀬の意思のままに、黒き手が悪魔の四肢を力強く、鷲掴む。それを機に彼女のあらゆる部位に黒き魔の手が及び、ついには彼女の身体そのものが黒き手に包まれ、漆黒の塊と化す。まるで蚕が作った繭さながらの形状の塊が、徐々に建物の影へと向かっていく。
黒瀬は「ははは」と笑った。そのまま影の中に引きずり込もうとしたのだった。
がしかし、さっきまでフリーズしていた悪魔が、その身で黒き手を勢いよく払っては、例の大剣と共にこちらに襲いかかってくる 」

「 ……どういう体してんだ。悪魔の手一つ一つの握力は500キロを優に超えているというのに 」

( 黒瀬自身の影から新たな腕腕が飛び出し、既存のはびこる黒き手と共に、再び鏖殺の悪魔へと、空間の四方八方から向かっていく。

同時に並行して、黒瀬の身体に巻き付いている腕の一本が、後ろの建物の鉄骨に向かって勢いよく伸び、その腕の手は、鉄骨の取っ手を掴む。猛進する鏖殺の悪魔がこちらの寸前にまで迫った時 )

「 こえぇ 」

( 黒瀬の靴底が地面と離れたと思えば、彼の身体は空中を移動する。否、鉄骨に掴まる、一本の腕が一気に縮むことで、彼の身体は後方の鉄骨方面への移動を実現した。
身体能力が一般人以下である黒瀬は、距離を取りつつ、圧倒的な身体を持つ鏖殺の悪魔へは、空間の四方八方からのおびただしい黒き手の「数の暴力」を浴びせるのが、ベターだった )

  • No.88 by ジョーズ  2020-10-18 23:47:07 


>>82
なな、どういうコトだ!?
オレはトモダチになってもイイぜ!!
(お菓子に満足し一息着いたところで突然現れた新たな2人の人物。アザレア達の仲間かと思ったが、攻撃を仕掛けたり口論をする様子を見て仲間ではないのかと混乱してしまう。その後話が落ち着いたところでアザレアの口から「友達」という言葉が聞こえ、自分にお菓子をくれたアザレアならば是非友達になってみたいと、その言葉を肯定し)

(/申し訳ございません、イヴァン様方の絡みに気が付かず適当なロルを回しておりました。今回のロルでなんとなく繋げたので、勝手ではありますがよろしくお願いします。)

  • No.89 by 匿名さん  2020-10-19 00:18:25 

(/能力者協会のメンバーで参加希望です!)

  • No.90 by リスト  2020-10-19 00:27:36 

>89

(/了解です、pfの方をお願いします)

  • No.91 by セレネ・ハート  2020-10-19 01:04:37 

>黒瀬 躍人

なっ、そんな・・・見えないはずなのに
(伸ばした手が境界線から出ようとしたときに何やら不気味な音が聞こえたと思えば、いつもの他の悪魔共の仕業だろうと霧になって見えるはずがない自分にとっては害は無いはずと気にしなかった、それが段々と音から何かしら喋っているのが分かれば聞き取ろうと耳をすませようとするとそれから四方八方から聞こえたと思うと、いくつもの黒い手が霧状態で見えないはずの自分を視ている事に思わず目を見開き、驚いた様子で)

  • No.92 by イヴァン&エヴァン  2020-10-19 06:23:11 

>84

では、僕達はこれで失礼致します。
別の悪魔でも探しますよ。またお会いすることがあれば…よろしくお願いします。
(青年紳士は恭しく深いお辞儀をするとまだ不満げな弟の首根っこを掴み、ずるずると引きずりながら微笑を浮かべたまま手を振って二人の前を立ち去って。「…イヴァン、何で止めたんだよ。」「当たり前でしょう、エヴァン。あの悪魔は何もしていなかったじゃないですか。」弟の不満げな問いかけに兄は肩を竦め、溜め息を吐いて答えて。)

  • No.93 by 真島鎮勢  2020-10-19 10:27:12 

(/絡ませていただきます。もし合わなければスルーしていただいても構いません)

>84
>88
>92

( 返り血を全身に浴びたと思われる格好で、偶然、アザレア一向、ロックハート兄弟そして牙の悪魔ジョーズと遭遇し、一連の出来事を前に、足を止める。真島の後ろには、何人かの仲間がいるが、彼らの死んだ魚のような瞳具合から、仲間が大勢死んだと思われる)


