なりきりセイチャットTOP > オリジナルキャラなりきりチャット > 愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた＿＿指名式、BNL
極彩の魔女 2020-09-18 15:38:35 |
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●●● イラストメーカーが苦手な方は閲覧非推奨 ●●●
●この度、イラストメーカーさんからイメージ画像をお借りしました。あくまでもイメージを掴んでいただく為のものですので、細かいニュアンスの差異は気にしちゃ駄目…！
●皇子の服装 … 性格や個性によって着こなしに癖があれど、基本的には白・金・赤基調の礼装。場面によってはゆったり私服のケースも。
：ジーク ／ 第一皇子 ／ 28ｙ ／ https://d.kuku.lu/cbc35645e4
利口で慈悲深い ／ 求められれば心も体も差し出す ／ 与える振りをして絡め捕る ／ 紳士然とした振舞の裏に隠れた独占欲
185cm ／ 穏やかな桃色の目 ／ こびりついた隈を誤魔化すような微笑 ／ サラサラの黒髪を後ろで一結び ／ 痣やら切り傷やらでいっぱい
魔女と肉体だけの愛人関係にあるがそこに愛はなく、いつか寝首を掻いてやらんと虎視眈々に睦言を吐く。姫への求愛に真剣に積極的。
「 私だけの姫になって下さいませんか。兄弟たちに誑かされるあなたを見るには、私は些か狭量だったようです 」
＞おねがい、すべてを捧げさせて。すべてを受け止めて、二度とはなさないで。
：ロメロ ／ 第二皇子 ／ 27ｙ ／ https://d.kuku.lu/18164b5eee
奔放 ／ 且つ淫蕩 ／ 薄っぺらい愛情劣情 ／ 我儘 ／ 来るもの拒まず去るもの逃さず
184cm ／ 薄紫の垂れ目 ／ 口許にほくろ ／ 藍色の髪、瞼にふわりとかかる濡れパーマ ／ 鬱血痕まみれ
8人兄弟の中で唯一の妾腹。魔女に床に誘われる仲だが彼女を憎んですらいる。姫への求愛に不純に積極的。
「 渇きと疼きでおかしくなりそうなんだ、この意味、分かるでしょう？ 」
＞すきだ、あいしてる、なんて。思ってなくても言えるんだよ。
：ハインツ ／ 第三皇子 ／ 26ｙ ／ https://d.kuku.lu/ff58e33bd9
万人にゲロ甘対応 ／ 心の闇は深海並み ／ つまりは危ない人誑し ／ ストーカーまがいな執着心の持ち主
180cm ／ 夕焼け色の隻眼 ／ 潰れた右目を前髪で隠す ／ 青みがかった黒の上品な短髪
魔女と定期的にお茶会を開いており、恐らく兄弟の中では最も彼女をよく知っている。姫との接触に積極的。
「 君が死んだら、心臓に一番近い骨を頂戴。それで俺を貫いて、すぐに追いかけるよ 」
＞薄い唇からは、甘美な蜂蜜がとめどなくこぼれてる。一口なめたら、もう戻れない。
：セス ／ 第四皇子 ／ 23ｙ ／ https://d.kuku.lu/31ef8dd92a
寂しさ所以の色狂い ／ 強引 ／ 強がり ／ 根は脆い ／ 承認欲求を満たす為なら犬にも狼にもなる
182cm ／ 褐色肌 ／ 琥珀色の獣の眼光 ／ ギザ歯 ／ 無造作に鎖骨まで伸びた黒髪 ／ 肩に銃創
魔女を床に誘うが面白がられてお預けを喰らっており、メイドや執事に手当たり次第手を出している。姫へも然り。
「 なァ、来いよ。泥々に熔かして、何もかも忘れさせてやるよ 」
＞すべてをわすれてしまいたいのは、どろどろに熔けてしまいたいのは、きっと彼のほうなのにね。
：エトワール ／ 第五皇子 ／ 22ｙ ／ https://d.kuku.lu/3a96adebb0
素直で甘えた ／ 純真無垢 ／ 故の残忍さ ／ 妙に核心を突く ／ 揺れる心を愛おしむ壊れた博愛感
