弦 2020-03-28 01:52:50 |
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(仕事が落ち着き内容を見ると嬉しそうに笑みを零し「嘘は嘘って言わないとバチが当たるんだってよ?」ニヒルな笑いを見せてるキツネのスタンプを送り。「伝えておくよ。」とオーケーのスタンプを付け足し、ふと思い付いたように周囲の目がないのを確認してから煙草を咥え目を瞑った自撮りを撮ればそれを送信しては「キス待ち」と悪戯に送信して)
(どうやらやり過ぎた様子。「はい、調子乗りました、嘘ですごめんなさい」と素直に謝り、土下座をしている牛のスタンプを送り。続くことばにありがとうと伝えようとすればスクロール先の写真にハッと息を詰め。「ばーかっっっ、あほ!!なんっでそんなことすんのもーやだ会いたくてたまんなくなる!!一分でも二分でもいいから会いたい、もういっそ喫煙所でも会えない!?」と送信して早速後悔。送って数分後に送信取消してゴロンと寝転び見悶えて)
(通知音に気付けばスマホに視線を落とし
「でも、嫁いであげる」と一言送ってから送信取消されている内容に首傾げ今なら少し時間があるかと通話ボタンを押せば相手に電話をかけてみて)
おっ、わ!?な、え?何で急に怒られてるの、俺?(電話に出た相手に声を掛けようとしたがそれより先に怒られれば驚きを隠せず煙草を吸いながらきょとんとし)
(「あっいきなり怒鳴ってごめん、とりあえず声は小さくするけど…もうやだ…遠夜可愛いのもいい加減にしてくれ!キス待ちとか何?嫁ぐってもう…会えないのに誘ってるとかほんと会ったとき覚悟しておいてよ、待て覚えてないのにお預け我慢できるはずないだろ……」とだんだん語気を弱めながら)
(聞こえてくる言葉に笑みが零れゆっくりと煙草の煙を吐き出せば「待て、してるの、弦だけじゃなくて俺もだよって言いたくて。次に弦に会う時、俺も我慢できるかわかんない」目を細めゆったりとした口調ではあるが本音を口にしては「弦の声だ」と小さく呟き)
(不思議そうな声音で、「待てしてるって…遠夜が……?」と小さく呟き、「我慢しないでくれる方が嬉しい」と少し子どものような拗ねた口調で言い切って。「…そうだよ、俺の声だよ。…あ、そっか、これ遠夜の声だ。遠夜の声聞けてすげー嬉しいな…」とそろそろ重くなってきた瞼を擦りつつ眠気故の吐息混じりで告げて)
(拗ねたような声が聞こえてはクスクスと笑い「我慢しないでいいの?」不思議そうな口振りで問い掛けるも段々と吐息混じりの声になれば「このまま寝ていいよ。弦の声が聞こえて良かった……愛してる。俺の夢を見て。俺だけを考えて。早く会えるの楽しみにしてるから」眠りそうになってるのをいいことに本音をポロポロと零して)
(午前で仕事を終えれば相手の家までやってきてまだ仕事をしてるだろうと合鍵を使い部屋へと入って。「都合良くいるとは限らないよな…」少し期待してしまった自分に笑ってから買ってきた材料で肉じゃが、ハンバーグ、野菜炒めを手早く作るとタッパに詰めて冷蔵庫へと入れると最後にオムライスを作りラップをかけてテーブルの上に置いては“午後休みだったから、ご飯作りに来た。良かったら食べて。不味かったらごめん(笑)”と書き置きを残すと再び部屋を出て)
(昨日は声を聞いている内に安心して眠ってしまったようで、朝起きて慌てて出社。何だか良い夢を見た気がするが残念なことに思い出せない。早めに終わった業務を終えて帰宅して、ふ、とテーブルに目を止めると黄色の何かが目に映る。不思議に思って覗いて見れば、それはいつか自分がリクエストしたオムライス。側に置かれていた書き置きを手に取り内容を確認して、来てくれていたのかと目を見開いた。嬉しさと会えなかった悔しさにメモをぎゅっと抱き締めて。着替えもしないでスプーンを取ると、「頂きます、」と手を合わせ。「うわ、めっちゃ旨い…天才…?」箸が止まらないとはこのことだろうか、と益体もないことを思いながら、「遠夜がいたらもっと美味しいだろうな」と独り言)
(「遠夜、来てくれてたんだ。ありがとう、めっちゃ旨かった。シェフに転職できるんじゃない?」と言う文面と共に、感激して涙を流しているプエルトリコヒメエメラルドハチドリのスタンプを送り、「でも次は、一緒に食べたい」と送信)
(通知が来ていることに気付けば、食べてくれたのかと嬉しそうに目を細め「弦専用のシェフにならなってあげる。次は一緒に食べよう。もう少しで会えるね」とウィンクしている金髪少年のスタンプを送れば会いたいなあ、という想いを胸にベッドに横になって)
(満腹でうとうとと微睡み、ふ、と通知を示す光に顔を上げ。受信内容に目を細め、「マジで?うわ贅沢、給料すごい高そう。…待ち遠しい」。未だファーストのまま変えていない右耳のピアスを触りながら、多幸感に頬を緩め)
(「もう寝るところ?喫煙所にいるならちょっと顔出ししようかと考えてるけど…部屋と喫煙所、どっちに行ったっらいい?」少しでも顔を見ようと思い煙草をポケットに突っ込みながら外に出てはメッセージを送信して)
(「あ、もう帰るところ!タイミング悪くてごめん、俺もうそろそろ家につくけど……喫煙所行きたかったら行ってもいーよ、人はいないかもしれないけど……、あもう寝ちゃったならごめん」と謝罪している熊のスタンプを送り、家に到着してドアを開け)
(ふむ、と頭を悩ませてから相手の返信を見るより先に動き、相手のメッセージが届くのと同時に相手の部屋へと辿り着いたのか扉を開けている相手を見付け、後からぎゅうと抱きついて「だーれだ」と悪戯な声で声をかけて)
わっ…!え、と、………遠夜…!?(突然の衝撃に思わず目を瞑り、声の主が誰かを理解すれば勢い良く振り返って。待ち焦がれた姿にじわじわと頬を緩めながら、「~~っ」と声にならない声を発して此方も抱きつき抱き締めて)─────会いたかった
ごめん、喫煙所に行こうと思ったんだけど、弦に会いたくて──っ、(振り返った相手に緩やかな笑みを返し言い訳にも似た言葉を並べたのと同時に抱き締めてもらえば言葉を詰まらせるも嬉しそうに目を細め)俺も。すごく会いたかった。(すり、と相手の首元へと頭を擦り寄せ甘えて)
…来てくれて嬉しい、遠夜の匂いする。やべ、ちょっと泣きそう(聞こえる言葉に満面の笑みを浮かべ、さらに抱き締める力を強くして)……ハハ、ほんと、猫みたい。俺遠夜が甘えてくれるの好き(髪に手を差し込み、すくように撫でながら)
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