「 …悪魔を見逃すことはいかなる場合でも許されない」


( 協会団長の力強い言葉が、ヨコハマの寂れた街に響き渡る。腰に携えた剣にそっと手を置く )


「 大人しければ捕獲だ。捕獲して、東京まで持ち帰る。そうして研究の対象となるか、もしくは兵器活用するかだ。これに反する行動、つまりは結果的に悪魔擁護の行動などをした場合は、国家への脅威と見なされる。覚えておくといい。
…たしか、お前たちはSランクと…Eランクだったな。団長命令だ。その悪魔を捕獲するか討伐するか、どちらかを選ぶといい 」

( SSランク未満への命令権を行使した。この命令に反する場合、国家への反逆とみなされ、与えられた権限が剥奪される仕組みだ)

  • No.94 by 黒瀬 躍人  2020-10-19 16:58:46 

>91

( 一つの手は語った )

「 粒子ノ振動ダ。オマエノカラダハ、移動スルタビ二空気ヲ不自然二震ワセル。ソシテ、オレ様ノ契約者ノ世界カラハ、全テノ物体ノ配置ヲ認識デキル 」

( こうして、手の悪魔が話しているうちにも、暗黒領域の空気以外に何もない空間から手という手が蛆の大群のように現れ出てくる。
全てが影と化している暗黒領域では、『黒瀬の世界』と、どこにでも接続可能なのだった。そして、別の手は語る )

「 オマエ。暗黒領域カラデルナ。太陽ノ僅カナ光で死ヌ可能性ガ高イ 」

  • No.95 by イヴァン&エヴァン  2020-10-19 17:07:40 

>93

…………
(イヴァンは苦々しい表情でその命令を聞き、不貞腐れている弟をちらりと横目で見つめて「……ええ…捕獲しますよ。」と顔が見えなくなるほど深々とお辞儀をすると弟を揺すり、「…エヴァン、お仕事です。やれますか?」子供に言い聞かせるように問いかけると弟は途端に上機嫌になり、「…何言ってんだよ、イヴァン。そんなの当たり前じゃん!」笑顔になった弟の左手は凍てつく冷気を纏い、右手は燃え盛る炎を纏ってじりじりと悪魔の方へと近付いて行き。兄は唇を噛んだまま弟の後を追うようにゆっくりと歩き始め)

  • No.96 by スウィードラック  2020-10-19 17:36:38 

>93
>95

「おい、レアはどうす...いや、何でもねえ、俺がやる」

(命令を聞き、俯いていたアザレアがアステリオスを見る。普通なら"友達"を守ろうとして、命令なんて聞かない。そういう感情的に動くような歳だが、一歩も動かない辺り、賢い、いや、歪んでいるのだろうか)

「(まだ...まだ13だぞッ...)」

(本来なら子供がするような目ではない、闇を写す目がアステリオスを貫き、思わず唇を噛む。見ていられない、目を塞ぎたくなり、牙の悪魔へ向かおうとした)

  • No.97 by スウィードラック  2020-10-19 17:53:10 

>93
>95
>96

「おわぁッ...んだよ、どうかしたか」
「私が...私がやる」

(鎖を出し、エヴァンとアステリオスを捕まえ、アステリオスを見据えるのは、あの目ではなく、意志を持った決意の目だった)

「おまっ、いいのか、やれんのか」
「やれる。というか、私以外にはやらせない。傷つけそうだし。アズ絶対傷つけるし。エヴァンとかゆーのは完全に殺す気だし。私がやらなきゃ絶対にダメだと思う。というか、思わせて」

(そういいながら、鎖を出し、牙の悪魔に向かうアザレア。何時もより遠慮もせずに、饒舌かつ早口で捲し立て、口を挟む隙を見せようとしない。自分の得意とする射程距離まで近付くと、少し悲しそうに呟く)

「やらせて、アズ」
「...分かった。好きにしろ」

(その言葉と同時に鎖を操作し、牙の悪魔を、傷つけぬよう優しく手足を絡め取ろうとする)