178cm ／ 檸檬色の縦長の瞳孔 ／ ミルクティー色の猫っ毛 ／ 星の形の泣きぼくろ ／ 誰にも見せられない傷跡がある
魔女に可愛がられながら、彼女の心の闇を暴こうと兄にひっついてお茶会に参加している。姫との接触に積極的。
「 本当は、僕にぐちゃぐちゃにされたいくせに。××のことなら、お見通しだよ 」
＞こわすのは、期待しているから。この世にこわれないものがあると、証明したいから。
：リヒャルト ／ 第六皇子 ／ 20ｙ ／ https://d.kuku.lu/ad7d24869c
達観 ／ 諦観 ／ かなりすれていて厭世的 ／ そして内罰的 ／ 煌びやかな兄弟たちに狂おしい程嫉妬している
175cm ／ 涼しげなスカイブルーの目 ／ 金髪のツーブロ ／ 腹部にケロイド
魔女に揶揄われ弄ばれ、かなり精神的に参っている。この国がどうなろうがどうでもよく、姫への求愛にも消極的。
「 甘い言葉で傷を舐めるくらいなら、僕を打ってぼろぼろに壊してよ 」
＞苦いものしか甘いと感じられなくなった、あわれな獣に存在証明を。
：ヴィルケ ／ 第七皇子 ／ 18ｙ ／ https://d.kuku.lu/c0665bf3d5
独善的 ／ 形振り構わない独占欲と執着心の塊 ／ 歪んだ王子様気質 ／ 昔から双子の弟（ユーリケ）を呪縛している
176cm ／ 右目が赤、左目が黒 ／ 一卵性ゆえに双子と瓜二つ ／ 肩までの銀髪 ／ 醜い手枷の痕
自分の邪魔をするなら魔女だろうが姫だろうが八つ裂きにする勢い。姫に対しても無関心だが、弟が興味を持つため嫉妬している。
「 逃がさないよ。ユーリケも、お前も、俺のものだ。俺だけのものだ 」
＞この世でいちばん好きなもの？そんなの、僕の弟に決まってる。
：ユーリケ ／ 第八皇子 ／ 18ｙ ／ https://d.kuku.lu/cc4a05ff65
空虚 ／ 臆病 ／ 優しくされるとチョロい ／ 過去の出来事から双子の兄（ヴィルケ）が怖くて堪らない
176cm ／ 右目が黒、左目が赤 ／ 一卵性ゆえに双子と瓜二つ ／ 肩までの銀髪 ／ 醜い首輪の痕
自分を兄から逃がしてくれるなら魔女でも姫でも大歓迎。姫に興味があり、不器用なりに接触に積極的。
「 逃げようよ。こんなところ、もういやだ。お願い、僕の手を取って離さないで 」
＞この世でいちばん怖いもの？そんなの決まってる、僕と同じ顔をした悪魔だ。
※双子はセットで同時指名可能、個別指名も可能
● ＠tiguhagumocz様、龍角様、@Y_at様…Special Thanks!!! ●
＞お姫様、どーこだ。
： お姫さま募集中 ：
： 質問・相談・プロフィール投稿いつでも大歓迎 ：
＞１ ： 世界観
＞２ ： 詳細
＞３ ： 提供 ／ 皇子のプロフィール
●イラストメーカーに抵抗のない方は【＞１２１】推奨
＞４ ： お姫さまはこっちだよ。
＞８、＞２４ ： すこしだけ補足
●備忘用↓
https://www.saychat.jp/bbs/thread/664669/
●物語の栞↓
： オーレリア姫 <<< 第三皇子ハインツ（＞４４）
： イヴ姫 <<< 第七皇子ヴィルケ（＞５６）
： メルキオル姫 <<< 第八皇子ユーリケ（＞６５）
： セレーナ姫 <<< 第一皇子ジーク（＞１１９）
： ルチア姫 <<< 第四皇子セス（＞１１８）
： アレクシア姫 <<< 極彩の魔女（＞１２０）
●栞の有効期限は１ヵ月、ご連絡なしでの経過にて栞は破棄され絡みはリセット。
●お姫様のプロフィールは保管させて頂いておりますので、気が向いたらいつでもお気軽に王宮へお戻りください。
>>120 主様
