黒い愛情

黒い愛情

旧家の子  2020-04-05 18:09:38 
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ここはあそこで出会った君以外入らせはしない

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  • No.4 by 匿名さん  2020-04-06 19:22:17 


(/お待たせ致しました。pfが完成致しましたので貼らせていただきます。年齢は背後の好みで17歳に致しましたが、上下の変更は可能ですし、無理に揃えて下さる必要は御座いませんので、主様もご自分のお好みで設定下さいませ。
他にも、イメージと違った点や追加事項が有ればなんなりと仰って下さい。


名前:式村 八尋(シキムラ ヤヒロ)
性別:男
年齢:17
容姿:身長160センチで血色の良い肌と健康的平均的な体格。自身の髪型に拘りは無く、櫛を通しただけの癖のない黒髪。前髪は右が僅かに長く目の上迄。ぱちりとした吊り目がちの目にやや垂れた眉、薄い唇といったよく言えば端正、悪く言うなれば素朴な顔立ち。シャツに袴という動き易くシンプルな服装が多いが、仕える彼の側で恥とならぬよう身嗜みには気を遣っているつもり。

性格:貧しい家の長男に生まれた為、世話好きで手も器用。素直で真面目なため大人しいと思われがちだが存外強か。一方、頼みごとが断れぬ面倒な性格でもありお手伝いさんに混じって雑務を熟すこともしばしば。また、疑り深く悩みや不安を隠し背負い込む一面も。仕えている彼には自分が必要不可欠だと信じているが、彼の姿が見えず不安になる程依存しているのは自分と気付いていない。


また、一つ質問なのですが、当方のcは主様のお家に住み込みでお手伝いも兼ねているという認識で問題なかったでしょうか?訂正があるようでしたら、その様に認識致しますのでご遠慮なくご指摘下さい…!)

  • No.5 by 旧家の子  2020-04-06 23:09:02 



名前:永宮 幸永 (ナガミヤ ユキナガ)
性別:男
年齢:16
容姿:身長158cmと人並に伸びた背と、白く血色の悪い肌に骨と皮ばかりのような貧相な体格。髪は元々黒かったが、今は病気のせいか、白髪に黒髪が少量混じっている状態で、遠くから見ればほぼ真っ白。襟足が長めで、自身の容姿にはあまり関心はない。前髪は目にかからない程度に整えてある。大きな目は長く重そうなまつ毛が印象的で。顔立ちは全体的に線が細く、儚げに見える。寝ていることが多いので、多くの場合は白の着物に、羽織を肩に掛けている。外出など殆どないが、その時も袴は締め付けがきついので着用しない。

性格:見た目に似合わず、たいそう明るい。裕福な名家に生まれ、跡取りでもあるが、それをどう思っているのか全く分からない。イタズラが好きで、よく八尋に迷惑を掛けるが、気を引きたいからという理由もある。口がよく周り、軽口も叩く。自身の生にあまり頓着が無いように振舞っているが、本当は八尋を置いて死にたくない。八尋のためなら人を追い詰めてしまうことも厭わない。変わり者と屋敷の者にもよく言われるが、それは事実。八尋への愛が歪んでおり、自身の病気さえも相手の気を引くために利用する。

(/素敵なpfをありがとうございます。遅れて申し訳ありません。はい、当方のcの家で住み込みで働いているという認識で構いません。八尋くん不備等なく、大変素晴らしく、御相手するのが楽しみです……!こちらもpf作成致しましたので、訂正などを教えて頂けると嬉しいです。)

  • No.6 by 匿名さん  2020-04-06 23:22:03 




(/当方cのpfに過不足が無いようで何よりですし、お褒めの言葉まで賜り光栄で御座います。また、幸永くんのpfも拝見致しましたが、問題等全く御座いません。綺麗な彼の闇なんて凄く唆ります…素敵なpfでこれからが楽しみ御座います…!住み込みという件も把握致しました!今後その様に認識させて頂きます) 

  • No.7 by 旧家の子  2020-04-07 00:15:24 


(/では、初回ロルはこちらからで良いでしょうか。褒めていただき幸いです……!もし良ければ早速開始させていただきます。)

  • No.8 by 匿名さん  2020-04-07 02:30:54 



(/はい、初回ロルを主様から始めて頂けると有難いです、宜しくお願い致します。では、背後はこの辺で失礼致しますね。また何かあったらお声掛け下さい。改めまして、これから宜しくお願い致します…!)