  • No.98 by イヴァン&エヴァン  2020-10-19 17:58:46 

>97

……離せッ!
(エヴァンは暴れながら右手に燃え盛る炎を自らを拘束する鎖にぶつけ、燃やそうと試みていて。兄は黙ったまま弟の姿を眺めていたが「…エヴァンを離してあげてください。…僕が責任を取りますから。」と静かながらも覚悟を決めた瞳で相手を見つめ、頭を下げて)

  • No.99 by スウィードラック  2020-10-19 18:10:04 

>98

「...ごめんなさい。分かりました。離します」

(ごめんなさい、と言いつつも少しイライラしているようで言い方に刺を含んでいた。鎖は離れ、アザレアを取り囲んでいる中に入っていった。そんな中アステリオスはアザレアとイヴァン達を交互に見つめてから、少し微笑んだ)

「良かったな、えーと、イヴァンか。信用されたみたいだぞ。あいつが口聞くってことは、そう言うことだからな」

(まあ、少しきつい言い方だったが...、と苦笑いを浮かべ、アザレアを見ている)

  • No.100 by イヴァン&エヴァン  2020-10-19 18:19:06 

>99

…いえ…僕が悪いんです。
(青年紳士は唇を噛んだまま首を左右に振り、拘束を解かれて尻から放り出された弟を起こすと弟は「…何だよアイツ。エラソーなヤツ!」不満げな表情でぎゃんぎゃんと騒ぐが兄の険しい表情を見れば途端にその勢いは削がれて大人しくなり、「…ごめん、イヴァン…。」と子犬のような表情で兄に謝罪して。兄は「……エヴァンは悪くないんです。」と弟の頭を撫でて)

  • No.101 by 鏖殺の悪魔  2020-10-19 18:51:34 

>黒瀬 躍人

手の悪魔ァッ…!
(振るった刃は寸前の所で空を切り、叩き切ろうとした男は後方へ飛んでいってしまった。跳んで追いかけてしまおうかとも考えたが、手の総量が分からぬ限りは迂闊に追いかけられない。数千、数万ならばまだしも数億に登るのならば、手の対処に回るのは徒労になりかねないのだから。このなんとも厄介な異能を与えたであろう者の名をさも忌々しげに呼べば、商店街の店舗の屋根へと刃を引っかけ、影のないであろう屋根へと飛び上がる。)

決して、断じて逃がすものか
(男は視野に収めている。けれどもノロノロと追いかけていればここも下の手に埋め尽くされるだろう。ならばここで逃げてしまおうか。こちらの身が目的ならば、それも効果的ではあろう。しかしそれは本意では無い。この手は、この心はそれを決して許容しない。ならばこそやる事はただ1つで、屋根を吹き飛ばさん勢いで踏み込めば真っ直ぐに、最短距離を描くように距離を詰め始め)

  • No.102 by ジョーズ  2020-10-19 19:51:34 

>>93
>>97
ギャギャッ!嫌だね!絶対に捕まってやらないゼ!
(新たに現れた人間の指示で、アザレアが自分を捕縛しようとするも、"友達"であるが故か、その鎖の動きからは手加減を感じ、を避ける事は容易だった。鎖を避けた後にバックステップで更に数メートルの距離をとると、そう言い放ち)
それじゃ、ここでお別れだギャッ!
(折角友達になれたのにも関わらず、別れの挨拶もままならないのは残念だったが、捕まって研究材料になるのは御免だと暗黒域の方向へと走り出して)

  • No.103 by セレネ・ハート  2020-10-20 01:36:18 

>黒瀬 躍人

なるほど、その契約者ってアタリの方じゃない?なかなか便利な能力の持ち主だし
(説明を聞いて理解しては何もない空間から大量に現れてくる手を見れば、推測するに契約者の能力だろと思っては世間話をするように話し)

あら、心配してくれるのかしら?でも、まだ一回も出たことないから死にかけるかどうか分からないわよ?
(出るなと注意されると意外だったのか少しだけ驚くが直ぐに不満そうに顔をしかめては)

あ"ぁっ、ぐっ・・
(実証しようと引っ込めていた手を明治国の方に勢いよく伸ばすと太陽光に当たった所から焦げるように煙が上がれば苦痛の表情を露にし直ぐに引っ込めて)

  • No.104 by 匿名さん  2020-10-20 11:48:42 

(/>89です。pfの確認お願いします)

「退屈だよ。こんな日が続くと枯れ果てて朽ちてしまいそうだ」

【名前】竜崎 桜花(りゅうざき おうか)