( ／ ご返答ありがとうございます。回答の方になりますが、自分の中ではハナからなりチャに望む展開というものはありません。自分でない誰かと紡ぐお話だからこそ自分一人では考え付かない物語が生まれるのが醍醐味だと思っておりますので、その辺はどうぞご心配なさらないでください。迎える先がグッドエンドでもバッドエンドでも二人のキャラだからこそ辿りつけた結果であれば自分は大歓迎です。先程記載した通り今回のしっちゃかめっちゃか気味の展開にしてしまったのは自分が設定してしまった短期間内にどうにかキリの良さげな所まで話を持っていこうと一人勝手に急いた結果、自分の計画性の無さと力量の至らなさが招いてしまったことなので寧ろこちらがお詫びしなければならないと思っております。折角貴重なお時間を頂いてまでお相手頂いたのにもこのような形になってしまい申し訳ありません。
ただ、あまり言いたくはなかったのですが、ここまで重ね重ね確認を取られると寧ろ「 内心トピ主様は自分の相手をするのが嫌になったのではないか？ それとなく自分の辞退の申し出を待っているのではないか？ 」と思ってしまい正直不安を通り越して気持ちが萎えてしまいます。トピ主様にその気は無くても自分は今まで同じような光景を見たことがあるのでそう思わざるを得ないのです。ごめんなさい。たったそれだけのことなのですがそんな疑心がついて回る以上、この先この場でのお話を楽しむことができそうにありません。ここまで相談に乗っていただいておきながら誠に勝手で申し訳ありませんが自分はここで降ろさせて頂こうと思います。短い間でしたがお付き合い頂きありがとうございました。では、長々とお目汚し失礼しました。 )
>>アレクシア姫(>>123)
（ ／ 此方こそ、お忙しい中お返事頂きまして有難うございます！背後様のお考えをお聞きして、本当に忸怩たる思いでいっぱいです。このトピを選んで遊びに来て頂いている以上、少しでも懸念や不安なく気持ち良く言葉遊びを楽しんでいって頂けるようにと精一杯サポートさせて頂いたつもりでしたが、まさかそれによって背後様のお気持ちを萎えさせてしまっていただなんて…本当に申し訳ございません。このような結果になったのは誠に遺憾ですが、これだけは言わせて下さい。私は本当に背後様・アレクシア様とお話をさせて頂けるのが楽しかったですし、何度も申し上げていますが懸念事項がクリアになれば是非ともお相手を継続させて頂きたいと思っていました。この言葉すらも信じて頂けていなかった、という事には、有体に申し上げて私も大変傷付きました。しかしこれも背後様の望まれる結末なのであれば、背後同士の相性の相違、と潔く折り合いを付けて辞退の旨を受理させて頂きます。此方こそ、こんな至らないトピ主にお付き合い頂いた期間の短さからは信じられないほど内容の濃くて楽しい時間を有難うございました！寒くなってきましたのでお体には気を付けて、風邪等お召しになりませんよういつまでもお元気に、そして幸せに過ごされる事を陰ながら心より願っております…！ ／ 深々お辞儀）
＞お姫様、どーこだ。
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>119__ジーク様
（返答を受け次第、就寝の挨拶を告げて受話器を置こう。そう思案して視線を下げる最中、彼から発せられたのは此方を引き止める言葉。真摯に紡がれゆくそれらを聞き入れつつ" まあ… "なんて小さな声を上げ、あまりに真っ直ぐな声音から、先約に関する否定も嘘ではないのだろうかと緩く瞬きを繰り返して「 ───ふふ、私で宜しければいつまでも 」事実がどうであれ、彼の願いを断る理由など一つもない。耳に心地良い穏やかな声で幸せだと、大事だと、そんな風に語られては気も緩んでしまうもの。胸元に添えていた手を柔く握り、ほんのりと込み上げては胸中を満たしていく不思議な感覚にほう、と息を吐いた。「 おかげさまで、すっかり良くなりました 」このまま通話が続くのであればと近くの壁にそっと背を寄り掛からせ、先日の怪我について気遣う問いには視線を右足へ落とし「 先日は本当にお世話になりました。お忙しい中 色々と気を回していただいて、…何とお礼を申し上げれば良いか 」未だ拭えない罪悪感にも似た気持ちを声に乗せ、軽く握っていた手を頬に当てて眉尻を垂らす。例の件でほんの僅かに親しくなれた気はしても、皇族と一国民という関係が崩れる事はない。故に、彼の厚意に甘え過ぎていた事を一人反省し）