  • No.9 by 永宮 幸永  2020-04-07 23:58:31 



(いつも通り、壁際のベッドで退屈そうに指先で本をなぞりつつ、頭では全く別のことを考えているためかぼうっとしており。常ならば傍に居るはずの八尋も、母の手伝いへと駆り出されているのか姿を見せず、軽い溜息をつく。だが、頭ではもうそろそろ八尋がいつものように慌ただしく部屋にやってくると思うと肩の力が抜け、ぽすんと倒れ込み毛布にくるまる。今日は母の着物に庭で取ってきた虫達を隠してきたのだ。もちろん害はないが、八尋は怒るだろうと思うと楽しくて仕方がない)
……母上は俺のための八尋をすぐに使われる……

  • No.10 by 式村 八尋  2020-04-08 21:01:14 



(日当たりの良い縁側側の和室にて、取り込んだ柔らかな洗濯物を御手伝いさんと母君様と談笑しつつ畳み、和やかなひと時を過ごしていたのも束の間のこと。突然の着物の間より飛び出しざわざわと動く虫達の出現で、つんざく様な悲鳴と共に空気は騒がしく変貌して。自身も飛び上がり小さく悲鳴を上げ乍らも、すぐさま犯人を思い当てては勢い良く立ち上がりそのお方の部屋へと駆け出し、扉を数度ノックする。「幸永様、八雲です。失礼致します」言い終わるが早いか、扉を開いてはベッドの側迄足を進めて口を開く。)
幸永様、また悪戯をしでかしましたね…?母君様達は大変お怒りですよ!

 

  • No.11 by 永宮 幸永  2020-04-09 21:44:40 


お、八尋!やっと来たか。なに、毒も害もない可愛い奴らだったろ?
(入室してきた相手の姿を見ると、嬉しそうに体を起こし。手元の本も適当なところに放ると、手近にあった椅子を相手に勧め。全く悪びれもせず、悪い虫ではないなどと宣うが、すぐにやはり母に使われていたのかと知ると、少し瞳を伏せ。「また、母上は俺の八尋を使ったのか……」とぽつりと言葉を零し。そっと相手の方に手をやると、着物の裾をぐっと掴み)

  • No.12 by 式村 八雲  2020-04-10 22:30:14 



あの虫達が可愛いだなんてとんでも御座いませんよ。驚きで心臓が飛び出るかと…
(椅子にすんなり腰をかけつつ、不意を突くような相手の笑顔を見ると自然と頬を緩めて。然し、悪戯の咎を忘れてはならぬと自身を奮起し眉を顰め、ふるふると首を振って否定するも、ふと表情を曇らせる相手の様子に語尾を弱めて。色んな感情の入り混じった顔と、握られた衣服の袖。「八雲様…?」不思議そうな顔でそう疑問を返すも、何故かチクリと痛む心に居てもたっても居られなくなり、相手の手を両手で包み「どうされましたか?体調が優れないのですか?」と不安げな顔で首を傾げて)

  • No.13 by 永宮 幸永  2020-04-12 14:31:19 


いや、具合はすこぶる良いぞ?ただな、また母上に八雲を使われてしまったと感じたまでだ。
(相手の不安げな顔にハッとすると、いつものように笑みを顔に浮かべ、パッと手を引き。「お前の心の臓が出たら俺が食べてしまおうか」と趣味の悪い冗談を吐きながら、視線を窓の外に移しつつ。母といる時間さえも自分に当ててほしいという、我儘で子供じみた思いをかき消すように頭を軽く振ると、ベッドから立ち上がろうと足を出し、外に相手を誘うように手を取り直し。)

  • No.14 by 式村 八雲  2020-04-12 22:00:12 



然し私は雇われている身故、其れは仕方ない事で…って、恐ろしい事を仰らないで下さいよ。
(先程の表情は気の所為か、直ぐにいつも通りの笑顔に戻った相手の様子にホッと安堵しつつ、困った様に彼の冗談に答えて。相手の笑顔は己の心を穏やかにさせ、つられる様に自身にも柔らかい笑顔が浮かぶ。もっと笑顔を見たいと自然と思えば、彼がベッドから出ようとするのを止める気は起こらず、「外へ出られますか?でしたら、お供致しましょう」と声をかけ部屋のドアを指差して)

  • No.15 by 永宮 幸永  2020-04-16 18:27:38 


お、ありがとう。そうだ、着いてこい。
(供をすると告げる相手に、嬉しそうににっこりと笑いかけると、いいことを思い出したように振り返り。先日庭の花壇の一角を植え替えてきたことを思い出し、そこに案内しようと思うと、スタスタと前を歩き。怒られることよりも、その綺麗な百合の花を、八尋に見せてやりたく思う気持ちが強く、後ろを何度か振り向いては急かすように目配せを送り。屋敷の外に出ると「少しばかり目を瞑ってろ」と命じ、相手の手を取りエスコートし)

(/所用で遅くなり申し訳ありません。これからはご連絡致しますので、めし宜しければ、お相手続けさせていただけると嬉しい限りです。)

  • No.16 by 式村 八雲  2020-04-18 23:01:16 



はい…!手を引いて下さるのですね(急かす様な視線に従い歩き、目を瞑れと命じられれば素直に返事をして双眸を閉じて。外の新鮮な空気と、相手に手を引かれている状況に心は浮き立ちつつも、悪戯が待ち構えているのだろうかと失礼な心配ごともして。然しそれもまた一興で、してやったり顔の相手を拝めるとあらば構わぬといった心理が働き、早く目を開いてしまいたいという好奇心が優っては「そろそろ、目を開けても良いですか?」と見えぬ前方へ向かって声をかけて)

(/いえいえ、構いませんよ。当方もレス頻度は高くありませんし、背後としましては最低でも数日に一度お返事が頂ければ問題も何も御座いませんので、事情があったりお忙しかったりする様でしたら、遠慮なく其方を優先して下さいませ。無言期間につきましても、1週間程度でしたらのんびり難なくお待ち致します故、どうぞ無理のない様にお願い致します…!)