【種族】人間

【性別】女

【年齢】21

【性格】口ぶりは冷静で落ち着いていて声を荒らげることは少ないが、その性格は平穏な日常を退屈と感じ、常に強者との戦いを望む根っからの戦闘狂。なので悪魔狩りとして働く目的も、金でも名誉でも復讐でもなく、自分の欲求を満たすためであり、弱い悪魔が対象のクエストにはあまり興味がない。戦いがないと愚痴を漏らすようになる。大胆不敵で、あのギャクサツの悪魔とも戦いたくてウズウズしている。一応、戦いへのこだわりを除けばそれなりにまともな倫理観はある。

【容姿】髪は暗い紫でハーフアップ。瞳は黒で、大胆不敵な性格通り、どこか余裕のある顔つき。身長167cm。白のワイシャツの上に、紺色のネクタイ、黒のスーツを着用している。積極的に戦闘を行うので、この衣服はよくボロボロになり、買い換える頻度が高い。腰に短刀を装備しており、能力発動まではこれを使って戦う。

【職業】悪魔狩り

【所属】能力者協会

【ランク】
〈Cランク〉

【異能】『11次元に巣食う妖魔』
傷口から血の代わりに異形の怪物の一部分が現れる。妖魔の体・四肢は彼女の意思で動き、攻撃等に使われる。大きさや形状、強さは彼女のメンタル面に依存しており、強者との戦闘で昂っているほど強大で禍々しいものが現れ、逆に最も落ち着いている時は普通に血が流れる。妖魔は赤黒い体色を持ち、現在確認されている範囲で少なくとも顔が4つ以上、瞳が13個以上、巨大な鉤爪を持つ手が5本以上と、翼があることが分かっているが、完全な姿は未だ不明。見た者によると『悪魔より悪魔に見える』ほどの禍々しさだが、悪魔と契約しているわけではない。能力が収まった時に浅い傷口なら治る程度の回復効果があるが、多少深い傷になると治りきらない。

【備考】殺してきた悪魔の数や強さはCランクのそれを遥かに超えているが、性格が危険視されCランク止まり。ただしBランク以上に与えられる権利には興味がないため、本人は特に気にしてはいない。
同じ能力者協会の者とはまだ戦闘していないが、強そうな者に目星をつけており、口には出さないが戦いを望んでいる。

  • No.105 by リスト  2020-10-20 15:52:00 

>104

(/ 能力者協会のメンバーということで、キャラ、能力ともに問題はありません。ただし、能力面では強い潜在性が見受けられるので、能力使用の際は厳重な描写管理をお願いします)

>all

( これは私も含めて言えることですが、取り返しのつかない確定ロルは基本禁止しています。逆に言えば、取り返しのつく確定ロルは基本的には有りとなります。
取り返しのつかない確定ロルは、相手のキャラの性格を損なうような行為も含まれます。例えば、相手は強い警戒心を持っている性格なのに、相手の手首を確定描写的に掴んだりはできません。逆に、相手の性格上、警戒心がない場合は、確定的に手首を掴んだりすることはできます。これは場面にもよりますが、もし相手との間で不明点があればお互いの意思疎通の上にロルをお願いします )

  • No.106 by 匿名  2020-10-20 17:39:07 

(/なんと私好みのトピック…!!もし副団長が空いておりましたら副団長にて参加させていただきたく思うのですが、副団長への立候補もGSランク以上が必要という認識で宜しいでしょうか?)

  • No.107 by 匿名さん  2020-10-20 18:20:58 

(/失礼させていただきます。赤団メンバーで参加を希望出来ればと思います。)

  • No.108 by リスト  2020-10-20 18:30:54 

>106

(/副団長については、記述不足でした。
この役割は、SSランク以上であれば大丈夫です。また、団長からの命令には逆らえませんが、その役割以外への協会メンバーへの命令は絶対となります。※絶対とはいっても、命令に反するも反さないも自由ですが)

>107

( pfの方をどうぞ。赤団についてのちょっとした詳細は>26にのせています)

  • No.109 by リスト  2020-10-20 18:34:33 

>all


(/現在のメンバーとなっています。漏れや誤りがあれば指摘の方お願いします)

