>99 …いえ…僕が悪いんです。 (青年紳士は唇を噛んだまま首を左右に振り、拘束を解かれて尻から放り出された弟を起こすと弟は「…何だよアイツ。エラソーなヤツ!」不満げな表情でぎゃんぎゃんと騒ぐが兄の険しい表情を見れば途端にその勢いは削がれて大人しくなり、「…ごめん、イヴァン…。」と子犬のような表情で兄に謝罪して。兄は「……エヴァンは悪くないんです。」と弟の頭を撫でて)