俺とキミだけ【BL】

忘れ物をとりに学校へ行くところです！
宿題を忘れちゃって…(苦笑
(頭の後ろに手をあてやっちゃいましたと言わんばかりの苦笑いで言う)

そうだったんだ...もうすぐ暗くなりそうだから俺も一緒に行くよ(暗くなると危ないと思い一緒に行くと言い出し)

えっ大丈夫ですよ！(汗)
迷惑でしょうし…
(困ったように首と手を振り断る)

迷惑じゃないよ、特に用事もないし。それに界隈くんが心配でさ...(心配そうな顔をしてじっと見つめ)

……じゃあ…お願いします(ニコッ
(見つめられると断れず笑顔で言う)

ありがとう、ちょっと待ってて。すぐ家から出るから(そう言って部屋を出て戸締りをしてから玄関から出ると界隈君に近づき)
お待たせ、行こうか

はい！行きましょう(ニコッ
(渡さんの顔を見上げ笑顔で言い歩き出す)
あ、そういえば渡さん。
俺クラスメイトに告白されたんです。
それで返事に迷っているんですが…
(下を向き眉を寄せ困ったように言う)

うん(隣で歩き学校に向かおうとして)
え...告白、されたんだ...(もしかしてさっきの子かなと勘付く)
界隈くんはその人のこと好きなの...？

うーん…分からないんですよね。
友達として好きなんですけど恋愛感情的には分からないです。
(また眉を寄せ悩見ながら歩く)

...その人のことをずっと考えたり、一緒にいるとドキドキするのなら恋だと思うよ(悩んでる界隈くんに優しく言いそっと髪に触れて)

うーん…
ドキドキはしません…ずっと考えてもないですね…
どっちかって言うと渡さんの方を考えてる気がします。
(渡さんの顔を見上げきょとんとしたような顔で見る)
……えへへ。
(髪をさわられ少し照れながら微笑む)

俺のことを...？すごく嬉しい(信じられないという表情になったがすぐ嬉しそうに微笑えみ)
界隈くん、ちょっといいかな(立ち止まり)

なんですか？
(自分も立ち止まり首を傾げながら渡さんを見る)

(少し屈んでゆっくり顔を近づけて)
ドキドキ、する...？

？
しませんけど…
(首を傾げきょとんとした顔で渡さんを見る)

...だよね、行こっか(やっぱしないか....と心の中で残念がり、顔を近づけるのをやめ頭を撫でてから歩き出そうとして)

……？
渡さんはドキドキしますか？
(渡さんに顔を近づけて)

え...っ(ドキドキしてふいに顔を逸らしてしまい)

？
どうして顔を逸らすんですか？
(渡さんの顔を見上げながら首を傾げ)

えっと...早く行かないと遅くなってしまうから急いだ方がいいよね...！(はぐらかし学校に行こうと歩き出し)