【能力者協会メンバー】


真島鎮勢>6 ※団長
ロックハート兄弟>18
辻園痛花咲>20
アザレア・スラッドキィヤード>27
加賀 桐人>37
雨宮 八一>43
竜崎 桜花>104

【赤団メンバー】

キッカ・カロ>37

【悪魔一覧】

アステリオス>27
セレネ・ハート>38
ジョーズ>15
アシデマトイ>20
鏖殺の悪魔>53 ※赤団協力者
手の悪魔>59


【無所属】

黒瀬 躍人>59 ※潜在的犯罪者

  • No.110 by セレネ・ハート  2020-10-20 22:49:37 

>リスト

(/申し訳ございません、以後気を付けます)

  • No.111 by 黒瀬 躍人  2020-10-20 22:53:48 

>101

「 無駄だ 」

( どんなに鏖殺が、黒き手の数々を免れようとも、それら魔の手は建物の壁面に沿ってなめらかに彼女のもとまで、執念深く追尾し続ける。
しかし、建物の屋根に逃げた鏖殺に「無駄だ」と黒瀬が侮蔑的に言い放った次の瞬間、黒瀬はこの悪魔の身体能力が持つ潜在性を侮っていたことを自覚させられる )

「 ……っっ…!!チートかよ 」

( 思わず感心に近い不満を口からこぼした。
わずか一つ瞬きした後の視界には、悪魔のものすごい剣幕をした顔ーー片目からツノを生やしたおぞましきそれーーが間近に迫っていたのだった。
この悪魔は、あの建物からここまで忍者の跳躍のごとく凄まじい脚力で超接近したと思われる。当然、追尾していた黒き手のスピードでは追いつかない。
また、何より警戒すべき相手の手には、相変わらず気色の悪い巨剣を持ち、次の瞬間にその刃がこちらを切り裂かんと振るわれる想像はあまりにも容易い。
黒瀬の足が一歩後ろにたじろぐ。

ーーしかし、身にまとう黒き御手手のわずか隙間からのぞかせる黒瀬の赤目は、三日月を真横に反転させたような形に変わる。
そして同時に、斬ればいいじゃないか、と彼女の斬撃を感激するように、両手を広げた )

  • No.112 by 匿名さん  2020-10-20 23:03:09 

「俺が斬りたい奴だけを斬る、それが俺のルールだ。」

【名前】月島 修 (ツキシマ シュウ)
【種族】人間
【性別】男
【年齢】24

【性格】クールでストイックで頭脳明晰。自分の才能に驕らず、向上心もあり1日に1回は必ずと言って良いほど修練は欠かさない。

【容姿】身長180cmで中肉中背。黒髪のセンター分け。黒のレジャージャケットの下にTシャツ、ズボン、ブーツも黒で統一している。左腰に日本刀を入れた鞘を装備している。

【職業】赤団主要メンバー

【所属】赤団

【異能】「結晶の刀」

日本刀に結晶を纏わせる能力。様々な効果があり、[結晶を刀身に纏わせて長大]に出来たり[結晶を鍔に纏わせて盾]にする事も出来たり[結晶を切っ先に纏わせて鞭のようにしならせる]事も出来たり[日本刀全体に結晶を纏わせ攻撃力を高める事]も出来たり[身体全体に結晶を纏わせ防御力を高める]も出来たりする事が出来る。

【契約悪魔】『ヤイバ』

刀を持った悪魔。契約内容は[強者との勝負]である。ヤイバの持つ刀を使用する事も可能であり、一刀流、二刀流も可能。能力は「振動」で、この能力のおかげで修は常人以上の身体能力、反射神経を獲得した。「振動」は修の身体、修の日本刀、ヤイバの刀にかける事は可能だが、その他の人間、その他の悪魔や地面、物にかける事は出来ない。

【備考】「貧しい人々に平等に財産を与え、政府打倒」を目的としている。剣技には絶対の自信があり、剣技なら誰にも負けないと思っている。斬りたい人物が出来たら敵であろうが味方であろうが構わずに斬る事をルールとしている。貧しい人々の為に自分が出来る事は『暴力』と考え、それを邪魔する存在は排除しようとする。ヤイバの刀と日本刀の二刀流も可能だが強力でエネルギーの消耗も凄いので滅多に使わない。(ヤイバの刀の一刀流は二刀流の半分のエネルギーを消耗しますが、奥の手として使用する事があります)