>>セレーナ姫(>>126)
（嘘や打算に塗り固められた魔女との関係に、冷たい利こそあれど暖かい癒しがある筈もなく。今日も各地を奔走し心身共に疲れた所へ、彼女の物腰柔らかで包容力のある声が聴ける事に救われた心地で" ハハ "と短く楽しそうに笑い「 いつまでも、とは豪気な方だ 」自分の為に紡がれるたった一声だけでこんなにも心は和んでしまう。冗談めいた口調での返しには純粋な喜色が含まれていて「 こうしてあなたの様々な一面を知っていける事が……嬉しくて仕方ありません 」素直な想いを吐露しながら、項に添えていた手を腹筋へと落として「 そうですか、本当に良かった。 」快方に向かっていると聞けば心からの安堵に深く甘い息を吐いて。心配したんですよ、なんて付け加える諄い真似はせず、ただ彼女の足が万全ならそれで良いと顎を上げ「 いえ。皇子としても男としても、当然のことをしたまでですから。どうかお気になさらず 」朗らかでゆったりとした声にて彼女に心の平穏を促しても、気落ちした声色を聞いてしまえばどういうわけか連動するようにこちらの胸もちくりと痛む。きっと受話器の向こうで哀しい顔をしているのだろう、そう思い至れば居ても立っても居られず「 それに。＿＿あなたのような美しい姫をこの腕に抱き、共に時間を過ごせた事、私は日常に舞い降りた女神の幸運だと思っていますから 」並べた言葉に想起されるのは数日前の出来事で、羽根のように軽やかで暖かい彼女を抱え上げた時の胸の高鳴りも、医務室で立てた神々しい誓いも、その全てが自分にとってかけがえのないもの。そう伝わってくれるよう願いを込めて真剣に言の葉を尽くし「 こうしてあなたと御近付きになれた奇跡も、あの日庭園で怪我をされていなければきっと起こらなかったでしょう？ 」少なくとも自分は終始暖かな気持ちだった、だから罪悪感を抱く必要はない。どうか少しでも彼女の心の重しを取り除ければと、感情だけでなくロジックも立てて最後は問い掛けるように語尾を上げ）
＞皇子はね、お姫様がいて初めて皇子様でいられるんだ。
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>127__ジーク様
あなたとの時間に、期限を決める事などできませんもの。
（例えこの時間が長く続くものではなくとも、先んじてお別れの時間を定めたくはなかったが故の" いつまでも "という戯言。然しそれは聞き手により傲慢な印象を与え兼ねないものでもあった。というのに、耳を擽るのは喜色が滲んだ笑声で。朗らかな彼の人柄に密かに胸を撫で下ろして。「 …ですが、 」気落ちした己の声により気を遣わせてしまっただろうか。機械を通して語られる優しい言葉、それを信じられないわけではないけれど、と不安げに瞳を揺らし───ふと、先日の出逢いを甘美な表現に喩え、嘘偽りなく真っ直ぐに届けられた想いにはふわりと破顔した。「 ええ。こうしてご縁を繋ぐことができたのも、全ては運の巡り合わせ 」彼の言葉は蜜の様に甘く、些細な不安や悩みを全て溶かそうとする。嬉しさと気恥ずかしさの両方を織り交ぜつつ肯定を返し、受話器を握る手にきゅっと僅か力を込め。あの日、あの時間、そもそも己が散歩に出掛けていなければ、彼に見つけて貰える事はなかったのだろう。運命とも言える出逢いを改めて自覚し、その幸運を確と噛み締めながら電話口にて控えめな笑い声を漏らして。此方の罪悪感を帳消しにしてしまう魅力的な文言に胸一杯感謝の念を抱き「 …本当に優しいお方 」と安心しきった柔和な声音で囁きを零した。今後 彼との縁がどれ程続くかは分からないけれど、切れない限りいつかは己が彼の助けとなれる日が来るだろうか）
