アンチデヴィルポリス(反悪魔都市)【異能力闘争/ギルド制/初心・途中歓迎】

【この世界について】
2020年。
人類が暗黒に包まれ130年が経過した。
世界の大部分は真っ暗闇の暗黒空間となっており、太陽の光を拒絶する。
暗黒は、人類から光を剥奪しただけではなく、【魔物】や【悪魔】、特定の人間から発現する【異能】など様々な脅威や神秘現象を引き起こした。
こうして人類が生存できる場所は、玉音の及ぶ都市、明治国東京などに限られた。
しかし現在、暗黒は徐々に膨張し、明治国をも飲み込もうとしている。
くわえて、暗黒による不作で食糧難と貧困化は深刻なものとなり、東京都市に住める者は、皇族貴族、財力、政治力のある者、そして最も位の低い【能力者】だけに限定された。

【明治国】
旧日本の大部分も暗闇に包まれ、関東と関西のみが、かろうじてわずかな陽の光を受けられる地域となった。政府は関東の方を、明治国とした。
また東京にはこの国の君主である皇(スメラギ)がおられる。朝の6時に玉音が流れる。

【東京】別名アンチデヴィルポリス
条件付きで、世界からの能力者の受け入れ体制を作っており、住むことのできる者は限られている。東京では、科学が発達してインフラ整備から、家電製品、スマートフォンといった現代用品が揃っている。建物は、欧米文化の入り混じる明治風デザインが多い。

【暗黒エリア】
世界の大部分を占める真っ暗闇の領域。自発的に輝く火や電気、その燃料などがないと永遠に迷ってしまう。この領域では、暗黒化する前にもともと住んでいた人々がどうなったのかは不明とされている。　

【異能】
暗黒が発生した時に、人間から生じた特殊能力。その力の根源は、先祖からの思いや信仰や強い信念だとする意見や、逆にトラウマやコンプレックスから生じたものだとする意見があるが全く不明。ちなみに、皇(スメラギ)の一族は、光を与える異能を持つ。

【悪魔】
暗闇と同時に現れた未解明の生物。
特殊な能力を持ち、人間に対する誘惑・憑依・強姦・殺害・人肉食など、危害を加える存在が大半である。契約ができるが、大半とは会話が成り立たない。

【ギャクサツの悪魔】
5年前の2015年　、埼玉に姿を現し、そこに住むおよそ50万ほどの明治の民を大虐殺したナゾの悪魔。その事件以降、暗闇の膨張速度が急激に減速したという。