  • No.113 by 黒瀬 躍人  2020-10-20 23:30:18 

>103

「 ヤハリ、オレサマノ言ッタ通リダ。
ソンナ貴様二提案ガアル。聞ケ、吸血鬼ノ悪魔 」

( 一つの手から発せられた声は、不協和音が入り混じりながらも、男性のそれだった )

「 ソウダ。心シテ聴ケ。吸血鬼ノ悪魔 」

( 空間に浮かぶ別の手からは、少女のような声が発せられた )

「 訊ケ 」

( 老婆の声 )

「 尋ケ 」

( 中年男の声 )

「 効ケ 」

( 男児の声 )

「 利ケ 」

( 童女の声 )

「「「「「 喜ケ 」」」」」

( 四方八方に浮かぶ幾十もの手から声が同時に発せられた。それは、まるでゲーム機がバグでも起こしたかのように、不気味な御手手は何度も「キケ」の声を発した。
この奇怪な現象は手の悪魔の言語能力の低さと、話すことの不慣れゆえからくるものだった。

他方、黒き手の一つが暗黒領域の地面に、その手をなめらかに突っ込んだと思えば、怯えた男性を、地中からではなく、『影の中』から取り出した。その男性は、それぞれの手足に黒き手がガッチリと鷲掴み、彼を吸血鬼のもとにまで運ばれる。
男性は、「 許して、許して、許して、許して、許して 」と何度も何度も許しを乞うている )

「 コイツハ、提案ヲ聞イタ貴様ガ、万一二逃ゲヨウトシタ場合ノ備エダ。気ニスルナ 」

( 手の悪魔のこの言葉は、提案を聞いた後に、逃げることは許さないということを意味していた )

  • No.114 by リスト  2020-10-21 00:33:03 

>110

(/ セレネさんの背後さんのことではないですよ。誤解を招く書き方をしてすみません。>105の内容は注意ではなく、補足という意味で、全員に向けてのお願いしたものです)

>112

(/ 大きな問題はありません。2点確認させていただきたいところがあります。1点目は、能力的に攻撃力が非常に高く、描写や場面によっては、刀の斬撃が相手を一度で致命傷に至らしめる可能性があるので、描写管理の方をよろしくお願いします。ただ、相手がそれでもよいと認識している場合は大丈夫です。2点目は、赤団のメンバーは、基本的に東京を所在地としています(明治政府が東京に置かれているため)が、月島 修の所在地も東京になりますが、大丈夫でしょうか )

  • No.115 by 真島鎮勢  2020-10-21 01:59:47 

>99
>100
>102


『それじゃ、ここでお別れだギャッ!』
( その言葉を境に、3メートルもの巨体で駆け出す牙の悪魔。ドシドシと悪魔が向かう先は、空間全体の四方面に、クラヤミが果てしなく広がり続ける暗黒の領域である。

ここ、ヨコハマの街はかつて商業の港町として栄えていたらしい。街のつくりとしては、真っ直ぐ伸びた直線の大通りがあり、その両側に店々が立ち並ぶシンプルな構造だった、とうかがえる。
そして、真っ直ぐ伸びた直線の大通りの先を行くと、ちょうど海がある。

現在は、その海の領域が暗黒領域と化し、大通りがある陸の領域は、普通領域となっている。
今まさに、ジョーズは、この街の直線に伸びた大通りを突っ走り、その大通りの先にある海、暗黒領域へと向かっている )

「 …俺は『命令』を出したんだ。ヤツを捕らえるか、もしくは討伐せよ…と 」

( もはや、さっきまでここにいたジョーズの姿は、点に見えるほど離れてしまっている。真島は手を軽く置いていた剣を、ゆっくりと腰から抜く。そして、片手に持つその剣を振り上げ、一歩大きく足を踏み出す。
片膝を曲げたこの姿勢は、スタードダッシュでもするかのように、『何かを溜める』構えを取っていた)

「 ……悪魔に対しては、同情も友情も厚情も感ずるなかれ。俺たちは、ギルドという自由な体制のもとにいるが、……忘れてはならないことは、俺たちは法の執行官、国家の行政の一端を担う者であるという事実だ。そして俺たちは何より、悪魔狩りだッ…!」