>>セレーナ姫(>>129)
（期限、その言葉にはっとして受話器を持つ手が強張る。もし彼女が心を許してくれたとてその後は？魔女とのゲームの事を知れば、ましてや自分が魔女にゲームの駒として造られた存在だと知ってしまったら＿＿。心臓が冷えるようにきゅうと締め付けられ、次に我に返ったのは聞きたくて堪らなかった安堵と柔らかさに満ち満ちた声で囁かれた瞬間で。「 ……善人とは、あなたにこそ似合う言葉です 」優しいと囁いてくれたその言葉を素直に受け取れるような純粋な心は既に汚されていて。ぐっと受話器を握り締めた後「 次に会えるのはいつでしょうか 」半ばぼんやりとした、それでいて熱に浮かされた声色。彼女と電話を繋げただけでも喜ばしいのに、声だけでは足りなくなってしまう浅ましさを自嘲するように乾いた笑いを小さく零して「 本当は今からでも、あなたを攫いに行きたいのですが。 」虚と現の境界線はあくまでも曖昧にぼやかして。そうでもして自分自身の心を煙に巻かなければ、恥も外聞も彼女へ掛けてしまうであろう迷惑すら度外視して、今すぐ馬車に飛び乗り本当に彼女を迎えに行ってしまうから）
＞こんな時間ですが、眠れないので募集をば。あわよくば素敵な姫に出会える事を願って…。
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>130__ジーク様
（優しいと、そう言われるのは苦手だろうか。決して嫌悪や拒否を示されはしないものの、返されたそれは謙遜と言うには何処か静かで。無遠慮に彼の地雷を踏んでは元も子もない、と結局は口を噤んだ。「 皇子様に攫われるお姫様、というのも素敵ですね 」僅かに熱を帯び発された言葉と、軽口か本気かあやふやに暈された言葉にはどちらともつかないままゆったりと微笑みを浮かべ。己が相手では役不足だけれど、なんて言葉は飲み込んで「 ジーク様。私はいつでも──あなたがお呼びくだされば、すぐにでも会いに行きます 」約束というのは此方の一存で決められるものではない。城下で両親とまったり花屋を営む己と、国の為に日々忙しなく働いている彼とでは休める時間も当然違うのだろう。暗にその事を含ませながら戯れに告げては「 ですから、都合の良い日時を教えていただけますか？ 」と彼の予定を確認するべく問いを投げた。きちんとした休日があるのかも分からないが、例えあったとして貴重な時間は自身の為に使って欲しい。無論、仕事の片手間に数分、数秒だけの面会になろうと文句は無い、彼を一目見れるのならそれで。机上の名刺を見詰めていた視線を伏せ、次回の約束を楽しみに耳を傾けて）
>>セレーナ姫(>>132)
（どうか攫って頂戴、だなんて言葉を少なからず期待していた事に、肯定も否定も返されなかった事で初めて気付く。一日の疲れを背負った身体でも、彼女の為ならば今すぐにでも愛馬を駆り攫いに行く事など造作もないのに。胸中の熱は行き場を失い、息の詰まるような幽かな音の後に吐息として空気へと霧散して。他の兄弟であれば、己の欲に忠実に行動し彼女の意志を訊く前に攫いに行けてしまうのだろう。彼女の言葉がなければ動けないのは、約束もなくこんな夜に迎えに来られては彼女もきっと迷惑だろうと、思い遣りを持つがゆえの臆病なのだろうか「 ――ふふ。あの日の誓いと逆さまですね。 」呼べば直ぐに、その言葉に夕陽の差す医務室での出来事を思い出してはつい数日前の事だというのに懐かしさを禁じ得ず表情が和らいで。常識として至極順当な問いが続けば、スケジュールを思い出すために人差し指の先端で軽く受話器を弾きつつ数秒の間を置いて「 今週の18時以降、どこかで時間を作ります。