  • No.17 by 永宮 幸永  2020-04-21 13:17:17 


まだだ、もう少し……。よし目を開けていいぞ!
(もう少しと告げた数秒後には目を開けて構わないと告げ。目の前の花壇の一角を丸々白百合に変えてしまうという大胆な悪戯が待ち構えており。相手がどんな反応を見せてくれるのかと内心わくわくしながら、目的地に着いたというのに手を解くそぶりも見せないまま、興奮で相手の掌をぎゅぅと強く握り締め。今迄で一番驚いてくれるのではないかと心を躍らせながら開けて言いと告げる声は軽く弾んで)

  • No.18 by 式守 八雲  2020-04-22 00:26:21 



はい、…では。…え、え!?幸永様、これは一体…?!
(強く握られた手と弾む相手の声に何となく高まった自分の期待と好奇心に待ち構えて居たのは、記憶と変貌した花壇の姿への驚きで。確か、先日まで別の花が咲いていた筈。真新しい様子の土と見覚えの無い白百合の数々に衝撃を隠せず、目を見開きながら戸惑いの滲む声でそう応えて。母君様に叱られるのでは無いか、抜かれた花は何処へ消えたのかと様々な考えが過ぎるも、コレはもしかして全て自分を喜ばせる為なのだろうかと大きな疑問に直面しては「もしかして、これは全て私の為ですか?」と、恐る恐ると言った口調で。)

  • No.19 by 永宮 幸永  2020-04-22 23:01:13 


ちゃんと驚いてくれてるなぁ……!
(驚いた相手の表情や声色に満足気に笑みを浮かべると、近くにあった花を一本手折り相手の髪にそっと挿す。女にするように優しく髪を撫で付けると満足したのか軽く息を吐き。「やっぱり、思ったとおりだ。お前の綺麗な黒い髪には白百合の白が良く似合う」と嬉しそうに笑い。自身の髪と見比べると、俺ではそうはならん、とけらりと能天気に笑い。途中愛しい相手の不安に気付いたのか、近くにあった花壇を顎で指し示すとそこには白百合に場所をとられた花々が植えられており。)

  • No.20 by 式村 八尋  2020-04-23 22:42:29 



…有難う御座います。
(花咲く様に眩しい満足げな相手の顔に驚きや不安は消え去り、溢れる喜びと共にまんまとしてやられたという一種の悔しさを覚えて。心配していた摘まれた花の行き先に安堵しては髪にさされた花にそっと手を触れ、口説き文句に僅かに頬を染めつつ「では、今度は私が幸永様にぴったりのお花をお送り致しますから」と張り合う様に。幸永様は綺麗なお顔ですから、とは気恥ずかしく付け足せず、照れて目を逸らしてしまいそうになるのを誤魔化す様に微笑んで)

  • No.21 by 永宮 幸永  2020-04-23 23:17:39 



嗚呼、楽しみにしてる。お前が選んでくれたらどんな毒花も美しくなりそうだ!
(頬染める相手が愛しくて仕方なく、頬に触れようかと手を伸ばしかけるも結局諦め。行き場を失った手で髪を弄りながら恥ずかしげも無く上記の言葉を相手にいつもと変わらぬ表情で楽しげに投げかけ。が、後ろのほうがなにやら騒がしいと思い見遣れば、女中たちが談笑のついでと言う風に自分を探しているのを見つけ。「八尋、奥に行こう。そこで俺に似合いそうな花を探してくれ」というと再び相手の手を取り立ち上がるが、突然立ったためか立ちくらみで再びしゃがみこんでしまい)

  • No.22 by 式村 八雲  2020-04-26 01:47:57 



…え、っ…?幸永様っ!大丈夫ですか?
(楽しげな相手の誘いにパッと表情を明るくし頷くも、次の瞬間、立ち上がってはふらりとしゃがみ込む相手の姿に、驚きと不安の滲む声を漏らして尋ねて。何処か痛むのだろうか、苦しいのだろうかと瞬時に様々な考えが脳内を巡れば同時に自分の胸もチクリと傷む。先ずは容態を尋ねるべきだと考えればその場に腰を下ろし、「どうされましたか?女中をお呼びしましょうか?」と、震える手を相手の背中に添え、顔を覗き込んで)

  • No.23 by 永宮 幸永  2020-05-03 23:36:04 



いや、いい。女中は呼ぶな。
(不安そうに覗き込む相手の表情を見て、自身がますます情けなくなり。背中を支える手を振りほどくように立ち上がると、何時にも増して大きな笑顔を浮かべ。「ただの立ち眩みだ。早く華を探しに行こう」と相手に顔が見えないようずんずんと前を進んで行き。その実、自身の弱さを呪うように口はきつく噛み締め、うっすらと血が滲み。暫くすると美しい花の咲き乱れる庭に着き)


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