( 突如、鋭い衝撃音が鳴ると、時間差で鋭利な風圧があたり一面に炸裂し、真島の後ろにいた仲間たちの髪をなびかせる。
しかし、当の真島はここにおらず。
ーー今日も相変わらず曇天が広がっている空。そこに、一つの小さな人影があった。否、真島である。数秒前、真島は、曲げていた膝をバネに、文字通り空高くまで飛び跳ねたのだった )

「 決して逃がさん 」

( 風を切り裂く勢いで自身の体が空へ空へと持ち上げられる。やや揺れる頬。何処かへ飛んでいく制帽。束ねていた髪は乱雑になびき、耳元で煩わしく鳴る風の音。遠くなる地。
高く高く、天へと向かう。
しかし、当然ながらそのスピードは落ち、空中で体が一瞬だけ、止まる。
その瞬間のうちに、剣を両手に握り込み次第、両腕を限界まで振り上げ、自らの視線をちょうど斜め下、牙の悪魔へ落とす)

「 牙の悪魔ァァ!!」

( 必然。とことん落下する。瞬く間に地面が近づいてくる。
しかしこれでいい。大通りを駆け続ける牙の悪魔の背へと、このまま凄まじい落下速度に支えられた剣の斬撃を味わせる予定だ )

「 ふんぬッッ!」

( 真島の持つ剣が、牙の悪魔の背へと垂直に捉えかからんとする『ほんの僅か手前』に迫った。
この斬撃をまともに食らえば、討伐まではいかないものの、確実に再起でない捕獲可能状態に至らしめることができよう )

  • No.116 by スウィードラック  2020-10-21 17:05:56 

>115

「...!」

(逃げていく牙の悪魔を追いかけ飛び上がった真島に驚きつつも、咄嗟に鎖を伸ばし、真島の足を絡め取ろうとする。アステリオスは止めようともせず、アザレアを止めるものは断つと言わんばかりに大斧を構える)

「傷つけさせない...もう...誰も。...絶対に、絶対に」

(彼女の脳裏によぎるのは、ある少女の顔。"友達"の少女を助けようとした彼女を騙したのは、紛れもない人間だ)

(あの日、助けられなかったあの子。私を騙した人間。そして悪魔に助けられて今、どうして、悪魔に無情になれる?)

「真島さんの言ってることは正しいんだと、思う。でも、"友達"を傷つけるのは許さない。悪魔でも人間でも、私からしたら"敵"なんだよ」

  • No.117 by 匿名さん  2020-10-21 18:07:54 

>114

(/ご確認、ご指摘の程ありがとうございます。
1点目の件ですが、刀の斬撃をする時は修が認めた相手のみ斬撃をし普段は峰打ちで相手を倒す事にします。認めた相手は背後から声をかけ、斬撃をする時の許可を貰う事を考えております。結晶の能力を使用する事はございますが一撃で致命傷になる傷は絶対にさせません。斬撃よりも峰打ちで叩く事に致します
2点目の件ですが、赤団メンバーが東京に所在地を置く事ですが月島修も所在地を東京にしていただいても構いません

他に確認してほしい事がございましたら申してください。背後が出来る限り変更、修正をしていけたらと考えております)

  • No.118 by イヴァン&エヴァン  2020-10-21 18:17:38 

>all

……エヴァン、僕達は他の悪魔を探しましょうか。
(彼はその光景を見て僅かに瞳を伏せると邪魔をするまいとでも言うように呆然としている弟の手を引き、「…お、おう…?」弟は鳴き声とも返事ともつかない奇妙な声を上げると兄に引きずられるまま何処かへ向かおうとし)

  • No.119 by 真島鎮勢  2020-10-21 18:29:05 

>116

( アザレアが鎖を放ちかけたその時、真島の背後にいた仲間の1人が一気に駆け出す。そして、真島の足の寸前にまで鎖が及びかけると、突如その鎖の軌道そのものが、真島の方角から、でたらめの方角へと方向転換した)

「 硬たい…っ!」

( 真島の仲間の1人が、大剣を真横から鎖を薙ぎ払うことによって、鎖の軌道そのものを大きく変えたのだ。
鎖はあまりにも硬く、断ち切ることはできなかった。しかし、伸びた鎖はくの字に曲がり、軌道を変えたことで、真島の空高くまでの上昇は実現へと向かう>115

他方、その鎖の軌道を変えた真島の仲間は、アザレアたちに冷たい視線をやった )