あなたの都合さえ許すなら、ディナーでもご一緒しませんか。 」18時に公務や用事が終わる保証などない、有体に言えば都合の良い日などそうそう存在せず、それでも姫にお会いしたい一心にてどこかで時間を作ると覚悟を決めて時間帯を提示し、彼女の都合が付きそうな曜日を問う。もしくは、彼女は会って二度目で夜のデートは気乗りしないかもしれないとまたしても余計に気を回して「 日中であれば週末の昼下がりなどいかがでしょう？申し訳ございませんが前後に予定がありますので、バタバタと忙しなくご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが…。 」昼は夜に比べてまとまった時間は取れない旨をバツの悪そうな声色で説明しながら、彼女の望む約束の顛末をゆっくりと待とう）
＞姫、僕等の大切な姫。どうか怖がらないで僕等に身を預けて、王宮の全てを見せてあげる。
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やあ、僕達のお姫様。良い夜をお過ごしかな？
今夜はさ、少し僕の話を聞いて欲しいんだ。唯々募集上げを繰り返すっていうのも味気ないでしょう？
僕はロメロ。生まれた順番だけで第二皇子なんて面倒な座を押し付けられちゃった。
それと＿＿ほら、僕だけ髪や目の色が他の兄弟たちと全然違うでしょ？ふふ、そう。僕は唯一 腹違いの皇子だよ。
元々国王の座なんて興味ないし、その証に髪も伸ばしてない。男の長髪が王権の象徴だなんて馬鹿げてるよね。
自分の髪を伸ばすなんて鬱陶しいだけ、それよりも僕は姫の艶やかな髪を愛でたいな。
一人だけを一途に愛するなんて僕には向いてないだろうけど、その分ジークやハインツみたいに重くないよ？
姫を縛り付けたりしない、兄弟達と仲良く話してたって面倒なやきもちなんて妬かないし。僕とは指を絡ませ合って、唯々甘ぁい時間を過ごそうよ。
僕は気に入ったものは兄弟にシェアしても良いって思ってるんだ。姫、君だっておんなじだよ。
――ただ、分けてあげるだけ。君はあくまで僕のものだから。
僕ととびきり色めいた逢瀬を嗜んで、あの性悪な魔女を嫉妬させてやろう。…ね？
ああ、人恋しくて喋り過ぎちゃった。
さあほら、君のモチーフは何？愛らしい子猫ちゃん？それとも艶やかな大輪の花？
早く僕に姫を可愛がらせてね。
●提供 ： ＞１２１
●キャラシート雛形 ： ＞４
●秘密の欠片 ： ＞８、＞２４
＞姫、僕等の大切な姫。どうか怖がらないで僕等に身を預けて、王宮の全てを見せてあげる。
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名称／フランチェスカ
年齢／20
性別／女性
モチーフ／青薔薇
性格／己の出自にプライドを持つ高飛車なお嬢様気質。尤も家柄も何もかも魔女に植え付けられた偽物であるため、それを知ればどうなるかは未だ不明。強がりで負けず嫌いな節がある。我儘で、自分の望みは全て叶うと信じ切っている。初心なくせに積極的、けれどやはり一旦攻められると途端に真っ赤になって防戦一方になる。
身長／159cm
目／瑞々しい若草色。やや垂れ目だが吊り眉。右目尻に泣き黒子がある。
髪／太陽の光をたっぷり吸収したような輝く金髪、生き物のように波打つソバージュ。前髪はセンターパートでおでこが見える為ためどこか快活なイメージ。三つ編みハーフアップに青いリボン。
全体の雰囲気／色白で透き通るような肌、血色は良し。垂れ目なのに八重歯や釣り眉のせいで少々勝気な面相。レース・フリル・ピンクのいずれかに当てはまる服を好み、逆に一つも該当しない服は着ない。白いレースのついたプチシルクハットが最近のお気に入り。全体的に膨らみには少々欠けるスタイルだがぺたんこという訳ではない。