「 …友達だと?」

( 彼は理解が及ばずに、茫然としていた。)

「……君たち、今何をしたのか分かっているのか?」

( 彼の目の瞳は震えていた。たった今、12か13あたりの子供を国家脅威、罪人として、連行しなければならない義務ができたからだ。

彼は、大剣を地面にしずかに置き、アザレアのもとまで、両手を上げて戦意がないことを示しつつ、近づいていく。
もちろん、悪魔であるアステリオスを尻目に警戒心を持ちながら、一歩ずつ一歩ずつ進む。そして、後ろの仲間たちには聞こえない程度の声で目の前の少女に説き始めた )

「……誤って手がすべったと言いなさい。
さっきの君の愚かな行動は、君の故意ではなく、ミスによるもの。そうだろう…?
…君はまだまだ未熟な子供だ。判断能力の欠乏、突然のトラウマ想起、あとは疲労で精神的に参っていたと、裁判で説明すれば、おそらく君は、東京追放のみで済むだろう。
私もそのように証言してやる。だから、手がすべったと言いなさい」




(/ スウィードラックさん、分かりにくい描写すみませんでした。実は、真島がジョーズさんへと斬りかかる瞬間までが確定した事柄です。こうした確定した事柄は途中でいきなり変化させることはできません。ただ、斬りかかる瞬間(まだ確定していない事柄)に対してのアプローチや、相手が確定した事柄を行なっている最中の、その事柄を変化させないことを前提とした描写は有りとなります。
もし確定した事柄についてわかりずらかった場合は、全然質問していただいて大丈夫ですので、今後は留意していただけると助かります)

  • No.120 by リスト  2020-10-21 18:36:25 

>117

(/その2点の確認ができたので大丈夫です。タイミングが合い次第、ロル投下or参加の方、よろしくお願いします)

  • No.121 by スウィードラック  2020-10-21 18:39:21 

>119

(申し訳ありません。理解不足でした...。気を付けます。)

  • No.122 by リスト  2020-10-21 19:08:22 

>121

(/大丈夫ですよ。結果的には問題になっていませんし、引き続き、都合があった時にロルの方よろしくお願いしますね)

  • No.123 by 月島修  2020-10-21 19:18:59 

(/参加許可をしていただきありがとうございます。皆様、これからよろしくお願い致します)

>all

この東京には強者がいると聞く…是非、手合わせをしてみたいものだ

(東京の街中で[貧困平等、政府打倒]を掲げている赤団主要メンバーの1人の月島修がいた。その目的を掲げてはいるが月島にはもう1つの目的があった…それは[強者との勝負]である。悪魔のヤイバとの契約内容の条件の為という事もあったが、月島自身も強者との勝負を望んでいるような事があり東京を所在地にした事も赤団の為と強者がいるという情報を入手した為である。そんな月島は今日も東京の街中で月島と闘う事が出来る強者を探し始め)

  • No.124 by ジョーズ  2020-10-21 22:16:08 


>>115
ギャッ!!なんだコイツ!?
(全力で逃げる自分に向かって怒気の籠った声と共に落下してくる人間。能力は使っていないまでも、人間の移動速度とは比べ物にならない速さで走っていたはずが、先程の人間が追いついてきた。しかも上空から降ってきたとなると、驚かざるを得ない。しかし素直に驚いている暇すら惜しく、避けることが出来ないと判断すると、身を翻し両腕を体の前でクロスさせて防御の体制を取る。これでも落下によって加速された勢いで切られれば一溜りもない。そこで身体の前面から水流を発生、落下してくる人間及び大剣に向かって勢いよく発射することで可能な限りの減速を試みて)

  • No.125 by セレネ・ハート  2020-10-21 23:57:20 

>黒瀬 躍人

逃げる逃げないかは、その提案を聞かなきゃ分からないわねぇ~・・
(影の中から人間の男が取り出されるのをみるにこれが契約者の能力なのかと思いつつ、自分のところに運ばれた怯えて許しを乞う様子の男に特に恐怖も恐れもなく、それを物を見るような目で見れば)

それで手の悪魔さん。提案って何なのかしら?
(とあまり興味なさげに光に当たった手を優しく擦りながら尋ねて)

  • No.126 by セレネ・ハート  2020-10-22 23:32:11 

>リスト

(/あ、そうだったんですね。私の勘違いでした(´・ω・`))

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