イメージ ⇒ https://d.kuku.lu/d0ca92ba25
＊お嬢様メーカーにて。よろしければご覧ください。
モチーフの名残／感情の高揚・動揺に応じて青い薔薇が手首や首筋に咲く。咲いた花は短命でありすぐにぽとりと落ちる。
Like／蜂蜜入りの紅茶、恋愛小説、男女問わず紳士的な人、上等なシルクレース
Dislike／人や行為問わず下品なもの、煙草、除草剤、雷
備考／王国でも屈指の名家に生まれたお嬢様、という設定。血統に恥じぬ英才教育を受け、ゆくゆくは自分と同等かそれ以上の身分の男性と結婚するのが夢であり使命だと感じている。無意識の内に身分の高さに執着している節があり、「お嬢様」にはなれても「お姫様」にはなれない現状に辟易している。
指名／ジーク様
ロル／
（本日の花嫁修業やお稽古事を全て済ませて、白いフリルの華奢な日傘を手に気兼ねなく庭園を散歩する時間が何よりの至福。ご機嫌な鼻歌を奏でるうちに主人のメロディにつられるようにして首筋にふわりと青い薔薇が咲き、首を捻ってそれへ目配せをして"ふふ"と優雅に微笑んだ瞬間、余所見が原因で不意に蹴躓き「 きゃ！ 」べちんと見事に前のめりに倒れて。ベビーピンクに真珠のビジューがあしらわれたお気に入りのシルクワンピースが土に汚れた瞬間、捻った足の痛みも忘れて「 んもう！何なのよ、このあたくしを転ばせるなんてどんな仕置きを受けるか分かっていて？！ 」おまけに転んだ隙に手放した日傘もふよふよと遠ざかっていく一方、怒りや恥ずかしさに顔を染めキャンキャンと地面に向かって吠え立てて）
（／初めまして、今晩わ。甘やかで幻想的で、けれど甘すぎない陰のある世界観に惹かれて僭越ながら参加希望をさせて頂きます。好き勝手な設定を詰め込んだ姫となってしまいましたので、主様のお気に召さない部分や世界観的にアウトな箇所がございましたら、お手数ですがその旨ご指摘いただけますと幸いです。宜しくお願い致します。／礼）
>133__ジーク様
ふふ、ジーク様のように格好はつかないのですが。
（あの日の誓いを真似ていたのが伝わったらしく、受話器越しに微かな笑声が聞こえて来ては同じ様に笑みを零した。勿論 先日瞳に映した彼の姿を思えば此方の誓いなど記憶に残るほど重みあるものには聞こえないけれど──否、互いの距離としてはこのくらい気軽な方が丁度良いだろうか。なんて、曖昧な関係性を誤魔化すよう軽口と共に密かに吐息を漏らして。次いで此方の問いに対する返答を貰うも、更に細かい所にまで気を回し、無理に選択肢を増やす彼の言葉には緩く瞬きを「 …では、日中はやめておきましょう。無理をしてまで時間を空けて欲しいわけではありませんもの 」それから考える間も無く後者を除外する旨を口にする。夜でさえ何とか暇を作ると示しているのに、特に忙しいであろう日中に呼び出した結果 体調を崩してしまっては本末転倒。そんな事を望んでいるわけではないのだからと柔らかく諭して「 私は明日と金曜日以外であれば構いません。───けれど、お仕事に余裕がない場合は此方の事など気にせずお断りくださいね 」閉店後に翌日の準備を行う人を当番で回している為その日だけは難しいのだが、基本的に夜は空いている。今週の当番を思い出す様に机上のカレンダーを見遣り、月曜日である今日の日付から横へと指先を辿らせ。可能な日を告げると同時、今一度無理をしない様にと念を押して）
>>フランチェスカ姫(>>137)
（珍しくもプライベートな時間を捻出できた昼下がり、気晴らしにと庭園を歩むもその足取りは軽いとは言えず。王が機能しない今、この国の責任を最も背負わなければならない第一皇子という立場、それに加え魔女とのゲームに勝てるかどうか以前にまだ姫を見つける事すら出来ていない状況に天を仰いで溜息を。瞬間、女性の短い悲鳴と罵声と呼ぶにはあまりにも可愛らしい声にそちらへ足を運び――思わず瞠目した。目撃した女性が想像より遥かに可憐な姿である事は勿論、その首筋に咲き誇る一輪の青い薔薇に気付けば「 あなたが――…。 」と無意識に呆けたような言葉を落としていて。しかしすぐに我に返れば、風向きの運が良くこちらへ飛ばされてきていた白い日傘を拾い、彼女の傍へ歩み寄って立場など関係なく片膝を地につけて。こけたのであれば身体に傷が無いかを慮るのは当然で、失礼にならない程度にさっと視線を流しては案の定膝に滲む赤色を見つけて。彼女に落ち着いてもらえるよう、ふわりと柔和な笑みを凪がせて「 今日の庭は少々悪戯をしたい気分の様ですね。これ以上茶々を入れられないよう、私に姫を攫わせて下さいますか 」もし拒否をされないのであれば、日傘は一旦柄の部分を腕に引っ掛け両手をフリーにした後、絵本に出てくる王子様がお姫様を救う時のように彼女をそうっと抱き上げようか）
（ ／ 初めまして今晩わ、姫欲しい姫欲しいと喚いている魔女が主のヤバいトピにも関わらず、こうしてお声掛け下さり有難うございます！早速フランチェスカ姫のキャラシを拝見させて頂きましたが、それはそれはめっっっかわで…。初心で積極的というところも、プライドの根源が魔女のダミーの記憶というところも、姫に憧れているというところもまさにこの王宮への親和性に秀で過ぎて…！イメージ画像も有難うございます、フランチェスカ姫の可憐さがより鮮明にイメージ出来て思わずにやけてしまいました…。早速ご指名頂いた第一皇子にて絡ませて頂きましたが、途中での指名変更等も大歓迎ですし、何か御座いましたらどうぞ遠慮なくお声掛け下さいませ！それでは、今後とも宜しくお願い致しますー！ ／ 蹴り推奨）
>>セレーナ姫(>>138)
――ふふ。誓いは果たしてこそ、ですから。
（格好だけ付けても意味はなく口先だけの誓いなんてそれこそが恥。出会って日も浅く彼女と話せる機会も多くはなかったが、それでも誓いを安請け合いするような軽薄な人柄でない事は確信的。いつでも真摯な彼女の言葉だからこそ素直に嬉しいと受け取れて、思わず小さな笑いがご機嫌に零れて。「 あなたならそう仰って下さると思いました。 」余計な気遣いが空回りをしても、不思議と気分が落ち込まないのは偏に彼女の穏やかな口調や雰囲気のお陰だろうか。姫の為ならば仕事の合間を縫って無理に時間を作ることなんて造作もない、むしろ喜ばしい事なのだが、彼女側に気を遣わせていては本末転倒。形になりつつある約束に密かに胸を躍らせつつ「 では、明後日――水曜の18時にお迎えに上がっても？ 」選択し得る最も早い日付を躊躇うことなく提案し、そしてまた当然のように馬車を向かわせる意向を示して。自分自身は彼女の住まいを知らないが、初めて会った日に彼女を送り届けた御者なら覚えているだろうと踏んでの事で。彼女をどんなお店へ連れていけば喜ぶだろう、逸る気持ちに声色はほんのりと弾み）セレーナ姫は何料理がお好きですか？
（ ／ 交流中に背後から失礼致します、ディナーデートのお迎えについて少しご相談をさせて下さい！ジークの性格上、セレーナ姫に城までご足労頂くのはちょっと…という事でおうちまでお迎えに上がると言っていますが、先日お決め頂いたロメロとの一幕を考えるとざっくり２つの選択肢があると思いまして！その１は≪ 迎えは断りディナーの当日早めに城へ到着、そこでロメロに見つかって… ≫というパターン、その２は≪ 迎えを承諾してジークとディナー、食事中に次の約束を交わして解散、後日新たな約束の為に王宮を訪れたところをロメロに見つかって… ≫というパターンです！勿論、他に案がございましたら是非是非お聞きしたいので、どんなことでも遠慮なく仰って下されば幸いです…！）
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